性的表現や感情を向ける描写がありますので、苦手な方・萃香は俺の嫁という方・饅頭拾転録の世界観で性的表現を読みたくないと言う方はブラウザバックをしてください。
R指定の文章なんて久しぶりに書いたので、おかしい部分があるかもしれませんが、よろしくお願いします。
伊吹萃香の朝は早い。
日も昇りきらぬ時刻に身体を霧にして参護の部屋に入り込む。
危険な仕事もしているからか、参護の眠りは一定時間に極力疲れを取る為に深い。
身に危険が迫らない限り、途中で起きることは無い。
そして参護から萃香は危険のない人物だと認識されている。
それを萃香は良く知っていた。
「さてさて、今日も参護の力を貰おうかな?」
慣れた手付きで、参護の寝巻を脱がしていく。
この時間も萃香は好きだった。
甚平の様な薄手の布を脱がす時、肌と布の中に籠っていた参護の汗の匂いが体臭と合わさって彼女の鼻をくすぐる。
程よい筋肉と寝汗でしっとりとした肌に触れると頬が熱くなる。
上着を疎にして脱がし、密にして固める。
参護に気づかれずに、服を脱がせる技術は萃香の特技になりつつあるようだ。
脱がせたら準備は完了だ。
最初に萃香は、参護の胸に顔を埋めて一度深呼吸をする。
寝汗と男特有の匂い。
オスは命の危険や怪我が多い日常を送っていると子孫を残そうと、フェロモンを濃く分泌する。
参護のフェロモンは相当濃い事だろう。
そのフェロモンを匂いと一緒に、萃香は身体いっぱいに吸い込む。
たったそれだけで、彼女の瞳は潤み、頬は紅潮し、鼓動が早くなる。
眠っている間も参護は波紋の呼吸を続けている。
起きている時ほどの量は練れていないが、こうして触れているだけで萃香の身体は仄かに熱くなるのを感じていた。
「あー、やっぱり最高だぁ」
彼女の口から出た言葉も、熱を帯びていてかなりの色香を出していた。
匂いを嗅いだだけで、こんなにも身体を熱くしてくれる。
なら、舌を這わせればどうなるのか?
ゆっくりと、萃香は下を伸ばして参護の胸板へと近づいていく。
何度も参護の身体に舌を這わせているのに、萃香はまだ最初に触れるこの瞬間は勇気が必要なのだ。
そして、萃香の舌先が参護の胸板に触れた瞬間。
「ッ!」
ビクビクンッ。
彼女の腰が数度跳ねる。
口をつぐみ、漏れそうな声を必死にこらえる。
毎回、参護の胸に舌を這わせた瞬間に彼女は達しているのだ。
彼女の舌が触れた瞬間、舌先から子宮まで一気にゾクゾクとしたものが駆け抜け、下半身の熱を急激に増幅させて、絶頂を味わう。
「ああ、さんごぉ~」
収まったであろう絶頂、だけど彼女の口から出た言葉は未だに熱が籠っていて、愛おしそうな切なそうな感情が強く表れていた。
今この場で、参護のモノを受け入れればどれ程の快楽が得られるだろう?
舌を這わせただけで軽く絶頂を味わえるのだ。
受け入れたら、それこそ伊吹萃香は海原参護から離れられなくなる。
昼夜を問わずに、参護と繋がっていたくなってしまう。
若干手遅れな気がするが、やはり一線を越えるなら双方に意識がある上でしたい。
それさえできるなら、参護の身体に溺れても、一生離れられなくなっても本望だ。そう言い切れるだけは参護に依存していた。
風呂を覗いて確認したが、中々の大きさのモノを持っている。
その上、波紋で疲れ知らずの行為が可能なはずだから、一度の体験で鬼の萃香でさえも壊されかねない。
なにしろ、触れただけで火照り、舌を這わせただけで達してしまう程に、参護の身体に反応してしまうのだから。
「それもいいかなぁ~?」
参護にだったら壊されてもいいかもしれない。
一生参護の傍で暮らす。
そう妄想するだけで、ゾクゾクと下腹部から甘い痺れが全身に広がる。
「でも、私一人じゃ捕まえておけないんだろうなぁ」
触れるだけで達する程の萃香だけで参護を捕まえておけないだろう。
とても強く、色々な勢力に対して繋がりを持つ参護。
フラフラとどこかに行ってしまうかもしれない。
私だけじゃ捕まえきれない。
阿求とパチュリー、この二人にも捕まえる手伝いをしてもらおう。
参護と一緒に爛れた生活も悪くないかも?
一瞬、参護の下半身に手を伸ばしかけて、慌てて思い止まった。
「危ない危ない。ずっと今まで我慢してたんだもん。最高の状態で味わいたいよね」
そう言うと参護の下半身に伸ばしかけて思い止まった手を参護の手に向かわせる。
彼は杖を使って戦っているけど、拳も使うし足も使う。
手を取ってみると、参護の手はゴツゴツして岩の様な印象を受ける。
しかし萃香は何の躊躇いも無く、参護の指を口に運び、
「はむっ」
口に含んだ。
大事そうに、愛おしそうに、舌を指一本一本に絡め、じっくりを味わう。
それだけで萃香の目はトロンと蕩けてしまう。
「ちゅ……、じゅる……」
飴やアイスを舐めるように、ゆっくりと味わう。
気付いたら、もう日が昇っていた。
一時間? いやそれ以上だろう。
口から出した参護の指はふやけていた。
長時間舐め続けた結果だろう。
完全に無意識だった。
「やっちゃったなぁ……あれ?」
気付くと下半身に違和感があった。
見ると水たまりができてしまっていた。
漏らしたわけじゃないから、そういう事なのだろう。
「うんわぁ……恥ずかしい……」
水たまりができるほどって、どれだけ舐め続けたのか、感じ過ぎたのは確実だろう。
急いで水たまりを疎にして証拠を隠滅する。
「最後だし……」
まだ欲が残っているのだろう。
参護の匂いを密にして萃めようとした時だった。
「う……ん……」
参護が目を覚ました。
すぐに萃香は自分を疎にして、部屋から脱出を図ろうとするが、
「またか。波紋疾走!」
部屋に波紋が流れた途端、萃香の疎になった身体は急速に萃まり、床に落ちる前に参護に顔面を鷲掴みにされる。
「ふぎゅ!?」
「寝ている間に全身舐めるとか、何してんだよ……」
波紋を流しつつ、ギリギリとアイアンクローを決める。
「イダダダダダ!?」
「好いてくれてるのは嬉しいけど、時と場所を考えような?」
バタバタと暴れていた萃香が、今の言葉を聞いた時に一瞬動きが止まる。
参護も違和感を覚えたのか、解放すると萃香はペタンとその場に座り込む。
「どうした? ……俺は風呂入ってくるぞ?」
「うん……私も後で入るねー」
神妙な萃香の様子に違和感を感じたようで、首を傾げていたが上半身の違和感に勝てなかったのかそのまま風呂に行ってしまった。
しばらくそのまま座り込んでいたが、顔をあげたその表情は完全に蕩けていた。
「好いていてくれるのは嬉しい……って」
初めて好意を受け入れるような言葉。
それが、極限まで高ぶった萃香の身体を優しく揺さぶり、今までの快感よりもずっと深い快感を萃香に与えた。
「立てなくなっちゃった……」
深すぎる快感に腰が抜けた状態で座り込んでいる。
未だにジワジワと快感が燻ぶっている。
「言葉だけでこんなにしちゃうなんて……」
快感に蕩けた瞳を参護が出て行った方向を見る。
「大好きだよ……、参護」
そう呟いて、萃香は疎になり、部屋から消えて行った。
成人指定の文章って随分昔に友人に書いてあげた時以来ですが、いかがだったでしょうかね。
大学時代のハードエロゲ―プレイヤーの経歴があるので、エロを試行錯誤させていただきました。
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