周りもバタバタしてるので、皆さんも忙しい事でしょう。
そんな中で、官能小説を書きあげる俺!
ついに本番ですよ~。
-追記-
改行のおかしな部分を修正しました。
俺も阿求様も何も申し合わせていない。
だけど、自然とこの日が互いの肌を重ねる日だろうと考えていた。
「えっと、参護さん。よろしく、お願いします」
「あ、ああ。こちらこそ、よろしく頼みます」
間抜けた挨拶から始まってしまった。
ここは、俺の家にある阿求様の部屋。
互いに和服の肌着で布団の上で行儀よく正座していた。
阿求様がゴロンッと布団の上に横になり、その上から覆いかぶさる様に近付く。
互いに頬が紅いのが分かる。
頬に手を添えると、阿求様は目を閉じてその口をわずかに前に出す。
そのまま、自分の唇を彼女の唇に重ねて、抱き締める様に背中に手を回す。
華奢な阿求様の身体。
成人していると言うのに、線が細くて、体温が少し低い。
普通に本能に任せて彼女の身体を貪ろうものなら、彼女の身体は持たないだろう。
でも、一生残る初体験。阿求様は前世では体験しているそうだけど、九代目としては初めてだと言う。
なら、来世でも思い出せるような体験にしたい。
では、どうするか?
強い快楽を短時間に与えるのは彼女にとって負担になる。
故に、ゆっくりと長く、しっかりと身体に刻み込んであげることが一番だろう。
波紋の呼吸を教えてからは、線の細さや病弱な所はある程度緩和されている。
ゆっくりと長く続けるなら、むしろ問題無く行けるだろう。
だから、口付け一つでも彼女を満足させられる様に頑張らなくちゃだめだ。
「ふ、ぅん……」
「阿求様……」
唾液を交換するように、吐息を交換するように、ネットリと接吻を交わし続ける。
頬に沿えていた手を、そのまま阿求様の肌着にかける。
こういう時は、洋服より和服の方が脱がしやすい。
帯を解き、肌着の前をはだけてあげるだけで、彼女の素肌が晒される。
初めて出会った頃から変わらない。
俺はゆっくり達に出会った辺りから徐々に背も体格も成長を始めていた。
今では、兄貴に近いぐらいまで背が伸びた。
体格は兄貴ほどではないけど、結構成長できた。
阿求様は後ろから抱き締められるのが好きらしい。
あすなろ抱きだったっけ?
そんな体格差があるが、正面から抱き合っている俺達はもはや裸同士だ。
触れ合っている肌が熱くなり、交わしている口付けは更に激しいモノになる。
阿求様の両手は抱き締める様に俺の首の後ろに回されている。
俺の手は片手は支える様に彼女の首筋に回し、片手は胸を愛撫する。
胸を、脇腹を、ヘソを、太ももを、お尻を順番に愛撫していく。
大事な所へはまだいかない。
焦らしてあげるのも、愛し合う一歩だろう。
今の様な愛撫を繰り返していると、徐々に阿求様は焦れてきたのだろう。
太もも付近やお尻に触れている時に、わずかに腰を浮かせて催促して来る。
キスのまま、見つめ合うように舌を絡ませているその瞳には、まだ薄いけど確実に淫らな炎がチラチラと揺らいでいるのが見える。
首に回していた両手がギュッと強く強張るのを感じる。
彼女の恥丘にソッと指を這わせたからだろう。
その体格からも想像できる通り、ほぼ無毛の股間。
体毛が薄いのか、腋の下も処理の跡が無い。
その興奮が自分のモノを硬くするのが分かる。
いけない。
今は、所謂スローセックスを行おうとしているのだ。
欲望のままに行動してはいけない。
阿求様の心も身体も、蕩けさせる。
そう再び決意して、絡めている舌を口内を味わうように動かす。
ピクンピクンッと、首筋の震えを感じる。
気持よくなってくれていると思う。
絡めている腕の力も少しずつ強くなってきている。
愛撫を続けている片手も秘所を丁寧に外しながら、その周囲を撫でる様に、つつく様に、揉む様に刺激していく。
彼女の身体に灯った小さな火は、徐々にその勢いを増していく。
全身がほのかにピンク色を帯びてきた。
潤んだ瞳も、訴えるような色を見せている。
ゆっくりと唇を離すと、名残惜しそうに彼女の口が少しだけ付いて来る。
それがたまらなく愛おしく思える。
「阿求様……」
「参護さ……ひゃっ!?」
殆ど不意打ちだったが、秘所を撫であげると、短い悲鳴とキュッと俺を抱きしめる腕に力が入る。
「可愛いですよ、阿求様」
「参護さんは、思ったよりも意地悪ですね?」
「失礼な。愛しい相手だからこそ、色々な表情を見たいと、引き出したいと思うものですよ」
これは親父の受け売りなんだけど、実際その通りだと俺も思う。
普段の木漏れ日の様な優しい笑顔、さっきまで見せてくれていた蕩けるような表情、今のちょっと拗ねるような表情。
俺の好きな人は、こんなにも可愛いと、こんなにもイジらしいと、こんなにも愛おしいと、心から思える。
「その内、萃香やパチェともこうするんでしょう?」
「嫌ですか?」
「いいえ、今私がこうしているのは、貴方とあの二人のお陰ですから。最初が私でいいのか、と言う話です」
普段はそうでもないのだが、たまに阿求様は自信を卑下する時がある。
俺に負い目を感じていた時も、俺を自分の転生と言う業に付き合わせたくないと考えていた時もだ。
「阿求様、何度でも言いますよ」
「参護さん……? ふむっ!?」
言いますよっと口にしておいてキスで口を塞ぐとは、ちょっと間抜けな話だ。
だけど、ちょっとだけ蕩けて貰おう。
理屈で凝り固まった思考は本能で溶かせ、これも親父の受け売りか。
今でも思うが、あの親父は女誑しだ。
だけど、誑した女は全霊を持って護っていた。
当時は色々と嫌っていたが、俺も人のことが言えない。
今なら分かる。
親父が母さん達を三人も娶ったのか。
キスで口を塞ぎ、口内を舌で蹂躙してやる。
そして、秘所に伸ばした手で覆うように包み込むと、全体を擦り上げる。
初めてなら、いきなり指を入れたり、陰茎を刺激するよりも、柔らかい刺激から慣らしていくのが良いと言う。
「ふみゅ!? むぅお! もぅもぁん!!?」
何か言っているが、聞く耳を持たない。
じっくりと、何十分も、何時間でもかけて蕩けて貰おう。
幸い、波紋と気功は大分練りあがっている。
波紋自体はキスをしているから新たに練ることはできないが、気功はそうではない。
疲労を回復させつつ、長く長く睦み合う。
どのくらい時間が経っただろうか?
「……っ。……ふぁ、ぁぁ……」
やり過ぎたかな?
途中から、抗議の声も上げなくなり、素直に反応してくれるようになった。
その辺りで止めておけば良かったのだが、何分好きな人が俺の攻めに可愛く反応してくれている。
その事実が嬉しくて堪らなかった。
うん、調子に乗り過ぎたな。
「阿求様。俺は貴女が最初でいいんです。貴女が俺の最初なんです」
囁くように、阿求様の耳元で俺の本心を語る。
今のように蕩けていなければ、悪い方に考えて、それを心に溜め込んで居たかも知れない。
「貴女はこの世界に来た俺を、右も左も分からなかった俺を、救ってくれました。そこにどんな考えや思惑があっても構わないのです。俺が救われたのは事実で、貴女の采配が人里を救いました」
「い……ぇ、参護さんを……利用しようと……していたのは……」
ジュクッ
「ひんッ!」
ここに来て初めて、指先を彼女の膣内に滑り込ませた。
十分に解してあるから、熱いぐらいに火照った膣内は、俺の指をキツくも柔らかに受け止めてくれる。
「ダメですよ。例え貴女にだって否定させません。俺は貴女に救われて、この幻想郷で生きています。そして、沢山の出来事の中で貴女はいつも近くに居てくれた」
キュッっと締めてくる膣内は、とても熱くて心地よかった。
膣内に入れている人差し指、ならばと親指を陰核の上に置く。
置くだけだ。下手に擦ったりすると初めての身体は痛いと聞く。
反応を見ながら調節するものらしい。
「しゃんごしゃ……!?」
呂律も回らなくなってきたようだ。
それでいい、この気持ちを本能に、心の奥底に届けたい。
「俺、海原参護は稗田阿求が好きです。何も負い目を感じる必要は無いんですよ。貴女のすべてを受け止めます。だから、俺のすべてを感じてください」
長い間、待たせていた俺のモノも限界だとばかりに自己主張している。
向かい合う形、いわゆる正常位で互いの性器をあてがった状態で止まる。
流石にこの先は俺でも戸惑う。
破瓜は痛いらしい。
それこそ、いくら準備してもその痛みは残るものだと。
一瞬の戸惑い。
それを感じ取ったのか、阿求様が動いた。
グッと、その両足で俺の腰をホールドしたのだ。
「はぁはぁ……、キテください。貴方のすべてを受け止めますから、私のすべてを感じてください」
ああ、ここまで言われては、我慢できない。
ゆっくりと進めてきたけど、正直下半身がヤバいのだ。
そのまま、阿求様の膣内へと進んでいく。
少し進むだけで、膣内がまるで絞る様に伸縮して全体を揉み上げてくる。
そしてついに……。
プツッ
亀頭から感じる破瓜の瞬間。
膣内が痛いぐらいに締め付けて来て、彼女の両足も強張ったように振るえた。
「っ! 大丈夫です。もっと奥まで、全部来てください」
痛みに耐える様な表情で、絡めた足で俺の腰をグイグイと奥に導こうとしている。
それに導かれるまま、亀頭に何かが当たる感覚。
奥まで届いたのだろう。
「ぐっ! 奥まで感じます。参護さんが私の中に居ます……」
ウットリと、慈しむような表情で自分の下半身を見つめている。
そして、阿求様。
さっきから、男殺しなセリフを次々と……。
「見ていてください……。コォォ!」
いきなり、波紋の呼吸を始めた阿求様。
破瓜の傷が癒えようとして、膣内全体が流動する。
全体が俺のモノを締め上げて、まるで型でも取っている様に固定されている。
「ふふ……。これで私の膣内は、参護さんの形になりましたよ」
涙目で微笑みながら、両手を俺の背に回して、そのまま口付けをしてくる。
ああ、これはダメだ。
彼女にハマっているのが分かる。
溺れるとも言うのか?
それが全然嫌じゃないのが、重症なんだろうな。
「無茶をして……。でも、ありがとう」
そのまま彼女の口付けを受け入れ、ユルユルと腰を動かす。
負担にならない様に、暴走しない様に。
「あぁ、参護……さぁん……」
うっとりと、俺の名を呟きながら、彼女自身も腰を俺の動きに合わせて動かしてくれる。
俺の形、と言うのは伊達じゃない。
今にも出してしまいそうなのを踏ん張っている所だ。
何度も何度も、口付けやピストン、胸の愛撫や首筋、沢山の事を時間をかけて、一般的に普通と思われる時間よりもずっと長く続けていたと思う。
それまで何度もどちらかだけの、絶頂はあったけど、最後の最後に同時に登り詰めて、もつれる様にして二人で布団に倒れ込んだ。
その時には外の様子は雀が鳴き出している時間。
どれだけ長い時間交わっていたのだろう?
俺も阿求様も、激しい行為こそしなかったが、ネットリとしたセックスを波紋や気功を使いながら続けていたことになる。
そりゃ、性も根も尽きるというものだ。
「参護さん、大好きです……」
とりあえず、俺の胸に抱かれている彼女がたまらなく愛しいと感じたのは間違いじゃないだろう。
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「にゅふふ~、昨夜はお楽しみでしたね~」
結局、二人が起きたのは夕方だった。
予想されていたようで、食事の支度から洗濯、風呂を沸かしてある手際まで完璧だった。
「結構お決まりのセリフで何がしたいんだよ萃香」
「あ、今朝方までお楽しみでしたね、の方が良かったかな?」
「ふぇ!?」
「な!!」
「いや、覗いてないよ? 目が覚めて、水飲もうと移動してたら聞こえてきたからね?」
以降、防音魔法がそれぞれの個室にかけられたのは言うまでもない。
ハイスクールDHの方じゃ無くてすいません。
官能編の筆が進んだのがいけなかった……。
次は、どっちにしようかな?
順番では萃香、順当ならパチェさんだけど……。
どっちも書きますがね?