「よし!」
思わずガッツポーズをする。
「してなかったよ。ホラ。」
トイレから出てきて、何も出ていない検査薬を土方に見せる。
最近、生理が来ないことを土方に伝えると買ってきたのだ。この間、中だししたからって……そんな1回ぐらいでするわけないんだろうけど、土方がどうしてもって五月蝿いので渋々やってみた。トイレで5分待っても線は出ず、妊娠はしていなかった。
「なんでしてねぇんだよ。」
土方が、文句言いながら抱き付いてくる。“ベッドに行こう♪”と言われ担がれた。強引じゃねぇ?ってベッドで何すんだよ。って言おうとしたら、ベッドの上に下ろされ“子作り”と言われた。
「やだよ。………妊娠したくない。」
俺が、顔を背けたのが勘に障ったのか乱暴にkissされる。
「あいつらだって、次期巫女を産んでくれって言ってるし、付き合い出して長いし、そろそろ結婚しねぇか?」
「へぇ?」
けっこん?ってなんだっけ?なんで、土方がそんなことを言っているのかがわからない。だって、俺とは所詮お遊びだから……。
「そうだね。別れようか。」
「なんで、別れる話になってんだよ。なんだ?プロポーズの仕方が気に入らねぇのか?」
「違う。俺とはお遊びだから、そんなことを言うなら本命の
土方の泣きそうな顔に触れる。
「本命の
「出来ないって?」
訳がわからず首をかしげる。
「お前が巫女ってこと、
「あっ!」
そういえば、
「で、返事は?」
「〃〃〃はい。」
顔が熱い。たぶん真っ赤になってる。返事をしたら、kissされた。服を脱がされ、土方の反り上がった息子がズボン越しに俺の太ももに擦り付けられてる。今すぐにでも、入れたそうにしてる。
「舐めたい。」
そういうと、土方が移動して俺の口元に息子を当ててくる。ゆっくり口でチャックを下に降ろし土方のボクサーパンツにkissをする。かなり染みになってる。こんなにも何に興奮したんだろう?舌を使い器用に息子を外気に触れさせる。寒いのか土方が、ビクッと身震いする。透明な先走りがつぅーと垂れシーツを濡らしていく。その異様な光景に子宮がキュンっとなる。
先っちょにkissして舐めていく。
「っん……」
土方が声を我慢しながら、更に大きくしていく。くわえずあくまでも舐めるだけの行為。土方はこうやって焦らされるのが好きらしい。
「もう………良いから……」
ビクビクと脈を打ちながら、俺の口から放される。名残惜しそうにしてると、“中に出したい”と言われた。
正直、まだ怖い。子供を作ることに対してもだけど、ちゃんと育てられるかもわかんないし……それに、痛いって聞くし……出産。こんなに不安になるのってやっぱり女だから?
土方とすることが嫌とか、気持ちよくないって事じゃないけど……気がつくと俺は土方にゴムを渡していた。
「やっぱ、嫌なのか?」
土方が優しく抱き締めてくる。何て言ったらいいかわからない。言ってしまったら、土方に嫌われそうで……涙が出てくる。土方が、すごく心配そうな顔で覗き込んでくる。
「言っていいんだぞ?嫌なら嫌だって、お前の事大事だから無理強いしたくたいし、その~ゆっくりで良いから…子作りすんの。…………ってそれより先に結婚式しようか?」
まるで子供をあやすように、背中を撫でながら落ち着きのある安心するトーンで話しかけてくれる。
「俺、怖いの。まだ、5つの獣が集まった訳じゃないし、妊娠したら集めることも出来なくなるだろうし、それにこんな子供ぽい自分が子育て出来るかどうかもわかんないし、なによりトシに相応しいのかなぁって、凄くイケメンだし十四郎にはもっと相応しいぃ~っん……」
いきなり、口を塞がれた。口腔内を堪能するかのように、濃厚なkiss。やっと、口が離れたときは身体に力が入らなくなっていて……。
「なんだよ。相応しいとか相応しくないとか……っていうか誰基準で決めてんだよ。お前の気持ちはどうなんだよ。これでも、結構悩んでプロポーズしてるって言うのに……」
おもむろに、俺から離れていつも仕事場に着て行ってる上着の内ポケットから小さい箱を出した。
「仕事が仕事だし、決まった時間に帰れなかったりするから、お前の事悲しませたり不安にすることも有るかもしれないっていうか、多分させちゃうけど、それでもお前の事一生護るから幸せにするから、俺と結婚してください。」
箱の中身は、綺麗なシルバーリング。中央には、淡いピンク色のトルマリンが光っていた。俺の誕生石。
「キレイ。」
率直な感想。裸でのプロポーズ、可笑しいけど嬉しい。自然と笑みが溢れる。
「本当に俺でいいの?俺、怪盗だし……」
「関係ねぇよ。お前だからいいんだよ。」
「よろしくお願いします。」