あれから、捜査だと言って部下に指示を出した土方はずっと俺の傍に居ってくれた。
「そろそろ、確かめようか?」
「うん。」
俺が、ゆっくり準備を始める。
『風呂場でやった方がいいぞ。』
言われた通りに、道具を風呂場に持っていきサファイアを鎮めた。
サファイアに
『これは、これは、巫女殿。お久しゅう、ご無沙汰しておりました。』
礼儀正しく、頭を下げる
「どうも………皆出方違うの?」
戸惑いながらも俺が、訊くと“それぞれ守り神の特性を持った出方をする”と教えてくれた。
『
『せ~いりゅ~う~』
置いてきぼりになった俺たちは、顔を見合わせ笑うしかなかった。
人間になるなんて、全く知らなかったけど“守り神だから当たり前”と言われてしまった。
そうなのかなぁ?と思っていると、土方の携帯に“犯人逮捕”と連絡があった。
犯人は、その屋敷の運転手らしい。
今後、動機については調べるらしい。
「大丈夫か?まだ、顔色悪いし寝とけ。」
「うん。」
ベッドに入ってみたけど、眠れるはずもなくただ天井を見つめていた。
「まったく、今まで怪我なんてしなかったのに怪我して帰るは、獲物は盗り損ねるは何の為にあんたを雇ったのよ。」
そう言って、高級な
「申し訳ありません。」
まったく、役立たずにも程がある。しかも、怪我したときに盗ってきたのはただのレプリカ。本物かどうかも判断できないなんて、なんでこいつは怪盗なんてやってんのよ。そもそも、妙が探してきたのだ。妙にもお仕置きをしなければ……。
もしかして、こいつがレプリカにすり替えた?私に、渡す気がないのか?もう、全ての事が怪しくなってくる。誰を信じればいいのかわからなくなっていた。
「くぅ~ん。」
定春が、私にすり寄ってきた。この子だけかもしれない。私の事を理解してくれるのは………
それにしても、殺人なんて……私の事がバレないようにしなければ……こいつを消しとくか?