---リゼヴィム---
旧魔王派が強制移住させられた集落から、完全にイッセーたんの秘密基地に移住することにした僕ちゃん。とりあえず、荷物はすべて箱に詰めて、次々と転移させていく。お引っ越しが楽チ~ン♪です。ガラクタ類もすべて転移させる。あとでアザ坊に鑑定させて、必要なものをイッセーたんにプレゼントするです。
そんな引っ越し作業が忙しい僕ちゃんの元に、知り合いが来てしまった。あぁ、メンドーだな。
「リリン様、どこかに引っ越されるのですか?」
いつも僕ちゃんがアゴで使っているユーグリット・ルキフグスだ。こいつも僕ちゃんと同じで、やればできる子なのだが、シスコンがひどくて性格に難がある。
「うんうん。この先の人生が楽しくなることを見つけたので、引っ越しま~す」
「楽しい事?僕も1枚かませてくださいよ」
こいつをかませると碌な事にならないような気がする。う~む、どうしようかなぁ?
「よし!とっても強い者を味方につけてきたら、仲間にしてあげるよ~ん♪」
「とってもって?」
「そうだねぇ、グレートレッドより強いヤツがいいなぁ。あっ、オーフィスはもう味方だからダメだよ~ん」
「それは、無理ですって…他のことにしてください」
やっぱしダメかぁ。僕ちゃんもあの2匹より強いのってイッセーたんしか浮かばないものなぁ。う~…そうだ!
「死者の蘇生方法を探してきてちょ」
「それなら、探しようがありますね。探してきます。約束ですよ。仲間にしてくださいね」
やっと、帰ってくれた。引っ越し先を教えていないけど…まぁ、探してきてくれるかな。
---イッセー---
朱璃おばさんをやっと完全蘇生できた。簡単なことだった。参謀のドライグが気づいてくれた。感謝だよ。ドライグ!
なんのことはない、ドラゴンの駒をおばさんに入れるだけで、完全に蘇生できた。おばさんには、転生ドラゴンになることを許諾してもらって、駒を入れた。おばさんも喜んでくれた。人間であるおばさんは、朱乃ちゃんやバラキエルさんと寿命が大幅に違っていたから。これからは家族全員が永遠に近い時間生きられるようになった。
次の懸案は、人間界における拠点の設置である。ただ暮らすだけなら、秘密基地でも良いのだけど、買い物とか日光浴とか通学とかに不便である。そこで、人間界にも拠点を作って、そこと秘密基地を結べば、不自由なく暮らせると思うんだ。
リゼおじさんに話したら、あの古びた屋敷とか館をすすめられたけど、セキュリティーに難が有りそうだし。そもそも目立つでしょ。
セラフォルーお姉さんに相談したら、建ててくれるみたいだ。高校生になったら通う予定の駒王学園の近くにリアスの家が所有する土地があるから、そこに家を建ててくれるそうだ。希望は温泉とプールとトレーニングルームとみんなで食事もできる広間付きかな。セラフォルーお姉さんとソーナ、リアスの眷属も住めるようになるそうだ。完成が楽しみだ…って、3日後にできていた…魔王の力ってすごい。
---朱璃---
イッセーくんのおかげで、完全に蘇生ができた。寿命までプレゼントされた。朱乃とあの人と同じくらい生きられる。人間ではなくなったけど、家族みんなで生きられる方がうれしい。人間界にも住めることになった。朱乃とあの人と一緒にね。たまにはイッセーくんとオーフィスちゃんも遊びにきてくれるみたいだし。本当にイッセーくんには感謝しっぱなしだ。
イッセーくんのご両親にご挨拶にも行った。イッセーくんのおかげで、人間界で暮らせるようになったことの報告をしに。ご両親も喜んでくれた。私達家族が1つ屋根の下で暮らせることになったことをね。
ありがとう、イッセーくん!
---イッセー---
駒王学園に人外のための中等部ができ、僕はそこに転入した。これで、人目をあまり気にせず学園生活を楽しめるかな。1つ上にリアス、朱乃ちゃん、ソーナ。1つ下に白音ちゃんがいる。同級生にはオーくんがいる。オーくんは一緒に学校に通いたかったから、すごく喜んでいる。でも、勉強は嫌いではなくしないので…体育と家庭科の成績は良いみたい。
人外のための学校なので、普通の学校とちがって、魔法や魔導などの普通ありえないものもあり、とってもためになり楽しい。
今、僕の家も建て替えをしているので、朱乃ちゃんたちと暮らしている。父さんと母さんには世界一周旅行をプレゼントして、家が出来るまで旅行を満喫してもらっている。資金は、宝くじなどで『強奪』を使って当たり券を買い集めて、お金を貯めた。100%当たるわけではないけど、高確率で高額の当たりが出るんだ。
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イリナちゃんパパからSOSが届いた。以前いたバチカンの施設に行くとイリナちゃんパパがいた。
「イッセーくん、頼みがあるんだ。一緒に来てくれないか?」
「お手伝いするつもりできています」
「ありがとう!」
挨拶をすませると、すぐに僕達は北欧のとある国に向かった。
「教会の中にバカなことをしたヤツらがいたのだ。ヤツらにとらわれている者を救出するのを手伝ってほしい」
って、頼まれた。今回の作戦のために組織された救出隊の人たちには、イリナちゃんパパは、僕のことを魔法使いと説明しているみたいだった。教会関係者にドラゴンというと問題があるのだろう。
途中、倒れている女の子を発見。回復魔法で体力を回復させてあげた…でも、聖杯で調べると、この子は人間でないけど…神器持っている。
「この子、人間でないみたいだけど…」
驚く顔の救出隊のみなさん。用心のために僕の駒を入れておく。これで、襲いかかれないはず。
「僕のドラゴンの駒を入れたので、襲いかかるマネはできなくしました」
ほっとしている救出隊のみなさん。その後、問題の施設のそばで倒れている少年を発見。まず聖杯で身体を調べると、神器と毒ガスの成分を発見。毒消しの魔法をかけてから、回復魔法をかけた。神器持ちなので、この子にも僕の駒を入れておく。
問題の施設に辿りついた。僕とイリナちゃんパパが先遣隊として、入り口に向かう。施設の図面を見るとドアの先は長い廊下で突き当たりは壁みたいなので、
「ドラゴンショット!」
で、撃ち抜いた。突き当たりの壁の向こうの景色が見えて、イリナちゃんパパが驚いている。
「いま、オーラを溜めずに撃ったよね?」
「はい!なにか問題でも?」
「いや…問題はないけど、威力がねぇ。はぁ…」
なんで、ため息をつかれているのかな?まぁいいっか。先に進みましょう。途中にあるドアを1つずつ開けていく。1つ開かないドアがあった。僕が開けると開いた。
「たぶん、『無価値』か『神器無効化』が効いたんじゃないかな」
っと、イリナちゃんパパ。
ドアにはカギがないから神器持ちかな?聖杯で身体を調べると、やはり神器持ちであった。回復魔法をかけて、この子にも駒を入れた。
廊下の突き当たりを曲がりさらに奥に行こうとしたら、敵がいた。僕は迷わず、
「ドラゴンショット!」
敵は四散して突き当たりの壁からは景色が見えている。
「君を連れてきて良かったよ。バズーカ砲を持参している気分だよ」
イリナちゃんパパが苦笑いをしている。僕ってバズーカ砲なの?
廊下の両側にはドアがあった。まず、頑丈な扉の方を開くと、毒ガスらしきものが漂ってきたので、僕は咄嗟に毒ガスを『無価値』でたんなる酸素にした。中には少年少女が折り重なるように息絶えていた。彼らをどかしていくと、部屋の隅に穴があった。さっきの少年はあそこから脱出したのだろう。そして、穴が見つからないようにみんなで穴を隠したのかもしれない。
救出隊の人達に、遺体を並べて置いてもらうように指示した。僕は並べられた死体に、毒消しの魔法、身体の回復の魔法、そして招魂の儀式を行った。無事、彼らは生き返った。死を体験しているので、救出隊の人たちに、彼らの精神ケアを指示した。
イリナちゃんパパは頑丈ではない扉を開けて入っていった。そこは資料室みたいで、資料が棚一面におさまっていた。
「イッセーくん、ありがとう。無事に救出できたよ」
「お役に立てて光栄です。あっ、駒入れた3名はもらっていきますね」
「そうだね。特殊な能力持ちだから、僕らでは手が負えない可能性もあるしね」
「また、困ったことがあったら、お声をかけてください」
僕は3名を引き取って、転移した。
今回も、細かい描写がうまくかけませんでしたorz