---イッセー---
リゼおじさんからの情報で、エベレスト山脈の近くの山の洞窟に邪龍が封印されているという情報をもらった。僕は学校があって、遠出の捜索ができないので、土地勘が多少ある(冥界と人間界を行き来して、色々な場所で修行をしていたらしい)クロウが探しに行ってくれた。
学校に行くと、片瀬と村山から相談があるっていわれた。なので、放課後に相談にのることをした。桐生は、僕達の近くにすら来ないし、目を合わせようとしない。お灸が強すぎたかな?まぁ、ストーカー癖は直ったみたいなのでよしとしよう。
放課後、片瀬と村山が近づいてきた。
「どういう相談?」
僕から切り出した。
「ここの剣道部って基本がなっていないんです」
片瀬の嘆きの声を聞いた。
「それでね、中学の時の剣道同好会の時のように、一緒に練習してもらえませんか?」
村山が笑顔で申し出た。オカルト研究部がなぁ…トスカもイザイヤも入部しているし。困った時は相談だ。リアスにテレパシーで
『片瀬と村山をオカルト研究部に入部させてよいかな?剣道同好会のような練習がしたいそうだ』
って送った。しばらくして、
『とりあえず、連れてきて。今日は十字架プレイはいやだよ』
と返信がきた。
「とりあえず、僕達の入部したオカルト研究部の部室に来てほしい。トスカもイザイヤもそこに入部してしまったんだ。そこの部長と相談しよう」
『オカルト研究部』という言葉を聞いて、桐生の顔が青ざめている。
「桐生も入部しているしな」
僕は桐生の肩に手を置いた。身体がピクっと反応したのを感じた。
「さぁ、行こう」
僕達は、旧校舎にあるオカルト研究部に歩を進めた。青ざめた顔の桐生は、アポくん、オーくんが誘導している。部室に着くと、イザイヤとトスカがすでに来ていた。
「考えたんだけど、オカルト研究部の基礎練習に剣道をするのも良いわね。礼儀作法とか、反応速度とかも鍛えられるし」
リアスが提案してきた。問題は片瀬と村山にどこまで話すかだが…
「私達、普通の人間ですが、問題ないですか?」
っと、片瀬の言葉…うん?
「どういうこと?」
僕が反応した。村山が会話のバトンを引き継いだ。
「この前、家に遊びに行った時に、皆さんが特殊な種族って聞きました。信じられなかったけど、実際に変身してくれたし。それに皆さんが悪い人とは思えないので、これからも普通に接してほしいんです」
「誰から聞いたの?」
リアスも驚いている。
「黒歌さん♪」
くろかぁぁぁぁ…僕らの秘密を…そうか知っていたのか。でも、知った上で行動を共にするなら、コレをあげないと。
「僕達と友好するって、こういうことだ。ドラゴンにしておくよ。多少力の上限が上がるからね。他の勢力に襲われる危険性もあるけど、ドラゴンなら耐性もある程度あるから、逃げ切れる可能性は大だ」
僕は聖杯を取り出して、片瀬と村山を転生ドラゴンにした。二人ともドラゴンの羽を発現して、喜んでいる。
「二人は天使が似合いそうだけど、天使だと、部長と桐生が行動を共にできないから」
「え?桐生さんは悪魔になったんですか?」
「桐生は非戦闘員だから、ドラゴンになる必要はないから」
そうして、オカルト研究部の中に剣道同好会を作った。旧校舎の未使用の教室を1つもらって、同好会の部屋にした。朱乃ちゃん、トスカ、イザイヤとともに、村山、片瀬も掃除をしている。僕は生徒会室に向かった。室内に入ると、椿姫が応対してくれた。
「今日はどういうご用件ですか?」
「剣道同好会を作ったので、その報告です。オカルト研究部内に作ったので、正式な同好会ではありませんけど」
「それなら、特に書類もいらないです。剣道同好会かぁ。私も参加していいですか?」
「もちろん。ソーナの眷属なら大歓迎です。同好会の部屋は、旧校舎の使っていない部屋を使いますが、使用許可の書類はありますか?」
「旧校舎は丸々オカルト研究部が押さえていますので、問題ないです」
「では、そういうことで」
僕は頭を下げて、部屋を出ようとしたら、
「会長にはお会いにならないんですか?」
椿姫が困ったような顔している。
「ソーナは忙しいだろうから、今日は止めておくよ…声だけ、かけて行ってもいいかな?」
椿姫の顔が少し明るくなった。
「お願いします」
僕は会長室をノックする。
「どうぞ」
と、ソーナのよそ行きの声がした。僕は扉をあけて声をかけた。
「ソーナ、お疲れ様です。たまには身体を動かした方が、ストレスが減るよ。じゃ、またね♪」
扉を閉めて、椿姫に軽く会釈をして生徒会室を退出した。オカ研の部室に戻ると、村山とリアスで明日からのスケジュールを決めていた。イザイヤ達は、僕達の家から剣道の防具などを部室に運びこんでいた。
「魔法が使えると便利なんですね」
片瀬がトスカに声をかけている。
「まだ、転移魔法くらいしか使えないけどね」
トスカは笑顔で応じている。練習は明日の朝練からになった。僕はテレパシーで椿姫へ知らせた。普通、悪魔の眷属になると、夜にお仕事をしないといけないみたいだけど、オカ研には悪魔の眷属が一人もいないので、多少遅くまで、練習ができるかもしれない。
---桐生---
まさか、村山さんと片瀬さんまで入部するとは…。それも知っていたのか?いつ家に遊びに行ったのよ~。みんな、帰宅していくのに、私は帰宅できなかった。身体が動かない。
目の前に、昨夜の目つきをした兵藤くんが立っている。
「今夜はどんなプレイがいい?リアスは逃げ帰っちゃったけど、仲間もほしいかな?」
「村山さんと片瀬さん…」
私はデコピンを食らった。
「痛っ!」
「村山と片瀬はそういう対象じゃない。純粋に剣道がしたいだけだ。お前みたいにストーカー紛いのことをしていないからな!」
今迄散々追い回したことを、根に持っているみたいだ。きっと、謝っても許してくれないだろうな…
「お前が謝るのって見たことないなぁ。謝る気がないくせに!」
また、デコピンされた。痛いよ~
「とりあえず、桐生一人と遊ぶかな」
その時、荒々しく扉が開いた。
「ちょっと待ちなさい!この悪魔め。幼気なその子を人間に戻しなさい」
十字架を持って、呪文を唱えている。
「痛いよ~。頭が割れるよ~」
あぁ、私が助けを求めた教会の人だ…でも、この人は、悪魔みたいだけど悪魔じゃないから…痛いのは私だけ…
「幼気?こいつが?どこが?」
兵藤くんが悪魔祓いの方へ振り向いた。
「うん?イリナじゃん。なにしているんだ?」
「イッセーくんだぁ~♪」
悪魔祓いの方が兵藤くんに抱きついた。え?知り合い?
「で、なにしているんだ?」
「その子が悪魔にされたから、人間に戻してほしいって、教会が依頼を受けてね。たまたま、私は日本に来ていたので、懐かしい土地だったし、その依頼を買って出たんだけど…」
「イリナって食べ頃になったのか?」
「え?」
頬を赤らめる悪魔祓いの子…
「イッセーくんはなにしていたの?」
「うん?悪魔祓いだけど、この子に取り憑いたら悪魔を祓っていたんだ」
うそつき…あっ、声が出ない
「イッセーくんも教会の戦士だものね」
え?兵藤くんって教会の戦士なの?教会も私の味方になってくれないの?
「あの時助けた戦士くん達は、イッセーくんの声がかかれば、すぐに応援に来てくれるみたいだよ」
「みんな、元気なんだ。良かった、うん、良かった」
もしもし、私の存在を忘れていませんか?
「で、この悪魔の取り憑いた…幼気な子だっけ。どうする?聖水のお風呂に入れてみれば、悪魔が出て行くかな?」
え?聖水のお風呂?死んじゃうよ~
「イッセーくん、そんなのあるの?」
「ここ、オカルト研究部だぜ。不思議な道具は一杯ある。ちょっと待ってね」
兵藤くんは隣の準備室から水槽みたいなシースルーなバスタブを持ってきた。バスタブの中には透明な液体がたっぷり入っている。
「聖杯で、水を聖水に変えた。これに入ってもらおう」
兵藤くんが呪文を唱え始めた。私の身体は呪文に反応するように脱衣している。全裸になると、自らバスタブに入った。聖水みたいな痛みはない。むしろ…身体が火照ってきた。これ、惚れ薬だぁ~
「聖水に悪魔が反応して、お湯でないのに身体が火照っているぞ」
悪魔祓いの女の子は、バスタブに手を入れた。
「本当だ。温いわねぇ」
血流速度が上がっている気がする。興奮して来ているのか。クリ●リスと乳首が立ってきたよ~あぁ、ペニスがほしいぃよ~
「目がとろ~んとしてきた。聖水に酔ってきたかな、この悪魔は」
「うん、そうだね」
う?悪魔祓いの女の子の胸を口に含んでいる兵藤くん。惚れ薬が気化して彼女も堕ちたのね。
「うっ…いいよ…イッセーくんきて…」
目の前で悪魔祓いの女の子が悪魔に喰われている…私はそれを見るだけだ。参加したいよ~前から後ろから前から…いろいろな体位を披露してくれている。2時間以上、弄ばれた悪魔祓いの女は意識を失って、床に倒れている。
「桐生の番だが、イリナで楽しんじゃったから、また明日な」
私は自宅の自分のベッドの上にいた。
---イリナ---
気づいたら、イッセーくんの家の客間で寝ていた。イッセーくんの話だと、悪魔祓いで気力を使い果たして、私はダウンしたみたいだ。もっと精進しないとダメだな。肝心の悪魔は、祓えたみたいだけど、また取り憑かれそうなオーラだったそうだ。本人のオーラの質が変わらないとキリがないって、イッセーくんからのアドバイスで、あの子の依頼は今後受けないように、教会に伝えようと思う。あの子のフォローはイッセーくんがしてくれるみたいだし。
しばらく、来ない間に豪邸になったんだ、イッセーくんの家って。宝くじの賞金で建て替えたそうだ。すごいなぁ。
また日本に来たら、泊めてくれるって、言ってくれたイッセーくんに感謝だ。お守り代わりに、イッセーくんが私の乳房にキスマークを付けてくれた。大事にしようっと。