---イッセー---
リアスとアーシアの身体を満喫した翌日、また放課後に理事長に呼び出された。今度はなんだろう?理事長室に入室すると、理事長とグレイフィアさんがいた。
「今日はどういった用件ですか?」
グレイフィアさんを舐めるような視線で見ていると、彼女に睨まれた。まぁ、初対面の人間にそんなことされたらねぇ。
「君に果たし状が2通届いた。2連戦で戦ってほしいんだ」
2通?1通は婚約者だろうけど、もう1通って?
「挑まれた戦いからは逃げませんけど、相手はどなたですか?」
「妹の婚約者のライザー・フェニックス君と妹の大親友のソーナ・シトリー君だ」
ソーナ?なんで?
「ルールはレーティングゲーム方式ですか?」
「そうだよ」
「制限はなしですよね?」
「う~むぅ」
悩んでいるサーゼクスさん。
「制限ありですか?ハンデ付けても相手が納得しないでしょ?」
「う~、そうなんだけど…個人的にはハンデなしだと、君が圧勝してしまう」
「それって、僕が圧勝してはいけないんですか?」
「そうではないんだが…」
「そんなに煮え切らないなら、グレイフィアさんを襲っていいですか?」
僕の発言に驚く目の前の二人。僕はグレイフィアさんを結界の箱に入れて、媚薬で満たして漬け込む。結界の箱を解くと、グレイフィアさんは服を脱いで僕に纏わり付いた。これからの戦いに向けて、僕は彼女から精気を少し吸い上げる。
「ぐ、グレイフィア…なにをしているんだ?」
「もう、僕の虜です」
「いつの間に…」
「で、僕へのハンデは?」
「わかった。無しだ。彼女を元に戻してくれ」
僕が指を鳴らすと、グレイフィアさんは服を着た状態で倒れていた。
「大丈夫か、グレイフィア」
サーゼクスさんがグレイフィアさんを抱え起こした。
「えぇ、少しだるいけど、大丈夫です」
彼女は立ち上がり、目の前に術式プログラムを展開した。
「では、第1試合、ライザー戦へ転送します」
僕は転移していった。
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転移された先は、ここどこって場所だった。グレイフィアさんの声のアナウンスが響き渡る。
「今回転送した場所は、ダンジョンです。10階にイッセーくんの本陣、1階にライザーくんの本陣があります。作戦時間は10分。制限はなしで、作戦時間中の敵との接触は禁止です」
取り敢えず、ドライグに倍化を指示。10階かぁ、窓ないかな。窓を探す僕。あった。ここから出られるかな?翼を展開して外に出てみる。出られた。あまり意味はないけど、本陣の入り口にトラップを仕掛けておく。いや、入り口ではなくて本陣そのものだけど。床を無くした。本陣に入った瞬間1階まで落ちて貰う仕組みだ。
次に、ダンジョンの上空に向かう。外に出ている敵を2体確認した。僕は上空にいるので、相手には気づかれていないみたいだ。
「作戦時間終了です。行動を開始してください」
僕はダンジョンに向けて、ドラゴンショットを放った。一瞬でダンジョンは消えた。敵は残り2体。こちらに向けて上昇してきた。次の一手、倍化しきったオーラを禁手『双覇の聖魔剣』に乗せて、聖魔剣の雨を広範囲に降らせた。2体とも落下したが、ゲームが終わらない。僕は敵を求めて地上に降りた。
地上は聖魔剣だらけだった。その中に血だらけの男が立っていた。僕を見るなり男は、
「貴様か?リアスの婚約者の座を奪った男は?」
男の傷は再生しているようだ。再生能力持ちかぁ。僕はこの男の能力を『強奪』した。
「おい、だまっていないで、返事しやがれ!」
濃厚な聖水が充填してある水鉄砲を構えた。
「水鉄砲ごときでフェニックスの火は消えないぞ!」
火の鳥を思わせる翼を展開してきたので、それを的に聖水を放つ。
「ぐっおぉぉぉぉぉ…」
翼の聖水が当たった場所から煙りが立ち上り、穴が開いていく。
「どうしたの?水鉄砲ごときなのに」
次に祝福の聖剣に持ち替え、翼を根元から切り落とす。
「ぐぇぇぇぇぇぇ…」
その場に蹲る男。切り落とした痕に聖剣を突き立てる。
「あぁぁぁぁぁぁ…」
そろそろ、フィニッシュだ。男の精気を光に包まれるまで吸い出す。
僕と男は光に包まれて、転移した。
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僕は2戦目の本陣に転移したみたいだ。また、グレイフィアさんのアナウンスが入った。
「今回転送した場所は、狗王学園です。旧校舎のオカルト研究部の部室にイッセーくんの本陣、新校舎の生徒会室にソーナさんの本陣があります。作戦時間は10分。制限は建築物の破壊の禁止で、作戦時間中の敵との接触は禁止です」
1戦目に派手に壊したからかな。ソーナの眷属は昨年の時点のなら頭に入っているけど、今年は新たな眷属がいるだろうな。一人だとつらいかな?
僕は校庭に立ち、生徒会室を目視できる位置に立った。そして、グレイフィアさんのアナウンスを待った。
「作戦時間終了です。行動を開始してください」
アナウンス開始と同時に、生徒会室からソーナ・シトリーを『強奪』した。僕の腕の中にソーナがいる。当のソーナは自分に起きた事態が把握できていないみたいだった。『性なる誘惑』でソーナを懐柔して、プレイを楽しむ。眷属達は僕に攻撃をすると、無防備なソーナにも攻撃が及ぶと考えて攻撃できない。
ついにソーナは絶頂に至り、ソーナとソーナ眷属は光に包まれて消えた。僕も理事長室に転移した。
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「しかし、エグい攻撃の仕方だね、イッセーくん」
サーゼクスさんの一声はそれだった。
「殺さずに闘うってそういうことでしょ?」
「そうなのかい?」
「そうだよ。殺してもいいのなら、仲間を呼んで終わりなのにさぁ」
「仲間って?」
「前の世界で試したら、龍門は開けたから、ドラゴンの仲間は呼べるんだ」
「あぁ、全滅させた世界だね」
「うん。今回は殺したらマズイと思って、最低限で勝てる方法を選んだから、エグくもなりますよ」
蒼白の顔のサーゼクスさんとグレイフィアさんが頷いている。
「じゃ、部室に行きますので、失礼します」
僕は頭を下げて、部屋を後にして部室に向かった。
---サーゼクス---
予想通り、イッセーくんの圧勝だった。あの二人にはイッセーくんにかまうなと言おう。刺激は危険だから。
今の戦闘の映像を他の魔王に見せるために、魔王領に向かった。そして、着いてすぐに、映像をみせた。
「予想通りの圧勝だけど、エグいなぁ」
イッセーくんを知るアジェカの感想だ。
「殺さないように闘うって難しいらしい。そのせいでエグい攻撃になるそうだ」
「殺しても良い前提だと、どうするのだ?」
冥界の軍事担当のファルビウムが聞いてきた。
「仲間のドラゴンを召喚するそうだ」
「仲間にドラゴンがいるのか?」
僕は頷いた。
「殺しても良い闘いの方が楽なんだな、彼にとっては」
ファルビウムは納得した。
納得できないのはセラフォルーだ。妹のソーナが、あんなやられ方をしたんだからな。無理もないなぁ。
「あんな破廉恥な攻撃方法は許せないよ~。ソーたんがかわいそうだよ~。ねぇ、復讐して来ていいかな?」
「いい訳ないだろ?落ち着け!セラフォルーよ」
目にいっぱい涙を溜めて、身体にオーラを纏い、
「ごめん、サーゼクスちゃん!行ってくる!」
おぃおぃ…友好条約を結んだ相手だぞ。責任は取ってもらうからな、セラフォルーよ。
---セラフォルー---
私は、狗王学園のオカルト研究部の部室に転移した。私のかわいい妹のソーたんを、犯した相手を、そこで見つけた。
「おい、お前許さないからなぁ」
全オーラを『零と雫の霧雪』に載せて、彼に向けて放った…はずだった。あれ?消えた…
「お姉さんの能力は『無価値』にしてあります。オーラは有り難く頂きました」
え?どういうこと?
「これ以上、僕に攻撃するなら、お姉さんの女としての価値を『無価値』にしますからね」
え?女を辞めさせるの?それだと、もう魔法少女になれないじゃん。私はその場に泣き崩れた。
---イッセー---
お姉さんに一番きつい攻撃方法。食らうと魔法少女になれなくて、魔法少年か、最悪魔法オカマにしかなれなくなるからねぇ。
「リアス、このお姉さん、どうしようか。喰っていい?」
「一応、魔王さまだから、食べちゃダメよ。食べるなら、私を食べなさい」
「いや、それだと偏食になるしなぁ」
「この、浮気者め!」
とうとう、怒り始めた。
「いいよ、婚約を解消して。僕はアーシアがいればいいから」
アーシアの顔が真っ赤になる。それと対照にリアスの顔は青くなった。
「嫌じゃないから、婚約は解消しないでください」
取り敢えず、お姉さんを縛っておく。
「あぁ、縛っちゃダメだよ」
リアスが驚いた。でも、もう縛っちゃったし。
「ねぇ、逆らえないように調教していいかな?」
「あぅあぅ、魔王さまを調教するんですか?」
アーシアが驚いている。リアスは、頭に手を当てて
「言ってもダメな子よね、イッセーは。はぁ…今回だけよ」
「ありがとう、リアス!」
僕はリアスの口にキスをして、お姉さんと転移した。
---セラフォルー---
部室で縛られて、別の場所に転移した。ここはどこ?
「ここは、次元の狭間に作った僕のプレイルームです」
私は一瞬で全裸にされ、十字架に磔にされた。サーゼクスちゃん、助けて!
「まず、シャワーで汚れを落としましょう」
頭の上から液体が降ってくる。聖水だと、私は死んでしまうだろう。でも、聖水ではなかった。徐々に全身が火照ってくる。熱い、熱いよ~これはなに?
「魔法少女の姿なんてもったいないなぁ。チューブトップみたいな身体のラインがわかる方がそそるんだけど」
口に何かを入れられた。舌で確認すると大きなキノコみたいだ。え?これって…彼のモノが口に入っている。私もソーたんと同じ目に遭うのね。口からソレは取り出されて、彼の口が私の口を塞ぐ。彼のモノは私の中に入ってきた。少し痛みが走った後、前後に動いてきた。それに合わせて、私の腰も動いていく。彼の口が私の胸を舐めたり、吸ったり、軽く噛んだりしてきた。心地良い痛みが快楽に変わっていく。こんなに気持ちの良い行為があったのね。
十字架から降ろされた後、首に首輪が嵌められた。私は四つん這いになり、彼にお尻を向けて腰を振っている。彼の手が私の腰を掴み、下半身の割れ目に挿入してくれた。少しでも快感を得ようと腰をあらゆる方向に振った…
気づくと自分のベッドに寝かされていた。テーブルには『ごちそうさまでした』と、メモ書きが残されていた。
---リアス---
イッセーが魔王さまを、調教してから数日後、お兄様から聞かされた事実。私の知らない間に、イッセーは、ライザーとソーナとレーティングゲームをしていた。2試合ともイッセーの圧勝だったそうだ。ライザーは重傷で入院中で、ソーナは家で療養中だそうだ。私は、ソーナのお見舞いに向かった。
ソーナとセラフォルーさまが別々のベッドに横たわっていた。
「あっ、リアスちゃん、いらっしゃい」
弱々しい声のセラフォルーさまに出迎えられた。
「ソーナ、具合は?」
「ねぇ、リアス」
ソーナも弱々しい声だ。
「なぁに?」
「イッセーくんを私達姉妹に頂戴」
「え?」
私は自分の耳を疑った。この子は何を言っているのだろうか?
「イッセーくんがほしいの。お願い、リアス」
「ダメに決まっているでしょ?親友であってもよ」
「そんなぁ…」
要するに、この二人はイッセーへの恋煩いってことなのか…ははは
「共有しようか?イッセーは私一人で満足できないみたいだから」
「「ありがとう、リアス(ちゃん)」」
途端に元気になった二人。現金な姉妹だ。
---イッセー---
また、理事長室に呼ばれた。はぁ…今度は、どんな難題だ?
「イッセーくん、すまない。ソーナ眷属のみんなが、あの負け方は許せないっていうんだ」
そんなところだと思ったよ。はぁ…
「ソーナくん抜きで、再戦させろって言うんだよ」
「どんな形であれ、僕はルールに則って勝ったんですよ。再戦は、殺していいのなら受けます。理由は前回話した通りです。殺さないで闘うって、疲れるんですよ。解っていますか、理事長」
「イッセーくん、お願いだから、二人きりの場合はお兄さんと呼んでくれないか?」
はぁ…この人は、どの世界でも…
「僕の言っていることを、理解してくれたら、そう呼びますよ、理事長」
「理解?理解しているよ。しかし、相手がなぁ。納得しないんだ」
「そこは理事長が説明して、納得させてください」
「無理を言うのは今回限りにするから、頼む、イッセーくん」
あぁ、とうとう土下座しちゃったよ。もう…
「わかりました。今回だけですよ、理事長。あっ、そうだ!セラフォルーさんに襲われたことはどうしてくれるんですか?魔王さま。友好条約は破棄でいいんですよね?」
サーゼクスさんの顔が蒼白になっていった。
「え?セラフォルーが君を襲ったのか?」
「はい。『零と雫の霧雪』を放ってきました。これって、条約破棄と受け取って良いですか?と、いうことで、もう悪魔とは一緒にいられません。天界に引っ越しますよ」
「頼む、それだけはしないでくれ~。条約は破棄しないでぇ~」
ムカムカしてきた僕は怒りのオーラを纏った。
「ねぇ、無理難題を2つも僕に突きつけて、どっちか1つだけ叶えますが、どちらにします?」
サーゼクスさんに選択を迫っていたら、アジュカさんとファルビウムさんが転移してきた。
「サーゼクス、なにやらかしたんだ?」
僕は、新たにいらしたお二人に事の顛末を話した。
「難しい選択だな。でも、サーゼクス、魔王なんだから答えは1つだろ?」
ファルビウムさんが声をかけている。
煮え切らないサーゼクスさんにオーラの質が変化し始めた。その途端、サーゼクスさんは土下座して震えているようだ。お兄さんの変化に二人も気づいた。
「イッセーくん、サーゼクスに向けているオーラを解除してくれないか?」
アジュカさんにいわれて解除をしたけど、サーゼクスさんの震えは止まらなかった。アジュカさんが、術式プログラムで容体をチェックすると、お兄さんは光に包まれて、どこかに転移させられた。
「イッセーくんのオーラに、精神が潰されたようだ。彼は医療施設に転移させたから」
と、アジュカさん。
「僕はどうしたらいいですか?」
「「勿論、条約優先だ」」
「ソーナくんの眷属は、俺らで説得してみる。だから、君は気にしなくて良いよ」
「わかりました。もし、襲ってきたら、今度は屠りにいきますからね」
そういって、僕は理事長室を後にした。