※この作品はR-18です。

リゼヴィムの楽しみ   作:もっち~!

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月光校庭のエクスカリバー その2

---イッセー---

 

精が果てた三人、イリナ、ゼノヴィア、リアスが朝風呂で意気投合したようで、聖剣泥棒を探しをリアス眷属でも手伝うことになったようだった。僕は、イリナとゼノヴィアの『強奪』した得物をコピーした上で、コピー品の方を返した。

 

その日の放課後、オカ研の部室にはイリナ、ゼノヴィアがいた。リアスから聖剣泥棒探しを手伝うことになったと、部員に伝えたのだが、木場の様子がなんか変だった。なにやら考え込んでしまって。

 

「木場、どうしたんだ?リアスの話に上の空みたいじゃん」

 

と、突っ込むと

 

「イッセー君には関係ないことだよ」

 

思い当たる節がある僕は、

 

「聖剣計画のことか?」

 

一瞬、はぁっとした木場。

 

「そうだったね。君は知っているんだったね」

 

「一人で抱え込むなよ。協力はするから」

 

「ありがとう、イッセー君」

 

少し明るさの戻った木場。イリナ達の話では、この街に潜入した神父が、皆殺しに合っているようだった。そこで、神父の格好をして街を練り歩き、敵を釣る作戦になった。

 

オトリは、木場、僕、イリナ、ゼノヴィアで、後方支援を朱乃ちゃん、白音が担当することになった。さっそく、街を練り歩く僕達。

 

しかし、なかなか出会えない。そろそろ、暗くなったので帰ろうかと思った、その時

 

「上から来るぞ!」

 

僕は上に向けて、『魔剣創造』を発動した。魔剣は上に向かって多数発射され、そのうちの何本かが敵に刺さった。

 

「痛いなぁ~。その能力はチートでしょ」

 

敵がほざいている。

 

「アイツは、はぐれエクソシストのフリード・セルゼンだ」

 

ゼノヴィアが敵の正体を告げた。

 

「ほぉ、僕の事を知っているようだね。君の死体を抱きしめてあげたいなぁ」

 

僕は如意棒を伸ばして、フリードの腹に突き刺した。

 

「ぐふっ…」

 

血反吐を吐いたフリード。その場に倒れた。

 

ゼノヴィア達が、動けなくなったフリードの傍に、注意深く近寄ろうとした時、上空からエネルギー弾が撃ち込まれて来た。僕は直ぐに『無価値』により、エネルギーの価値をなくして、淡い光へと変えた。ゼノヴィア達もエネルギー弾に気づいたのだが、その時、一瞬の隙が生じ、フリードがどこかに転移されてしまった。

 

上空から、声だけが聞こえる。

 

「俺は、コカビエル。フリードに、ここまでのダメージを与える戦闘にするとはな。お前らへ告ぐ。今夜0時、駒王学園のグラウンドで、この世の地獄の1頁目を見せてやる。是非、来いよ!ははは」

 

 

取り敢えず、部室に戻る。リアスにコカビエルのメッセージを伝えた。

 

「この学校で何をするつもりかしら?」

 

ソーナとその眷属達が転移してきた。

 

「リアス、私も協力するわ」

 

ソーナはリアスに共闘を申し出たのだが、ソーナ眷属が僕を睨んでいる。

 

「リアス、少し遊んできていいかな?」

 

僕の視線の先に気づいたリアスが

 

「ダメよ。彼女達も貴重な戦力なんだからね」

 

「はぁ?ガン付けて来ているのに、共闘なんかできないよ。背中から挿すのは好きだけど、刺されるのは嫌だからね」

 

「イッセー君に対して、そんな事をさせませんから、安心してください」

 

真っ赤な顔でモジモジしているソーナが、僕のシャツを掴んで、そう言った。

 

「じゃ、ソーナと遊んで来ていい?リアス」

 

「お願いだから、そういうのは、コカビエルを倒してからにしてくれる?」

 

「じゃ、倒したら、ご褒美にソーナと由良の二人と遊んでいいな?」

 

リアスを見て言った。リアスは溜息をついて。

 

「解ったわ。倒したら好きにしなさい」

 

と、許しが出た。納得できないのは由良かな?

 

「私は納得できません。なんで、あんなレ●プ魔に遊ばれなくてはいけないんですか?」

 

「青緑の髪の毛だと、アンダーヘアの色が気になるからだよ」

 

って、説明すると、顔を赤く染めていく由良。

 

「そっ、そんなの気にならなくて良い…」

 

「はぁ?聞こえないよ。罵声と同じ位、もっと大きな声で言えよ」

 

「うっ…」

 

その場で座り込んで泣いてしまった。なんで?

 

「やっぱり、許せない。この女の敵め!」

 

巡が刀を抜いて斬りかかってきた。僕は椿姫から奪った『追憶の鏡』を発動させ、巡にカウンター攻撃をした。その場で倒れる巡。

 

「巡は一般的な髪の毛だから、興味ない」

 

後方からエネルギー弾が放たれてきた。

 

「元ちゃんの仇よ」

 

エネルギー弾に対しても『追憶の鏡』を発動させて、花戒を倒した。

 

「もう、みんな止めなさい」

 

ソーナが自分の眷属を睨んだ。

 

「力を温存しなさい。学舎を守るのに魔力が必要なのはわかるでしょ?」

 

渋々頷いているソーナ眷属の面々。あっ、ペニーくんがキレた。女性にだけ効く媚薬効果のあるガスを発散させて、部屋に充満させていく。冥界スライムくん達は、部屋から女性が出られないように結界を張っていく。僕は木場だけを連れ出し、旧校舎を後にした。

 

「イッセー君、なんだい?」

 

「部室だとみんなに聞こえちゃうから」

 

木場は何を勘違いしたのか、顔が赤い…僕はそっちの趣味はないぞ。

 

「この世界のトスカの居場所はわかるか?」

 

「そういう話か…僕はてっきり…」

 

てっきり何だ?何か嫌な予感がするから聞かないけど。

 

「トスカはどこにいるんだろうな。施設では一緒だったけど…」

 

「施設の場所は?」

 

「なんでトスカを、見つけようとしているんだい。イッセーくん」

 

「今回の件で、お前達の仇が討てるなら、トスカにも参加してほしいから」

 

「ありがとう。心遣いに感謝するよ。でも、わからないんだよ」

 

そうか…そうだ、あの人なら、解るかもしれない。

 

「時間までに戻ってくるから、木場はここにいてくれ。頼むぞ」

 

木場を部室から遠ざけたままにした。

 

僕は天界に転移した。そして、ミカエルさんにお願いをした。

 

「聖剣計画で実験体にされたトスカって女の子を探しているんです。ミカエルさんの力で、どうにかなりませんですか?」

 

僕はミカエルさんに頭を下げた。

 

「イッセー君、頭を上げてください。すぐに教会に連絡して、ここに連れてきますので、少しだけ時間をください」

 

ミカエルさんは、早速、部下達にアレコレ命じた。少し待つと、ミカエルさんと少女、トスカが現れた。しかし、トスカは寝台で寝ていた。

 

「教会関係者が発見したときから、ずっと意識が戻らないそうだ」

 

僕は、『神器無効化』で、トスカの結界を除去した。そして、聖杯でトスカの生命力を上げた。軽く、オーラを撃ち込む。すると…

 

「それって、幻の聖杯じゃないか…」

 

大発見のごとく驚くミカエルさん。

 

「これは、僕の世界の物だから、差し上げられませんよ」

 

「そうだよね」

 

凹むミカエルさん。

 

「うぅ…」

 

トスカの意識が戻り始めた。僕はトスカの耳元で囁いた。

 

「イザイヤと今夜、仇を討ちに行く。トスカの力を貸してくれ」

 

頷いているトスカ。ミカエルさんにお礼を行って、トスカと共に木場の元に転移した。

 

 

「遅かったじゃないか、イッセー君♪ え?…まさか…その女性…」

 

「すまない。遅くなったけど、トスカを連れて来られたよ」

 

「トスカぁ~」

 

木場はトスカに抱きついた。僕はトスカの身体を、完全に木場に預けた。そして、回復魔法をトスカに施していく。血色がよくなるトスカ。

 

「イザイヤ…生きて逢えるなんて…」

 

 

これで、役者は揃った。

 

 

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