※この作品はR-18です。

リゼヴィムの楽しみ   作:もっち~!

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ルシファー家当主編
ルシファー家復興


---イッセー---

 

こっそり裏で流通させた『タコと美女』は、大当たりした。製造元に辿りつけないように、ユーグリット兄ちゃんに販売ルートはまかせた。

 

「イッセー君、次回作はあるのかな?続編希望って声があるんだけど」

 

ホクホク顔のユーグリット兄ちゃん。

 

「う~、すぐには無理です。相手に撮られたって悟られないようにしないと、いけないし」

 

「あぁ、そうだったね。バレたら、お家復興が難しくなるかぁ。また、よろしくね♪」

 

一時的な収入にはなるけど、継続的な産業にはむかないなぁ。さて、どうしようかな。悩んでいる僕の所に、シュウさんがいたした。

 

「地質調査が終わったよ。何も埋まっていなかった」

 

シュウさんから領土内の地質調査の結果がもたらされた。

 

「何もないんですか?」

 

「何もない。これってすごいことだよ。多少不純物があっても良いのに、それすら何もない均一密度の岩だ」

 

「資源にはならないんですね…」

 

「資源価値はないけど、頑強な地盤ってことで、デカイ構造物は頑丈に作れるぞ」

 

「おっしゃっている意味が…」

 

「デカイ競技場が作れる。それを中心とした街が作れるってことだ。観光資源にできる可能性が大だ。例えば、レーティングゲームのようなチーム戦ではなくて、個人戦の競技場を作り、参加者養成の学校を創ったり、ホテルなどを作るんだよ」

 

「建設費がないですが」

 

「協力するよ。僕の創造の能力で作れば、設計費用くらいしかかからないよ」

 

おぉ、その手があったんですね。

 

「ここは交通の便が不便だから、鉄道を引けばよい。あの初代ルシファー車両を走らせれば、運賃を稼げると思う。あの車両に乗りたい者はたくさんいるし、多少高めな設定でも、乗るとと思うよ」

 

観光資源かぁ…確かに、あの車両にサーゼクスお兄さんが、乗りたがっていたものね。天界のミカエルさんですら。この土地に来る目的…あの車両での旅。良い案だ。あとは宿泊施設があれば、もてなせるし。

 

「宿もルシファー城と同じで、岩山をくり抜く方式だと、味があると思う」

 

「お願いします。競技場を作ってください」

 

「宿は、イッセー君の方で作ってね。たぶん。魔力で削れる岩なんだと思うから」

 

こうして、ルシファー領の観光資源作りの計画が始まった。リセおじさん、ユーグリット兄ちゃんも良い案だといい、僕の留守中も手の空いている者で、ホテル作りをしてくれるようである。

 

アジュカさんにソロ戦専用の競技の話しをすると、ルール作りや運営方法など、レーティングゲームで培った経験で協力をしてくれるそうだ。

 

新規路線の敷設に関しては、大公アガレスさんが書類作成を手伝ってくれるそうだ。大公アガレスさんも乗車したいみたいで、すごい乗り気だ。

 

------

 

夏休みの後半には、レーティングゲームデビュ直前の若手の為のパーティーが、開かれるらしい。

 

招待されているのは、リアス、ソーナ、シーグヴァイラ、サイラオーグ、あと知らない者2名のようだ。僕は関係無いな。

 

「関係ないってことはない」

 

リアスが僕に言い放った。

 

「なんで?招待されていないけど」

 

「はぁ?あなたは、私の眷属でしょ?」

 

あ…忘れていた。そうだった。僕達はリアスの眷属としてレンタルしていた。

 

「それはリアスの眷属として参加ってこと?」

 

「そうよ。理解が早くて助かるわ」

 

「そうだよね。リアスには眷属いないものね」

 

「あぅ…それは内緒でしょ」

 

リアスが困った顔になった。そこで、追い打ちをかけた。

 

「口止め料は?」

 

「はぁ?」

 

「ないなら、シーグヴァイラの眷属で出ようかなぁ…」

 

「えっ…それは、困るわ」

 

僕の視線を感じたのか、リアスは着ているモノを脱いでいく。

 

「私の身体を自由にしていいわよ」

 

久しぶりに、リアスの柔らかい紅髪のアンダーヘアと戯れる。

 

「落ち着くなぁ」

 

「なんで、そこしか興味を示さないのよ!」

 

「だって、リアスのここが一番寝やすいんだぁ…」

 

アンダーヘアに頬ずりをする。

 

「お願いだから、寝ないで…寝ないでください」

 

「ダメなの?」

 

「他にもいじり倒す場所があるでしょ?」

 

「ない!」

 

「はぁ?全裸の女性を前にして、それはおかしいわ」

 

「だって、責めてもつまらないし。入れるだけなら、アーシアに勝る女性はいないよ。リアスの良さって?リーアもいるしねぇ」

 

リアスは僕のモノを頬張り、口で奉仕をし始めた。それなりに気持ちが良い。でも…

 

「ねぇ、久しぶりに十字架プレイしたいなぁ」

 

僕の言葉に身体がピクっと反応したリアス。そして、口からモノのはずして、

 

「私もしたいって、思っていたところよ」

 

声が固い。しなくないのに、僕が離れないようにしよとしているみたいだ。でも…

 

「無理しなくて良いよ。リアスはリアスらしくしていろよ」

 

「私らしく?」

 

リアスの顔を見ると、キョトンっとしている。その顔は好きだよ、リアス。僕は自分の額をリアスの額に当てた。

 

「僕はリアスのアンダーヘア以外の身体には興味はない。でもねぇ、リアスの僕を思ってくれる心は好きだよ。だから、無理に僕の性癖に合わせなくて良い」

 

「でも…不安なんだよ…いつ、私から離れて行くのかなって…」

 

俯き加減のリアスの目元に光る水滴が見えた。

 

「離れていかないよ。僕が僕である限りはね。僕だって不安だよ、いつ意識が初代ルシファー様に乗っ取られるかわからないしね」

 

「はぅ…次期当主になんかなりたくないよ。イッセーと一緒に…うっうっうっ」

 

「ルシファー家が復興したら、ルシファー家に嫁ぐ?」

 

「当主同士はダメだよ」

 

「なんで?大公アガレスさんは良いって」

 

「えっ?当主同士でも良いの?」

 

リアスは顔を上げた。

 

「大公アガレスさんは、僕を義理の息子って言っているよ」

 

「そうなの?」

 

「ただ、子供は二人以上作らないとダメだけどね」

 

「私、がんばるから…」

 

リアスを顔が少し明るくなった。そして、リアスとノーマルな交わりを初めてした。

 

------

 

パーティー会場になる場所に、開始時間より遙かに早い時間に呼び出された。隣には後見人の大公アガレスさんがいる。目の前には悪魔の上層部と、魔王様達。

 

「今日をもって、ルシファー家の復興も認める」

 

書類選考などを経て、ようやくルシファー家は認められた。僕は目の前の者達に、深々と頭を下げた。

 

「今日のパーティーは、ルシファー家として参加しなさい」

 

と、命じられた。その瞬間、空間が揺らぎ、僕の両隣に実体化した僕の中の人達。

 

「俺に命じるとは、どういう訳だ?」

 

そのお二人の姿を見て、硬直し恐れおののく上層部の者達。

 

「まぁまぁ、ルシファーよ。いいではないか。お家は復興したんだし」

 

「こいつらは、俺が生きていた頃の悪ガキ達だろ?」

 

「コイツらを脅す為に出て来た訳でないだろ?イッセーにお礼を言いに出て来たんだろ?」

 

「おっ、そうだったなぁ」

 

初代ルシファーさんとサタンさんが僕の方を向いて、頭を下げた。

 

「イッセー、ありがとう。ルシファー家を復興してくれて」

 

「俺からも礼をいうよ。相棒のルシファーの夢を叶えてくれて、ありがとうな」

 

そういうと、お二人は僕の中に、戻っていかれた。

 

この光景に、驚いた上層部と魔王様達。

 

「噂は本当だったのか…サタン様とルシファー様を宿しているって…」

 

「イッセー君…次期魔王は決定かな」

 

僕の方を見て恐れおののいている上層部な方々。そんな目でみないでよ~。取り敢えず、この場を離れる僕。

 

『イッセー、すまなかった。驚かすつもりはなかったんだ。でも、ルシファーはイッセーと分離して、実体化できるようになったので、イッセーに乗り移ることは、もうしないと思う』

 

と、サタンさん。

 

「困った時は相談に乗ってくれるのかな?」

 

『あぁ、領土のことだろう?たぶんなぁ』

 

「行き詰まったときはお願いしますよ」

 

『わかった』

 

と、最後の一言はルシファーさん。

 

会場の外に出ると、ダークなイメージで中に入りづらかったリゼおじさん、ユーグリット兄ちゃんがいて

 

「「復興できたんだな(ね)、ありがとう!」」

 

って、僕に深々と頭を下げてくれた。

 

------

 

僕は1つ勘違いをしていた。僕の名前で復興をしたため、僕は次期当主ではなくて、当主になってしまった…これからの展開に支障があるのだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

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