---イッセー---
パーティーまで時間がまだある。この喜びを誰かと祝おうと思った。自分へのご褒美というか。僕はあの人のところへ転移した。
パーティーへ行く準備をしているのか、メイド服を脱いでいた。下着姿も良いなぁ。後ろから抱きついた。
「誰?まさか…イッセー君?」
「正解です。グレイフィアさん」
ブラの中に手を入れて、胸の感触を愉しむ。
「こんな場所で油を売っている場合じゃないでしょ?」
僕から逃げようと、ジタバタしている。パンティの上から、秘部を愛撫していく。
「やめなさい…お願いだから…やめて…ねぇ…あぁ…」
パンティから大量の液体が漏れた来た。
「最近、グレイフィアさんって、感じ易くなりましたね」
「そっ、そんな事はない…」
顔が真っ赤である。耳タブを口に含み、舌で舐める。
「あっ…ダメ…やめて…お願い…はぁ、はぁ、はぁ」
息づかいが荒くなってきた。耳の穴の中を舐めていく。
「本当にダメ…御免なさい…止めてください」
太ももの内側が痙攣して、僕にもたれかかってきた。ペニー君を目の前に差し出すと、豪快に頬張り、絶妙な舌技を披露してくれた。
「やっぱ。グレイフィアさんは虐めがいがあるなぁ」
座り込んで頬張ってくれているので、空いている指でオナっている。
「うっ…うぅ…う…」
僕のペニー君を頬張ったまま、達したようだ。僕を満足させてくれたお礼に、とびきり煌びやかなドレスを、纏わせてあげた。もちろんノーパン、ノーブラでね。そして、僕は会場に転移した。
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会場では、今回の主役達が到着しだしていた。
「イッセー!」
呼ばれたので振り返ると、蒼いドレスのシーグヴァイラがいた。
「シーグヴァイラ、綺麗だよ」
「ありがとう」
「イッセー君」
今度はソーナに呼ばれた。白いドレスかぁ。
「ソーナ、グッドだよ」
「ありがとう」
両手に華状態で控え室に向かう。そういえば、リアスはどうしたんだ?
「ソーナ、リアスはどうしたんだ?」
「どうしたのかしら?遅刻する娘ではないんだけど…」
「先に控え室にいるのかな?」
控え室に入ると、リアスが誰かとやりあっていた。
「おい、少しくらい遊ぼうぜ、魔王の妹君」
「触るな!アンタみたいなイカレ野郎は好みではない」
「減るもんじゃないだろう」
リアスの胸を揉み出した。それによって、彼女のドレスは千切れていった。
「なんてことを…」
パッチン!
相手の横っ面を叩いたリアス。相手は激高してリアスを押し倒した。
「ここで子作りしようや、リアス」
相手の顔面を蹴り上げた僕。相手は、海老反りの体勢で後方に吹き飛んだ。
「リアス、大丈夫か?」
リアスの破れた赤いドレスを、紅いドレスにして着用させた。
「イッセー!怖かったよ~」
「てめぇ、見かけない顔だな。ジャマするんじゃねぇ」
「僕のリアスに何をしていたんだ?三流悪魔君」
「はぁ?お前のリアスだと?頭おかしいだろ?俺は魔王輩出家の次期当主だぞ。お前のような新参者とは訳が違う」
「ふっ、それがどうしたんだ?次期当主風情に言われる覚えはない」
「貴様、エラそうにしやがって」
相手から魔力弾飛んで来たが、真っ正面から受けて立った。
「その程度か?痛くも痒くもない。能力不足の次期当主かぁ」
「なんだと?おい、お前ら、撃ち込め」
眷属へ命令して、全員で魔力弾を撃ってきたが、こいつら、本気なのかな?痛くも痒くもないぞ。
「何で?効かないだと…」
相手の顔が恐怖で歪んでいる。
「リアスへの無礼は、死に値する」
米粒大くらいのドラゴンショットを、相手の額目がけて撃ち込んだ。スムーズに撃ち抜け、壁が大破。その場で崩れ落ちる相手。
「今日のところはこの程度で許してやるよ」
「い、イッセー…殺しちゃったよ…」
「リアスへの無礼だ。この位は必要だよ」
相手の眷属が僕に襲いかかってきたけど、僕の眷属により退治された。僕はリアスを抱きかかえて、頭を撫でて上げる。
「子供のような扱いをしないでよ」
ふくれっ面のリアス。そういうところが好きなんだよ。シーグヴァイラ、ソーナにはない表情がねぇ。面と向かっては言わないけど。シーグヴァイラもソーナも薄々感づいているみたいだ。僕とリアスのやりとりを暖かい目で見ていたからね。
定刻になると、係の人が迎えにきたので、リアスを襲った輩を退治した旨を伝えた。そして、僕達は会場へと向かった。
席なんだけど、僕だけ良い具合の椅子が用意されていた。
「なんで、イッセーだけ?」
リアス達が不思議がっていた。いや、僕もだ。所定の位置に座る。『王』の後ろに眷属が立つのだが、僕の眷属はリアスの後ろに立たせた。レーティングゲームはハンデ戦になるだろうから、僕には眷属の必要ない。
僕ら新人の前には、悪魔の上層部の人達がいて、その上の階には魔王様達がいた。一般の招待客たちは、左右の空間で立食形式のパーティーが行われている。
「ゼファードル・グラシャラボラスは事故により欠席です」
先程、屠った者の名前を知った。あっ、ファルビーさんの身内だったんだ…不味かったかな?
「コレより…」
眠たくなるような前置き的なスピーチ。早く終わらないかな。
「これより、自己紹介をしてもらいます」
半分寝ていた気がする。やっと自己紹介になった。話す内容は、自己紹介と、将来の夢のようだ。僕の順番は最後だ。寝られるかな?
リアスの夢…僕との結婚って…ここで言う話じゃないだろう。
シーグヴァイラの夢…僕との結婚って、お前もかぁ…
ソーナの夢…ここで少々問題が起きた。
「私の夢は、身分、階級、種族を問わないレーティングゲームの学校をつくることです」
ソーナは毅然に言い放った。それに対して、悪魔の上層部から、いちゃもんがついた。
「その夢はあきらめなさい。身分、階級、種族は問うのが、格式のあるレーティングゲームですぞ。ソーナ君、君には失望したよ」
ソーナは俯き、涙が零れていく。
「おいおい、泣き落としか?参加資格を剥奪するかな。そんな弱気悪魔は必要ないよ」
ブチッ!
「おい、てめぇら…夢を話させておいて、あきらめろってナンだ?!」
僕はソーナの前に立った。
「イッセー君、君のような者が庇うに値しない女ですぞ」
「それは、てめぇらの価値感だろ?僕の価値感は僕が決める」
「おい、今日復興したからと言っていい気になるなよ」
ごめんなさい。サタンさん、初代さん、リゼおじさん…でも、僕には…
空間が揺らめいた。そして、サタンさん。初代ルシファーさんが実体化した。
「謝るな!イッセー、お前は正しい。言いたいことを言えないなら、お家復興なんかいらない」
「そうだよ、イッセー。お前は悪くないぞ。ここは俺達にまかせろよ。大人の対応を見せてやるからな」
「初代ルシファー様…サタン様…」
審議会に出ていた上層部の人達の顔から血の気が無くなっていく。出ていなかった人達は、目の前の2巨頭の正体を知らずに、強気に対応していた。
「大人の対応?お前ら何者だ。イッセー君、誰を転移させたのだ?君にも失望したよ。助けて貰うのに助っ人を呼び出すとはな」
「おい、そこにいる現魔王ども。これはなんの茶番だ?」
「貴様、失礼だろう?”ども”とはなんだ、魔王様に向かって」
「お前が失礼なんだぞ」
初代さんから放たれた魔力弾により、消滅してしまった”失礼”な悪魔。
「次は誰が相手をしてくれんだ?久しぶりに暴れたくて、ウズウズしていたんだよ」
サタンさんが楽しそうに周囲を見渡して、ガンをつけている悪魔に、魔力弾を撃ち込んでいく。
「もう止めてもらえませんか?初代ルシファー様、サタン様」
魔力弾により消滅していく上層部を見ていた、サーゼクスお兄さんがストップをかけた。
「私達、現執行部の失礼な行為は謝りますから」
現魔王4名が頭を下げた。
「ちょっと、なんで魔王様達が頭を下げるのですか?」
2巨頭を知らないみたいの上層部の者が噛みついた。
「上層部も若い血が入って来て、お二人の事を知らない世代の者もおります。ご迷惑をおかけしました。あのお二人は初代ルシファー様とサタン様だ。失礼な口を利く者は上層部であろうと、我々魔王が許さないからな」
お兄さんが上層部に睨みを利かせた。
「えぇ~…」
上層部席、左右のパーティー会場から、どよめきが聞こえる。悪魔のツートップが目の前にいるもんだからね。
「アジュカさん、ソーナの夢を叶えさせてあげたい。僕の領地で…」
「あぁ、なるほどね。了解だ。イッセー君。俺達も協力をするよ」
僕はソーナの方を向いて、彼女を抱きしめた。
「レーティングゲームでなくて、新しいゲームを作るから、その学校を創ってくれ、ソーナ」
「新しいゲーム?」
「そう、チーム戦でなくて、個人戦のゲームだよ。どうかな?」
「そうね…一緒に新しいゲームをつくりたい。イッセー君と共に」
そして、上層部の方へ向き直って、
「レーティングゲームに代わる新しいゲームを作る。そのゲームにはお前達の意見は入れないし、利権も与えないからな。レーティングゲームはお前らの利権の温床じゃないか」
僕はアジュカさんの方を見た。
「証拠は、俺と、ファルビウムとイッセー君で集めたよ。あなた方上層部の不正の証拠も含めてね。この際だから、膿もだしましょうよ」
アジュカさんが上層部に言い放った。
「証拠だと…なんの話だ?」
「『王』の駒…能力のない者に高値で売ってましたよね。ソーナ君の夢が叶うと、『王』の駒の売れ行きに関わるもんね」
ファルビーさんは押収した『王』の駒を上層部の前に置いた。
「市場に出回った分の回収はほぼ終わっているぞ。誰が不正をしていたのか、駒を解析すれば、わかる。上層部で関わった者は自首をすすめる。不正者が誰から買ったかが分かり次第、対象者は捕縛し、財産没収だいいな」
ソーナの夢から捕り物に発展。満足したのか、初代さん、サタンさんはいつの間にか、戻っていた。
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新しいゲームは、ソーナ、アジュカさん、僕、サーゼクスお兄さんが中心になった作り始めた。ソロ戦なので、無理矢理眷属集めもしなくても良いのが、レーティングゲームとの大きな違いである。これなら、眷属がいないリアスでも参加できる。
街の大まかな設計図を、シュウさんが作って持って来てくれた。その設計図の改良した方が良い部分を設計図に書き記して、シュウさんに渡すことにした。最終的な設計図で、シュウさんの創造の力で作りだすのだから。
シュウさんにソーナの夢の話をしたら、シュウさんの世界のソーナさんが、サポートしてくれるそうだ。シュウさんの世界のソーナさんは、夢がかなってレーティングゲームの学校を運営しているそうで、講師を貸して貰える上、多少の留学生の受け入れもしれくれるそうである。僕の世界のソーナは高校卒業したら、学校設立に走るみたいだ。
大公様に頼んでいる鉄道事業が認可されるかが、一番の問題かな。
新しいゲームは、初代さんとサタンさんも乗る気満々だった。
「これで、死なずに最強決定戦ができるんだな」
「負けて死んだら、最強になる機会が減るもんな。ルシファーに負けても、鍛錬して見返す事ができるかもしれないのは良いことだ。イッセー、協力するよ。俺達二人も」
協力な戦士2名の参加決定。誰が戦うのかな?誰も戦いたくないんじゃないかな?
リゼおじさんとユーグリット兄ちゃんは、賭けシステムを構築しているらしい。冥界では賭け事は禁止されていないので、八百長でなければ堂々と出来るそうだ。施設内にそういう部屋を作る予定ってシュウさんには伝えてあるんだって。僕の知らないうちに…あの二人は素早いな。
それぞれが、それぞれの夢に向かって走る、高校2年の夏休みは残りわずかだ。今年は満喫できているなぁ。