---イッセー---
シュウさんと俺の世界に戻り、リゼおじさんのいるカジノコーナーへ、向かった。リゼおじさんとユーグリット兄ちゃんが、カジノシステムの最終調整を行っている。
「リゼおじさん、ただいま~」
僕の声に反応して、リゼおじさんが、
「おかえりん、イッセーたん♪強くなったかな?」
「少しだけね。急には無理だよ」
「人生始まったばかりん、あせらないでも良いよん」
リゼおじさんは、いつもの優しい声で諭してくれた。
「イッセーたん、ありがとう♪シュウたんに聞いたけど、本来の僕ちんの人生って、ドロ沼だったみたいだし。イッセーたんのご両親に知り合えて良かったよん♪生きる屍だった、僕ちんが楽しい人生を歩めているし~」
とっても、ご満悦なリゼおじさん。
「そうそう、これをイッセーたんにあ・げ・る♪」
なにやら豪華な箱を渡された。開けると中には、チェスの駒のような物が…これが、僕の悪魔の駒なのか?
「それは、イッセー君専用の悪魔の駒だ。リゼヴィム様からのプレゼントというか…現魔王達からの…」
僕の耳元でユーグリット兄ちゃんが、真実を教えてくれた。そうだよな。こういう公式な物って、でも…
「リゼおじさん、ありがとう」
と、リゼおじさんに感謝の言葉を伝えた。涙腺の弱いリゼおじさんは、ユーグリット兄ちゃんに「後を頼む」と、言い残して転移していった。自分の部屋で泣くんだろうな。
「俺も、イッセー君に感謝している。姉さんと関係を修復できたよ。普通に会話できるし、悪い事をすると、ちゃんと鉄拳制裁有りで叱ってくれるよ」
ユーグリット兄ちゃんはシスコンのエム体質だものな、ははは。
「兄ちゃん、叱られたいからって、悪い事をしないでくださいね」
「あぁ、ルシファー家にドロを濡れないから、心得ている。まぁ、姉さんに抱きつくくらいだよ。ははは」
いや、それもドロ塗りそうだけど、まぁ、いいっか。その程度なら。
「じゃ、明日に向けて、最終調整するから」
って、トレーニングルームに転移した。
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トレーニングルームには、予期しない者が待っていた。遠目にはソーナっぽいが…
「どのくらい強くなったか、見に来てやったよ」
腕組みをして俺を睨む、シュウさんの娘のシルキーさん。
「見に来ないでいいです」
「そうは行かないよ。私の旦那にするんだから」
え?何を言った?この女は?
「うん?聞こえなかったか?」
「誰かと勘違いしていないか?なんで、俺?」
「この世界のソーナ・シトリーと仲が良いんだろ?ならば、私とも良いはずだと思わないか?」
いや…おい…シトリーつながりか?
「俺はお前に恋をしていないぞ!」
「問題ない。時間はいっぱい有る。どうせ、父ちゃんの元で鍛錬するんだろ?」
たしかに、シュウさんの元で鍛錬する予定だ。この世界で最強な俺には、この世界ではこれ以上鍛えるのは無理みたいだし。シュウさんの本来の戦闘能力を見てしまったことで、まだまだ弱い自分を知ったことも理由だ。
「父ちゃんの元で鍛錬するなら、一緒に活動する時間がこれからは増えるし。問題はない」
問題はあると思う。が、シュウさんの子供だけあって、問題があっても問題ではないのだろうか。
「理解してくれたかな♪」
僕は聖水入りの水鉄砲を手にして、発射した。俗に言う不意打ちだ。が、彼女に届く前に凍ってしまい、彼女には当たらなかった。
「ねぇ、父ちゃんに言われなかった?相手の強さを読み取らずに、攻撃をするなって?私は悪魔成分の強い父ちゃんの子供だけど、父ちゃんの天使の血も授かっている。多少の聖水攻撃は問題ないレベルなんだ。あと、私は氷系の能力がある。私の周囲には防御壁として、冷気を纏っているんだよ」
冷気を纏っている?だから、聖水が…あっ、シュウさんの教えが活かせていない。
「実戦だったら、死んでいるぞ。まだまだヒヨッ子だな、お前は」
反論できない俺…確かに、死んでいるな。龍化していない状態で、ダイヤモンドダストを喰らったら、確実に。
「ふぅ、明日はせいぜいがんばりな。兵藤先生の強さを読み取らないと、死ぬよ、アンタは」
そう言い残し、シルキーさんは転移していった。実際問題、俺には相手の強さを読む力が、欠如しているんだけど、どうしよう。
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翌日、スタジアムは超満員だった。鉄道、宿泊施設、放映権、入場料などの、ここまでの収益は、開発費を除いても、すでに黒字だった。ルシファー家は、収益のある産業を手に入れることができた。
実況席にはアザゼルとシュウさんがいた。神器の知識、戦略、戦闘などの知識は、この二人に勝てる者はいないだろうな。この世界においては。
---アザゼル---
司会を俺、ゲスト解説者にシュウを迎えて、スタジアムだけではなく、TV放映でも流していた。TV放映は、冥界だけでなく、天界や他の神族のエリアにも流していた。放映権収入もデカそうだ。
初代ルシファーの専用列車に、オーディン、ハーデスなどの神までもが乗り込み、旅を満喫していた。どんだけ、鉄ちゃんが多いのだろうか。勿論、俺もバラキエルと満喫してきた。
「で、シュウ。お前の連れて来た選手の簡単な説明をしてくれるかな?」
俺の興味ある事をまず尋ねた。
「ガブリエルは、元々あった天界で唯一生き残ったセラフだ。我が家では小間使いをしている」
「元々あった天界って何だ?」
「僕達でクーデターを起こして、ガブリエル以外のセラフとエンジェルを皆殺しにして、天界を再構築したんだよ。僕の世界の天界は最悪でね、意見を言う者は排除しまくっていた。なので、僕と排除された者達で、天界で暴れたんだ」
と、淡々と話すシュウ。
「絶対神から聞いた話だと、僕のいた世界だけ、独自の道を歩んでいるそうだ。天界の天使長はルシファーさんだし♪」
コレまでの淡々とした表情が一転して、笑顔になったシュウ。思い出したくもない、嫌な思いでなんだろうな。
「初代レヴィアタンさんは、悪魔でなくてドラゴンだよ。ドラゴンだった時の名前はリヴァイアサン」
「リヴァイアサンって、伝説級の最強ドラゴンじゃないか。聖書に出てくる三位一対の仲の1匹だろ?」
なんて者を連れて来たんだ、コイツは…
「そうだよ。三位一対総てが仲間だよ。もちろん、その先にいる者も含めてね」
その先って…おい…トライヘキサかぁ…
「まぁ、そんな感じだ。で、兵藤誠は、たぶん最強の元人間だ。強さは…グレートレッドより少し劣る感じかな」
「はぁ?単なる人間で?」
「そう、単なる人間だった。今は諸事情で、ドラゴン人間だけどね。だから、以前より強度は上がっているから、グレートレッドより少し強いくらいかな?」
おい、どんだけ強いんだ?お前のところのチームメンバーって…
「川神百代も最強の人間かな。この試合は新旧最強人間対決とシャレ込んでみました」
開いた口が閉じねぇぞ。なんだ?新旧対決って…
「あっ、百代は身体の細胞を活性化することで、再生能力を発現している。誠は次元転移系の神滅具持ちだ」
単なる人間で、再生能力持ちだとぉ…なんだ、その規格外さは?
「兵藤一香は、誠の嫁さん。彼女も最強クラスの元人間で、誠同様に今はドラゴン人間で、聖なる力系の神滅具持ちだよ」
夫婦で神滅具持ちなのかよ…
「ちなみに、こいつらは、シュウのチームの1軍か?」
やっと、言葉が口から出すことができた。
「誠と一香は見習い、百代は2軍。1軍は初代レヴィアタンさんと次に紹介するゼノヴィアだ。ゼノヴィアはパワー系の剣使いで、うちの切り込み隊長みたいな者だよ」
おい…見習いクラスで、グレートレッドより強いのか?
「僕のチームへの入団条件は最低魔王クラスだから。ははは」
いやいや、笑いごとでは…全員魔王より強ぇ~ってことか。なんだ、この戦力は…
「あと、エキシビジョンに出る兵藤一誠は、僕の旧知の友人で、普段は学校の先生をしている。あと、僕の自作の神器を持っている。この神器は、僕の世界の試合では使用禁止なんだ。理由は見てもらうが一番だと思う。あと、赤龍帝の籠手も持っているが、コイツはサポートタイプの赤龍帝だから、アザゼルの興味を引くと思うよ」
サポートタイプの赤龍帝だと?どうして、そうなったんだ?
「どうしてサポートタイプかって?一番の理由は、アイツより強い者がたくさんいるから。それらをサポートした方が戦力的にも良いでしょ?」
どんだけ強いやつらがいるんだ?
「一軍クラス同士戦わせると、この星がなくなると思うんだど…良いかな?」
「ダメに決まっているだろ!」
「なので、割と理性のある1軍クラスしか出していない」
「なぁ、1軍クラスにはどんな種族がいるんだ?」
「最凶の戦闘生物を筆頭に、最強の吸血鬼、最強のドラゴン、最強のハーフドラゴン、最強の邪龍、最強の龍王、最強のドラゴンの子、ハーフな神、トライなアイツなどなどだ」
「なんだ、その戦力…」
「まぁ、そのくらいの戦力がないと異世界の紛争は止められないってことだよ」
シュウの戦力紹介を聴いた視聴者から、ラスボスはコイツか?って感じの問い合わせが多数あったようだ。俺も、ラスボスはコイツって思うのが…コイツより強いラスボスっているのかな?
「いたよ。僕よりも強い奴。最終的には、同士討ちみたいな決着だった」
いるのかよ~シュウより強い奴って…
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トーナメント試合は、淡々と進められた。
サタンVSガブリエルは勝者ガブリエル。決まり手は天使の輪っかをブーメランのように使い、サタンを瀕死の状況に追い込んだ。悪魔は聖なる攻撃には無力に近いからなぁ。
初代ルシファーVS初代レヴィアタンは勝者ルシファー。決まり手は魔法の連打によるダメージの蓄積であった。
兵藤誠VS川神百代は勝者兵藤誠。短距離攻撃を遠距離から放てる兵藤誠の前に、攻撃を1発も当てることができずにいた川神百代の判定負けだった。
兵藤一香VSゼノヴィアは勝者ゼノヴィア。聖属性同士の戦いで、飛ぶ斬撃持ちのゼノヴィアの判定勝ちになった。飛ぶ斬撃を避けると、直ぐに近接できる位置に移動して、叩き込むスタイルは斬新だった。
そして、準決勝。
ガブリエルVS初代ルシファーは勝者ガブリエル。1回戦で魔力を使いすぎた初代ルシファーが魔力切れに陥り、ガブリエルの天使の輪っか攻撃で、瀕死の状態に…
兵藤誠VSゼノヴィアは勝者ゼノヴィア。遠近攻撃に長けているゼノヴィアが、兵藤誠の攻撃の隙をついて、カウンター攻撃で勝利。
決勝は、ガブリエルVSゼノヴィア。聖属性対決だったが、ゼノヴィアの開幕速攻を受けて、ガブリエルが瀕死の状態となり、勝負がついた。
見応えのある戦いが続いた。ベストバウト(最も印象に残った試合)は、兵藤誠VSゼノヴィアが選ばれた。そうだ、イッセーを切り刻んだのって、このゼノヴィアだったな。1軍クラスの実力を垣間見た気がする。
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そして、エキシビジョン。イッセーVS兵藤一誠となった。
戦闘フィールドにイッセーと兵藤一誠が転移していった。イッセーは緊張しているのか、顔が強張っている。対する兵藤一誠は顔が蒼醒めている。
試合開始後、しばらく睨み合いが続いた。お互いの赤龍帝の籠手はカウントを始めていて、最初の一撃で勝負が着くような気配を感じた。先に動いたのは真なる聖剣を手にしたイッセーだった。最強の龍の鎧を纏い、カウンターもできるミラー仕様で近接攻撃をするべく、相手に駆け寄っていった。
『桃色天国(イッセーズ ドリーム)』
兵藤一誠の神器だろうか、声がした。そして、
『禁手化 おれはハーレム王になる(バルキリーズ カーニバル)』『譲渡(トランスファー)』
目の前に大量の女性の戦士が急に現れた。なんだ?この神器は…あまりの展開に俺は目が点になり、イッセーは相手から距離を取り始めた。が、現れた女性の戦士達が、イッセーを取り囲んでいく。中には、先程の優勝者のゼノヴィアもいるし。なんだ、この状況は?
「おい、シュウ!助太刀は禁止だぞ」
「はぁ?あれは助太刀ではない。一誠の神器の禁手だ。妄想した女性戦士(バルキリー)を実体化して、赤龍帝の倍化しきった力を譲渡している。すげぇ神器だろ?」
おぃ…なんだ、その規格外の神器は…それは通常試合で使用禁止になるわな。
そして、イッセーは多勢に無勢状態で、実体化した女性陣にボコられて負けた…俺はイッセーに同情する。あれは勝ち目ないだろう。
「これって、神滅具以上でないのか?って、エキシビジョンでも使用禁止だろ?」
「実戦だと役に立つんだぜ。人手が足りない時とか」
試合に弱くて、実戦に強いって、こういうカラクリだったのか…そして、勝者の兵藤一誠には、大声援が送られていた。当の本人は、場慣れしていないのか、あたふたしていたが。
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そして、最終試合。シュウがフィールドに降り立った。
「おい、悪神ロキ、来ているんだろう?出てこいや!」
シュウが1点を見つめて叫んだ。そこに姿を現す者が1名。
「ふふふ、面白い物を見せてもらったよ。そうか、宴の最後は俺か」
ソイツはフィールドに降り立ち、北の主神オーディン様を見据えて、叫んだ。
「オーディンよ。こんな茶番な試合を見て楽しむとは、お前も格が落ちたんじゃないのか?」
「ロキか!貴様…何しにここに来たのじゃ」
オーディン様はロキに叫び返した。えっ?ロキだと?悪神のロキなのか?
「ここには様々な神格の神々がいる。ここで神々の黄昏(ラグナロク)をするのも一興かと思ってな。ちょうど良いだろ?そうは思わないか?オーディンよ!」
神々の黄昏(ラグナロク)だと?それって、オーディン様の神格系で言うところの世界における終末の日ってことじゃないか…おぃおぃ…
「そんなマネは僕がさせないよ。クソ神のロキよ」
シュウが割って入った。
「はぁ?なんだ、お前は?俺に敵うと思っているのか?」
「僕は、シュウ・ヨハネ・鬼門。一番嫌いな神はロキ、てめぇだ!」
そういうと、ロキと共に戦闘フィールドに転移したシュウ。戦闘フィールドに転移するや、多数の龍門、獣門を発現して開いていく。なんだ、この集団は…
グレートレッド、オーフィス、ティアマット、アジ・ダハーカ、クロウ・クルワッハ、ウーロン、ミドガルズオルム、アルビオン、ドライグ、ブリトラ、リヴァイアサン、ジズ、ベヒモス、フェンリル、スコル、ハティって…
「僕の心強い仲間だ。こんだけいれば勝てるだろ?クソ神ロキよ」
シュウの顔は、これまで見た事無い無表情で、冷たい眼になっていた。
「お前…何者だ。こんなにたくさんの最強クラスの化け物を使役させているとは」
「僕は鬼と天使のハーフの化け物だよ」
シュウの身体が変異した。全身が透き通っていき、見えなくなっていった。それに伴って、ロキの表情は余裕のある顔から、青ざめた恐怖を感じている顔付きに変貌していった。
「お前かぁ…天国と地獄の長となった化け物は…」
シュウからの返答は無く、ロキの身体が切り刻まれていった。空から舞い落ちるロキの肉や骨。それをフィールド上で蠢いている獣と龍達が喰らっていく。
「おい、やめろ~なぁ、止めてくれ~」
ロキの身体はばらばらにさて、身体を現したシュウの前には、魂だけが残った。シュウは獣門をもう1つ発現させて、ロキの魂を、その門に目がけて、投げ込んだ。フィールド内に響く咀嚼音。スタジアム内は静かだった。いや、恐怖のあまり失神している者が多数いるようだ。
「何もそこまでする必要は…」
身体を震わせてオーディン様は呟いた。
そして、フィールド上に蠢いていた者達が、それぞれの門に帰ると、門は消失していった。仮想フィールドからシュウが戻って来たのかどうか、わからないが、フィールドは消失した。
---ソーナ---
試合が総て終わり、シュウさんのチームの実力をマザマザと見せつけられた。イッセー君は惨敗であった。あんな神器ってあるんだ…あれ相手では、誰も勝てないと思う。優勝者のゼノヴィアさん以外にもグレイフィアさんや私、リアスまでいるんだから、タチが悪い。
イッセー君の話では、身体を弄ばれた上でボコられたそうで、今まで女性に対して、散々弄んできた報いを受けたと、凹んでいた。
シュウさんのあの変異体…イッセー君に聴いていたけど、あれは無敵だと思う。魔法も物理攻撃も透過する透明ボディ、見えない、気配を感じないなどのステレス性、戦闘に特化した生物…あんなのが相手では、誰も勝てないんじゃないかな?
部屋に戻り、ベッドに横たわり、一息吐く。目を瞑り、どういう学校にしていくかを、今日の試合内容を思い返して、考えていく。
身体に重みを感じ目を開いた。目の前には何をない。でも、何かが私の上に載っている感じがする。様子を見ていると、ブラウスのボタンが1つずつ外されていく。うん?デジャブかな?前に経験があるような…いや、あの時は実体が見えていたけど。そして、ブラのホックがはずされようとした瞬間、
どっごん!
何かが殴られて、壁に激突した。
「痛いよ~忍…」
声と共に実体を現したシュウさん。戦闘中でないと透過しないようだ。
「シュウ オイタは ダメ」
忍さんと、やたらにナイスバディになっているオーフィス君が、いつの間にか部屋にいた。
「妾が、いつでも相手をしてやると、言っているじゃろうが」
「我も!」
「ねぇ、見逃してよ~」
「「ダメ(じゃ)!」」
「若いソーナとしたいだけなんだよ~」
「はぁ?それは私に宣戦布告ですか?旦那様」
え?シュウさんの世界の私…いつの間に、来たの?
「いやソーナ…今のソーナも味があるけど…」
「けどなんですか?!旦那様」
「若い、なんというか、モチっと感っていうのかな?」
「それは、私がもう若くないと言いたいんですか?旦那様」
「そんなに怒ると、眉間に皺が…」
「皺?そんなに老けていません。旦那様」
さっき無敵な戦い方をしたシュウさんは、奥様の前ではタジタジだった。そして、奥様が私の方を向いて、
「ごめんなさいね、私の亭主がイラん事をしようとして。これから、ビシっと調教…じゃなくて、教育しますから、失礼します」
って、私に手を伸ばしているシュウさん、忍さん達と一緒に転移していった。
呆気に取られている私。
臨場感あふれる戦闘シーンが書けないorz