---リアス----
ここはどこ?
冥界スライム地獄から解放されたようだ。だけど…目の前には、アイツがいた…
「リアスちゃん、お久しぶり♪」
私に近づき、首に首輪を嵌めた…
「それは、プレゼントよ♪その首輪は魔具でね、奴隷の首輪って言うんだよ。嵌めた相手を奴隷に出来る優れ物なんだよ♪」
嬉しそうに話すアイツ…アイツは首輪についているリードを引っ張った。私は、正座をして、アイツの指示を待っている。くそっ!身体が言うことを効かない。
「じゃ、まず、私を感じさせて♪お舐めなさい」
アイツの秘部に口を近づけ、舌で舐めていく。なんで、こんなことを…
「あぁ、少しご褒美をあげるね」
お尻の穴と、大事な穴に何かを入れられた。次の瞬間、体内で蠢いている何か…あぁぁぁぁ~…
「バイブとローターが一体になっている、調教用具だよ♪気に入ってくれたかな」
アイツは楽しそう名笑みを浮かべている。えっ…乳首に何かを刺された。これは…いやぁぁぁぁぁ~…
「あぁ、乳首に刺したのは、マイクロバイブ。乳首の内側から刺激を与えるんだよ。さぁさぁ、舐めて♪舐めて♪」
鬼…さすがに鬼の娘だ…そして、私よりも悪魔らしい残忍さも持っている。
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舌が…舌はもう動かない。全身、痙攣を起こしている。もう、自分の意志で身体がまるで動かない。全身のツボに電極を撃ち込まれて、電気刺激で私の身体は反応しているだけだ。
「じゃ、準備運動は出来たかな?」
何を言っているんだ?あれが準備運動だと…あれよりも酷い拷問ってあるのか?
「ほらほら、目の前の檻を見て♪」
檻?確かに目の前に檻がある。発情しているオスのミノタウロスが沢山いる。どれも目が血走っている。どうするんだ?
「この液体をリアスちゃんに噴霧♪」
なんだ?独特の香り…その香りでミノタウロス達が雄叫びを上げた。まさか…
「あぁ、それは、ミノタウロスの雌のフェロモンだよ。発情期に出るんだって」
アイツが転移して、この場から去ると、目の前の檻は開け放たれた。ミノタウロスの大群に身体を掴まれ、大きくて固い物が、同時に3本、私に入れられた。か、か、身体が壊れる…でも、この恐怖感が堪らない。
ミノタウロスの大群に乱暴されることを愉しんでいる私。ダメ…ダメになる…いやぁぁぁ~!
全部のミノタウロスが満足した頃、アイツが転移してきた。
「愉しんでもらえたかな?う~ん…まだまだ元気そうだね♪」
元気?有る訳ないだろう…息するのもやっとだ。恥部は痙攣しているし、穴はガバガバである。
「次の檻にちゅうもぉぉぉぉ~く♪」
檻…今度はオスのケンタウロスか…あんなデカいのは無理だ…ミノタウロスと同じ展開である。ただ違うのは、私に思考する余力が無くなってきたことか…ただ、刺激を愉しむだけの生き物になった気がする。
「おぉ~、まだ元気なのか…リアスちゃんは底なしだねぇ♪」
コイツ…いっそ殺せよ…
「殺す?出来る訳ないでしょ?そんなことしたら、父ちゃんに、しばかれるだけでは済まなくなるからね」
ソーナもそうだった。私を殺したい程憎んでいたけど、殺さなかった。つまり、そういうことか。私はあの鬼の加護で生きているんだ。イッセーと同じ時を刻む為に…
だけど、ソーナもコイツも、あの鬼の決定に不服なんだろう。
「次はどうしようかな?」
何?何をした。体内に何かが転移してきたようだ。
「ねぇ、出産の経験が無いんだよね?だから、経験させて上げるよ」
何?何の子供を転移させたんだ?身体の中で何かが蠢いている。今までに感じたことの無い刺激だ。新たな刺激に喜ぶ、私の身体…
「よっぽどの好き者なんだねぇ~。ドラゴンニュートの卵を数個、転移させたから。産んでみてよ」
卵を…じゃぁ、これって、舌で舐められているのか…身体の奥深くで感じる、なんとも言え無い感覚。胃の中でも何かが暴れている。いや…ダメだ…うげっ!
口から小さな蜥蜴らしき者が数体出て来た。
「100個ほど入れたから♪」
コイツ…うげっ!
秘部からも出て来ている…お尻からもか…ダメ…クセになりそうだ…
---イッセ---
だいぶ勘が戻ってきた。エクスカリバーが振れるようになってきた。もう少しで、再デビューできそうである。後1クラスアップすれば…
あのVR装置で剣の鍛錬をして勘を戻し、基礎運動で体力とスタミナを増加させていく。
「もうちょいやん♪」
リゼおじさんがトレーナーになってくれ、順調とは言え無いけど、確実にステップアップをしていく。
「イッセ君、来週、デビュー戦よ」
ソーナが、プロリーグへの昇格を知らせてくれた。まだ、一番下のリーグであるが、リーグ優勝を果たせば、入れ替え戦の権利を得られる。
「これで、リアスを迎えに行ける」
俺の言葉にソーナは無反応で黙りである。何かあったのか?
「ソーナ、リアスはどうしているんだ?」
俺から視線を逸らしたソーナ。何か遭ったのか?
「ソーナ…」
「ごめんなさい。わからない…今は私の元にいないの…私が手を染めない様に、彼女が代わりに…」
ソーナが手を染める?どういうことだ?リザおじさんを見つめた。
「イッセたんの女…シュウたんの恩を仇で返したのん…で…」
リアスが何かをしたのか…団長の恩を仇で返しただと…
「ソーナ…どういうことだよ?」
「母さんを虐めないでください。悪いのは、あなたの嫁です」
ソーナの娘であるセーラが、ソーナを庇う様に、俺の前に立った。その目は憎しみの炎で燃えているようだ。
「セーラ、何があったんだ?」
「ふっ…暢気ですよね。イッセさんも、あの女も浮き世離れしすぎます」
暢気だと?俺はこんなにも必死に再生しようとしているのに…
「こんな小娘の言葉でワナワナと怒りに震えるんですか?何が、元最強悪魔よ!なんで、生きて戻ってきたの?」
セーラの言葉は正しい。だけど、リアスは悪く無いだろ?
「リアスはどうしたんだ?」
「自分で探せば?えっ!」
セーラの首元に手を掛けている俺。
「もう一度訊く。リアスはどこだ?」
「私はお父様の子供、こんな脅しには負けない…」
ボキッ!
呆気なく折れたセーラの首…
「セーラ…ねぇ、セーラぁぁぁぁぁぁぁ~!」
ソーナがセーラに泣きすがった。俺は、何をしたんだ…
「うぅぅぅ~、イッセ君、あなたもリアスも、実に悪魔らしいわ。わがままよね…魔王でも無いのに、命令口調って…私は、あなた達を許さない!」
ソーナの隣に転移陣が現れた。ガイアと魔王リアスが転移してきた。
「おい!へたれ!お前…何をしているんだ?」
リアスの目には涙が溢れていた。
「あぁぁぁぁぁ~!」
滅の装備を纏ったリアスが、俺を襲ってきた。俺はここで死ぬ訳に行かない。全力で応戦する。
『バランスブレイカー』
禁手化してエクスカリバーを手にして、リアスにダメージを入れていく。しかし…
『氷の棺』
ソーナの呪文…意識が狩られていく…
---ソーナ---
イッセ君を氷の棺に収めた。半永久的に彼は封印される。
「どうするんですか?父さんは、リアスさんが立ち直るようにフォローしろと…」
ガイア君に訊かれた。私はあの人の頼みを聞き入れず、リアスをいたぶった。そして、シルキーちゃんが私の代わりに、私の気が済むように、リアスへ拷問をしてくれている。私の心が闇に染まらないように。闇に飲み込まれないように…
だから、セーラの死を、あの人に伝えられない。原因を伝えられないから…
「セーラ…ごめんね…」
娘の亡骸を優しく抱くことしか出来ない。ダメな母親である。
「でも、いつまでも、隠せないよ」
って、リアスちゃん。彼女は、シーナちゃんが手当をしてくれている。
「どうしよう…」
「どうしようじゃないよ。まったく、揃いも揃って何をしているんだ?」
えっ?あの人が…降臨してきた。セーラの亡骸を抱き締めている。しばらくすると…
「お父様…」
蘇生したセーラ。
「あんまり、無理するなよ。相手はガキなんだからさぁ。で、ガイア…これ、どういうことだ?」
「え?父さん…だから、ソーナさんを…」
「いや、ここでのことは怒っていないよ。お前達は、よくソーナを護ってくれたと、感謝はしている。だけど…僕、言ったよな?リアスのフォローをしろってさぁ…」
あの人の笑顔を見て固まる、ガイア君、リアスちゃん、シーナちゃん…
「言い訳があるなら訊くよ、ガイア♪」
ガイア君、リアスちゃん、シーナちゃんが、あの人の前に並んだ。で、次々と、こめかみグリグリの刑を受けて、のたうち回っている。
「ふふふ♪ソーナもおいで♪」
えっ?痛そうだよ…ねぇ、痛いのは嫌いだよ…あ!…痛すぎて声すら出ない。痛すぎて何も浮かばない。痛すぎて、涙すら出ない…私も地面をのたうち廻っている。久しぶりのスキンシップがこれなのか?悲しいよ~。
「ソーナ、今後のこと、この不出来な子供と弟子に託していく。今度こそ、リアスを頼むぞ。このくそガキ…リアス絡みになると、暴走するからな」
「父さん…コイツはどうするんですか?」
「リアスが先だな。リアスが立ち直らないと、コイツ暴走しまくるだけだ。で、リリン…お前はどうしてくれるんだ?コイツ絡みで3人目の娘を失うところだったんだけど…」
「ごめん…シュウたん…」
リリンの声は震えていた。
「リリン、提案があるんだけど…受けてくれるか?」
あの人はリリンを見つめている。
「うん♪」
「そうか…介入するかな。シルキーが絡んでいるなら、親である僕の責任だし♪リアスもこのガキも、一旦リセットするかな。おニューな人生で再出発してもらうとか♪」
うん?何やら二人共、嬉しそうなんですけど…頭を抱えているガイア君、シーナちゃん。この人達は、何かをやらかすのか?
「イッセとリアスを義兄妹として転生させる。二人を見守る親役はリリンだ。出来るよな?」
「うん♪」
リリンも嬉しそうだ。前もって、相談済みなのか?
「実の両親はいない。種族は人間かな。悪魔はダメだろうな。イレギュラーな悪魔はこりているし」
次の瞬間、リリンとイッセ君を封印した氷の棺が消えた。
「この件は、シルキーへの教育を以て終わりにする。引き続き、この世界を頼むぞ、みんな」
あの人は去り際に、私へ笑顔を見せて去って行った。私への罰はスキンシップ無しですね…ぐっすん…
---リゼヴィム---
目の前に赤子が二人…イッセとリアスである。この子達を立派に育て上げて、問題無く天寿を全うさせることが、僕の役目である。それが僕に課せられた罰である。この子達には前世の記憶は無いが、お互いを愛している気持ちだけは、消さずにいてくれた。
男手1つで、二人を育てる。失敗に次ぐ失敗であるけど、楽しい。悪魔だった頃、生きる気力も無かったのが嘘のようである。
悲しい事、辛い事、凹む事などが総て生きる上でのスパイスとなっていく。
「リゼおじさん…」
僕を見つめるイッセ…あぁぁぁ~!おむつの交換かぁ…
「リゼたん…」
僕を恋しそうに見るリアス♪うん?違う違うぅぅぅ~!ミルクの時間だぁぁぁ~。
毎日が慌ただしさの中で過ぎていく。
「どうだ?リリン」
「シュウ、楽しいよ。子育てって、毎日がアクシデントだらけだしね♪」
「言葉遣いが真面になって良かったなぁ。子供がマネすると、大変だからな」
ここは第13宇宙の中心にあるシュウの本拠である。転生をしたのだけども、どこの世界からも受け入れ拒否と言われてしまったのだ。
「まぁ、ラスボスの代名詞のリリンと、元邪龍の最凶悪魔と、傲慢な悪魔のセットだよ。受け入れてって、頼みづらいよ」
で、シュウの本拠に転生させてもらった。僕達三人とも種族は人造人間である。それぞれの細胞を培養した完全調整体ってものらしい。悪さをしそうな因子を、人工的に取り除いたらしい。
「まぁ、そうのうち、受け入れてくれる世界が見付かるかもしれない。そうしたら、親子3人で、送り出すよ」
いや、このままでも良い。やっと、人生の楽しみに出逢えた気がする僕…ちん…あれ?口調が…マズい…シュウたんに、内緒にしないとん♪