イメージOPは、魂の慟哭
Aldnoah1.学園入学
ついに俺達は、IS学園に入学した。俺の席は、左の席の一番端っこ。懐かしいメンツがこのクラスには二人いる。セシリアと箒だ。箒は13年前に会ったけど、女装している俺をセシリアと一緒にじーっと見ている。俺の隣には、雪華とその後ろにいるマドカ。特に雪華の髪色が雪の様に白いから、女子からは白雪姫みたいだねと噂されるほど。それならまだいいが、悪い方では虐待などにあって髪から色素が抜け落ちただ。実際雪華は、そういうのに遭ってきたんだから否定できない。
俺の服装は至ってシンプル、ミニスカで女子が皆着ている服装だ。あのクズの席は、真ん中の中央で、皆の視線がいっている。
ザマァミロ。俺が千冬ちゃんに頼んだ特等席だ。ありがたく思え、ヴァーカ。
まぁ、そんなことを考えていると教室のドアが開き『山田真耶』という教師が入って来た。もう印象が、『子供が大人の服を無理やり着ました』オーラがかもしだしている。彼女のデータは慨に、入手済みで元代表候補生だそうだ。
ふむ、自己紹介か。ベタだな。
「伊邪那美 雪華です。趣味は、音楽鑑賞と料理。あと、髪色は生まれつきなんで気にしないでください。あと、専用機持ちだからよろしく」
言っちゃったよ。雪華の専用機は、"ストライクノワール"。皆の知っているあのストライクノワールだ。あの機体は元々、ストライクガンダムの発展強化型のようなものだ。拡張領域《パススロット》と後付け武装《イコライザ》技術の応用で、ノワール、ソード、ランチャー、I.W.S.Pの四つの装備を展開、装備が可能。ユニットに合わせて機体色も変化する。
次はマドカか。
「伊邪那美 マドカです。姉の雪華とは双子です。趣味は、機械弄りと料理です。あとそれから、私は織斑千冬に似ていますが別人で、織斑家とは一切関係ありませんのであしからず」
そりゃ、マドカは千冬ちゃんをモデルにしたデザイナーベビーだけどさ。やばい、箒とセシリアが俺を見ている。
次はあのクズか。どんな、猫かぶりな紹介をすることやら。
「織斑 秋生です。趣味は、読書と勉強です。みなさんと違って、ISに関してはあまり知らないのでよろしくお願いします」
うっわ。ウソまるだしの演技をしてきたなぁ。つか、そんな猫かぶりが通用すると思ってンの。
ほら、セシリアや箒も痛い子を見るかのような目で見てるし、雪華とマドカに限っては、養豚場のブタを見るような目線を送ってるし。
次は俺か。
「神埼 理音です。趣味は、歌うことかなぁ~。あと、専用機持ちだよ。マドカと雪華は僕のだから、手をだしたらやけどするよ?」
と、まぁこんな感じでいいかな。しかし、その台詞は間違いだった。
「「「「キャーーーーーーーーーーーー」」」
突然女子が騒いだ。やばい、この台詞は間違いだったかな。
「こんなところにネタの対象が!」「キマシタワー!! バンザーイ!!」「今年の夏コミはこれでいくわよ!!」「三人の中で誰が受けか責めにするか検討 するわよ!!」
うん、知ってた。千冬ちゃんのクラスは変人の集まりだった。
「静かにせんか! 貴様ら!!」
教室のドアが開くと、千冬ちゃんが入ってきた。
「あ、織斑先生。もう会議は終えられたんですか?」
そういえば、山田先生は副担任だったな。
「ああ、山田先生。押しつけてすまなかったな」
流石千冬ちゃん。公私は分けるんだ。
「私がお前たちの担任をする、織斑 千冬だ。齢15の貴様らを1年で使いものにすることが目的だ」
何その紹介。その瞬間教室が騒いだ。俺と同じくらいうるせえな。
「静かにしろ! では、1時間目の授業を始める!」
相変わらずきついねぇ、千冬ちゃんは。
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私は、伊邪那美 雪華。本名”織斑 一夏”。世界から存在を消されたモノ。新生亡国企業の幹部であり、マドカの双子の姉でもある。理央の恋人の一人で、心臓にADを埋め込むことで命を長らえることができた強化人間。私が売られた研究所は、薬物などによるもので、嵐帝に匹敵する存在を作りあげることが目的だった。売られてすぐ私は、実験体にされた。全身にわけのわからない薬物を全身に打たれ、両目には越界の瞳《ヴォーダン・オージェ》を埋め込まれた。私は何度も千冬お姉ちゃんの名前を暗闇の中で叫び続けた。実験の副作用で、廃人同然になった。髪の色素は脱色。精神も、心も、身体もズタボロになった。そんな時だ。私に希望が舞い降りた。硬い鉄の扉が破壊されたのだ。そこにいたのは、純白の全身装甲のISだった。その頃の私にとっては、希望の天使が舞い降りた気がしたのだ。私は、そのISに抱きかかえられると意識を手放した。理央と束お姉ちゃんによる延命治療で私は心臓にADを持った存在に生まれ変わった。私が最初に驚いたのは、死んだと聞かされた理央が生きていたことが嬉しくて、彼に抱きしめられながら泣きじゃくった。
束お姉ちゃんの話だと、私の容体は酷く寿命がたった半日も持たない状態だったらしい。そこで、理央の提案でADを心臓に移植しての延命措置を二人で施したそうだ。
手術自体はうまくいったが、リハビリなどを考えて1ヶ月が必要だったため、その間に私が亡国として動くためのISとIS学園用の二つの開発に取り組んだ。
リハビリ中に私はあるニュースを見た。『織斑 一夏は死亡した』それを見た瞬間、私の中で何かが崩れ落ちた。
もう、あの日常へは帰れない。友達とも会えない。もう私の居場所はどこにもないと痛感した。それ以来、理央と他の亡国幹部メンバーと顔を会わせるのを避け始めた。でも、後から考えれば、私の方がまだマシかもしれない。いや、マシな方だ。理央は尊敬する両親を世界各国の政府によって暗殺され、生きるために、名を捨てた理央は『嵐帝』になりこの世全ての理不尽と不条理の敵として戦う方面で、世界の彼の認識は世界の敵と認定した。
幹部のスコールさんによると、彼を保護したのは10歳のころ。アフリカの巨大テロ組織を一人で壊滅させ、生身でISに対抗できる身体能力を持つことで、究極戦士になった。彼を助けたい、その手が血に塗れているなら同じ数だけこの手を血に染める、と堅く決意した。
その後、リハビリが終了して、私は亡国の5人目の幹部メンバーとして迎え入れられた。その後、告白した。彼のことを好きになる人が増えていくならそれでも構わない。私は、理央を愛している。それだけで、十分な気がした。その夜、私の初めてを彼にあげた。最初は優しくして、途中から激しくする感じだった。
ついでに、マドカともヤったらしい。まぁ、私は彼のそばにいられればそれで構わないけど。そんなある日、スコールさんが私、マドカ、理央の三人にIS学園に入学するよう言ってきた。あそこは、ある意味治外法権区のような場所だからうってつけだ。箒にも会えると思うとわくわくするけど、あの自称天才のクズがいると思うと吐き気がする。でも、理央がそばにいてくれるなら大丈夫な気がする。だって、私の白馬の王子様だもの。
「どうしたの、雪華?」
こっちを見ているのに気付いた理央は私に質問する。
「なんでもなーい」
そう言ってはぶらかした。でもこれだけは言わせて。
-理央。大好き-
遅くなって本当に申し訳ない。