※この作品はR-18です。

Aldnoah Stlatos《凍結》   作:ディアブロ

7 / 14
Aldnoah Proroge5.再開-friend-

あれから、更に3年の月日が経った。スコール達の専用機は、滞りなく開発完了している。武装以外は。

やぁ、諸君。咎神理央だ! 今回、セカンドシフトしたオデュッセウスの最終テストとして、アルドノアペーネロペーのデータ取りの為に、世界第一位のIS操縦者であるアメリカ国家代表にケンカを売りました!

これには、ちゃんとした理由が二つあるんだ。

一つは、俺がスコール達の専用機を開発完了と同時に俺自身がファントムタスクとして動く時用の為の新たなAD搭載のIS開発も理由である。

もう一つは、新しく組織に入ったマドカちゃんの為のビット兵器搭載のAD搭載型ISの開発である。

俺が、始めてマドカちゃんの顔を見た時は驚いた。なんせ、千冬ちゃんと顔がそっくりさんだったからだ。

それに、彼女の専用機である『サイレント・ゼフィルス』のデータを見ると、スコール程ではないが、訓練や実践を積んでいけば、オータム以上のビット兵器搭載型を操れることを計算して、俺がアルドノア・ゼロで見た『ハーシェル』とスコール専用機である、ガンダムSEED DESTINYに出てきた『アカツキ』を開発する為である。

オータムには、俺が開発中である『ソードカラミティ』に乗ってもらうためである。

オータムは、何処かパワー寄りな部分がある為、今は「アラクネ」で我慢してもらっている。

「嵐帝さん。そろそろ、お時間です」

癖毛が目立つ黒髪の人が、俺に呼びかける。

『アイ、ワカッタ。デハ、行コウ』

俺のISの待機状態は、天使と悪魔の翼が片方づつ描かれたガントレッドである。

しかし、嵐帝の名前で、アメリカ政府に電報を送ると即答で返答してくるとは予想外だった。

まぁいい。これで、アルドノアペーネロペーの最終テストであるビット兵器のデータを手に入れることが出来る。

しばらく歩くと、ピットについていた。

『来タレ。オデュッセウス』

俺は、オデュッセウスを展開して身に纏う。

どうやら相手は既に待機していたようだ。

俺は、右手に装備したビームライフルを相手に構え、

『サア、貴様ノ力を俺ニ示セ!』

嵐帝の力を、世界に示そう。

 

鈴SIDE

私は、凰 鈴音。中国の代表候補生の一人で、あの有名な天才科学者の咎神夫婦の子供である理央の3つ年が離れた幼馴染み。

今回、私達が此処アメリカに来たのは他でもない。

かの有名な嵐帝が5年振りに姿を現したと思ったら全身装甲《フルスキン》で、何処かアニメに出てきそうなロボット風なISである。

そして、私が代表候補生になったのはもう一つ理由がある。未だ行方不明の理央兄ちゃんを捜すためでもある。

「あれが、嵐帝のIS。武装は、両腕のシールドに内蔵されたビームサーベルと、専用のビームライフルが一つ、か。案外弱そうだけど、見た目に騙されちゃだねよ。アメリカ国家代表」

私は、オデュッセウスのデータを見ていたディスプレイを閉じて、試合を見ることにした。

「見せて貰うわよ。嵐帝の実力」

鈴SIDE OUT

 

セシリアSIDE

私は、セシリア・オルコット。BT兵装を積んだIS『ブルーティアーズ』の操縦者ですわ。

今回、中国の代表候補生の凰 鈴音という方と出会いました。

話ていると、鈴さん(本人の了承済み)は、理央お兄様と出会ったことがあると言っておりました。

私のイギリスの郊外にある場所で、理央お兄様のご両親である咎神夫婦の死亡。但し、御子息である理央お兄様の遺体だけは発見されませんでした。

「絶対、いつの日か、貴方を見つけてみせますわ。理央お兄様」

私は、理央お兄様が作ったペンダントを強く握りしめた。

「それにしても、お兄様も隅に置けませんわ。私以外に、好意を抱いてる人を作ってるなんて」

クスリと笑った私は、嵐帝対アメリカ国家代表の試合を拝見した。

セシリアSIDE OUT

まさか、観客の中にセシリアと鈴がいるなんて予想外Death!

あいつら、いつのまに代表候補生になっていたんだ?

おっと、そんなことより。試合に集中、集中っと。

「くっそ! なんで、一発も当たんねえんだ!?」

当たるわけないじゃん。そんな、バカスカ正直に撃ってりゃ当たると思ってんのかね〜?

キツ〜い一言、言っときますか。

『貴様ノ弾道ナド、タカガ挑発程度デブチギレタ乱射デハ捉エラレンヨ』

まぁ、世界第一位なんてお飾りなのかね〜。

さて、遊びはこれぐらいにしよう。

『アルドノアペーネロペーユニット起動。ユニゾン、スタート』

俺がそう唱えると、空中から、アルドノアペーネロペーユニットが現れ、

『ユニットパーツ、パージ。ユニゾン、イン』

ペーネロペーユニットは脚部、肩、胴体とスカートに分離し、

『ユニゾン、完了。アルドノア、ペーネロペー!!!』

さあ。始めようか。アルドノアペーネロペーの力を、世界に見せてやろう。

「ふん! たかが強化ユニットで、私を倒せると思うなよ!!」

両足のミサイルと両腕のバズーカを展開した。

『フン、ファンネル!!』

両肩に内蔵されたファンネルを発射し、相手に悟られないように縦になって待機する。

「なんで!? なんで、通じてないんだ!?」

無理無理、だってビームシールド展開してるもん。

『飽キタ。落トセ。我ガ眷族ヨ』

-グラビティ・フィールド-

相手の頭上で、俺が展開したファンネルが高速回転し重力を操作して相手を地面に落とした。

「ぐっ、う!! なんだ、これ!?」

『何、チョットシタ手品サ。ジャ、Good Luck』

右手のビームライフルを容赦なくぶっぱなす。

「ぐあああああああああああ!!!!」

そして、相手のSEがなくなったことを感じた理央は、撃ち方をやめた。

この戦いは、全世界に生中継されているテレビである。

世界第一位であるアメリカ国家代表が敗北したことを知った人間は、嵐帝の恐ろしさを味わった。

《試合終了。勝者、嵐帝》

試合終了の合図と共に、理央はピットに戻りISを解いた。

すると、「久しぶりだね。りーちゃん」懐かしい声が響いた。

『人払ハ?』

「してあるよ」

影から現れたのは、ウサミミに青いワンピースに白のワンピースを重ね着したような女性だった。

「久しぶり。束ちゃん」

篠ノ乃 束が、再び、咎神理央の前に現れた。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。