一週間が経過した。箒との約束の日からだ。さて、実りある果実を収穫しますかね。俺は箒の机に手紙を忍ばせた。
二人だけでお話があります。織斑 一夏に関することです。放課後、学生寮△階の倉庫(入学時の私の部屋)で待っています。 根鳥 音児
くっくっく、これで……。
§
「来たぞ。………………一夏に関する話とは何だ?」
「何だ? って、忘れたのか篠ノ之。一週間以内に織斑に告白するって話だったじゃん」
箒から俺との性行為に関する記憶が失われた後、俺は箒と話をした。まず、性行為の最中に見せたビデオで、一夏と相川さんの恋人関係を知ったので、その記憶も思い出せなくなったのだ。なので、俺は一夏から男同士の秘密として打ち明けられたと、二人の関係を箒に話した。それで、事実は自分で確かめてみたらいい。ついでに告白もしてしまえば? と言って、一週間経ったらまた話そうと言っておいたのだ。
「そ、そんな話ではなかったはずだ! 一夏と相川の噂を確かめるという……」
「でもその噂が本当だったら篠ノ之は失恋しちゃう訳じゃないか。だから一週間以内にその話を確かめると同時に告白しちゃえば? って言ったでしょ」
「だ、だから、それはお前が勝手に言ったことで、告白、など、私は……」
「……ふう。それじゃあ確認するよ。あれから一週間経った訳だけど、篠ノ之は織斑に告白してないんだな」
「当たり前だっ!」
「はい、アウトー。それじゃあ催眠をかけますかね。一度思い出せなくさせた、俺との間に起きた出来事を全て思い出せ!」
――ドクン!
「……………………!!!」
「思い出したか? 箒? さあ、お前は条件を満たせなかった、約束を果たせなかった。織斑に告白できなかった。だから……全ての記憶を思い出させた。そして……約束したよな? これで箒は俺のモノだ」
「…………あっ、あっ、あっ、ああああぁあぁぁぁあぁああ!!」
「おいおいそんな叫び声を出すなよ。大声を出すな……っと」
「ああぁぁぁっっっっ…………」
俺はドアの前にいる箒に近づいた。
「この部屋から出ること禁止する……さあ箒。約束だぞ。俺とセックスしよう」
「いや、いやだ。いや、いやぁ」
箒はふるふると頭を振りながらドアにもたれかかった。
「あの時の箒がなんて言ったか、俺はちゃーんと覚えてるぞ。確か『失敗などしない。必ず一夏に告白してみせる! 万が一失敗した時には私の体なんて好きにしろ!』だったよな? じゃあ約束通り好きにさせてもらおうじゃないか、箒」
「ぁぁ、ぁあぁっぁぁぁぁぁっ」
箒は絶望した顔で泣き出した。きっと一夏が本当に相川さんと付き合っていること、もうセックスする間柄であること、俺にレイプされたこと、体を預ける約束をしてしまったこと、その条件の告白すらできなかったこと、全てが箒を苛んでいるのだろう。俺は箒を優しく抱きしめた。しかし、今までのように愛を囁くことはしなかった。結局箒は一夏でしか駄目なのだ。俺がいくら愛していると言っても、それには何の価値もないのだ。だからこそ、俺は催眠で箒を落とす!
肩の下に腕を差し入れて箒を立たせ、ベッドへと移動する。
「さあ、これで箒は俺の女だ。性奴隷だ、何でも言うことを聞いてもらうぞ」
「ううぅぅぅっ、ひっく、ぐすっ、あぁぁぁぁぁぁぁっっ」
俺は箒をベッドに寝かせると、その涙をすべて舌と唇で拭ってやった。
「嬉しいぞ、箒。お前が俺の女になってくれて」
「ぃやあ、やぁっ、やだ、ゃだぁ」
「おいおい、アレだけの担架を切っておいて、今更約束は守れませんってのは通じないぞ」
箒の涙を拭った俺は、もう一度箒の体を抱きしめてやった。
「箒、結局お前は告白できなかった。もしかしたらこう思ってないか? もう少し時間があれば……なんて。言っておくが、これ以上どれだけ時間をかけても無駄だよ。お前は一週間という期限で告白できなかった。なら、それが一ヶ月だろうが半年だろうが一年だろうが一緒だよ。お前は肝心なところで勇気が出せない”告白できない女”なんだ。そして相川さんは期限なんてなくても、”告白できる女”なんだ。お前は相川さんに、条件を突きつけて約束した俺に、負けたんだよ」
言葉を重ねて箒を更なる絶望に追い込む。
「やだ、やだ、やだぁ。いちか、いちかぁ」
「残念だけど、負けたお前にはもう、本当に欲しいもの、織斑は手に入らないんだよ。これから先織斑が相川さんとの関係を公表しようが、皆の前でイチャつこうが、自分の部屋でセックスしようが、学園を卒業した後結婚しようが、二人に子供ができて相川さんが出産しようが、文句を言う権利なんて無いんだよ。それどころかお前は幼馴染として、恋人ができた織斑を祝福してあげなきゃいけない。良かったな、おめでとう――なんて言葉をかけてやらなきゃいけない。二人が結婚する時がきたら友人代表として式に出席してスピーチを述べなきゃならない。二人から出産報告のハガキが届いたら、出産祝いを送らなきゃいけないんだよ」
「ゃだ、やだよ。いちか、なんで、どうして、いちか」
箒は俺の言葉を受け入れられないように頭を振って泣いている。ああ、箒が泣いている。絶望して泣いている。俺は下腹部に熱が立ち上るのを感じた。
(もういいだろう)
これ以上は箒の精神が壊れる。これから先は体に言うことを聞かせるとしよう。俺は箒にキスをした。一瞬、精神を落ち着かせるように催眠をかけようかとも思ったが、やめにした。この時の感情は、絶望はこの時だけのものだ。せいぜい味わわせてやることにしよう。絶望というスパイスをな。
「んちゅっ……れるれろ……ちゅうちゅぱ……ちう」
「……ん…………ふ」
再び無反応になってしまった箒。この状態の箒を、一夏を使わずに救ってやるのだ。体を使ってな。俺はキスをしたまま箒のおっぱいに手を伸ばした。
むに、むにゅ、もみもみ、もみゅ……。
優しく、しかし感じるように揉みほぐす。
(服が邪魔だな)
やはり服の上からと直接では感覚に大きな隔たりがある。俺は泣いている箒から全ての衣服を脱がせることにした。
「いちか、いちかぁ」
まだ一夏の名前を呼んでいる。みていろ、その内その唇から俺の名前を愛おしそうに呼ばせてやるから。乳頭に指先を当て、手のひらで乳房を刺激する。ぐにゅぐにゅと揉んでいく。しかし自分が楽しむことは二の次三の次である。俺はひたすら箒に奉仕する奉仕マシーンとなるのだ。みっちりと脂肪のつまった丸みのある乳房を握り、揉みほぐしていく。
「ふぅ…………はぁ…………あっ」
ピクン、と彼女の体が反応した。その箒の口を吸ってやる。
「じゅる……ちぅちぅ……ぢゅるるぅ……ちゅぱ、んちゅ……ふちゅ」
舌を口内に差し入れ、歯茎、舌、上あご、優しく溶かすように舐めていく。少しでも彼女が感じるように。
「んっ…………あぁ…………んくっ…………ぅむ」
キスをしている間も、おっぱいに触れ、軽く握る。箒の弱いところは既にたっぷりいじめぬいたおかげで熟知している。箒が俺の手で感じ始めるのは早かった。
「ん、んんんっ」
鼻にかかった声を漏らす、少しだけ力を入れる。
「んっ、んぅ、ふぅぅ」
ぴくっ、と体を震わせる。
(ん?)
箒の手が、俺の肩に置かれていた。力がこもる。箒が俺にすがりついていてくれる。単純に俺はそう思った。嬉しくなった。
「くっ、ふぅぅ、ふぅぅ」
両胸に触れられ、息を少し乱す彼女。もう少し強く。じわじわと、指に力を込めていく。箒のおっぱいにめり込んでいく。
「ふううぅっ、ふっ、はっ、はっ、あ」
俺は欲望のままに蹂躙したいのを必死に抑え、理性でもって乳房を揉んでいく。
「ん、あ、ふっ、ふぅ、うぅぅ」
何かをこらえるような吐息。それが快感の喘ぎであることは知っていた。
(ひょっとして、今の箒は体の感覚が完全に無防備な状態になっているのか?)
いくらなんでも感じやすすぎる。俺は箒が精神的に傷ついているから、体の刺激に対して無抵抗な状態にあるのでは、と推理した。
(そんなことあるのか? 精神が酷いショックを受けると外傷などの感覚がなくなるって聞いたことはあるけど……。これはまるでその逆じゃないか)
俺は一旦手の力を緩め、すぐにぎゅっと握った。
「はうううっ」
明らかな喘ぎ声。更に揉んでいく。
「うっ、うぅ、くぅ、くぅぅ~~っ」
息を荒げて俺の手におっぱいを、体を委ねている箒。彼女の息が部屋に響く。
「あ、んんっ、や、ふ、ふっ」
甘えるような声で、囁く。
「箒……」
俺は彼女の名前を呼ぶと、おっぱいに顔を近づけた。その時、肩に置かれた手に気づいて、考える。そして俺はゆっくり、力が込められた箒の手を引き剥がすと、箒の両腕を俺の背中に回してやった。いつものように俺が箒を抱くのではなく、箒が俺を抱いている。
(もっと早く、こうしときゃよかった)
「辛かったら、いくらでもしがみついていいからな」
「ふぅ、はぁ、ふぅ……」
聞こえているのかいないのか、わからない様子だがそれでも良かった。箒がしがみつく先になったのだ。俺は。
「吸うぞ」
俺は一声かけると、箒のおっぱいに吸いついた。
「ちゅぱ……はむっ……ちゅちゅぅ……ぷちゅ……ぴちゃ……れろれろ」
先ほどまで口にしていた奉仕をおっぱいの先っぽにしてやる。手でもきゅうっ、と力を込めて揉みあげる。
「ん、ふっ、ううぅ、う、ん」
俺がこめる力を上げる度、息を荒げていく。白くて、綺麗な、箒のおっぱい。
「う、んっ、くっ……うぅ、ふぅっ……うう……んっ」
俺の手の動きで、やわやわと形を変える、乳房。ボリュームだけでなく、柔らかさも申し分ない。おっといかんいかん。今の俺は奉仕マン。箒を気持ち良くさせる為の存在だ。
「ん……ふっ……うぅ……んっ」
箒は寝たまま首を上に反らして仰け反り、眉を寄せて耐えるような表情をしている。だがその息は、次第に荒く、甘く、切迫していく。少し強めに揉みあげる。指を乳肌にめり込ませ、搾りあげるように。手のひらに、指に、いっぱいに広がる箒のおっぱいの感触。
「はぁっ……あふっ、うン……んふぅーっ……ん、んんっ……ふぅぅ」
堪えきれなくなったのか、悲鳴じみた喘ぎ声を漏らし始めた。
「はぁ、はぁ、ちゅぱっ。ちゅるっ……ちゅうちゅうーっちゅっぱちゅっぱ。箒、箒ぃ」
「ンッ、うんんっ……あっ……ふうぅ……はふっ……ふぅぅんっ、うんっ……」
箒は明らかに感じていた。俺は強く吸った跡ができた乳首を見て、そろそろいいか、と思った。俺は箒の綺麗なアソコを触るべく、体を下げようとした。
「あ……」
箒が声を上げる。このままじゃ、俺の背中に回した手が引き剥がされる。俺は悩んだ末、箒の両手を自分の頭にもってこさせた。
「頭、抱えててくれよ、箒」
「ん……」
箒がかすかに頷いた。俺の言葉に無意識のように返答しているのだろうか? なんでもいい、今の箒は掴まるものを探しているのだ。なら俺がそれになってやればいいだけの話だ。俺は箒の股間に顔を埋めた。
「すんすん」
匂いを、嗅ぐ。いい香りだ。良質のマンコの香りがする。そしてそこは、既に蜜をこぼしていた。俺は膣口から溢れる蜜を舐めとると同時に陰裂を舐め上げてやった。
「はぁぁぁんっっ!」
今までとはランクの違う声だった。
「じゅる……じゅぱ……じゅずず……ずずちゅ」
優しく、決して激しくない動きで割れ目を舐め、吸う。
「くふっ、ううぅん! んっ! んんんん~っ!!」
箒が俺の頭を抱えて身悶える。声を押し殺そうという配慮も無いのだろう。大声の範疇に引っかからない程度に声を出す。
「ちゅぱ……ぢゅる……ぢゅるる……じゅる」
愛液を吸う。もはや舐めるだけでは処理しきれない。
「んふぅ……ん……んんーーっ!!」
「んじゅっ……じゅちゅっ……ちゅう……んぼっ……」
陰核を、吸っていた。強く。引き出すように。
「あふううっ……あっ……あああ……ああっ」
「じゅるっ、じゅちゅうう……はぁ……じゅりゅっりゅっ……にゅぢゅうううっ」
「あっあああっ……あぅっ……くううぅっっ……は、あああああああん」
ビクンビクンと箒が全身を波打たせた。イったようだ。やはりおっぱいで相当感じていたのだろう。俺は素早く下半身を露出させ、箒と股間をくっつけあった。箒の両腕は俺の背中に回してある。抱きしめ合った。二人で。
「箒。入れるぞ」
「……………………?」
箒は状況がつかめていないのだろう。不思議そうな顔だ。
「俺のチンポを箒のマンコに入れるんだよ。セックスだ」
そう言って、勃起したモノを下腹部と股間の狭間に当ててやる。その言葉が、かつてレイプされた時を思い返したのだろう。箒は急に意識を覚醒させた。
「は、あっ。だめだ。それは、だめだ」
否、と意思を告げてくる箒。俺も箒が嫌がることは極力しないつもりだったが、こればっかりはさせてもらわないと話が進まない。
「箒……大丈夫だ。俺、もうあんな乱暴には絶対しないから。痛くもしない。気持ち良くさせてみせる。そして、お前を幸せにさせてみせる」
「はぁ……はぁ……いたく、ないのか……しあわせに……でも」
迷っている箒に軽く挿入してやる。亀頭の先っぽだけがにゅぬぬっと入った。
「あ!!」
「大丈夫……きっと、きっと気持ち良くて幸せな気分になる。させてみせる。だから俺を信じてくれ。身を、預けてくれ」
その言葉に、箒の両腕にグッと力がこもった。
「……お、まえを……、あず、ける……」
熱に浮かされたような箒に、少しずつ入れていく。
ず、ずず、にゅぷぷ。
温かく、かつ愛液でしとどに濡れたそこは、柔らかく俺のモノを受け入れてくれた。
「あっ、おぁっ、あぁっ」
「箒……好きだ。大好きなんだ……んちゅ」
優しくキスをして、自分の思いを伝える。抱き合ったまま、挿入して。
「箒が好きなんだ……箒でなきゃダメなんだ。箒に入れたいんだ。箒を、幸せにしてやりたい」
ここで前にした催眠が効果を発揮する。俺のチンポが挿入されているときは幸福感を感じるというアレだ。箒はどんな状態にあろうと、俺のチンポを入れられれば幸福になる牝になったのだ。
「わ、わた、しを……?」
「ああ、篠ノ之 箒をだ。いっぱい、いっぱい愛してやるからな」
俺はモノを最奥までゆっっっくりと挿入した。
「あ、はぁぁぁぁぁっ」
箒が長く息を吐く。その声には先ほどまで無かった生気がこもっていた。
「箒……ちゅ……箒……んっ……ちゅぱ……箒」
何度も名前を呼びながら、肉棒を子宮の手前まで入れながら、何度もキスをする。
「箒、好きだ……好きだぞ……」
「…………はぁ…………はぁ…………はぁ…………どう、して」
「ん?」
「どうして……そこまで、わたしがすきなんだ」
やっと聞いてくれた。ほんの少し、ほんの少しだけだけど、箒が俺に興味を持ってくれた。俺に。
「箒が……織斑を好きだからさ」
「……いちかを…………?」
「箒が、織斑に恋しているのは、最初に見た時すぐわかったよ。入学式の日、すぐにだ」
「………………だったら……どうして?」
どうして、か。普通はそう思うだろうな。自分じゃない他の人間を好きな女の子なんて、普通は好きにならないと、そう思うよな。だけど、
「普通はそう思うよな。他に好きな奴がいる人を好きになんかなったりしないって。でも俺は違った。俺は、織斑に恋をしている女の子を好きになったんだ。理由は……可愛いから、かな」
「かわ……いい? わたしが、か?」
「そうだよ。箒は自分が思っている以上に凄く可愛い女の子なんだ。俺はそんな可愛い箒がすぐに大好きになったんだ。だから、織斑が好きでも構わないと思った。催眠術を使っても構わないと思った。こんな可愛い娘を手に入れられるなら。だから俺は箒が好きだ。箒が好きだから抱きたい。好きだから幸せにしてあげたいんだ」
いやぁ、何て自分勝手な告白なんだ。言ってて気持ち悪くなるなぁ。はっはっは。
「しあわせ…………でも、わたしは」
「わかっている。箒は…………箒は失恋したんだ。織斑に、失恋したんだ。直接振られてはいないけど、でも失恋した。それは辛くて悲しくて悔しくて……嫌な気持ちだろうと思う。だけど、俺は幸せにするから。箒が想っている織斑と違って、俺は箒を幸せな気持ちにしてあげたいんだ」
「……………………そう、か。わたしは…………しつれんしたんだな……………………もう、いちかといっしょになれることはないんだな」
「……そう、だな。それはその通りだ。でも箒には俺がいるから。箒が好きな男じゃないけど、最低な男だけど、お前のことが大好きな俺がいるから。だから、悲しまないでくれ」
箒の目が、俺を、とらえた。
「おまえが……?」
「そう、俺がいるから。俺は箒を幸せにするから。きっと、幸せにするから」
少女漫画などで良く見られる、振られてしまった娘が余りものの男とくっつくパターンだ。好きな男じゃないけど、自分を好きでいてくれる男。愛されるより愛したいなんて良く言うけど、人は、愛されたいんだ。本当の意味で愛されたことがない人間には、人を愛することもできないと俺は思う。
「箒……」
俺は律動を開始した。俺と箒、両者が同時に息を吐く。
「箒、少しの間だけ、我慢してくれな。きっと、今回は痛くないと思うから」
「あっ、あぁっ」
突き上げる。お互いの体を抱きしめたまま。
「んんんっ、んっ、あ」
「どうだ。痛くないか?」
「あ、あっ、あうん、はあ、あ……い、いたくは、ない。んっ」
よし。もしもまだ痛かったら、催眠を使って一時間だけ痛覚を鈍くしてやろうかとも思ったが、なんとか痛みの問題はクリアしたらしい。
「いたくはない、あっ、けど……つ、つらい」
え?
「辛い? どんな感じなんだ?」
「こ、これ……ふかい……ふかいんだ。ふかすぎて……」
ああ、そうか。良かった。
「箒、それは多分俺のモノでお前の中がいっぱいになっているからだと思う」
「い、いっぱいに……はぁん、ひあっ。う、うごくな」
箒の要望。しかし、
「動かなきゃ気持ち良くなれない」
残酷に切って捨てる。
「はああっ……そ、そんな……あっ、ああ、ひあっ……あうん、ああ……」
胸のクッションが気持ちいい。小突くごとに、おっぱいが俺の胸板で押しつぶされる。
「あ……あう、おっ、んっ……あああ、んっ、あっ、う、うごくなぁっ」
「はっ……はっ……箒が本当に痛かったりしたらやめるよ。でも、その声。気持ちいいんだろ?」
「はああ……は……あ……ああ、ひっ! ひふんっ……そんな……ずっと、こんなのされたら……きつ、いい……」
しっかりと奥まで入っているせいか、箒は辛そうだ。こんな落とし穴があったとは。試しに浅い所で出入りを繰り返してみたりする。
「んんんんんっ!…………ひ、ひゃ、ひゃふ……そ、そんな……」
チンポが入っていさえすれば、幸福感は生じる。問題はないと思うが……。
「ん、ひゃあ、んんん……あっ、あうん、あぁぁ……だめだっ……お、おねがいだ……ちょっと」
お願いされてしまった。
「……わかった。ちょっと休もう……んじゅ」
「んんん!」
休もうと言ってキスをする。え? 休んでない? チンポは休んでるじゃん。
「ちゅぷ……んんっ……ちゅうちゅぅ……れるれる……れる……んちゅっ」
「んん……ちゅ……は……ふぅ……あ、あ……!」
箒が何かに気づいたような顔をする。
「ちゅぱっ……ん? 箒、どうかしたか?」
「い、いや……なんでもない……」
隠し事かい。もちろん催眠で聞き出すなんて真似はしないけどさ。
「俺に言えないことか? 何か問題があるのか?」
「ち、ちがう! ……なんでもないんだ。ほんとうだ」
俺に言えない内容……気持ち良すぎるとか、キスが嫌じゃなくなったとかか?(自信過剰)
「何でも無いならキス、続けてもいいよな。するぞ……ちゅぽ」
「いや、あの……んん」
箒はやんわりとキスを受け入れる。性器で繋がって、抱き合って、キスをしている。俺達の姿はまるで恋人同士のようだった。
「そろそろ……動くぞ、大丈夫。深い所にはあんまり入れないし、辛いって言ってくれたらすぐやめるから」
「え……きゃあっ! あ、あぁぁぁぁ」
再び抽送を開始する。浅く、小刻みに。
ちゅぷ、ちゅぷ、ちゃぷ、ちゃぷ……。
箒のアソコからいやらしい音が響く。俺がしている出し入れの音。
「んっ……んん……は、はぁ……んんんんんっ!」
「箒、声激しいな。そんなにいいのか?」
「ち、ちがう! これは……はんっ、あ、あああ……あん……んっ」
腰を出し入れし、時折ひねったりしては快楽を与えようとする。
「あ……あああ……だめぇ」
箒は顎を持ち上げて喘いだ。
「ふぁあああんっ……あんっ……んん……あっん……だめっ」
身をよじって抜こうとする。両手が俺の肩に当てられ、体をベッドの奥へ突き放そうとする。俺はそうはさせじと、箒の体をぎゅっと抱きしめ腰を使う。
「は、はあああ――ッッッ、ん……んん……やだ……もう……」
箒が身を震わせた。俺は腰を揺する。箒のみっちり詰まった尻肉に俺のモノを挿入している。具合は最高で気を抜けば出てしまいそうだった。
「ううっ……うぁっ……んんっく……んっ、やっ、やぁあ……あつい……」
「俺も、箒の中が熱くて気持ちいいぞ」
「は、恥ずかしいことを言うな!」
段々、物言いが処女喪失前の箒に戻ってきた気がする。自分で壊したものを直した感覚。何だか嬉しかった。
「あ、あん……あんあんっ……んあっ、くぅぅ……やぁ、細かく動くなぁっ……痺れる……おあっ、ああ……あああああっ……」
悲鳴なんだか哀訴なんだかわからんな。ひっきりなしに嬌声が紡がれていく。
「ひきっ……あう……ひゃ、あひ……ふぁ、ひぃッ、あっ……ひあっ、あっ、あうっ!」
小刻みな動き。そして時折混ぜる深い打ち込み。緩急をつければ、自由自在に声をあげさせることができる。そのままの状態で陰核をぐいっと押し潰した。
「んぎッ、あ……ああ……っん~~~~~~~ッッッ!?」
収縮した。同時に。
「は、あああぁぁぁぁぁ……ああぁぁぁ……ぁぁぁぁ……いやあぁぁぁぁっ」
「イクッ……出るっ!!」
ドクンッ、ドクンッ!! ビュルルルッッ!!
「あ…………は……」
「箒、ほうきぃっ!!」
抱きしめながら、最奥で放っていた。箒の子宮に俺の精液が全て吸い込まれていく。全て。箒の中で出している。最高の快感。気持ちいいぃっ……!
「はぁ…………はぁ…………はぁ…………」
息をつく箒。
「はぁーっ、はぁーっ、はぁーっ」
荒い息を吐く俺。体は箒に預けている。
「で……出た。凄く出た。箒の中いっぱいに」
「………………!? は、で、出た……だと!? ま、まさか……」
ようやく気づいたか。そう、これは性行為。男が女に種をつける作業なのだ。
「ああ、俺の精液が箒の膣内に出たんだよ。俗に言う中出しだな。膣の一番奥、子宮の手前で出したぞ」
さぁーっと顔を青ざめさせる箒。だが考える間を与えてはならない。
「箒……俺、子供ができたらちゃんと責任をとるから。子供と一緒に愛してあげるから」
セシリアの時と同じような文句。
「俺、箒と結婚したい。箒が好きだから、箒との子供も欲しいんだ」
「そ、そんな……け、け、結婚などと……」
ああ、箒は可愛いなぁ。俺は再び劣情が湧きあがるのを感じた。
むく……むくむくっ。
「え……あ、お……な、なんだ、これは」
「箒の可愛い顔を見ていたら勃起してきた。このまま続けてしよう」
「……ふぁ……ぇあ?」
放心した顔が愛おしい。ゆっくりと、腰の律動を再開させた。
「あっ……んくっ……駄目、だっ……うああっ、はっ、はん……駄目、駄目……こんな、すぐは、駄目だぁっ」
「じゃあ、ゆっくり動かしてあげるな」
「ううう……おぉっ……」
背中を引っかかれた。気にならない。むしろ愛おしい。
「あぁ……あんっ、はっはっ、はっ……んっ……あぁぁぁ……」
ゆっくり動き続けると、蕩けるような顔を見せた。
「ひうぅ……駄目っ……あぁん、あん……うぅ、んっ……こんなっ、こんなぁ……」
そうして、し続けた。
§
恒例のシャワータイムでござる。
「あっ……こんな……」
「綺麗に洗ってやるからな」
そしてこれも恒例の洗いっこ……ではなく洗い奉仕である。俺は箒を洗えるけど、箒はまだ俺のこと洗ってくれないだろうからね。箒は合計三回もイったので足腰が立っていません。ほとんど無抵抗で俺に風呂場まで運ばれました。
「中もちゃんと洗わないと……うわっホントに凄く出ているな」
「あ、当たり前だ! き、貴様……うぐぐ……さ、さんかいも……」
「私の中に出しやがったなって?」
「ううう」
「箒の体が気持ち良すぎるのがいけない。俺も三回もイクとは思ってもみなかった。でもそれって箒も三回イったってことなんだけどね」
「~~~~!!」
ポカポカと俺を殴る箒。ワハハ、箒は可愛いなぁ。そのまま箒の体を洗いながら話す。
「箒……今日、俺が言ったこと、全部本当だから。俺は本気で箒のことが好き。できれば結婚したいと思っているよ」
「……………………」
あ、顔を赤くした。俺の言葉に照れているのか。って、
「あ、今気づいたけど俺ってプロポーズしてたのか」
ハハハ。と笑う。
「………………その」
「ん?」
「本当に…………本気、なのか?」
その問いに、真顔で返す。
「本気だよ。本気で箒が好きだ。結婚したいと思ったからしたいようにした」
「……………………………………わ、わたしは………………私はきっとお前が思っているような女じゃないぞ。可愛くなんて……ない。可愛くなくて、自分勝手で……」
「箒」
抱きしめる。
「あ……」
「そういうことは、これから知っていけばいいんだよ。これから、俺に箒の色んな所を教えてくれ。色んな部分を見せてくれ。俺は全部の箒を知って、箒の全部を愛してあげたいから」
「根鳥…………」
やっと、箒が俺のことを呼んでくれた。
自分で絶望させておいて自分で救う。見事なマッチポンプである。
中盤の会話部分は、自分でもよくこれだけ歯の浮くような台詞がかけたと思います。……やってることは最低だけどな! ベッドヤクザ乙!
それにしても……箒が処女喪失したのは第9話、実質二回目の性行為が第20話とは……時間かかり過ぎである。他のヒロイン達ちょっと自重してくれ。と思いつつ、次話のラウラの話にとりかかるのである。