さて、今日はラウラとする日だが、あれから彼女には二つの変化があった。一つは一夏への想い。ラウラは俺に言われたように一夏のベッドへの潜り込みを敢行していた。だが一夏はラウラに手を出すことはなかった。まあ当たり前である。元々そういう人物である上に、俺の絶対催眠がかかっているのだ。手を出せる訳がない。
次の変化は俺に対しての変化。俺はあれからも変わらずラウラと体を重ね、愛していると囁き続けた。自分が愛している男と、自分を愛している男。この二人の間でラウラは板ばさみになった……ような気がした。
「また……するのか」
おっと厭世感が出ていますね。これは引いた方がいいかも。
「……いまいち乗り気じゃないみたいだな。今日はやめとくか」
「は?」
今までにない申し出に、ラウラは目を点にした。
「今日はセックスしなくてもいいって言ったんだよ」
「……なら、帰ってもいいのか?」
ちょっと待て。
「今日は別のことをしよう。おいでラウラ」
§
今日の俺は格別に優しい。それを示す為にあえて引いてみました。現在はベッドに座り、その上にチョコンとラウラを載せて本を読んでいます。ちなみにお互いの共通知識であるISの本です。趣味を丸出しにした読書とかすると、合わない時に気まずいからね。
「こ、これには何が意味あるのか?」
「俺がラウラを抱っこできて気持ちいい。ラウラと一緒で楽しい」
「う……」
黙るラウラ。今までこういったことをした経験がないから戸惑っているな。まるで恋人のように過ごす時間を。……いやまあ俺も言うほど経験している訳じゃないけどね。でも最近は恋人になったシャルや、調教が進み関係が安定してきた箒とセシリアなどとも、たまにこうやってセックスも奉仕もしない時間を過ごすことがある。
「ラウラは……楽しくないか。好きでもない男と一緒にいたんじゃ。やっぱり自分が好きな織斑と一緒にいたいんだろ?」
「い、いや。私は……」
「?」
「わ、わからないのだ……こんなことをしたことがないから……」
……どうやら俺のかけた催眠はある程度効果を発揮しているらしいな。ラウラが少しは俺を好きになってくれているらしい。でなきゃレイプした男相手にこんな態度はとらんだろ。
「なら一緒に楽しんでくれ。俺と一緒にいる時間を。一週間に一度、数時間程度なんだからそこまで負担でもないだろう?」
「……貴様は、貴様は一体どこまで本気なのだ。私のことを好きだといったり……」
「全部本気だよ。俺はラウラが好きで、愛している。だから一緒にいたいし、セックスもしたいんだ」
いやぁ、自分で言っててなんだけど、凄い軽いネ! 宇宙空間まで浮き上がりそうなほど薄っぺらぺらでかっるいよ。でも、
「私を、好き……」
愛情を受けた経験のないラウラには効く、と。皆もこんな悪い男に引っかかっちゃいけないゾ! お兄さんとの約束だ!
「だ、だが、貴様は私以外にもこういう関係の女がいるのだろう? 篠ノ之に凰、オルコットとデュノア。……それで私が好きと言われても……」
「一度に一人の人しか好きになっちゃいけないなんて誰が決めたんだ? 俺は今名前が挙がった女子達も好きだけど、ラウラのことも好きなんだ。そこに順列はない。……例えば、ラウラは千冬さんが好きだろ? そして織斑……一夏の方な、も好きだろ。もし二人のうちどっちか好きな方を選べとか言われても、選べないだろ? 小さな子供に『お父さんとお母さんどっちが好き』って聞くようなもんだ。好きの順列に意味なんてない。それが俺の考えだ」
ものすごい論理を展開させてみる。
「…………」
ラウラは考え込んでいる。織斑姉弟のどちらかを選ぶシチュエーションを想像しているのかも知れない。
「あ、そういや。織斑といえばこんな噂があるんだった」
「?」
そして俺は、織斑 一夏が一年一組の女子と付き合っている、という噂があることを伝えてやった。
§
バン!!
大きな音を立ててドアが開いた。
「おかえりラウラ。それでどうだった? 織斑本人の弁は」
「……………………」
ラウラは顔を真っ青にしている。どうやらホントに、一夏本人に確認をとってきたらしい。
「ラウラ、おいで」
先ほどと同じようにラウラを呼ぶ。ふらふらと頼り気のない足取りでこちらに来るラウラ。
「噂、本当だったんだな。……辛いだろうラウラ。失恋、したんだもんな」
「う、あぁぁぁぁぁぁっ」
ラウラが泣き出した。あのラウラが。俺にあれだけ酷いレイプをされても泣き出さなかったラウラが。それだけショックだったんだろう。実らない初恋、辛すぎる失恋。
「大丈夫、大丈夫だよラウラ。俺はそばにいるから」
箒の時とパターンが同じだなぁと思いながら、でも箒の時と違って約束がないからそんな簡単に落ちないかなぁ、とか酷いことを考えながら、俺はラウラをずっと抱きしめていた。
……………………………………。
「め、迷惑をかけたな」
あれから、一時間半経ってようやく落ち着きました。時刻はもう夜遅いです。
「大丈夫だよラウラ。俺はラウラのことを想っているから、こんなこと迷惑でもなんでもない。むしろラウラを支えられて嬉しいくらいだよ。あ、嬉しいってのは不謹慎か。ラウラは悲しんでいるのに」
「…………」
「それじゃ、ラウラまたな。また一週間後に」
ここでラウラが俺を求めでもしたら完璧に落ちているんだけど、さすがにそう簡単にはいかないか。
§
一週間後、この一週間ラウラは目に見えて調子が悪かった。一夏も原因がわかっているので落ちつかなさそうだった。そして再び俺との時間がやってきたのである。
「ラウラ、今日はセックスしよう。先週できなかった分いっぱい」
「う……ぅぅ」
俺はラウラを抱きしめると、軽くちゅっ、ちゅとキスしてやった。衣服をはだける。女の子を脱がせる技術も上達したもんだ。再度キス。
「んむ……あ……んっ……ぅふぅ……んんん……ふぁふぁ……んん」
長く、長くキスをする。次は首筋に。
「ふぅっ!?」
予測していなかったらしい。まだまだだなラウラ。彼女は上半身をきゅっと縮め、こそばゆそうな声を出した。腕をかいくぐり、慎ましやかなおっぱいに触れる。……これを「おっぱい」と呼んでいいのだろうか? 頭の中で鈴が激怒しそうなことを考える。
「あ……」
少し驚いた様子。だが抵抗はない。首筋に唇で触れながら、胸にタッチしていく。
「あぅ……ん、んん。ん、んー……ぁ……」
くすぐったそうだ。可愛い。キスマークをつけてやる。一夏? 人目? 知ったことか。最悪な思考だった。
「はぅぅっ」
「……ん。悪い、少し痛かったか?」
「す、少し」
「うん。素直でいいぞラウラ」
返答もだいぶ素直になってきた。まあ俺の小さな努力の積み重ねですよ。伊達に毎日エッチしてない。体がもたないほど女子達とエロしているのだ。
胸を包み込むように揉もう……として、それほどの容積がないことに気づく。ま、まあしゃあない。マッサージするように暖める。
「ん……」
「くすぐったいか?」
「そんなには……ん、あん……んんっ……」
鎖骨を舌でなぞりつつ。綺麗なラウラの肌にマークをつけていく。少しは行為にも慣れてきたのか、体の強張りが解けていく。
「ひう……んんん…………ん……あ、あんっ……ね、根鳥……」
「ベッドに行こうか」
俺はラウラの小さな体を引きずってベッドへ連れて行く。
「ラウラからも抱きついてくれよ」
要望。それほど無茶ではないものを。すると、腕が背中のあたりを掴んできた。俺もラウラに抱きつく。キスマーク再び。跡を残す興奮。変態的に行う。
「どうだラウラ? 嫌か? 気持ち悪いか?」
お得意の逆質問。
「……きもちいい……根鳥のさわりかた……」
こちらが驚くほど素直な言葉が返ってきた。え? もしかして首筋あたりが弱点? もっとキスをしてみる。舌を使う。
「ううっ……はんっ……んっ、はぁ……んっ……」
指を下に滑らせる。贅肉のない腹筋をなぞり、へそをくすぐる。
「あああ……だめ、だ……ああ」
更に下へもっていく。
「あ……」
強張る。
「大丈夫だよ」
そう囁いて耳を唇で挟む。
「んんっ! そんなところを……ん、だめだ……だめ……ん……あっ」
指が茂みを通過する。耳をぺろっと舐めた。
「きゃっ!? や……や……」
可愛い声を出して頭を左右に振る。そういえば少し前から体を催眠で縛っていない。動かない体を貪っていた頃が懐かしい。耳を甘噛みする。
「うううっ……ううううう~~~~~っ」
うなる。額に汗をかいている。少し感じすぎか? 女子の感度には気をつけなければいけない。セシリアで学んだことだ。感じさせすぎてもいかん。軽くキスしてまた胸元へ。
「ふぁ、根鳥……はぁはぁ……」
名前を呼ばれる。俺を認識していてくれる。嬉しい言葉。ぎゅっと背中の手が衣服を掴む。指を脚の付け根に落とし込む。
「……ぁ……」
指の腹が、ぴったりとその切れ目を覆う。中心が少し熱い。
「濡れている」
「……ぬ、濡れて……」
さすさすと触る。
「うっ、うううう……あう……はぁぁぁ……あんっ、は、いる。入り……そう……」
確かに入る。指先が、絡みだす。開いた粘膜と体液とで、混じり合う。
「ひゃうっ!」
寝ているラウラの膝頭が、跳ねあがった。こつんとわき腹を叩く。少し痛ぇ。
「だめだ、ひらいたら……」
「いいんだよ」
全肯定。ラウラの全てを認めてやるのだ。ラウラのそこと、俺の指がくっつく。五本の指がかき回す。
「はっ、はっ、あ、んん……は、入って……きてるぅ……くんっ」
脚が暴れる。軽く抑えつけて、更に指。性器の唾液が塊になって出てきた。手のひらに溜まり、指の隙間からシーツに垂れる。女子の間では一番感度が低いラウラだが、催眠と開発によってここまで感じるようになった。
「ああぁぁぁ……」
羞恥の息。儚く。潤む瞳が俺の目を射抜く。キスをした。
「んーんんん……んんん、んっ、んふっ……れっ……あつぃ……根鳥……」
キス。深く。指がラウラの内部をかき回す。細かい襞。指でこする。
「んんんんっ!?」
腰が指を入れたままはねた。
「んっ、んむ、ちゅ、ちゅ、んんんっ」
なんとラウラから舌を吸ってきた。任せてみることにした。舌で舌を転がすみたいにしてくる。
「ん、はふ……んゅ、んっ……はっ」
ゆっくりと腰が落ちていく。小さな臀部がシーツに預けられる。突き出した中指で膣をなぞる。
「うっ、くんっ……う……んっ、ああ、ふぁっ……」
ピク、ピクと腰が動く。花弁が喘ぐようにパクパクしていた。愛液が垂れて後ろの穴まで到達する。
「わ……だめ、だめ……根鳥っ、そこ、ふあぁぁんんっ!」
指を素早く動かす。ざらざらした入り口の付近を行き来する。ラウラが弓のように仰け反る。
「あっ、だめ、あっ、あぁっ、はんっ……あーっ、あーっ」
それでも指の動きはとめない。すると、
「……………………」
数秒、ラウラは言葉も呼吸も停止した。
「ああっ、あっ、ああぁっ、んっ……あああぁあぁぁぁっ――っ!」
指が締めつけられた。収縮しているのだ。包み、緩め、その繰り返し。
「はー……あ……はっ、はー……んっ……」
緩慢にさする。
「ひぅっ、うあっ、だめぇぇ……」
逃げようとした。ので指を抜いた。唇を吸ってやる。
「んー、ちゅぅ……」
無意識か? ラウラは唇を求めた。顔を離すと、少しがっかりしたような吐息が漏れる。ぐったりとラウラ。衣服を脱がせた。
「はー、はー、はーっ」
ゆったりと呼吸。まるで眠り姫になろうかというような。前からそっと覆い被さる。
「……はぁ……はん……ね、とり?」
「大丈夫だよラウラ」
安心させるようにキス。
「ん~」
甘く鳴いた。これは……だいぶ落ちてきたな。俺は素早く下半身の服を脱ぐと、愛撫で開き気味のそこに潜り込んでいった。逸物が埋まる。
「うううーっ、うー……んんっ……」
やはり狭くて小さい。抵抗感を潤いが殺す。すーっと自然に奥へ触れた。
「あ、あああ、あ……」
感じているというより、驚きの声。震える声が漏れる。腰を前後に滑らせた。内壁がまとわりつく。ぴっちりと締めてくる。狭い道、確かめるようになぞる。
「あう、ううっ、あっ……おお、きいっ」
確かに、二回目のレイプ以降は七割程度に抑えていた男根。今は八割だ。前より大きくなっているのは確かだが、ラウラの秘穴も少しは広がっているはずだ。このままやろう。腰をゆるりと奥に押し込む。先端がしこりのある部分に触れていた。くわえられた根本まで温かい。動く。ゆっくりと、だが次第に早くしていく。
「あ……ああ、あっあっあっ、んっ、あっ、あっ……っ!」
小突くごとに可愛らしい声。少しずつトーンが上がっていく。
「ふぁ、あっ、あっぁっあっ、あぁあ、ひゃん……ん~っ!」
すぐに唾液をこぼした。
「あぁぁ、あぁんっ……あおぉっ……あ、くっ、あんっ!」
俺のより一回り小さな尻が、腰を受け止める。しなやかな体が動きに合わせて揺らぐ。
「わぅっ、あぁぁぁ……」
潤いすぎた部分から、果汁が滴になって落ちる。ぽたぽたという音が耳に届く。
「ラウラ……」
自惚れそうになる。嫌われていたら、こんな反応はされない、と。もっと繋がりたくなった。
「はんっ、あっ、あっ、あんっ、はんっ、はっ、ふうっ、はぁんっ! んっく……うわぁ、ねとりぃ!」
下ろした両手でシーツを掴むラウラ。腰をあてがう。前後の動きと、上下左右にも動かす。内部を蹂躙していく。
「うっううう、あぃっ、んんん、んんんん~~~~っっっ!!」
肺腑を絞り、声を放り出す。そんな声すら俺には甘美に響く。ますます聞きたくなってことさらに責める。
「おっ、あっ、おぉぉっ……き、ひぃぃ……うぐっ、ぐっ……んんんんっ!」
ラウラが言葉を抑えようと唇を噛む。顎に手をそっとそえる。
「声、出していいよ」
「しかし……ひくっ」
「ラウラの声、聞きたいんだ」
「は、はずかしい……」
腰を進める。一度一度違う角度で。
「ふぁっ、はんっ、あっ、あっ、あぁぁ……はんっ、んぁっ!」
すると我慢できずに声が漏れた。
「だめ、だ。あぶない、……だめ、もうだめっだ」
まだだ、まだ俺は……。
「あうっあああ~~~~っ、あーー、んんっ、んんんんっ、あうああぁぁぁ~~~ッッッ!」
もっと、もっと――。
「うぅぅ、あー、あああぁぁあ……はっはん、あはぁっ……だめぇぇ、深すぎて……ぁああああ」
ラウラの声はうめくようなものになっていった。不意に、全身が痙攣した。
「あ………………~~~~~~っッッ!!」
一歩遅れて内部にも蠕動が起きる。
「う……」
細かい収縮が肉棒をもっていく。膣壁が縦横に乱れ、全体を搾る。やがて、ラウラは力を失ってベッドにその身を預けた。動く、俺はまだ満足しちゃいない。
「ひ……い、いま動かれたら……ああぁっぁ……」
ラウラの内部に出さないことには終われない。
「そこっ……あっあっああっ……あぅぁ……だめだ! はやすぎるのはだめ……」
そんなことを言われても。
「あうっあっ、うあっ、痺れ……て……アアァァァッ。根鳥、ねとりっ……はー、はぁぁ」
俺はますます興奮して、深い挿入を続ける。溶けそうだ。
「はーっ、はーっ、だめだ……おかしくなるぅっ……」
「いいよ。いくらでもおかしくなって」
優しい許諾。
「あっ。そろそろいきそう」
「……いって、くれ……」
ラウラのおねだり。本人にその気はないのだろうが、下腹が熱くなる。
「ラウラも一緒に……な?」
「むりだ……むりぃ」
頭を左右に振る。その体を腰で押しつぶす。熱くぬかるんだ場所を貪る。
「あ……も、う……いく……」
ぐーんと背中を反らす。俺も終わりを迎えた。最後は奥に筒先を当てた。出す。
「イクぞ、ラウラ!」
ドクッ、ビュッ、ビュッ!!
「はぁぁぁ……ぁ……ぅ……」
ラウラの膣が俺の精液を嚥下する。
「はっ、はっ、はっ……はぅっ……うぅぅ……」
繋がったまま、倒れ込む。
「ラウラ……」
俺はラウラと一緒にイケたことに満足していた。
§
シャワーを浴びる。身を綺麗にすると同時に愛撫する。丹念に洗っていく。
「うぅぅ……」
さすがに羞恥があるのだろう。ラウラは縮こまっている。
「ラウラ」
その泡がついた体を抱き締まる。
「今日……すごく良かったぞ。ラウラ。お互い、気持ち良かったよな?」
「う、うむ」
ラウラが認めた。
「だ、だが。この体を洗うのは……慣れない」
「俺が好きでやっていることだからあんま気にしないで」
気になるだろうが意識的に無視する。
「ラウラ、これからもずっと、ずーっと可愛がってやるからな」
そう言って彼女の髪に鼻を埋める。いい匂いだ。
「ぅぅぅ~~。わ、私は……」
もうだいぶ俺のモノになったラウラ。これからもうんと愛してやろう。骨の髄まで。
これが第21話で「手加減する気持ちがあんまりない」とか「好き勝手されていいよね?」とか言っていた男の末路である。結局作者の嗜好が反映されまくりなのである。作者は本当に陰惨な凌辱より、ほのぼのレイプが好きなのである。凌辱もののエロゲーに、おまけ程度についている純愛ルートとか大好物なのである。