学園祭が始まった。俺の所属する一組の出し物は喫茶店だ。女子はメイド服、男子の一夏は燕尾服で執事だ。え? 俺? 「やる気がありませんから裏(料理担当)で」と、いの一番に発言しといたよ。
んで、学園祭が始まる前に一騒動があった。一夏と相川さんの関係がバレたのだ。正確には本人達がバラしたんだけどね。これには俺のアドバイスも影響している。学園祭の空き時間は恋人の相川さんと回りたいだろ? それなら学園祭前に発表して、大っぴらに、大手を振って恋人と二人きりで回れよ、と言ったのである。だってさぁ、付き合っていることを隠して二人で回るのなんて無理だろ。誰かの目には触れるよ絶対。そしたらそこから噂が広がって結果バレる。なら自分達から発表した方が、イメージはいいし相川さんへのやっかみも減るだろうとも言ったのだ。後で聞いたところによると、相川さんも早く公表したいと思っていたようだった。やっぱり皆に嘘をつくのは精神的負担だったのだろう。
てなわけで、原作で、一夏と彼を想う女子の間に起きた出来事はほとんど起きなかったとさ。その代わり新聞部の一夏に対する取材はものすごいことになったけどな。キスの有無なんか聞くなっつーの。つか、そいつらとっくにセックスしていますけどね。
「私、こういうものです」
休憩時間に(もちろん一人で)出歩いていたら、声をかけられた。名刺を受け取る。
「えーっと、IS装備開発企業『みつるぎ』渉外担当・巻紙 礼子さんですか」
「はい。根鳥さんにぜひ我が社の……」
今すぐ組織の仲間の所に行き、そこで仲間を殺した後、絶対確実な方法で自殺せよ!
「……失礼しました」
その女性――正体は亡国機業のオータム――はいそいそと自殺しに旅立ちましたとさ。あー素晴らしきかな絶対催眠。え? エロいことしないのかって? アホか、どこの世界にリアル殺人も辞さない人間相手にエロを行う奴がいるんだよ。そんなことしなくても俺は良質のマンコをいくらでも調達できるんだからいーんだよ。
§
時は五月――。
さ・て、生徒会室へとやって来たぞ、と。
「それで、話って何かな? 簪ちゃんのことだってのは聞いてるけど。専用機は完成したんだよね?」
「はい。無事完成しましたよ。それより、人払いはちゃんとしてくれましたか? 万が一にも他人に見られると(貴方が)困るものがあるんですが」
生徒会長である更識 楯無とタイマンだ。さすがに緊張するぜ。
「ん。大丈夫だよ。言われた通りこの時間は誰も来ないように言ってあるから」
よし。OK。条件はクリアされた。おっと、催眠をかけておかないとな。
俺に対して直接的・間接的に攻撃を行うこと、その意思をもつことを禁ずる!
「じゃあ、とりあえずこれを見てもらえますか? このビデオカメラに録画された映像なんですが……」
「ん? どれどれ?」
身を乗り出してくる楯無。男相手だというのに近づき過ぎだ。そんなだから……。
『んふ……う、ふうぅぅ……ん……っ』
『う、……う~っ……あんまり、見ないで……』
『簪……いいか?』
『音児に……あげたいの。私の、……初めて』
『私の、中に……音児の、くれなくちゃ……ダメなのぉ……』
映像を見終わった楯無はすっかり顔色を無くしている。青を通り越して真っ白だ。
「と、言う訳で、先日貴方の妹さん、更識 簪さんとセックスして処女をもらったんですよ」
「あ、あ、あなたっっ!!」
「大声を出すなよ生徒会長さん。誰かがここにやってきたら、まずいのはあんたとあんたの妹だぜ」
「ぐ、ぐぐぐっ!」
楯無は今にも俺を殺しそうな目をしている。ああゾクゾクする。清純な乙女をぎっとぎとに汚す快感。
「さて、ここで提案です。この映像はコピーしたものです。この映像と、コピー元の映像を消去する代わりに、一日だけ言うことを聞いて下さい。そうしたら映像を綺麗さっぱり消去してあげます」
「…………私を、脅迫するつもり?」
物分りが良くて大変助かる。
「はい。その通りです。妹さんの処女喪失セックスビデオをばらまかれたくなかったら、俺に服従して下さい。おっと! 抵抗しない方がいいですよ? 俺が定められた時間に定められた場所へ行かないとこの映像が自動的に公開される……かも知れませんよ?」
「……くぅっっ!!」
「一日言うことを聞いてくれれば、映像は完全に消去しますから、ここは大人しく従って下さいよ。ああ、わかっていると思いますが、この件については他言無用で」
「一日……私に何をさせる気」
「それについてはここで明らかにしたら面白くないので、後日お知らせしますよ」
「どうせろくでもないことなんでしょう!?」
勘が良くていらっしゃる。
「そうですよ。まあ普通の女性だったらまず嫌がることですね」
「くっ、下衆ね。こんな男だとは思ってもみなかったわ」
「ありがとう。最高の誉め言葉だ」
そして俺は生徒会室を去ろうとする。
「ちょっと待って。……最初から、このつもりだったの?」
「何がですか?」
「最初から! このつもりで簪ちゃんに近づいたの!?」
そんなことか。
「ええ、最初からこのつもりでした。IS学園最強にして生徒会長の貴方に言うことを聞かせたい、ただその為だけに妹さんに接触して、好かれるように振る舞って、セックスしましたよ」
これ以上ないというほどの下衆な行動。それをこの気が強い女に突きつけるのがたまらない。
「そうだよ、お前の妹にはその程度の価値しか存在しなかったよ」
「ぐぅぅううう!!!」
楯無は今にも俺に飛び掛りそうだ。
「おお怖い怖い。それじゃ俺は退散させてもらいますかね」
俺は最後に、目を合わせ催眠をかけた。
この脅迫について、俺に抵抗したり、出し抜いたりすることはできず、またその意思ももてない!
これで楯無はその智謀や権力、コネ、武力(暴力)などで俺に抵抗することはできなくなった。さあ、それじゃあいよいよ惨劇の開幕といくかね。
§
休日になった。俺は朝一番に楯無の寮部屋を訪れ、指令を書いた手紙を渡した。もちろん手紙は即廃棄するよう伝えた。その手紙にはこう書かれていた。
更識 楯無、布仏 虚、布仏 本音、以上の三名で○×ホテルのロビーへ来られたし。時間は本日昼十二時。
楯無は今頃手紙を見て衝撃を受けていることだろう。俺に脅迫されることは生徒会室で覚悟したが、まさか布仏姉妹まで巻き込むとは、と。
そう言っても、布仏姉妹を連れてこない可能性だってあるんじゃないか? と思う方もいるだろうが、俺は、それはないと思う。二人を連れて行けば、要求が本当に酷いものだった場合、二人を逃がすという選択肢が生まれるからだ。もし二人を連れて行かないで単身来た場合、その場で簪のビデオを公開される危険性がある。だが連れて行けば、逃がす・仕方ないけど言うことを聞いてもらう、という「選択」ができる。連れて来ないと選択することすらできないのだ。
また、楯無が俺の能力、絶対催眠を知らないというのも痛い。この能力を知っていれば必ず言うことを聞かせられてしまうから、二人を連れて来ないことを選ぶ可能性もある。だが楯無は知らないのだ。「いざとなったらISを展開してでも逃げる」などとも思っているかも知れない。だが無駄なんだよ、ロビーに来た人間は俺の命令に逆らえなくなるのだから。
「何でこんな危険なことするの? 最初から催眠を使えばいいじゃないか?」という人もいるだろうが、わかっていない。こっちの方が断然「面白い」じゃないか! 妹の処女喪失を見せられたあの顔。最高だったぜ。さらにこの数日間、俺の命令が来るまで彼女が悶絶していたかと思うと、それだけで出ちまいそうだぜ。
さあ時間になった。俺もロビーへ行こう。……毎度のことだが、尾行を警戒するのも疲れるな。でもいつ俺に監視がつくかわからないからなぁ。
「やあ、先輩方、布仏。今日はご苦労様」
そこには予想通り楯無の他に布仏 虚(のほとけ うつほ)と布仏 本音がいた。
「…………」
「ねとりん、どうして」
キッと俺を睨む三人。これは、ははぁ、楯無の奴具体的なことはさけて大まかに説明したな。まあそれでもいいさ。いくら俺を非難しようが睨もうがどうしようもないのだから。あと布仏、本人が了承していないあだ名で勝手に呼ぶな。そんなだからお前が嫌いなんだよ。さて催眠だ。
「これから先、俺が出す命令には絶対服従」
「…………命令の内容によるわ」
催眠暗示の言葉でなく、普通の脅し文句だと思っている楯無は反抗してきた。こうでなくっちゃな。こういう女だからこそ最低の手段でベトベトに汚してやる価値があるというものだ。
「まず、上階にあるスイートルームのあるフロアへ行きますか」
俺はエレベーターを使って三人と一緒にスイートルームがあるフロアへ直行した。部屋に着いたぞ、と。
「ああ、根鳥君。待ちわびたよ」
そこには三人の男がいた。一人は見るからに「中年男性」という容姿の男だ。腹がでっぷりと出て、頭髪も少し禿げ上がっている。興奮しているのか空調の利いた部屋だというのに汗を拭っている。もう一人はかなりの秀麗な顔をした青年だ。スーツをビッシリ身にまとったその姿は、いかにも水商売の雰囲気を漂わせている。最後の男は、中年は中年でも、「うだつのあがらないサラリーマン」を絵に描いたような姿で、メガネをかけている。そして全員アタッシュケースを一つずつ持っている。
「…………この人達は?」
楯無から質問が飛ぶ。
「素性なんて知っても意味がないと思いますが、一応紹介しておきましょうか。まずこちらの男性は、△□の職員です」
楯無達が息を飲む。それほど実際にVIPなお方だった。
「次にこちらの男性。××市のホストクラブに勤めている方です。最後に、こちらは△△に勤める研究者です」
「「「……………………」」」
三人は揃って沈黙した。ホストの男性もそうだが、△△はIS学園とも繋がりのある企業だ。見逃せないのだろう。
「事前に写真と簡単な経歴、性格などの紹介文を載せた書類を渡してあるので、お相手はもう決まっています……その場から動くな!! ISの通信と展開も禁止する!」
俺は動きを見せた楯無を制する為、急いで催眠をかけた。対象は三人に絞ってある。男達からおお、と声が上がる。
「動こうとしていたこちらの……更識くんか、を制したのだね。いやぁ根鳥君のその力はいつ見ても素晴らしい」
「お褒めにあずかり光栄の極み」
そう、この三人には俺が使える絶対催眠の力を教えてある。教えた上でここに来てもらったのだ。もちろん絶対催眠のことは口外しないよう催眠をかけさせてもらってある。
「体が動かせなくなって混乱しているでしょうね。それでは説明しますか」
俺は絶対催眠について必要最小限の説明を行った。同時にこの能力を他言できないように更に暗示をかける。
「くくく、楯無さんよぉ、あんたはこう思っていたんだろ? いざとなればISを展開してでもこの場から逃げ出そうと。甘いんだよ。……それじゃ、時間も限られていることだしちゃっちゃと始めますかね」
俺は、楯無はこっちの部屋、虚はこの部屋、本音はこの部屋と指示して、彼女らに自分の足で歩いて部屋に入ってもらった。男達三人も部屋に入る。
「さて、それじゃ解禁だ。首から上は自由に動かしてよい。……もう普通に喋れるぞ、楯無」
「…………はっ! ほ、本当に、こんな力が……」
さて、それでは続けて。
「このホテルのスイートルームに限り、ここにいる○○さんの命令には絶対服従すること」
命令権の移行……じゃないな。複製、かな? こんなことすらできる絶対催眠。マジ便利。
「それじゃあ、これでこの部屋を含めたスイートルームで、彼女は貴方の命令に絶対服従するようになりました」
「ありがとう! ありがとう根鳥君!!」
おっさんは感激して俺に感謝の言葉を述べる。
「いいってことですよ。……さて、楯無生徒会長、これで貴方はこの○○さんに服従しなければならなくなった。時間がかかりましたが発表しましょう。この男性の”お相手”をする。それが妹さんのビデオを処分する条件です」
「あ、相手って……まさか」
「そう、その通りだよ。更識……いや、楯無。お前はもうわしのものだ。その為にこれだけの金を用意したのだからな!」
持っていたアタッシュケースを開けるおっさん。そこには大量の札束があった。
「ありがとうございます。とはいえ受け取るのは、事前の決め事通り行為が全部終わった後にしましょう」
「ああ、わかったよ根鳥君。ではすまないが部屋を出ていってくれるかな。さすがに直接見られながらは気まずい」
「ええ、わかっていますとも。但し、部屋の隅においたカメラで見させて頂きますがね」
「OKだ」
「……………………」
楯無は顔を青くしてなりゆきを見守っていた。俺は部屋を退室すると、虚と本音の部屋も回って同じことを繰り返した。
さて、それではいよいよ全てのことを話そう。まずこの男達だが、第二の男性操縦者になった俺には各所から色んなお誘いや陳情など、大人達と触れ合う機会がグンと増した。そして俺はその中や自分の行動範囲の中で、大金を持っている男達に近づいた。そして絶対催眠をかけて催眠状態にし、こう聞いた。
「IS学園の生徒、鼻持ちならないエリート女、少女をこの上なく安全にレイプできるとしたらいくら払う?」
とな。そしてその質問に臆面なく答えた人間。とりわけ支払い金額の上限が高い人間をピックアップし、俺の力を見せた。
そして誘ったのだ。学園から連れ出してホテルに連れて行くので、思う存分レイプしたらいい。その代わり現場を監視すること、行為が終わったら取り決めた金額を手渡しで払うことを約束させた。
金の受け渡しを行為の後にしたのは理由がある。男達が望むなら、レイプされた記憶を消してその場限りの関係を成立させる。男達にとってはヤるだけヤったとしても、記憶に残して欲しくないなら俺に催眠で記憶を消してもらうしかない。俺に催眠をかけて欲しいなら金を払わざるを得ない。俺は金を受け取ると同時に女から記憶を消す。それで契約成立だ。
あるいは継続して関係を持ちたいのなら、レイプされたこと、このホテルで起こった全てのことを誰にも話すな、そして今後、休日の昼十二時には必ずこのホテルのスイートルームに来い、といった風に継続して関係をもてるように催眠をかける。それと引き換えに金を受け取るのだ。
そこまでやったら俺の仕事は終了だ。俺は金を受け取り、男達は金を支払い安全にレイプできる。場合によっては毎週継続して関係をもてるし、なんなら妊娠させてもOKだ。ちなみに金額はちゃんと設定した。手や口などの奉仕だけでいいなら○○円。本番、レイプしたいなら○○円。コンドーム(避妊)の有無でも金額を設定し、妊娠させたいなら更に金額をベットする。代表候補生や企業代表、専用機持ち、処女の有無といった付加価値があれば更に金額は倍率ドンだ。ロシアの国家代表で専用機持ち、かつ処女(多分)の楯無は異常な金額になった。それでも払うあのおっさんパネェ。よっぽど鬱屈が溜まっていたんだな。
そう、俺の申し出に頷いた男達は多い。今のこの世の中は女性優遇だ。男達は肩身が狭い。その中で鬱屈した思いを抱えている男は数知れずだ。ホストの彼なんか一方的に女性に奉仕しすぎて疲れ果てている。△□の職員であるおっさんや、△△の研究者であるおっさんもそうだ。組織内で女性の言動などに日々怒りを募らせていたのだろう。こちらが引くほどの熱意でレイプを希望してきた。
ここまで説明を聞いたならもう想像できるよな? そう、俺はこの楯無達三人より前に、もうその行為を行っている。まずは一番詳しく性格や経歴などがわかる一年一組のクラスメイトから。次に同じ一年、その次に二年、三年と自分から離れている女子ほど情報がないのと接触する機会がないのでターゲットにはなりにくい。それでも、入学してから今日で一ヶ月ちょっと経ったが、既に四人のクラスメイトが処女を失う姿を見せてもらった。男達はみな気を良くし、俺の催眠で縛れば毎週女の体を貪れると知って、継続した関係を依頼してきた。気が大きくなった男達は避妊なんてしないので、後一ヶ月もすればクラスメイトからママが誕生するかもな。
何故俺がこんなことをするのか。それは……単純にヒロインの数が多すぎて、ハーレムを作ろうと意気込む俺としても全員を囲うのは負担が大きい、ということだ。体は一つしかないのだ。一週間に一回セックスする間柄にしても七人が限界だ。そして俺が落とすつもりの女は六人。もうこれ以上は無理だよ。それと、単純に楯無と本音はあまり好きじゃないということも大きい。自分以外の人間にチンポを突っ込まれようがどうでもいい。むしろ彼女らが嫌がるような中年男性に襲わせて、ぐずぐずに汚れていく姿の方がそそる。せいぜい彼女らには落ちていってもらおう。
さて、三人への催眠は終わった。俺はビデオルームで三人達の性行為を監視しますかね。そう無茶はしないと思うが、催眠でフォローできない行為、首締めセックスだとかされちゃあ絶対催眠でもごまかしがきかないからな。
§
「いやぁ、夢のようだよ。ロシアの国家代表で専用機持ち、IS学園の生徒会長である君を自分のモノにできるなんて。ホント根鳥君には感謝してもしきれないな」
「近寄らないで!」
楯無が虚勢を張っている。首から下が動けないように命令されているんだからどうしようもない。ISの展開も通信も禁じられているから文字通り手が出ない状況だ。
「ふふ、根鳥君から助言を受けてね、快楽を感じさせるのは後でいくらでもできる。しかしレイプの、破瓜の衝撃や痛みはその時にしか経験できない。わざわざ女を、感じて濡れるように愛撫などするより、体のことを一切考えないレイプをする方が気持ちいい、とね。」
楯無に近づくおっさん。もう息が切れてんな。おっさんは楯無に命令してベッドに寝かせた。自分の体が勝手に動くことに、楯無は驚き戸惑っている。おっさんが楯無に覆い被さった。豊満な胸がおっさんの胸板で潰される。ゴクリと唾を飲むおっさん。夢にまで見た小生意気なIS学園の少女がそこにいるのだ。しかも完全に無抵抗で自分の前に投げ出されている。おっさんは楯無が無抵抗なのを確認すると、いよいよ本来の目的へと移る。
「くくくくくっ…………」
思わず、といった感じで笑いがこみ上げている。これからのことを想像して、背筋を快感が駆け抜けているのだろう。今からそこで楯無を犯すのだ。
「やはり最初はここからかな?」
体の下にある形の良い股間を見て、ターゲットを決定したらしい。俺のアドバイス通り、順序を踏まず最初から核心部分を責める気なのだろう。ふと、横にある二台のモニターを確認すると、ホストと研究者も我慢できずにすぐさま行為を始めようとしている。ホストの彼なんかは普段から女性に奉仕しているのだ、女性の痛みを緩和させる為、愛撫(奉仕)など冗談じゃないということか。ちなみにホストは虚。研究者は本音だ。
「きっとまだ他の誰にも触れさせていないのだろうね。もしかしたら自分でもそんなに触ってはいないのかな?」
「くっっ!」
触れていた。おっさんの手が楯無のその部分に。
「私の質問に答えろ。……君は処女かね? それと、自慰の経験は?」
「……私は処女です。自慰はほとんどしたことがありません」
命令通り素直に答える楯無。自分の口が勝手に喋って混乱している。
「おお! やはり処女か! 嬉しいねぇ!」
歓喜に沸くおっさん。俺もこれはいい映像が見られそうだぞ、と思った。おっさんは指を動かして、ショーツの薄布越しに秘部に触れると、楯無の頭がびくりと震えた。布越しに温かい肌の感触を感じているのだろう。それを楽しむように、何度もショーツの上で指を滑らせる。
「……んっ! んん……! んんんっ……!」
その度に楯無は頭を震わせ、かすかな抵抗を試みる。
(無駄だっての)
その反応を見ているだけで結構楽しい。俺はそこまで楯無が好きじゃないからな。ただ、あの人を食ったような態度の女をめちゃくちゃに汚してやりたいと思ったので、こういう風に処理することにしたのである。
「それではまずはキスから……ふふふ、年甲斐もなく胸が高鳴るよ……んちゅっ」
「んんんーー!!!」
楯無がおっさんにキスされた。多分ファースト・キスだろう。いやぁこんな経験になっちゃって悪いなぁ。その後もおっさんは見ている俺が「長いよ!」と突っ込むほど楯無の唇と舌と口内をあじわった。そして、おっさんは、そこの柔らかさを確かめるように、楯無の股間の膨らみを手のひらで包み、揉みしだく。
「んんんっ!!」
楯無は頑なに声をあげようとせずに唇を引き絞っている。声を上げると相手を楽しませてしまう。それが嫌なのだろう。おっさんは、最初はやわやわと、そして次第に力を込めて、指に挟まれた柔肉の感触を味わっていた。少しだけ見える楯無の股間も時間の経過とともに熱を帯び、うっすらと湿ってきたようだった。
「はははは、濡れてる、濡れてきてるぞ楯無!」
レイプされているというのに、愛撫されたら簡単に濡れたな。
「んん……!!」
紅潮していた楯無の頬が、怒りか恥辱か、更に赤くなる。
「ふふふ。楯無、気持ちいいのかね? じゃあもっとしてあげよう」
スカートを捲し上げ、ショーツをあらわにする。おっさんの眼前にさらけ出されたショーツは、うっすらと楯無の秘部を透けさせていた。そしてその合わせ目の上には、薄布越しでもその位置がわかるほどに起立した小さな突起があった。おっさんは敏感な突起を、乱暴に爪の先で弾いた。
「ううんんんんんっ!!!」
まるで感電でもしたかのように、楯無の顎が跳ねあがる。予想以上に過敏な反応を示す楯無。どうやら楯無の性感は、思ったより開発されているらしい。
「敏感じゃあないか。自慰をほとんどしていないのにこれとは……君の体は随分と淫乱なんだねぇ?」
言葉責めするおっさん。その顔は晴れやかな笑顔だ。しかし、楯無はその言葉が聞こえていないかのように、反応を返さない。おっさんは笑顔のまま、楯無の秘所を守る最後の薄布に手をかけ、一気に引き下ろした。
「んんっ!!」
楯無の声にならない声と共に、彼女の性器がさらされる。それは、まだ幼ささえ感じさせる、綺麗で慎ましやかなものだった。しかし、その可愛らしい割れ目からは、おっさんの愛撫によってわずかにほころんだ花弁が顔を覗かせている。そして、それは自らが分泌した淫液で、てらてらと光っていた。その淫らな光景に、ズボン越しでもわかるほどにモノを張り詰めさせるおっさん。彼はその衝動の赴くまま、たっぷりと先走りをまとったペニスを、楯無の秘裂へと押し当て……。そのまま一気に突き立てた!
「いやぁーーーっっっつつ!!!」
固そうな奥への道を、硬度を持ったペニスが無理矢理押し開いていく。楯無の頭がのけぞり、激しく痙攣する。ついに楯無は唇を開けて絶叫した。おっさんもビクビクとその体を震わせている。まさか挿入即射精ではあるまいな?
(しかし、こうして他人のレイプを見ると色々考えさせられるな)
普段の自分もあんなことをしているのかと思うと、色々とね。おっさんがその怒張をゆっくりと引き抜く。白い尻肉の間から顔を出した男根には、血色の粘液がこびりついていた。
「っはははは!! わしが! わしが楯無の初めての男だ!」
興奮した様子のおっさんは、その昂ぶりに任せ、激しく出し入れを開始する。傷ついた楯無の柔肉を、容赦することなく蹂躙する。
「んんーー!! んんんぐむぅ!! っんんうううー!!」
激しく突き入れられる度に、おっさんの下で、楯無が色気の無い声で泣き叫ぶ。痛むのだろう。当然だ。初めてでこれだけめちゃくちゃにされているんだから。しかし、彼女は驚くべき精神力で再び唇を閉ざすと、悲鳴を押し殺した。だが、楯無が泣く度におっさんの興奮は増すようだった。犯されている彼女より息が荒いぞ。
「んんんんッ! んんんんんんッ!!」
泣き叫ぶ。楯無が泣き叫ぶ。彼女の強靭な精神力がなければどんな声で泣くのだろう? もっと楯無が泣く姿が見たかった。破瓜の痛みに、レイプされる恐怖と屈辱に、そして処女を奪われた悲しさに。
「んんんううッ!! んんッ、んんんッ!!!」
おっさんはただめちゃくちゃに腰を打ちつける。楯無がどこまでこらえられるか試すように。ただ己の快感の為に突き入れ続ける。そして堤防が破壊された。
「はああああっ!! たてなしぃぃっ!!」
大きな声と共に全身を仰け反らせるおっさん。楯無の子宮に向けて大量の精液が噴出した。
「…………ッ!! いや、いや、いやあああああっっッ!!!!」
体内にほとばしる精を感じた楯無が、我慢しきれずひときわ大きな悲鳴を上げた。途絶えることなく噴出し続ける精液。それは長く長く続いた。責め苦から開放されて気を失ったのだろうか? 楯無は脱力してそのまま動かなくなった。
虚と本音のモニターでも、それぞれ行為が行われていた。本音は「お姉ちゃぁん! たすけておねえちゃぁん」とやかましい。だが研究者にとっては最高のスパイスとなったのだろう、ガツガツと腰を振って本音の中をかきまわしている。虚は虚で全てを諦めたような虚脱の表情で犯されている。と、ホストが射精したようだ。虚が体内に出された感触に叫び声を上げた。
………………………………。
しばらくして、熱を吐き出し落ち着きを取り戻したおっさんは、徐々にその一物をみなぎらせていく。入れたままのペニスで楯無の膣内を満たした自分の放出物をゆっくりとかき混ぜはじめた。膣内からあふれた精液が、じゅぷ、じゅぷと音を立てた。そして、手持ち無沙汰な両手を楯無の胸へと伸ばし、制服越しにその豊満な乳房の感触を確かめる。その後、再び楯無の体を犯し始めた。大量の精液が注ぎ込まれた膣内は、先ほどよりも幾分かスムーズに動くことを可能としたらしい。
「…………ん…………んぐッ……」
抽送を開始すると、無反応だった楯無が、再びくぐもった声を漏らす。快楽とは程遠い、苦悶の声。そして、おっさんを睨みつける瞳は、憎しみの色に満ちていた。
「ふふふふっ。いいぞ、その顔。ゾクゾクするわい。もっと、もっとわしを睨め。しかし、どんなに睨んでも、今この体はわしの玩具だ。好きに遊ばせてもらうぞ」
「っ…………」
楯無の目には涙が浮かんでいた。悔し涙か絶望の涙か。だがいずれにせよ、それもおっさんの嗜虐心を刺激するだけに終わる。おっさんはまるで楯無の憎しみを煽るように、念入りに楯無の内壁をこすり上げる。
「楯無。お前のここは凄くいいぞ。凄くいやらしい音を立てている。ほら聞こえんか?」
「……………………」
そうしてピストン運動を繰り返すうちに、早くも二回目の絶頂を迎えるらしい。するとおっさんは楯無の中から自分のモノを引き出した。
「うんッ」
ペニスと共に精液と愛液と血の混じった粘液がドロリと流れ出し、粘度の高い糸を引いた。楯無の顔の前に立つおっさん。楯無の顔の前にその一物を差し出した。
「ひッ……」
初めて見るであろう屹立した男性器を突然目の前に突き出され、楯無は表情を凍りつかせる。
「怖がることは無いだろう。さっきまで君の中に入っていたものなんだから」
「うっ……」
男性器を直視さえできない楯無に、容赦なくさらに過酷な命令を下す。
「舐めなさい」
「なっ……!?」
いい趣味してんなぁあのおっさん。しかし案はいいが具体的に指示しないと動いてくれないぞ。
「汚れているだろう。君の口で綺麗にしなさい」
「そ、んなっ……」
命令が効いたのか、徐々にモノに顔を近づける楯無。
「う、ううッ……」
楯無に抵抗させず、その頬に粘液にまみれた男性器を押し付ける。数秒の後、楯無は命令のままにゆっくりと口を開いた。カタカタと頬を震わせながら、おっさんのモノを口内へと受け入れていった。ハハハ、これはいい。あの楯無が自分の処女を奪われたチンポをぱっくりと咥えこんだぞ。
「咥えてるだけじゃ綺麗にならないだろう。ちゃんと舌を使いなさい」
「うんっ……、うんっう……」
口内のほとんどを占領した異物に対して、楯無は恐る恐る舌を這わせる。そのまま口内からペニスを引き出し、先端に舌先で触れる。
「あぅっ……、うっ……」
そしてまた恐る恐るそれを口内へと含んでいく。
「んんっ……、んっ」
とても稚拙で形だけのものだったが、それは確かにフェラチオだった。楯無がおっさんのモノを口に咥え、舐めている。整った顔を男の股間に埋めて、綺麗な髪を揺らしておっさんのモノに必死で奉仕している。その光景は最高にいやらしく、男の優越感を最高に満たしてくれる。技術も何も無いただの単純運動の繰り返し。だが楯無の舌というだけでおっさんは満足なのだろう。下半身を波打たせていた。
「んう……、んんんうっ……んん…………、ん……んう……んう…………」
しかし楯無のたどたどしい口淫は、最後の一押しが足りないようだった。
「んぶっ……。んっ、っぷはあっ?」
楯無の頭を抑え、モノを引き抜くと、おっさんは自分の手で最後の一押しを加えた。
「……ん! ……んわぶっ!?」
楯無の鼻頭で、白い飛沫が弾けた。予告の無い爆発に楯無は顔を背けることができず、噴出した粘液を全て顔で受け止めることになった。二度目の放出。次々に楯無へと降り注ぐ精液。白濁で汚れていく楯無の顔。俺とおっさんはしばらくの間その光景に酔いしれていた。
§
ふっふっふ、はっはっは。ハーッハッハッハッハ。見たか! あの更識 楯無が中年男に犯されて処女を奪われた。しかも中出しだ。妊娠する可能性もゼロじゃない。ククク、せいぜい神様でも恨むんだな。俺は最高の気持ちで、映像を見続けるのだった。
オータム、というか亡国機業とのエロも当初は考えていました。しかしプロットを練らずに二学期まで書いたら34話も書いてしまったのです。「こりゃ余計なこと書いていたら、何話書いても、いつまで経っても終わらんぞ!?」となり彼女らについてはスルーしました。
二次小説であるSS(特に二番目の男がいる)では人気の更識・布仏姉妹ですが、個人的にあまり好きではありません。特に楯無は人の意思を無視するので嫌いです。……まあ、このSSでメインの五人もそれほど好きではないのですけどね(なんでこのSSを書いたんだ)。