「一夏、先に行くなら行くで……」
「あ、箒。いや、根鳥と会ったからさ」
今日は一夏とセシリアの決闘の日である。俺は一夏と一緒に食堂に来ていた。そこに箒が現れた。くくく、セシリアと違って記憶を消すんじゃなく、他人に伝えることを禁止したから、俺と行った行為は全て覚えているのだ。ほぼレイプと言っていいようなあんな体験をしながら、他人に相談できず一人煩悶する日々……普通なら精神がやられてしまうだろう。まあ本当に参ってしまったなら対処するがね。しかし箒が一人で恐怖に震えたり身悶えていると思うと興奮するぜ。へへっ。
「織斑は中華ドレッシングか。俺はこの”白くてトロトロの”フレンチドレッシングにしようかな」
視線を箒に向ける。むふふふ。
「……私はこの”サラサラ”和風ドレッシングにする」
三人で食事をする。
「それで? 一週間剣道の稽古ばかりでISの勉強や訓練をしなかった今の気持ちはどうだ?」
「……やっぱ、なんか間違った気がしてる……」
「…………」
そりゃそうだろうよ。
§
さて、いよいよ一夏の専用機が搬入される段になった訳だが。
「……来ないな」
「ああ……」
専用機が来ません。現在の場所は対戦が行われる第三アリーナのAピットである。
「そういや、根鳥は専用機ってもらえないのか?」
「申請時に訓練機を優先的に割り振ることでIS学園と話がついてる。考えてもみろ、今は二人だけだが、これから三人四人と見つかるかも知れないんだぞ。そいつら全員に専用機を割り振るのか? 男ってだけで? それは無茶だろ。どこかで区切りはつけなきゃならない。それが一人目と二人目の間だったってだけさ」
「そっか、なるほど」
「まあ俺は自己紹介の時にした宣言通り、訓練も研究用のデータ取りも最低限度しかやるつもりはないけどな」
「本気だったのか……」
本気じゃないと思ってたのか?
「俺は将来ISと関係無い道に進むから、この学園にいることの九割くらいは無駄なんだよ」
「でもさ……」
一夏が何かを言おうとした時に専用機・白式が搬入された。
「行ってくる」
一夏はカッコつけて飛んでいった。盛大な自爆をして負けるとも知らずに。
「篠ノ之はどっちが勝つと思う?」
「……無論一夏だ。私が直々に鍛えたのだ。負ける訳がない」
箒は俺と話すのも嫌だろうが、第三者である千冬さんと山田先生がいるので、態度を変えられない。
「俺は逆、織斑が負けると踏んでいる。オルコットさんが『勝つ』んじゃなくて、織斑が『負ける』」
「ふん、見ていろ」
ああ、見ているよ。奴の盛大な自爆っぷりをな。そしてどうかセシリアに惚れられてくれ。そうなりゃセシリアを奪う楽しみも増えるというものだ。
§
「未熟者」
「まあ代表候補生相手に良くやったと思うよ。ちょっと調子に乗りすぎちまったけど」
「二人もかよ。勘弁してくれ……」
戦闘は予想通り原作そのままの結果になりました。一夏のシールドエネルギー切れです。さて、この後はセシリアとの和解と一夏のクラス代表就任パーティーか。上手くフェードアウトしとくか。ちなみにパーティーとは、一年一組のクラス代表が決定したことを祝うものです。何故負けた一夏がクラス代表になるのか? それは勝者であるセシリアが一夏に惚れて譲るからです。
それから数日後。ようやく箒が俺の部屋を訪れた。一週間に一度と言ってあるから、週の初めに来るか週末に来るかは箒次第なのだ。やっぱり来たくなかったのか週末ギリギリです。そんで今は……。
「ん……ちゅ……はむっ……ぢゅるる」
「れろ……れろ……ちゅううう」
シックスナインの最中です。経緯を説明しよう。
「また……口でするのか」
嫌悪感を隠そうともしないで箒が言う。
「うん。できれば口でして欲しいな……でも、俺ばっかりしてもらったんじゃ悪いからさ」
「?」
「シックスナインをしてみたい」
「な、何だ……それは」
相変わらず性の知識は疎いご様子の箒さん。そんな彼女にまた催眠をかける。
俺に触られた時だけ性感帯の感度を1.5倍にしろ!
箒は俺が特殊な催眠術を操ると知っているが、術をかける方法は口頭で命令することだけと思っているはず。そこで目を合わせる方のかけ方だ。これで箒は感度が1.5倍になったものの、それが催眠のせいだとは気づかないという状態にいなった。簡単に言うと「根鳥に触られた時だけやたら感じちゃう♡」という状態にしてやったのだ。
「こ、こんな……格好で……」
「こうしてお互いに愛撫しあうのがシックスナインだよ」
「あ、あい……~~!!」
もちろん箒は下着をつけたままだ。俺はズボンを下ろしてパンツだけ着ている。
「パンツの上からでも触っていいよ。手でイカせられるならやってみたら?」
「口で……しなくていいのか」
ほっとした様子の箒。
「それでイカせられるならね。俺は無理だと思うな」
軽く挑発。口でするのが嫌な箒なら確実に乗ってくると思った。
「な、なら」
見たくもないのだろう、パンツ越しに触れた。
「う、う……大きく、なった……」
それでは俺も刺激してやろう。ショーツの上からアソコを触る。
「あっ! そ、そんなとこ……」
「お互いに愛撫しあうと言っただろう。そっちがしている間、こっちもするんだ。といっても終了条件は変わらない。俺がイケば終わりだ。頑張ってイカせてみればいい。俺は口も使った方がいいと思うけどね」
「うぅ~~!!」
うなっているが関係ない。俺はショーツ越しに陰裂に触れた。
「あっ」
声が漏れる。感度を上げておいたからな。嫌いな男の愛撫でも感じるだろう。俺は大胆に陰唇を指でなぞり上げた。
「ぅん」
箒は何とか手でパンツ越しにイカそうとするが、さほど効果はない。だって俺自分操作であんま勃たないようにしてるもん。さて本格的に触りますかね。俺はぷっくりとした土手に指を滑らせ、クリトリスを探った。確か前見た時はここに……。
「はぁう!」
予想通りの場所にあった豆をくりくりといじる。喘ぎ声が少し甘くなった。
「ほらほら、どうした箒。早く俺をイカさないと終わらないぞ。口も使った方がいいんじゃないか?」
「……く、こ、こんなもの、手だけで充分だ」
「つってもね、パンツ越しだからあんまり感じない訳よ。いいのか? その間に俺が箒をイカせちまうかもよ」
「わ、わたしは、イったりなんてしない!」
強く宣言する。だが俺は本気だ。今日ここで箒をイカせて精神的優位に立つ。
「あっ……あっ……あぁ……はぁ」
くくく、声が漏れているぞ、箒。俺は豆をいじって出てきた液体をショーツで拭うようにして触った。
「あぅっ……こ、こんなっ……ふぅっん」
「箒、ショーツが湿ってきたぞ」
「ば、馬鹿な。そんなことあるものか」
本当なんだけどね。俺はそのまま内腿やアソコ以外の股間もさすってやった。
「はぁ……はあ……はぁ」
「息が乱れているぞ」
「違う。私は……」
湿ったショーツの感触を楽しむ。そこはハッキリ濡れていた。俺の方はというと、全く反応してない。
「どうして……これは……」
「だから、箒の手だけじゃイカないって。あの時にイったのは、俺が我慢してなかったのと、箒のバスタオル姿が魅力的だったからだよ。どっちも無い今の状況じゃ無理」
「そ、そんな……」
箒のうなだれた声を聞きながら、俺はショーツに触れた。
くちゃ。
「箒、今の音聞こえたか? 何かお前のアソコから聞こえたようなんだけど」
くちゃ、ぬちゃ、ぬちゅ。
いやらしい音が響く。俺はいい気になってこすり続けた。
「ぃや、いやだ。どうして、こんな」
「男も女も、正しく刺激してやれば濡れるんだよ。だから箒、口を使ってくれよ。何時まで経っても終わらないぞ」
「く、口を……しかし」
煮え切らないので、俺の方で先に口を使ってやることにした。
「んちゅっ……れろ」
「っうあっ! な、なにを……」
「濡れ方が激しいからな、ショーツの脇から舌を差し入れたのさ」
ショーツを横にずらしあらわになった陰唇を舐める。
ぴちゃ、ぴちゃ、ちゅぷ。
「あっ、あっ、あっ」
「んふぅっ、感じているな、箒」
「違う、私は、感じてなど……」
「お前ばっかり感じてないで俺のモノも刺激してくれよ。そろそろパンツから出してくれ」
俺は腰を上に突き出して箒に突きつけてやる。
「し、下着から、か」
それぐらいしないと終わらないと悟ったのか、感じ始めて頭が朦朧としているのか、箒はパンツの裾からモノを取り出した。
「……ぅあ、や、やっぱり、化け物みたいだ」
確かにグロテスクだ。だがそれは女の器官も負けていないだろう。俺は箒のショーツに両手をかけると、脚の方にずり下げた。
ぬちゃ。
ショーツと陰唇を繋ぐ愛液の橋がやらしい音を立てる。
「あっ、いや、脱がすなぁっ」
抵抗する。だが弱い。感じている証拠だ。
「今更……だな。前回も見ているし、今回だって舌で触れているんだ。覚悟を決めろよ」
俺は外気に触れたそこをしげしげと見つめると、陰唇を割り開いた。
「っやっあん!」
箒から一際甘い声が漏れる。俺は穴の中を覗き込んだ。
「わかるか? 箒。俺、今お前の中を見ているぞ。綺麗なピンク色していて、壁から愛液が分泌されてテカテカしている。奥の方にあるのは処女膜だな。前回破られなくて良かったな」
「そんな、見るな、見るなぁ!」
「見るだけじゃないぞ。穴の中に舌を入れてやる……れろ」
俺は舌先を尖らせると秘穴の中に差し入れてやった。
「あぁん!」
胎内に舌を入れられ、悶える箒。
「や、やめ、ろ。それ、変になるぅ」
「やめて欲しければ俺をイカせろって何度も言っているだろ。俺を口でイカせれば、終わりだからやめてやるよ」
「はぁ……はぁ……はぁ……こ、これを、また、口で……れろ」
やっと箒が舌を使いはじめた。自分の意思でやらせたかったから、こんな面倒な手順を踏んだのだ。これでもう口淫にさほど抵抗感はなくなっただろう。嫌悪感はまだあるかも知れないが。まあいずれは喜んで自分から舐めるように調教してやる。
「ん……ちゅ……はむっ……ぢゅるる」
「れろ……れろ……ちゅううう」
お互いに舐め合う。その光景は、どうみても和姦にしか見えなかった。
「箒……箒の口、気持ちいいぞ。竿は手でしごいて先っぽを咥えてくれ」
「さ、さきを……はむっ……ちゅる……れろ」
素直に俺の言うことを聞く箒。
「ん、いいぞ。俺もしてやるからな……れろ……ちゅっ……ちゅう」
陰唇を舐めながら上端の恥豆を目指す。そこまで辿り着けば箒はもっと感じるはずだ。
「んちゅっ……じゅる……れ……ろ……んん、ざらざらしてる……ちゅっ」
「箒のここ……すごく甘い味がする。でも汗かいているからちょっとしょっぱいな」
「なっ、は、恥ずかしいことを言うな! そ、それにシャワーはちゃんと浴びて……」
「恥ずかしがってここはろくに洗ってなんじゃないか? でもな、男にとっては女子の汗はいい匂いなんだぞ。今だって舐めれて嬉しいし。あ、俺の方はまだシャワー浴びてないから汗の味がするかもな。どうだ箒、俺のモノの臭いと味は」
「……臭くって、鼻が曲がりそうだ。味も塩気がして酷いまずい……」
臭いのか。でもそんな肉棒を箒が舐めてくれていると思うと興奮する。
「……? ピクピク、動いたぞ。で、出るのか?」
「残念、まだ余裕がある。今動いたのは興奮したからだよ……もっといやらしいこと言ってくれ、箒」
「い、いやらしいことなど……ちゅっ……ごくっ……はむっ……ぢゅるるぅ」
「んちゅ、れろれろれろ。ちゅううう!」
包皮に包まれている豆をそのまま吸ってやる。
「っぅぅぅぅん! ああぁっ! あはぁ! はぁ! や、それやめろ。やめてくれ!」
「ちゅうう。ちゅる、ちゅっ」
存分に吸った後、唇を挟んだ歯で甘噛みしてやる。そうして……。
「はぁぁん。ふぅっっ! あ、あ、あぁぁぁ!」
箒がガクリと体の力を抜いた。これは……。
「ふふ、箒。イったな? 気持ち良くて絶頂したんだろう。あれだけイかないって言ってたのにな」
「そ、そんな……私の体……どうなって、も、もういやだぁ」
俺は身を起こすと、箒と相対する姿勢になり、ぎゅっと抱きしめてやる。
「あ……」
「箒。それは何もおかしなことじゃないんだ。男の俺だって自分の性器を刺激されれば気持ち良くなるし、イキもする。箒も同じだ。嫌っている男だろうが、刺激されれば感じるんだ。だから、無理に自分を否定しなくていい」
抱きしめながら箒の背中に回した腕で、背中と頭を撫でてやる。
「箒……ん」
優しくキス。自分のモノを咥えた唇だが、箒の唇なら気にならない。
「んっ……ふぅ……ん……はぁ、き、キスはやめろ、やめ……んっ」
「んっ……箒……好きだぞ」
「な、何を言う!」
「俺は女子なら誰でもいいって訳じゃないよ。箒のことが好きになったから手を出したんだ」
冷静に考えればおかしい告白だが、今の箒は冷静ではない。
「す、好きなどと……戯言を……わ、私なんて……」
「箒は魅力的な女の子だよ。男なら誰だって好きになるくらいに……ん」
「ん……うそだ……そんな……んちゅ」
「織斑が好きだってわかっている。横恋慕だって知っている。それでも箒が好きだ」
抱きしめて、キスを降らす。何度も。まるで恋人のように。
「………………」
箒は顔を赤らめている。どっちに転ぶかわからない告白だったが、上手いこといったらしい。転校してばかりの人間だったから告白とかされたことないんだろうな。
「そんな……そんなこと……」
「箒……」
俺は箒の手を掴んでモノに押し当てた。
「あっ」
「キスしていたらこんなになった。悪いけどまたしてくれるか? 今度は口じゃなくてもいいから。手でしてくれないか?」
「手で…………わかった」
ふらふらとした頭で頷く箒。脅迫材料をちらつかせずに自分から奉仕させるのは初めてだな。最初の時みたいに催眠も使っていない。ここまでくれば半分は落ちたようなもんだ。
「んっ、んっ、ホントに……硬くなってる……それに、あつい……」
「箒のキスで興奮したんだ。嫌々パンツ越しに触られるよりずっといいよ……」
「うぅ……い、いまだって嫌々してるだけだ。仕方ないから……」
「レイプされるかもしれないからか? レイプが怖いのか」
「そ、そうだ。レイプされたくないから……して、やるんだ……」
箒はレイプを建前に俺の肉棒をこする。
「それでもいいよ。箒にされると気持ちいい……箒……キス、させてくれ……」
俺に触られると俺が好きになる催眠もかけたよな。その効果が出ているのかも。
「キス、なんて……こんな、んっ、好きでも、ない男と……ちゅっ」
「ちゅっ……れる……れる……ちゅぱっ……んちゅ」
「ちゅ……ん……はぁ……はぁ……はぁ……あ、ビクビクしてる」
なんだかんだ言って長く刺激されているからな。限界がきた。
「箒……そろそろ出そうだ。箒の手の中に、射精していいか?」
「あ、ああ……手になら……」
「良かった」
俺は下半身に入れていた力を抜くと、我慢を捨て去った。
「……イクッ。出るぞっ!」
ビュク、ビュククッ!
俺は箒の手の中に安心して全てを委ねた。心地いい快感が胸を支配する。
「……ま、また……こんなに……」
「まだ出るぞ……」
ピュッ、ピュピュッ!
「は……あ……あ……はぁーっ」
大きく息をつく。
「ほう、き。ん……」
キスをしながら手に射精する。こんな贅沢なことはない。
「ん……あ、いっぱい」
箒の手は、俺の出した白濁でたっぷり汚れていた。
「ありがとう、箒」
俺は箒にお礼を言うと全身から力を抜いた……。
(ふふふ、キスしながら手でしてくれた。だいぶ落ちてきたな)
俺は調教に一定の成果を得られたことに手応えを感じていた。
ちょっと簡単に落ちすぎでしょうか? でもあんまりねちっこく描写すると、第3話でのレイプするぞ → 奉仕してくれ、みたく何度も同じことを繰り返すだけの文章になっちゃうので、まあこれぐらいがいいかな? と思います。