とある佐天の百合洗礼《レズテスマ》 作:エステル
「これからあなたには、メスの味をたっぷり味わっていただきますわ」
メスの光をチラつかせながら、黒子は耳元でそっと囁いた。フレンダは分娩台に変形した手術台に完全に固定されており、足を開いた状態で両手両足を拘束されている。初めは自分よりも年下のクソガキだと舐めてかかっていた彼女も、2人が本気で自分をどうにかするつもりだと身をもって実感しつつあった。しかしフレンダは、肝心の"情報"とやらを持っていない。依頼は仲介人を通しているから、黒幕が誰かと言われても分からないのだ。
「だから仲介人を通してるから分かんないんだってば」と、フレンダは素直に自白してみる。
「そのような戯言を信じるほど、
たかが中学生のボランティア活動がどうしてそこまで凶悪になれるのか、フレンダには分からない。
「い、言いたくても言えないって。結局、尋問なんて無駄な訳よ!!」
「結構」と黒子は会話を打ち切った。
様々な種類のメスや医療器具をフレンダに見せびらかしては、腹の底から湧いてくる歓喜を抑え込むようにくすくすと笑っている。
「白井さん、エフェドリンありましたよ」
棚を漁っていた初春が、茶色いビンをもって小走りで駆け戻ってきた。
「よかったですわ。触媒は手に入りますの?」
「病院ですよ白井さん。なんだってあります」
「時間は必要ですの?」
「私の能力込みで10分かかりません」
「結構ですの。さっきの爆発で
明らかに何らかの危険な薬物を作る気満々の2人。暗部に属するフレンダは、冷静になればその薬品が何かくらい予想がついたであろうが、ほとんど半狂乱状態に陥りかけている今は、女子中学生2人が何を作り出すのか想像すらできない。初春は何種類かの薬品を混ぜたり加熱したり抽出したりして、エフェドリンからその物体を生成し、注射器でチュウチュウと吸い上げた。
「できましたよ白井さん」
「ご苦労様。さっそく打ちなさい」
「はーい、ちょっとチクッとしますよー」
初春はフレンダの腕にゴムひもを巻くと、浮き上がった血管に注射器の先端を当てた。
「な、何するつもりなのよ!」
「ただの覚醒剤ですの。感度が良くなるんですのよ」
「覚醒剤ぃ!?」
あまりにもあっさりと答えた黒子に、フレンダは素っ頓狂な声を上げてしまう。ここは科学の街学園都市。そこらへんの中学生でも材料さえあれば爆弾くらい作れる。メタンフェタミンのような極めて単純な有機化合物は、小学生にだって作れるのだ。
「仮にも
「あなたが喋らないのが悪いんですの。"メス"の味を一度知ったら引き返せませんわよ。さあ、首謀者の名前を吐きなさい」
「何度も言ってるように仲介人を通してるから分からないっつーの! だいたい私達は、」
「初春!」
「はいはーい! お注射しますねー」
その瞬間、フレンダの脳関門をあっさり通過したメタンフェタミンは、神経細胞の先端、小胞に蓄えられていたドーパミンやノルエピネフリンが凄まじい速度でシナプス間隙に追い出した。それらを掃除するモノアミン酸化酵素も機能しなくなり、再吸収レセプターも塞がれてしまう。通常ではありえない量の快楽物質がフレンダの脳内を満たしたのだ。
「だうーーーーーー」
経験のない快楽の嵐に、フレンダは不安も恐怖も何もかも忘れて涎を垂らす。ヒロポンとも呼ばれるその薬は、かの特攻隊も使用したことで名高い。歓喜の中で敵空母に突っ込んでいく至福をフレンダはかみしめていた。
「さて、準備は整いましたの。初春、オペを始めますわよ」
「はい、ドクター」
そして黒子は、フレンダのスカートをめくり、メスの先端だけを器用に使って黒ストッキングを慎重に切り取っていく。陰部だけが露出するよう、楕円形に。一ミリでも間違えばフレンダの女性器はバラバラに解体されれてしまう。
やがて露わになる、陶器のようにつるりとした純白の大陰唇。それは芸術作品とでもいうべき気品を讃え、その白く柔らかい高貴なる恥丘に、隣で見ていた初春は思わず息を呑んだ。美の境地というものがあるなら、きっとフレンダの陰唇もその一つに数えられるだろう。
「初春、クンニ」
その言葉を合図に、耐えきれなくなった初春は犬のように陰唇に貪り付いた。ケーキを前にした欠食児童のように、白人特有の色素の薄い女性器をこれでもかと舐めまわす。ピンク色の蛇が淫靡に煌めきながら白桃の割れ目をのたうち回る。当然のことながら刺激を受けたフレンダの脳内にはさらなる快楽物質が放出されシナプス間隙に満ちる。キメセクを経験すれば二度と引き返せない原因がこれである。セックスの快楽が、覚醒剤によって増幅され、しかもそれが持続するのだ。
「んぁあああ あぉぁあああ あぉやめてぇええぇ! ぁあああ あぉん!! 正直に言ったのぉおおににゃんれぇぇぇ!!」
フレンダは殆ど狂人一歩手前の喘ぎ声をあげながらよがる。だがいくら暴れようが拘束されている以上身動きは全くと言っていいほど取れない。逃げ場のない快楽をただ享受させられる様は拷問でしかない。フレンダは素直に何もかも白状するつもりだった、というかもう白状したのだが、黒子と初春は頭ごなしに否定し、毛ほども信じようとしない。
「ちゅぅぅぅうっんむちゅうううぅぅうっ!!」
「んっ! んんぁぁ゛ぁ゛! ぁあああ あぉんんっ!」
初春の舌は深酔いしたミミズのようにフレンダの身体を這い回り、唾液を零しながら白い丘を汚してゆく。フレンダの零した愛液は砂漠で遭難した旅人が朝露をすするがごとく猛烈な勢いでかぶり付きすすってゆく。
「はさみ」
黒子がそう言って右手を差し出す。忠犬初春は即座に舐めるのをやめ、先端が丸くなったクーパーと呼ばれるハサミを探しだして黒子の手に置いた。黒子はクーパーでフレンダの服を真ん中から真っ二つに両断する。手術用のハサミだけあって切れ味は抜群で、フレンダの上品な紺のブラウスはリボンまで綺麗に分割されてしまう。
白く透き通った丘の真ん中にある2つの突起は、佐天とも美琴の物とも違う、見事なばかりの薄ピンク色。まるでショートケーキのような完成された甘いコントラストに、黒子は思わず唾を飲み込む。黒子は美琴を愛しているが、決してその肉体だけを好いているわけではない。だからと言って二対のインペリアルトパーズが美琴のそれに勝るかと言えばそんなことはないのだが、その美しさを素直に称賛するだけの公平さを有しているのが白井黒子という人物なのだ。
「初春、右」
ドクターの許可を得たナースは、喜び勇んで患者の乳首に舌を這わす。チュルチュルと丁寧に舌を回し、勃起したピンク乳首を回し舐める。
「それではわたくしも失礼して」
黒子は畏まってツインテールの片方をかき上げると、フレンダの乳首にそっとキスした。
「いやぁぁああ!!」
医者と看護師に両乳首を舌先で弄られるフレンダは拒絶の言葉を口にする。だがその表情は歓喜。涎を垂れ流しながら乳首が送ってくる快楽を甘受し続ける。
「ちゅっ……れろ、ちゅぅう、んんんっ」
「分かったぁあああぁ全部話すぅぅぅううううう!!」
「何か言いました!? んんちゅぅううう!」
フレンダの自白宣言を無視して、徹底的に乳首を責め続ける2人。インペリアルトパーズは痛いくらいに完璧に勃起し、あまりの硬さにそのままパッカリと割れてしまいそうなくらいだ。黒子は元より、初春とてそれなりの女性経験を経て舌技は洗練されている。ただ舐めるだけでなく、相手の喘ぎ声に合わせて強さを変えたり舐め方に変化を付けたり、ときに優しくキスしたりしてして飽きさせず、かつ微塵も容赦しないしつこさで責め続ける。
もちろん手を休めているわけにはいかない。初春は黒子の許可も得ずにフレンダのクリトリスに指を伸ばすと、触っても居ないのに零れ始めた愛液を塗りたくりながら捏ね始めた。黒子も負けじと膣内に指を入れようとしたが、思い直してその下まで指を運び、汚物をひねり出す穴の周りを撫で始めた。
「んぁああっ、そんなとこ触るな変態ぃい!!」
「うるさいですわねこのアバズレ・ビッチは」
「やめろっ、やめろって言ってるだろぉっ!!」
そして黒子は初春から分けて貰った愛液を小指に塗りたくると、優しくゆっくりと肛門に挿入する
「ひぎぃいいい! だめっ、ダメダメダメイクぅぅううううぅうううああああああああ!!」
その瞬間、フレンダが拘束を破りそうな勢いでびくりと跳はねた。陰部からはとめどなく愛液が吹き出し、初春と黒子の手をビチョビチョに濡らす。
「肛門に指を入れられてイクなんて、どっちが変態ですの?」
「お前だろうが! てゆーか、結局、お前らのテクじゃなくて
一度イッテ満足したのか、わずかに正気を取り戻すフレンダは、尻の穴に指を突っ込まれたまま強がる。黒子はもう片方の手で慈しむようにフレンダの金髪をなでると乳首を甘噛みしながら、小指を肛門の奥まで突っ込んで、思い切り引き抜いた。
「ひゃぁぁあああ!!」
痙攣しながら絶叫するフレンダ。初春も負けじとクリトリスを摘まんで追い打ちをかける。
「ごらんなさい。わたくしの指先に茶色い物が付着してしまいましたわ。気持ち悪いですの」
フレンダの汚物が第1関節に付着した指。黒子はそれをフレンダの鼻先に持ってきて強制的に臭いをかがせる。
「白井さん、スカトロは嫌だって言ったじゃないですか」
「わたくしじゃありませんわ。このアバズレ・ビッチが尻の穴でイクド変態なだけです」
「誰がアバズレ・ビッチだこの小学生が!!」
「わたくし達のことでしたらごらんのとおり中学生ですが、あなたは高校生でしたわね。年下の女子にアナルでイカされるというのはどういうご気分なのでしょう。わたくしには想像すらできませんわ。初春、あなたはどうですの?」
「正直に言っていいですか。フレンダさん、惨めです」
「ちっ……勝った気でいるんじゃないでしょうね! 結局、事前情報の問題なわけよ。もう一匹が温度操作系能力者だって分かってれば、2人ともボロクズに出来た訳よ」
「それで、ご自身の身体を愛液のみならず汚い腸液でビチョビチョにしていらっしゃるのはどこのどなたでしたっけ?」
黒子は肛門を愛撫しながらフレンダの耳元で囁いた。肛門まで真っピンクに染まるフレンダ。
「初春、下をお願いします。私はこのアバズレ・ビッチを黙らせなければなりませんわ」
初春に下腹部を譲ると、黒子は乳首を両指で弄りながら、フレンダの口元へと顔を近づける。
「こ、今度は何を……」
もちろんフレンダには何をされるか分かっていた。でもそれだけは拒絶したいのだ。たとえフェラや
「やめて……それだけはぁ……」
フレンダは懇願する。だが、捕まったが最後、心も体も切り刻んで再起不能にする最悪の腹黒
「ちゅ」
黒子はまるで恋人にするように、飛び切り優しく、親切に、いたわるようなキスで答えた。
「あっ……」
一度だけですぐに顔を離す。フレンダの顔にはなぜか安堵の表情が浮かぶ。いや、これは安堵ではない。容赦ないディープキスを想像し恐怖で頭がどうにかなりそうだった所に、こんな優しいキスをされてしまっては、感情に何らかのエラーが生じるのは自明の理。
「違う……」
フレンダは思わず口にした。もちろん、初春は必死に下腹部を舐めている。陰部だけでなく、太ももをなでたり、靴を脱がせて指にキスしたり、ありとあらゆる所に指を這わせている。
「何が違いますの」と黒子は言った。
「ち、違うなんて言ってないし! 結局、レズなんてキモいだけな訳……んっ……?」
まただ。黒子はそっと口づけをする。舌は入れない。気配すらない。唇を重ね合わせるだけの優しい口づけ。
フレンダの中で、何かが壊れようとしている。それは何だ。壁だ。何か神聖なものを守っていたはずの壁が音を叩て破壊されようとしている。羽のようなキスのはずが、そのたびに巨大な鉄球を打ち付けられたような衝撃。
黒子は乳首を弄るのをやめ、そっと両手をフレンダの両手に重ねた。それからもう一度、最愛の人に捧げるファーストキスのように、フレンダの唇に触れた。
「こ……こんなのおかしい……」
鉄球が壁を貫いた。フレンダの心の中が、何かに犯されてしまった。あれほど憎かった拷問者の顔に、ある種の美のようなものを見出してしまう。この娘になら……なんだ? 何を考えたんだとフレンダは反芻する。続く言葉をフレンダは拒絶しきれない。
もしもここで屈してしまえば麦野は決して許してくれないだろう。麦野……とフレンダは思った。そうだ、希望はまだある。麦野が戻ってきてくれるかもしれない。そうすれば、この混乱を解きほぐし、あの大きな胸で優しく、いったい何を考えているのだ、とフレンダは再び混乱する。何かが違う。何かが決定的に崩壊した。さっきまでの自分とは何かが違う。
「んっ……んぁむぅぅう!」
黒子が初めて舌を入れて来た。乱暴にじゃない。最大限に気を遣って、舌先と舌先が触れ合う程度の、子供のようなディープキス。それ以上奥まではいかない。舌先だけのキスだ。何度も何度も、触れては離し、離しては触れる。
「ちゅっ、はむっ……んっ……」
怒りに支配されていたはずのフレンダから、その原動力が失われている。何のために戦っていたんだ。欲しい物はもう手に入っているのに。そんな風に誤解してしまうような幸せ。
いや違う。麦野さえ戻ってくれば状況は変わる。麦野なら変えてくれる。麦野なら自分を助け出してくれる。麦野ならこんな変態よりももっと素敵なキスを……
「うわああああああああぅああ!!」
手術室にフレンダの絶叫が木霊する。克明に想像してしまった。この舌が、麦野の物ならよかったのにと。
「うるさいですわね。まだ喋る気になりませんの?」
「もう全部喋ったって言ってるだろうが!」
「こうなればとことんやるしかないですわね」
黒子はフレンダの唾をじゅるっとわざわざ吸い取ってから吐きかける。もろに顔に唾液を浴びたフレンダ。顔射されたみたいに白濁した唾液がだらりと垂れた。
「初春、あれ」
奴隷は主人の抽象的言葉ですべてを察する。鞄から男性器が付いた黒いベルト、通称ペニバンを取り出すと、おもむろに自分の腰に装着した。
「誰が自分で付けろと言いましたの!!」
「だ、だって」
「だってじゃありませんわ。私に渡しなさい」
黒子は自分でペニバンを装着すると、ガーゼにエタノールを浸して丁寧に消毒する。その様子を下目で見ていたフレンダに冷や汗が流れる。普段から粋がっている彼女だが男性経験がまだない。処女喪失はすべからく女の子にとって神聖な儀式であるべきだ。それを同性のペニバン、しかも小生意気でムカつく年下の中学生なんかに奪われると言う事は、一生癒えない傷を負うに等しい。ならば、ならばいっそ
「
とフレンダは叫んだ。その方がまだ救いがあるからだ。
「いいんですの? 後でお掃除フェラをさせる予定ですけれど。ご自身の排泄物がたっぷりと付着したディルドーをお口に含んで綺麗にする覚悟はおありですの?」
「…………」
究極の二択。処女喪失か、うんこフェラか。前者はもちろん、後者だって決定的に汚される気がする。汚いオッサンのうんこではなく自分の便というのはまだ救いが―――ない。
「や、優しくしろ!!」
数秒思案したフレンダは、そんな勘違いした要求を突きつける。黒子は美しい金色の髪を撫でながら最高の笑顔で笑いかけて、
「絶対に嫌ですの」
と言って、猛烈な速度で腰を突き刺した。
「ひっ――――――」
フレンダの呼吸が停止する。処女膜を撃ち貫いた超硬質アクリル樹脂のペニスは、鮮血を纏いながらフレンダの一番奥の奥まで到達していた。
「ひぎぃぃぃぃぃぃぃいいいいいいいいいいぃいぃぃいいいいぃいい!!!!」
一瞬遅れてオペ室に響き渡る絶叫。覚醒剤の興奮作用も通じない、処女喪失の激痛がフレンダの身体を突き抜ける。黒子は血塗れになったペニバンをすぐさま引き、もう一度奥まで高速で打ち付けた。
「あがぁぁぁああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
何度も何度も、微塵も容赦なく繰り返される往復運動。顔に飛び散った血液を初春に拭かせながら、強烈な速度でフレンダの膣内を犯していく。
「んもぉ゛お゛お゛ぉぉやめてくらしゃいぃにゃのぉおお! 死んれしまいぃましゅぅぅぅ!」
射精できず、快楽も感じない黒子は手加減というものを知らない。一切躊躇することなく、激痛に悶え苦しむフレンダを正常位で犯しまくる。
「さあっ! 白状、なさいっ!」
「らから私にはわからにゃいぃんらってばぁぁぁぁぁぁぁあああぁぁ!!!」
「初春、後ろ!!」
「はいはーい」
もう一つあったペニバンを装着すると、分娩台を横向きに倒して肛門の入り口にシリコンのディルドーをあてがう。
「そんなっ、話が違うっ!!」
遠慮なく直腸を犯していく初春。何度か動かすとそれを引き抜いて、黒子に向かって頷いた。
「や、やめ……」
自身の排泄物がべったり付着しているディルドー。初春はこれ見よがしに口の前に付きつける。
「喋らない口にはお仕置きが必要ですの」
その時だった―――
《お前らは包囲されてるじゃん! 今すぐ武器を捨てて投降するじゃん!!》
上条「