「ハァ~ぎん……とき……」
こちらに来てからもう、1ヶ月。向こうの世界に帰る手立ては見つからず、こうして自慰をするしかなくなっていた。政宗も小十郎もいい人で、たまに変なやつが遊びにくるが楽しくやっていた。
けど、やっぱり帰りたい。銀時に逢って謝りたかった。あの時、喧嘩しなければこんなことにはならなかったのかと思いながらも、息子を擦る手は止められなかった。
「十四郎~酒呑まないか?」
政宗が俺の部屋に入ってきた。急いで、服で隠すが完全に見られていてこっちに近づいてくる。
「悪りぃ、途中だったよな。」
政宗が、服を剥ぎ取り俺の息子を口に含んだ。
「やめ………政宗、嫌だ。」
「目閉じてろ。銀時のこと思っていれば良いだろ?」
政宗は、容赦なく舐めてくる。小姓とやっているからか、イケメンだからか知らないが上手い。そういえば、銀時は1度もしてくれなかったなぁとどうでもいいことを考えていた。
クチュクチュと水音がする。
「政宗、離せ!出るから。」
政宗の髪を掴み離そうとするが、腰を掴まれていて思うようにできない。
先っちょを甘噛みされて、呆気なく政宗の口腔内に白濁した液を出してしまった。
辛く息をすると、喉を鳴らしながら飲み干していく。
「濃いな。」
政宗は、そう言うと俺をゆっくり押し倒した。逝ったばかりの余韻で思うように、抵抗ができない。
馬乗りの状態で、自分の蕾を解し始める。
「っん〃〃」
あまり解さずに、俺の息子にあてがい入れていく。
「痛っ。」
「慣らしてないからだろ?っていうか、やめろ。」
肩を押し退けようとしても、政宗の方が力が強く動き出してそれも叶わない。
「とぅ~しろぅ~」
蕩けた顔で、俺の名前を政宗が呼ぶ。
「ま、さむね~」
俺の気持ちとは裏腹に、息子は質量を増している。
「っん〃〃~」
舌を絡める濃厚なkiss。銀時のとは違うそれも、今の俺には気持ちよく感じてしまう。
「一緒にいこう。」
政宗が、動く速度をあげる。我慢できずに政宗の中に欲を吐き出した。政宗もほぼ同時に俺の腹に欲を出した。
「………………ごめん。」
俺の身体を拭きながら、政宗が謝る。
「好きなんだ。十四郎の事。こんなこと言われても、迷惑なのはわかってる。お前に好きな奴が居ることも、だけど自分の気持ちを伝えておきたかったっていうか、襲っといてなんだけど、俺が十四郎の事を愛してるって事は知っていて欲しいから……本当にごめん。」
政宗は、そう言うと部屋を後にした。俺の気持ちを訊かずに………。
「なんで、起きてくんないんだよ。土方のバカ。」
俺は、眠ってる土方の頬をつつき文句を言った。あの事故から1ヶ月。いっこうに目を覚ます気配がない。このままなのかと不安がよぎる。
あの日、別に寝坊した訳じゃなかった。土方へのプレゼントを買いに行っていて遅れたのだ。予約していたから物はすぐに手に入った。けど、その後で桂とかさっちゃんとか兎に角いろんなのに邪魔されて2時間も遅刻してしまった。
まぁ、あの日がなんの日なんて当の本人は知らないんだろうけど………。
小さな箱を見てため息をついた。ピクッと土方が動いた気がした。
「ぎん?」
「トシ…良かった。」
思わず抱き締めてた。今まで堪えていた分の涙が一気に出てくる。
「先生、呼んでくるから。」
慌てて病室を出る。嬉しすぎて顔がにやける。
もう、過ぎたけどプレゼントあげようかなぁ?彼奴のために作ったジッポ。名前入ってるからちょっと恥ずかしいけど………。
完