幼女でます。
自由遊撃騎士団ヴァイルスリッター。ヴァレリア地方で伝説的な実力を誇っている騎士団の一人、アイラ・ブランネージュ・ガルディニアスは、ルーンベールの王女でもあった。氷の魔女を母に持つ彼女は絶大な魔力を誇っていた。
見た目は冷たい印象を与えるものの、本来の彼女はとても心優しい少女だった。そうでなければ、ルーンベールの民からの今回の依頼だって受けるはずがなかった。
最近、ルーンベール付近の森で人がいなくなる。男女問わずだが、女性の率が圧倒的に高い。被害にあっているのは、この森に薬草を取りに来る町の者達だった。彼らを安心させるためにも、ブランネージュはその森へと足を踏み入れたのだが。
「ここか」
どうにかして逃げ帰ることのできた者の話によれば、森の中心部にある沼からモンスターの体の一部が出てきて引きずり込まれてしまったという話だが。
「こんなところに沼は無かった……つまり、これは」
「ケロのお口だよぉ」
突然の声にブランネージュは振り返り、飛び退った。背後に立っていたのは、一人の少女。それも八歳か、そこらのまだ年端もいかない少女だった。緑色の蛙の着ぐるみに身を包んでいた。
「あ、あなた、ここは危ないから早く」
「危ない? そうだねー。お姉さんも早く逃げないと――ケロに食べられちゃうよ?」
びしゃりと、アイラの肩のマントに落ちる粘り気のある液体。見上げるとそこには巨大な舌が獲物を求めて彷徨っていた。ブランネージュは少女を背後で隠すように立った。
「ここは私が、あなたは――きゃっ!?」
腰に少女が抱きついてきていた。怖くて動けないのだろうかと慰めようと後ろを向いた瞬間、少女の口から少女の体と同じ位の大きさの舌が飛び出て、ブランネージュの体に巻き付いた。
「あ、な、お前は!」
「ケロは私の名前だよー、お姉さん、あたまわるーい。そして、そこにいるのは――」
沼のあった辺りが爆発する。地面から這い出てきたのは巨大な蛙だった。口だけを露出して、沼に擬態していたのだ。
「ケロのお友達だよぉ」
「くそ、お前も魔物だったというのか」
「そういうことーじゃあ、さっそく遊ぼうかぁ」
そう言ってケロはブランネージュを手放し、舌もひっこめた。馬鹿めとブランネージュは魔法を使おうとしたが、力が入らない。体が支えを失ったかのように、膝から倒れる。
「あ、私の舌には麻痺効果があるんだぁ。ドラゴンを仕留めるためのね。人間のおねーさんじゃちょっときつかったかなぁ?」
巨大な蛙の舌がゆっくりと迫り、ブランネージュの体に巻き付いていく。体を這うように、動くそれは、ブランネージュの服やマントごと彼女を粘り気のある唾液で包み込んでいく。
「うぐっあ、きもちっわるい」
「あはは! おねーさん、魔法使いの恰好してるのに、よわっちいんだね! ケロにもべろべろさせてぇ」
ケロはブランネージュを見下ろす位置にくると、先ほどのように舌を出した。
マントの下、スカートの上から形の整った腰を唾液で濡らしていく。
「や、やめ」
「やだよぉ、やめないもん」
そう言って、自身の柔らかい手で、舌が残した軌跡を追うように腰を撫でまわし始める。
「あ……」と尻を触られた瞬間、ブランネージュが目をつむった。それを見逃すケロではない。
「あ、ってここがいいのぉ? おねーさーん?」
尻の丸みの上を指がツーっと辿り、割れ目に落ちる。そこを境にするようにして片方の尻肉をむぎゅうっとつかんだ。
「はっ、あぁあああ、いやぁあああ! やめへぇ……」
「あはっ! いい形のおしりだね。気に入っちゃったぁ」
ブランネージュは、舌に絡めとられたまま、宙づりにされる。
ケロの舌は、なだらかな尻の峡谷をゆっくりと這い上がり、腰のくびれを腹をなぞっていく。そして。
「うーん、私が食べちゃった中では中くらいかな? あ、でも好きだよ子の大きさも」
胸へと伸びる舌に、アイラは目を見開いたが、手足はいうことをきかなかった。
「ひっ、や、やめ、あぁあああああ‼」
「お饅頭、おいひぃ」
舌がアイラの乳房に巻き付き、その先端にはケロの幼い唇が吸い付いていた。彼女の口から洩れる唾液に、しゅうしゅうと、アイラの胸が焼かれる。
「あひぃ、ひあ、やん……」
「ぷはぁ。おいしぃ。あれ? おねーちゃん?」
がくがくと震えるブランネージュにケロが意地悪く訊ねる。
「ねぇねぇ、おっぱい吸われただけでイッちゃった? あ、ここも濡れてるぅ」
ベトベトになった下着の中をケロの手がまさぐり、股間をふにふにと柔らかい手で前後にさする。もう片方の手は反対の乳房を揉んでいた。
「いや、あ、そ、そこはぁ、ああぁ」
「あれあれ? 段々あまーい声になっちゃってるね。じゃあ、そろそろここの中にある愛液もいただいちゃおうかなぁ?」
そう言って乳房に巻き付いていた舌を更に伸ばし、股間へと向かわせる。アイラはびくりと肩を震わせた。氷の魔女と異名をとるはずの彼女の背筋が凍る。
「な、なにを」
「あなたのまんこの中にある液体が欲しいの。溶かしちゃった後だと出てこないから、さぁ!」
反応を待つまもなく、ケロの舌の先端が、ブランネージュの股間の割れ目へと突き入れられた。
「あぎぃいいいいいいいい‼」
「あれ? 初めてだった? ごめんごめーん。でも大丈夫、おねーさんの血もおいしいよ」
血と唾液とそして他のよくわからない液体が胎の下でまぜこぜにされる感覚に、ブランネージュは意識が遠のいていくのを感じた。
「れろれろ、うーん、おいしぃ。全部嘗め尽くしちゃおう」
はちみつの壺の中身を嘗め尽くすがごとく、ブランネージュは蹂躙されていく。
それから、一時間後。ようやくブランネージュは解放された。どさりと地面にうつ伏せで倒れる氷の魔女の尻を足で踏みつけながら、ケロは尋ねる。
「ねー、ねー、もう終わり? もっと出るんでしょう?」
「こ、れいひょうはむ、りぃ」
もはや、氷の魔女としての威厳はない。彼女の立場は蛙の舌から逃げ出そうとする羽虫も同然だった。
「じゃあ、いいよ、もう」と頬を膨らませた彼女は、足をどかし、前にくるとアイラの顔を両手で掴んで持ち上げた。
「あは! すっごい顔ぉ。めんたまが上を向いてるー」
「み、みないで」
「遊んでくれて、ありがとうねぇ」
ケロの姿が、ブランネージュの目の前で膨らんでいく。彼女が友達と呼んでいた巨大な蛙と同じ位にまでになる。
「くっ、一旦退くしか……」
「うん、逃げてもいいよ♡」
アイラはふらふらとした足取りで立ち上がり、甘い痺れを残す体を動かして、走りだそうとした。
その体を巨大な舌が押しつぶした。
「はい、ざんねーん。逃げ切ることはできませんでしたー」
舌には服ごと貼りついたブランネージュの姿があった。手足が変な角度に曲がった彼女はもがいたが動けない。
「それじゃ、他の人間によろしくねー」
そのまま、ブランネージュの体はケロの口の中へと消えた。いきなり腹の中へと送り込まれることなく、口の中で租借し、転がした後、嚥下した。
ごくりと、喉のあたりをブランネージュの体が通過し、腹へと落ちた。巨大なケロの腹が内側から膨らんだ。人の顔と体の形を映し出したそれをケロはゆっくりと撫でた。
「消化するまでぇ、一日はあるからね。それまで、そこの生活をじっくりと堪能してね――」
その後、アイラを捜索するため、仲間たちが探しに行くことになるのだが、その先、彼女がどうなったかを知るものは誰もいない。