魔晶人形――それは人の形を持った結晶のモンスターである。ここ最近に発見されたもので、その姿は生きたまま人間を固めたかのように、精巧で生々しいものだという。
そのモンスターが大量に発生したと聞き、調査に当たったルミナスクロイツ。
そこは床も天井も結晶で覆われた洞窟であった。
「いや、やめ、あぁああっ!」
「こいつ、全然攻撃が、きゃあっ!!」
「み、皆!!」
戦闘用ホムンクルスであるアイン・ゼクティは魔晶人形達に囲まれ下半身を覆い尽くされていた。スカートを無理やりずり降ろされ、その下フリルのついた可愛らしいパンツごと腰を撫で回され、すらりと伸びた真っ白な太腿、その付け根を指で愛撫される。
チームのリーダー的存在であるシーナ・カノンは身体を壁に叩きつけられ、上半身のシャツを脱がされ、その左右の乳房に結晶人形が二体吸い付いた。
甘く、優しく、時に熱く、激しい口付けにカノンは仰け反った。
三人目、巫女のクレハ・トウカは、手足を両側の人形に抑え込まれた状態で正面と後ろから結晶人形に挟み込まれていた。
そんな三人の真ん中で一体の結晶人形の少女がくすくす笑っている。他の人形(全員女性だ)が人間でいうところの裸であるのに対し、こちらは襤褸を纏っていた。裸に布一枚というその外見は人形の色気を覆うどころか、誘っているようで、どこか背徳感さえ感じさせる。
無論、襲われてる三人にそんな事を感じる余裕はないのだが。
「なんじゃ、少しはやりおるかと思ってたが、こんなものかの? ふふふ、まぁ良い。我が名は瑠璃姫。ぬしらの身体、妾に捧げよ。さすれば永遠の若さと命をくれてやろうぞ」
「なにを言ってむぐっ!?」
口答えをしたホムンクルスの少女の口が瑠璃姫の結晶の口に覆い尽くされる。舌を絡ませ無理やり外に引きずり出して吸う。他の結晶人形達がアインの制服をずり下し、ワイシャツのボタンを外すと、ブラジャーで覆っている胸があらわになった。
着崩れた制服姿のアインの身体を瑠璃姫は愛撫していく。両の脚に自分の脚を入れて股間に擦り付ける。
「はう、あ、あ」
小さくて細い少女の喘ぎ声。それを愉しんでいるかのように笑う声。
「ふふふ、やわらかいのぅ、美味じゃのう?」
体を嘗め、さすり、揉んでいる。そのたびに甘い声をアインに聞かせている。
唇を放すと、今度は胸を揉みながらアインの耳を噛む。甘く噛んだあとはむはむと唇で愛撫する。
「あっ……」と何かに耐えるように眼をつむる。それを愛おしそうに見つめ、瑠璃姫は擦りつけた足で股間を摩る。
「どうじゃ? 濡れる程に気持ちがよかろ?」
だんだんと湿ってくるそれを隠そうとアインは身をよじるが、それを阻止するかのように結晶人形達がアインのふっくらとした臀部を叩いたり揉んだりする。
「くくく、美味しかったぞ? では、仕上げといこうかの――結晶凍結」
瑠璃姫の細く透き通るような二本の指がアインのパンツに潜りこみ、股間をまさぐる。
「んぁああっ!?」
アインの肌は内側から変化した。
血の通った肌が瑞々しい水分を持った結晶へと。絶望しながら絶頂したその瞬間を表情として顔に張り付けたまま固まっていく。
人形達が身体を放した。
新たな結晶人形の少女が瑠璃姫の元に加わった。
「くくく、妾のコレクションがまた増えおったわ」
「くあっ、アイン! よくもんぐっ!?」
「うるさいのう」
叫んだカノンの顔を掌で掴み、瑠璃姫は瞳だけ向け、冷徹に告げる。
「あ、が」
凄まじい怪力にカノンの顔の骨がミシミシと音を立てる。
「このまま握りつぶしてしまおうか?」
「ひっや、あが、ぎゃっ」
容赦なく力が込められ顔が変形していく。宙に吊るされたカノンは恐怖の余り、パンツを濡らした。
「くふふふ、だらしがないのう、漏らすとは」
「ひあ、嫌……」
股間に瑠璃姫の左手が添えられ、カノンは掴まれた手の中でふるふると顔を振った。
「貴様は人形にはしてやらん。そこの壁の画にでもなっとれ」
洞窟の壁には人間の彫刻がいくつも彫られていた。否、それは彫刻ではない。瑠璃姫の機嫌を損なった者達の末路である。
「や、やめてぇ!!」
「うるさいっと何度言えば分かる?」
ぐしゃっとカノンの身体が壁に叩きつけられた。青色の結晶に覆われた壁に手足が取り込まれていく。
「ふむ、妾が貴様の頭を固めてしまうのと、壁に全身を取り込まれるの、どっちが早いかの?」
「あが、ううぁあああっ!!」
泣き叫んでも、身体をピンと伸ばしても、結末は変わらない。
絶望にあがいた瞬間の表情のまま、カノンは壁と同化した。
「ひっ、いや」
「最後はお前じゃの……ん? なんじゃ、妾と遊ぶのは嫌か。なら、おぬしは助けてやろう」
「え」っと驚きとほんの少しの安堵を感じた自分にトウカは嫌悪感を抱いた。目の前で仲間が無残な作品にされてしまったというのに。
「妾は指一本触れぬ――ただし」
「ふわっ!?」
結晶人形がトウカの制服ごしに尻を撫でた。
「妾の忠実なコレクション達は生気に溢れておる。妾程たやすくお前をイかせてはくれぬぞ?」
瑠璃姫は微笑みながら、トウカが自分の手下に愛撫されていく様子を眺める。
「あぁ、あ」
腰の力が抜け倒れ込む。それを二体の結晶娘が前後から挟み、その体を嘗め、さすり、揉んだ。後ろからのしかかるようにトウカに手を回した。ブラジャーの中に両手を入れ、その大きな胸を揉む。
「あっ」と声を上げて仰け反るトウカの首筋を前にいた結晶人形が舐め上げる。反応が面白いのか、結晶人形はパンツの中に手を入れ股間を摩った。
「ほら、一緒にイってシマイましょう? 仲間も一緒デスよ?」
「だ、誰が」
「ウフフ、強情ネ、ダケド、それもイツマデ続くカシラ『クリスタル・ブレス』」
結晶人形の口いっぱいに霧状の霊力が溜まっていく。
それから、トウカに口づけした。口移しでガスを流し込む。唇と唇を重ね合わせて艶めかしく、舌を絡み合わせる。
「ん、んぅうううう!!」
抵抗するものの、後ろから乳房を持ち上げられ、乳首を吸いあげられる。パンツの中に入った手は摩るのを止めない。身を捩るともう片方の乳首を抓り上げられた。ぴくんと腰を浮かすと今度は尻を掴まれ潰すように揉まれた。
「くふふ、オイシかったわァ。さっトウカちゃん、ご主人様にお仕えするマエニ、脱ぎ脱ぎしましょうネ? お姉サンたちが立派ナお人形になれるヨウ教育して、アゲルから」
どさりと結晶状の床にうつ伏せに倒れたトウカの瞳に生気は無く、視点が定まらない。そんな彼女を見下し、瑠璃姫はくっくくと調教の見物を続ける。
人形達が制服をついで下着を剥ぐ。ブラジャーを脱がすと、大きな胸が震える。人形はそれを嘗め、腰を持ち上げ尻を突きあげるような体勢にすると、スカートのボタンを外した。はらりとスカートが落ち、その下にあるパンツを左右の手でするすると脱がしていく。
トウカの裸体が結晶の床の上で晒される。じろじろと見ていた結晶人形達だが、ふと何かを思いついたように後ろにいる「新入り」に声を掛けた。
「ちょっと、この娘、一緒に犯シテみなイ?」
「はい、かしこまりました」
アインの声で答え髪の長いエルフの耳を持った結晶人形がトウカの白く血の通った肉体の上に圧し掛かる。突き上げられた尻にアインは自分の腹や股間を擦り付けた。
「……ふわ、アイン、や、やめれぇ」
「命令ドオリ、クレハ・トウカを瑠璃姫様の人形に改造スル」
べろりと舌がトウカの乳首を絡めとり、乳房は揉まれてから、吸われた。
秘所を指でかき混ぜられて、尻の奥までねっとりと犯された。
段々と抵抗の言葉もなく、トウカは快楽に身をゆだねていった。
「うっふふ、モウすっかり犬って顔ねェ」
だらしなく舌を出し腰をだらりと床につけたまま、顔を上げるトウカに結晶人形達がくすくす笑う。
「いいカシラ、トウカちゃん?」
人形達はトウカを囲み、一斉に声を震わせた。霊力を持った言葉で彼女に洗脳をかけようとしている。
「トウカは瑠璃姫様のコレクションになるの」
「トウカは、瑠璃姫様のコレクション……」
うふふっとトウカはだらしなく笑った。
「はい。私は、瑠璃姫様のものです……」
とろけた目で全裸のまま女座りしたトウカは幸せそうに言う。
「くっくく、よく言ったぞ、トウカ。こちらへ来い」
「はい、ご主人様」
両手を広げ迎え入れる瑠璃姫の胸にトウカは飛び込んだ。
瑠璃姫はそれを優しく受け入れ、そして力強く抱きしめた。トウカの背骨がバキバキとひび割れる程に。
「私は瑠璃姫様の物、コレクションです」
「ふふふ、では」と、瑠璃姫は恋人を抱くように腰に手を回し、乳房を愛撫しながらトウカに口づけした。
「ふぐ、んぅうう!」
凄まじい吸い付きにトウカは悶え、身を捩った。美しい肌は美しい結晶に、ふわりとした髪も硬質に、そして生気のない瞳は美しい宝石のように輝いた。
「ぷはぁっ、美味じゃったぞ、歌姫の巫女よ。これでおぬしは妾の物じゃ」
結晶人形に生まれ変わったトウカは、だらりと歪んだ笑みを浮かべてそれを受けれ入れたのだった……。