「マッサージ?」
「はい! 学園の近くに小さなマッサージ屋さんがオープンしたんです。そこに行ってみたんですけどなかなか良かったんですよ~。で、今新装開店セールとかで一時間、半額券を貰ったんで織斑先生も行ってみてはいかがですか? 最近、肩こってるようですし」
「いや、私は」
「良いから良いから。たまには休まないと織斑君に心配されますよ?」
「ふむ……」
「水着着用、個室での施術ですから。ね?」
麻耶からマッサージ半額券を貰ってから一週間が経過したある日の休み、千冬は学園の近くにオープンしたという小さなマッサージやの前に立っていた。
麻耶の言い方では小さなマッサージ屋ということだったのだがどうやらテナントビルに入っているという意味で小さなということだったらしく、英会話教室やヨガ教室と言った教室が入っているビルの四階にその店の看板があった。
「結局、来てしまった……」
確かに昔から胸が大きいということもあってか肩こりが酷く、自分でやってはいるがやはり素人がやるマッサージでは効果が無いらしく、かれこれこの肩こりとも長年の付き合いになる。
半分、戸惑いながらも同じ胸が大きい麻耶が肩こりが無くなったという話を信じ、千冬はテナントビルの中へと入り、エレベーターを使って四階へと上がる。
軽快な音とともに四階に到着し、ドアが開いた瞬間、フワッと甘い香りが漂ってくる。
それだけでも少し、落ち着くような気がするが千冬はそのままドアを開け、店内へと入ると受付が見え、その周囲にソファが並べられている。
「いらっしゃいませ。本日はどのようなメニューをご希望なさいますか?」
「……い、一番長いので」
「畏まりました。ではこちらの用紙の記入事項にご記入してお待ちください」
麻耶曰く、半額券を持っているなら一番高くて長い奴を選べと強く念を押されていたことを思い出し、麻耶の指示通りに長い奴を選択し、用紙を貰い、ソファに座る。
昔から一夏を養うために働き詰めだった彼女はこういった場所に来たことは無く、今回が初めてなのでやけに緊張しながら用紙に記入していく。
(ス、スリーサイズまで記入するのか……た、体重まで……こ、こういうものなのだろうか)
緊張しながらも用紙の記入事項を埋めていく。
「あ、あの」
「はい。あ、書けましたか?」
「え、ええ」
「それはお預かりいたします。少々、お待ちください」
そう言い、女性は千冬から受け取った用紙を手に奥へと消えていった。
「……やはりテナントの中だと見つける人は少ないのか」
周囲を見渡しても千冬以外は誰もおらず、ただただテレビから聞こえてくる音がやけに大きく響いている。
すると奥から女性が紙コップを持って戻ってきてソファの近くに置かれていた小さな丸テーブルに紙コップを置き、再び奥へと消えた。
緊張のせいか喉が渇いていた千冬はそのまま一気にグビッと飲み干した。
「ふぅ」
「お待たせしました、織斑様。奥へ行かれますと更衣室がございますのでそちらの方で水着に着替えられた後、お部屋へご案内いたします」
「あ、はい」
千冬は指示通り、奥へと行き、更衣室へと入ると既にそこに水着が用意されていたが予想とは違ってそこに置かれていたのはビキニスタイルの水着だった。
「ビ、ビキニ……これも普通なのか?」
少し戸惑いながらも普通だと自分に言い聞かせ、千冬は上の服を脱ぎ、ブラを取ろうとしたその時。
「んっ……なんだ?」
布と乳首が擦れ、一瞬だけ快感が全身を駆け巡り、思わず小さく喘ぎ声を出してしまった。
普段からブラを外すという行為はしているが布と乳首が擦れて快感が走るなど初めてなので自分の胸を見て見ると普段よりも乳首が固くなっていた。
「んんっっ、ふぅ、ふぅん」
気にせずに水着を着ようとするが乳首と布が擦れ、後ろで紐を結ぶまでの間、断続的に快感が彼女の体を突き抜けていく。
どうにかして紐を結び終わるがその時には千冬の息は乱れていた。
「んぅっ、はぁっ……なっ」
呼吸を整えながらズボンを脱ぎ、パンツを脱いだ瞬間、水で濡れているような跡を見つけ、膣の方へと視線を向けると下着に向かってつーっと透明な糸が伸びていた。
「こ、興奮しているのか……んいぃっ! ひぁぁぁぁぅ!?」
何気なく膣の辺りに指を置いた瞬間、今までに感じたことが無いほどの快感が千冬の脳天を突き破ると同時にビクつき、それによって指が膣内へと埋まる。
突然の喘ぎ声に思わず口を堅く閉じ、ゆっくりと回りを見て見るが幸運なことに周りには誰もいない。
「はぁ、ふぅ、んぃぃ、ぅぅぅ、んんっ!」
膣内に埋まってしまった指を引き抜こうとするが少し動かしただけでも快感が全身を迸り、膣から愛液が漏れ出て指を伝っていく。
今までの生きてきた人生の中でこれほどの強い快感は初めて、かつ周囲には誰もおらず、店にも転院を除けば自分しかいないという状況が千冬の思考を鈍らせていく。
「ふぃぃ、いぃっ! こ、これがっ! オ、オナニー、ふぃぃっ!」
ゆっくりと指を上下させるとクチュクチュといういやらしい水音が響くとともに全身を快感が駆け巡り、もっと欲しいという感情が湧き上がってくる。
その感情に従い、千冬は第一関節の辺りまでしか入っていなかった指をゆっくりと快感に喘ぎながら第二関節の部分まで膣内へといれる。
「あぁっ、ぃぃ、んんんんっ!」
膣内の奥で指を少し折り曲げるだけで快感を感じ、上下だけでなく左右にも指を動かすと先程以上の快感がこみあげてくる。
クチュクチュと水音が響き、膣から指に沿って愛液が流れ出てくる。
「なんっか来るっ! 来ちゃうッ!」
「織斑さ~ん」
「んんんんっっ!」
自分の名前を呼ばれた瞬間、指に力が入り、膣壁を軽く擦った直後、脳天を突き破るような強い快感が千冬の背筋を通過し、膣から多量の愛液が漏れ出てくる。
「ハァッ、ハァッ……は、はい」
「そろそろ始めますので」
「は、はいぃ」
初めてのオナニー、そして初めての絶頂を経験した千冬は脱いだ下着で濡れた膣を服が今度は勃起したクリトリスを刺激してしまい、さらに快感が迸る。
自分の体の変調に不安を感じながらもどうにかして着替えを終え、フラフラと絶頂の余韻によっておぼつかない足取りで施術室へと向かった。
「くっ……ぅぅ」
「どうかされました?」
「い、いえ何も」
(さ、さっきから布が擦れてっ! おかしくなってしまいそうだ)
「こちらです」
「は、はい」
ドアを開け、中に入るとほんのりと甘い匂い、そしてベッドサイズのマッサージ台が設置されており、その近くに男性が一人、立っていた。
「あぁ、貴方が織斑様ですね? お待ちしておりました」
「え、あ」
「どうかされました?」
「い、いえ」
(だ、男性がするのか…………あ、相手も仕事だと割り切っているはず。何を私は興奮しているんだ)
首を小さく降って邪念を吹き飛ばし、マッサージ師の男性の指示に従ってマッサージ台に腰を下ろす。
「最近の悩みは肩こりですか」
「ええ、まあ」
「バストが大きい女性の悩みですしね。今日は全身疲労回復ということでやらせていただきます」
「は、はいっっぅ!」
男性が千冬の後ろへと回ると早速肩に手を当てるがピクッと体がビクついてしまい、先程のオナニーで固くなった乳首と水着の布が擦れ、小さな快感が全身を駆け巡る。
慣れた手つきでマッサージを行う男性とは対照的にある意味でガチガチに緊張している千冬。
「確かにこっていますね。お仕事は何を?」
「教師を」
「そうですか」
「ひゃぁっ!」
「っと、失礼」
「い、いえ」
二の腕の部分を触られた瞬間、思わずそんな甲高い声が出てしまい、顔を真っ赤にする千冬だが男性は慣れっこなのか表情を崩さず、千冬の肩へのマッサージを続ける。
だがマッサージを受けている最中にも千冬のあそこからは絶頂の余韻からなのか膣から愛液が垂れ、全身が熱くなってきて頭がぽーっとしてくる。
男性が彼女の右腕を軽く引っ張れば首が右に動いてしまうほど、彼女の体からは力が抜けていっている。
(あ、熱……い……なんだか……頭が……)
「織斑さ~ん」
マッサージ師の男性が千冬に声をかけるが意識が朦朧としている彼女は返事を返さない。
その時、男性の指が水着の結び目に引っかかってしまい、結び目がほどけて千冬の水着がハラリと落ちてしまい、その大きな胸が露わになるが千冬の反応は薄い。
男性は肩のマッサージを止めると傍に置いてある容器を手に持つ。
「では織斑さ~ん……胸部のマッサージを行いますね~」
魅惑のマッサージがここから始まる。