※この作品はR-18です。

闘技場~囚われの性少女~   作:ルーラー

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第十六話  第三ラウンド―望まぬ絶頂―

「だ、だめっ……。やっぱり、それだけは――はぅっ……!」

 

 この期(ご)に及んでも抵抗の色をみせるミリアを、アシモフは秘裂に指を這(は)わせることで大人しくさせる。

 

「……やあっ……はっ……だめっ……あっ……ふ……」

 

 指を前後に往復させる老人と、大事なところから恥ずかしい蜜を溢れさせる少女。

 その姿を視界に収めながら、アシモフは何気(なにげ)ない口調になるよう意識しながら彼女へと声をかけた。

 

「それにしても、お主は汁っ気が多いのう」

 

「……んふっ……なっ、なにをっ……くんっ……言って……くふぅっ……」

 

「否定するのは自由じゃがな、しかし、いささか濡れやすすぎるとは思わんか?

 ああ、いやいや、これは体質の問題じゃからな、お主が恥じ入る必要はないぞ?」

 

 体質云々(うんぬん)以前に、ミリアはその身体を媚薬に侵(おか)されているのだ。

 指の腹が秘部をなぞるたびに腰がくねり、愛液が溢れてしまうのは、むしろ当然のことといえた。

 むろん、そのことをわざわざ教えてやるつもりなど、老人にはいまのところ微塵もないわけなのだが。

 その代わりにとばかり、アシモフはさらなる辱(はずかし)めの言葉をかけてやる。

 

「ううむ、しかし見事なものじゃな。あれほど下着を強く咥(くわ)え込ませてやったというのに、割れ目はピッタリ閉じておる。

 さすがに、多少はだらしのないことになるじゃろうと思っておったんじゃが」

 

「……ふっ……んっ……だから、どうして……そういう、こと……く、ふんっ……」

 

「うむ、誇るがよい、娘。誰に見せても恥ずかしくないスジマンじゃぞ、これは」

 

「……んんっ……はっ……すじ、まん……?」

 

 トロンとした瞳で問うてくるミリア。

 これには老人も、綺麗な一本筋をつんつんとつつきながら答えてやった。

 

「スジマンというのはの、娘。このように割れ目がピッタリと閉じて、一本の筋(すじ)になっておるもののことをいうのじゃよ。

 お主の場合は毛が一本もないからの、このスジマンも映えるというものじゃ」

 

「……ひゃっ! ふっ! つ、つんつんって……あふっ……しないで、くださっ……! ひぅんっ!」

 

「ふむ、つつくのは駄目か。ならば、なぞるほうに戻してやろう。綺麗な一本筋じゃからな、指を這わせるのもやりやすいというものじゃ」

 

 再び指の腹でつつーっとなぞる愛撫に戻るアシモフ。

 

「それ……それも、だめですっ……。……あっ、あっ……」

 

「まったく、よい声で鳴いてくれるのう。表情のほうも、よい具合にとろけてきとるぞ」

 

「……やあっ! い、言わないでぇっ……! ……あ、ふっ……」

 

「言わんでどうする。よもやお主、なんのためにこうしておるのか、忘れてはおらぬじゃろうな?」

 

「……ふあっ……え? な、なんのためにって……んっ……」

 

「呆れた奴じゃな……。観客たちの興味をこちらに向けさせるための行為じゃろう? これは。じゃったら、観客たちを欲情させるようなことを言うのは当然ではないか」

 

「そ、それはそうですけど――んんっ……」

 

「事実、少しずつ視線がこちらを向き始めてきておるじゃろう? それくらいのことは、お主にとて感じられるはずじゃ。快楽に溺(おぼ)れそうになりながらであろうとも、な」

 

 そこまで言われて、ようやく気がついたのだろう。

 目を大きく見開いたミリアは、おへそを隠していた両手で自身の顔を覆(おお)い、悲痛な声で観客たちに懇願(こんがん)した。

 

「……やっ……やああっ……! こ、こんな表情(かお)……んんっ……見なっ……見ないで、くださっ……はっ……お、おねがっ……あぁっ……」

 

「これこれ、観客たちから目を背けようとするでない……と言いたいところじゃが、まあ、これはこれで可愛げがあってよいか。

 それはそうとじゃ、娘。いまさらなにを言っておる。これは観客たちに見てもらうために始めたことじゃろうが。じゃったら、これくらいは辛抱せい。――っと」

 

 そこで、アシモフの指の動きが止まった。

 他でもない、ミリアが立てた両膝に掌を挟まれて。

 だが、それはわずか数秒のこと。

 彼はすぐに人差し指だけを動かし、「あ……、あっ……」と少女を身悶えさせた。

 

「……あ、ふあ……んああ……ふっ、ん……んんぅ……」

 

 必要最小限の動きだけで秘裂をなぞり上げ、老人は緩やかな快感をミリアの身体へと送り込んでいく。

 

「……ふうぅっ……は、ふあ……は、あ……ん、ふ……あっ……ふああっ……あん……」

 

 そうしているうちに、少女の身体から力が抜け。

 瞳からも、抵抗の色が消え。

 アシモフの右手を挟んでいた膝も、自然と開いていった。

 

 そして完全に、くたりと全身を弛緩(しかん)させるミリア。

 当然、顔を覆っていた両の手も、いまは力なく地面に落ちている。

 そんな彼女に、老人は空いている左手で軽いお仕置きを加えてやった。

 

「――ひゃんっ!?」

 

 いまはアシモフの眼前に晒されている、少女のおへそ。

 そこに彼は、左の人差し指を突っ込んだ。

 そして挿(い)れた指で、そこをグリグリとほじくり回す。

 もちろん、右の指で割れ目を可愛がってやることも忘れない。

 

「……やっ……やああっ……ふ……あふっ……ひぅんっ……は、ああ……ひゃうっ……んふっ……ふああ……」

 

 ミリアの返してきた反応は、アシモフが想像していた以上に敏感なものだった。

 それに老人は、気をよくしてさらに――。

 と、そこで水を差すように審判の声が耳に飛び込んできた。

 

『アシモフ。一度、攻撃を中断してください。ミリア選手には『抵抗』が、アシモフにはミリア選手への『妨害』がみられました』

 

「『抵抗』というと、小娘がワシの手を膝で挟んできたことかの?」

 

 少女を快楽責めから一度解放し、アシモフが審判にそう問いかける。

 返ってくるのは、もちろん肯定の言葉。

 

『ええ、そうです。ミリア選手が『抵抗』を行っていたのは、時間にして十六秒間ほど。ペナルティを課すとすれば三分の時間延長となります。

 しかしアシモフ、あなたは『抵抗』しているミリア選手に休みなく責めを加え続けていました。

 申し開きがあるようならば聞きますが、いかがですか?』

 

 まあ、そんなものはないでしょうが、とでも言いたげな口調だった。

 だが、老人とて『あの行為』を『妨害』だと思わなかったわけではない。

 一応ではあるが、弁明(べんめい)できるように責めを加えてはいたのだ。

 

「ふむ。では、少しばかり反論させてもらおうかの。

 ワシには、小娘の妨害をする意図など微塵もなかった。ああすることが小娘の手助けになると思ったからこそ、ワシは責める手を止めなかったのじゃよ」

 

『手助け、ですか?』

 

「うむ、そうじゃ。ああすれば膝を開くはずじゃと思ってな。弱い刺激を連続して与えてやれば、身体からは段々と力が抜けていくものじゃろう? それを見越して、ワシは責めを続けてやったんじゃよ。

 事実、ほれ、小娘はワシの責めを受け続けることによって、膝を開いたじゃろう?」

 

『ふむ、確かに……。ミリア選手、いまのアシモフの説明で納得できましたか?』

 

「……はあ、はあ……ふう、は、ああ……」

 

 ミリアは胸を大きく上下させていた。

 その様子からは、反論する気配などこれっぽっちもみられない。

 おそらくは、口を開く気にすらなれないのだろう。

 彼女の瞳は快感に――アシモフに与えられていた刺激の余韻(よいん)に、いまだとろけきっているのだから。

 

『……ミリア選手からの反論は、ないようですね。では、ペナルティとして三分間の時間延長を課させていただくといたしましょう』

 

 そこでようやく、ミリアの瞳に意思の光が戻る。

 

「……ふう……はあ……えっ? あ、あの……いま、なにか……?」

 

 だが、すべてはもう遅い。

 

『ですから、ペナルティですよ。アシモフの手を膝で挟むという『抵抗』――『行為の阻害』を行ったので、ミリア選手に三分間の時間延長を課させていただきます。

 もう判定は終了いたしましたので、覆(くつがえ)すことはできませんよ?』

 

「そっ、そんな……! ちょっと待ってください! 私は――」

 

「悦楽(えつらく)の余韻に浸(ひた)りきっておったな。まだイってもおらぬのに。呵々(かか)、イかずともこれでは、本当にイったときにはどうなることやら」

 

「くっ……!」

 

『アシモフ、あなたは少し口を閉じていてください。

 そしてミリア選手、これ以上食い下がろうというのなら、延長する時間を倍の六分間にさせていただきますよ?』

 

「っ……! わ、わかりました……」

 

『わかっていただけてなによりです。では、戦闘再開といきましょう。なお『抵抗不可』の残り時間は、あと約十五分となります』

 

「……とのことじゃ。さて、では観客たちの耳目(じもく)を集める作業に戻るとしようかの、娘」

 

 そう口にしながら、アシモフは少女の陰核に軽く触れる。

 

「――んっ! ま、待ってください! こっちを見ていない観客なんて、もういないじゃないですか! 私は確かに『なんでもする』と言いましたが、それは――」

 

「観客席の騒ぎを治めるためだったら、という前提が頭についているのを忘れるな、か?」

 

「そ、そうです……!」

 

「呵々(かか)! お主はなにもわかっておらぬな、娘。

 よいか? 観客たちはお主のイくところを見るために、こちらを向いておるのじゃ。お主がイきそうになっておったからこそ、注目し始めたのじゃよ。

 そうである以上、お主のイったところを見せてやらねば、収まりなどつかぬじゃろうて」

 

「そ、そんな……」

 

「そう怯(おび)えるでない。もう刺激は充分すぎるほどに与えてやったんじゃ。そう、変に抗(あらが)おうとする意思があるからイけぬのじゃよ」

 

「い、嫌です……。行きたくなんて、ないです……」

 

 身体を震わせるミリア。

 そんな彼女に、老人は嘲(あざけ)るような言葉をかける。

 

「そう言いつつ、どうせすぐ快楽に溺れてしまうんじゃろう? お主は」

 

 それから、少女の秘芯をちょんちょんとつついてみせた。

 まるで、これからここを苛めるぞ、と宣言するかのように。

 

「この豆を可愛がられてしまうと、ひとたまりもないからのう。さすが、『弱点』じゃと自ら認めただけのことはあるわ。

 ところでお主、これの正式な名称はちゃんと知っておるのか? 普通は豆だの『弱点』だのなどとは呼ばぬのじゃぞ?」

 

「し、知りません……。知りたくも、ありません……」

 

「そう言うでない。せっかくの機会じゃからな、教えておいてやろう。ほれ、いまからたっぷりと可愛がってやるところでもあるわけじゃからの」

 

「可愛がってもらわなくてけっこうで――ひんっ!?」

 

 『弱点』をピンと弾き、ミリアをのけ反(ぞ)らせるアシモフ。

 と、さすがに刺激が強すぎたか、彼女の秘裂から少量の蜜が勢いよく飛び出てきた。

 だが、わざわざ指摘はしない。

 老人は少女が落ちつくのを待つことなく口を開く。

 

「ここはの、クリトリスというんじゃ」

 

「……く、くり……と、りす……?」

 

「うむ。しかし日常生活で使うような単語ではないぞ? 口にするのは情事(じょうじ)のときだけにしておくことじゃ。たとえば、いまみたいなときとかの」

 

「つまり、いやらしい言葉なんですね……?」

 

「まあ、完全な否定はできんな。――さて、そろそろ最高によくしてやるとしようかの」

 

 そう言いながら、しかしアシモフが右手を伸ばしたのはミリアの恥丘(ちきゅう)だった。

 柔らかなそこに指を這わし、少女の恥ずかしい蜜を絡めとっていく。

 

「……んっ……ふ……な、なにを……く、うぅん……」

 

「これで準備完了じゃ。いい加減、どうしようもないほどに身体がうずいてしまってきておるじゃろう? じゃが安心せい、そのようにしたのはワシじゃからな、責任をもって最後までやってやろう」

 

 そして、ミリアの愛液にまみれた老人の指が、再び陰核へと触れた。

 

「……はぅんっ! な、なにを……やって……ひぅっ! はあっ……!」

 

 指の腹を何度も滑(すべ)らせ、秘芯に透明な蜜を塗(ぬ)りたくる。

 

「……ん、く、くうっ……。はっ……あっ……!」

 

「よしよし、次なる蜜が溢れてきたの」

 

 それを再び指ですくい、またしても少女の『弱点』へと塗り込んでいくアシモフ。

 

「あっ……! やっ……! く、ふぅっ……! だ、だめぇっ……! それ、だめぇっ……!」

 

 ミリアが激しく首を左右に振り始めた。

 腰もくねらせ、おそらくは無意識に、陰核を襲う刺激から逃れようとする。

 

「おっと、後退などしようものなら、またしてもペナルティが課されてしまうぞ? それはお主とて本意ではなかろう? というわけで、じゃ」

 

 第三ラウンドに突入してからというもの、ずっと仕舞(しま)われていた背中の腕が、ここにきてミリアの腰をがっちりと捕まえた。

 

「さあ、これでペナルティを課される心配はなくなったぞ。よかったのう。

 それに、時間と手間をたっぷりかけて下ごしらえしたんじゃ。あとはもう、イくまでは逃がしてやったりなどするものか。

 ほれほれ、観念(かんねん)して大人しく快楽に身を委(ゆだ)ねてしまえ」

 

 そして、さらに蜜を塗りつけ、広げてゆく。

 

「それっ……それ、やめっ……! 変にっ……なっちゃ……おっ、おかしくなっちゃうぅっ……!」

 

「おうおう、存分におかしくなるがよい。ほれ、下の口も辛抱たまらんとばかりによだれを垂らしまくっておるぞ」

 

「……んふっ! はああっ! お、おかしく、おかしくぅっ……! やっ、ふああっ……!」

 

「おお、おお。物欲しげに腰も浮いてきおったわ。せっかちじゃのう。お主自ら豆を指に押しつけてこずとも、ちゃんとイかせてやるというに」

 

 くちゅくちゅと音を立て、情け容赦なくミリアの肉芽を責め続ける老人。

 

「……くふうぅぅっ……やめてっ、もうっ……おねがいですから、もうっ……! もう、そこはいじらないでえぇぇぇっ……!」

 

「なに、あともう少しじゃよ。ワシの手をわずらわせておるからというて遠慮するでない」

 

 淫らな蜜は枯れることをしらない。

 秘芯を指で可愛がってやれば、あるいは愛液を陰核に塗りたくってやれば、少女の秘密の場所からいくらでも溢れてくる。

 

「やあっ……! も、だめっ……! なんか、きちゃっ……! おねが、やめっ……やめてぇっ……!」

 

「むろん、やめてやるとも。――お主がイったらすぐに、の」

 

「や、ああっ! そんなっ! そんなああっ! ふっ、あああっ!」

 

 かなり切羽(せっぱ)詰まってきたのだろう。

 強く目を閉じ、ぶんぶんと首を左右に振るミリア。

 だが、アシモフの愛撫から逃れることは叶わない。

 老人は言葉による責めを一度やめ、少女の恥ずかしい蜜を肉芽へと塗り込むことに専念し始めた。

 

「……だめっ! くるっ! ああっ! もっ……もう、これ以上……ふああっ!」

 

 どこまでも、執拗(しつよう)に。

 

「これ以上……だめ、だめ……! もうっ、あふっ! んくっ! ひああっ!」

 

 これこそが楽しみだったのだと言わんばかりに、ねっとりと。

 

「……はっ! あっ! なんか、くるぅっ! きちゃうぅっ! ふぁんっ!」

 

 これ以上はないというほどに、いやらしく。

 

「やめっ! ああっ! これっ! ほんとに、だめっ! おねがっ……! やっ! だっ、だっ、あっ……あああっ! だ、めえぇぇっ……!」

 

 ミリアの肉体と精神を、限界の限界まで追いつめるアシモフ。

 だが、彼女はまだ達しない。

 絶頂するのは、もはや時間の問題だ。

 もう、そう本能が告げてきている頃だろうに、それでも少女は屈しない。

 

 ならば、と。

 彼は、最後の一押しとなるであろう言葉をかけてやった。

 むろん、指の動きはそのままに。

 

「ほれ、もう抗(あらが)わずにイってしまえ。快楽に呑まれ……穢(けが)れてしまうがよい」

 

「――っ……! やだあっ! イくの、やだあっ! けがれるの、やだあああっ! ふっ! あっ! んああっ!」

 

 そして、ついにそのときが訪れる。

 背を大きくのけ反らせ。

 両の脚をピンと伸ばし。

 

「こ、これっ! だめえぇっ! くるぅっ! なにかっ、きちゃうぅっ! やああっ! け、がれ……ちゃ――あああああああああっ!!」

 

 強制的に送り込まれる快感に耐えきれなくなった少女は、泣き声にも似た嬌声(きょうせい)をあげ――とうとう、果てた。

 

 

 こうして、ミリアは。

 夜の闘技場という、非道極まる娯楽施設で。

 大勢の観客に、痴態を提供することを強(し)いられながら。

 倒すべき敵である、闘技場のサーヴァントの手によって。

 生まれて初めて、『絶頂』というものを味わわされてしまったのだった――。

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