ちゅくちゅくと、アシモフがミリアの可憐な突起を吸いあげる。
「……ふ、は……んぅ……ん、くっ……」
まるで赤ん坊のように、母乳など出るはずもない十七の少女の勃起乳首を、いやらしくも
「……あ、ああ……ふ、ぅんっ……く、ふぅ……」
だが、口による責めにだいぶ慣れてきたのか、それとも観客たちにはこれ以上聞かれまいと懸命になっているのか、ミリアは抑えた喘ぎ声しか漏らさなかった。
むろん、秘部から恥ずかしい蜜は垂れている。
決して擦りあわせまいとしているのか、太ももが細かく震えてもいる。
それだけではない。
ちゅぱちゅぱと音を立てて先端をしゃぶってやれば、彼女は送り込まれた快感に身体をくねらせてみせる。
唇でそれを挟んだまま、尖らせた舌で頂きをつついてやれば、観客席に顔を向けた状態で切なげに眉を寄せてもみせる。
だが、老人に引き出すことのできた反応はそこまでだった。
この程度の温い責めでは、快楽に濡れた声など聞けはしない。
ミリアの表情をとろけさせることもできはしない。
それをアシモフは正しく把握し――そうでなくては、とほくそ笑む。
老人の右手は、いま、乳首を咥えているほうとは逆の乳房に伸びている。
そう、口での
だというのに、あられもなく乱れられてしまっては、この右手を伸ばした意味がなくなってしまうというもの。
「……くぅ、ん……これくらい、なら……。ほら、ぜんぜ……ん、くっ……とろけて、なんて……ない、でしょう……?」
責めの度合いを加減されているなどとは、夢にも思っていないのだろう。
これくらいの『苛め』ならいくらでも耐えられると、喘ぎ声混じりながらも、少女の表情に強気が戻る。
「……あ、ふ……ほら、まだやりたいって、いうのなら……ん、んん……いくらでも、吸っちゃって……いいんです、よ……? だって、こんなの……ちっとも――はぅんっ!」
あまつさえ、生意気にもミリアは挑発までしてきた。
そんな彼女の『いたぶってほしい』と硬いままでいる乳首を、アシモフは二本の指でダイレクトに捉え、
「――ひあああぁぁんっ……!?」
調子に乗るなとばかりに激しく擦りあげ、悶え鳴かせる。
「……そっ、そんなことしていいなんて、言ってなっ……言ってないじゃ、ないですかっ……!」
ならば、と続いて老人は、挑戦者の少女の望みどおりに、じゅるるるるっ! と口に含んだままでいた突起を勢いよく吸いあげてやった。
「――ふやぁっ!? やあああぁぁっ……!?」
その衝撃に、ミリアは目を強く閉じながら、おとがいを跳ねあげる。
このままでは唾液によってふやけてしまうのでは、と思われるくらいアシモフの口内で弄ばれ続けているミリアの乳首。
それでもなお硬さを失わない健気なそこに、老人は容赦のない吸引を続けていく。
「やあああぁぁんっ……! だめっ! そんなの、だめぇっ! 知らない知らないしらないしらないっ! そんなに強いのしらなっ――ふあああぁぁんっ……!」
まるで、こみあげてくる『なにか』から逃げるように髪を振り乱す銀髪の少女。
そんなミリアの腰に、アシモフは背中から生えている両腕を伸ばした。
そして彼女の腰をがっちりと掴み、頭をミリアの胸元から離していく。
むろん、少女の突起を口に含んだ、そのままで。
桜色の先端に、放してなるものかと音を立てて吸いつきながら。
「ふあああああぁぁっ……! 引っ張ったらやだあっ! ちくびっ、吸いながら引っ張るのやめてえぇぇっ……!」
吸われ続ける乳首に引っ張られ、ミリアの乳房が前に突き出る。
だが、前進して胸への刺激を弱めることは許されない。
『ルール』で禁じられているからというのもむろんあるが、それ以前に、彼女の腰を掴んで胸元を己の頭から引き離そうとしている闘技場のサーヴァントが、距離を詰めることを物理的に
「……も、おねがいですから、やめっ……! はあああぁぁんっ……! とれちゃっ、わたしのちくびっ、このままじゃっ、とれちゃうぅぅぅっ……!」
と、そこで、ちゅぽんっ! という音と共に少女の乳首が解放された。
むろん、意識してやったことではない。単に、咥え続けるのが不可能になるところまで引っ張ってやったというだけのことである。
『すっぽ抜けた』と言ったほうが、表現としては正しいくらいだった。
そして、アシモフの口内で
それに気づいたのか、はたまた単に胸を防御したくなっただけなのか。
両手は腰のあたりにやっておくよう言われているにも関わらず、彼女は両の腕を胸の前で交差させ、観客たちの目に触れないよう隠しにかかった。
そうすることで胸の谷間が強調されてしまうという事実には、おそらく、気がつかないままで。
それを見て、少女の腰から両の手を離した老人は、己の唇を舌で軽く舐め。
「
「ま、まだまだって……。大体、この戦いが始まってから、あなたはなにひとつ食べてなんてないじゃないですか……」
力無いミリアの言葉に、アシモフは大きくうなずいてみせる。
「おお、わかっておるのう、娘よ。そのとおり、ワシはまだなにも食うておらん。ほんの少しばかり味見をした程度での」
「あ、味見……? まさかとは思いますけど、いまのが……?」
「
老人の断言に、少女は記憶を探るように視線をさ迷わせた。
「……あ、あなたの言う『食べる』っていうのは、一体、なんなんです? 私みたいなのが好物、みたいなことは言ってたような気がしますけど、それにしたって、『食べられる』ときに痛みがないなんて、そんなわけ――」
「深く考える必要などないと言うたじゃろう? むろん、男が女を
「楽しみになんて、できるわけが――」
「いやいや、そのときになれば相応に楽しめると思うぞ? うむ、これも絶対じゃな。間違いない。
さて、それはそれとして、じゃ。そろそろ味見の続きといきたいのでの、いい加減、その腕を下ろしてはもらえんか?」
「っ……! そ、それはっ……」
挑発までしてきたときの、強気な態度はどこへやら。
身体を震わせ、たじろぐミリアに、アシモフは意地悪く言葉を重ねていく。
「『それは』、なんじゃ? 現在、お主の身体はワシのものも同然なのじゃぞ? むろん、忘れておるとは思わんが」
「そ、それはもちろん、わかってますけど……」
「ならば、ワシの言葉に従わぬ理由などなかろう? それとも、なんじゃ? 羞恥心などの個人的な感情の問題か?」
「そ、そういうのじゃありませんっ……! あ、いえ、もちろん恥ずかしいのもありますけど……。でも、それ以上に……あの、その……また、あんなに強く吸うつもりでいるんです、よね……?」
「お主の乳を、か? 当然じゃろう、ワシがそうやって貪り食らいたいのじゃから」
「貪り食らう……。でも、こんなことをいくら続けても、お腹が一杯になったりなんてしな――」
「ほほう、それでワシの腹が膨れるのなら、その乳を喜んで差し出すつもりでおる、ということかの? その言い方からするに」
その問いに、ミリアはうつむき、目を伏せた。
「そうじゃ、ないですけど……。それに、あんなことを何度もされたら、私……」
「駄目になってしまう、か?」
「は、はい……」
「まあ、そうなってしもうたら、そのときは仕方ないじゃろうな。そうなってしまわぬよう、せいぜい頑張って耐えることじゃ」
「…………」
「ほれ、もう気は済んだじゃろう? お主の身体はワシのものじゃと理解できておるんなら、そろそろワシの望んでおるままに腕を下ろし、その乳をもっと味わわせてくれんかのう?」
そうニヤニヤと言い放ってみせた老人に、銀髪の少女は。
「……いじわる」
上目遣いで、どこか
ようやく両の腕を下ろし、『気をつけ』の姿勢に戻った。
そんな彼女の腰に背中の腕を回しつつ、「よしよし」と笑むアシモフ。
「では、また思う存分吸わせてもらうとしようかの」
「っ……」
「これこれ、そう硬くなるでない。……むろん、ここを硬くせずにおるのは不可能というものじゃろうがな」
言って老人は、右手にある頂きをつつき、
「……ん、ぅ……」
次いで、少女に身をよじらせまいとするかのように、空いている乳首へと素早く吸いついた。
だが、先ほどのように勢いよく吸引したりはしない。
まずは飴玉を舐めるようにコロコロと転がしつつ、右の指で勃ちきっている先端を優しく撫でてやることにする。
「……ふ、あっ……なんで、そんなふうに……」
おそらくミリアは、乱暴に吸いあげられるものと身構えていたことだろう。
それを見越したアシモフは、まず彼女の
そう、身体をほぐし、心を溶かし、思考も満足にできない状態にしてやろう、と。
「……ん、んん……な、なでるの、やめて……は、ふ……ちくびぃ、なめながらさわさわってされると……くふぅんっ……や、感じちゃいます、からぁっ……」
快楽にとろけた瞳で悩ましげに身体をくねらせる少女に、観客たちの視線が集まる。
否、視線はずっと前から注がれていたのだ。
ただ、ミリアがそれをはっきりと認識していなかったというだけで。
「……あ、ああ……待って……待って、アシモフ……。はううっ……私、見られて……感じてるの、見られてっ……は、ああっ……」
むろん、老人からすれば『なにをいまさら』である。
かまうことなく少女の乳首を舐めしゃぶって快感を送り込み、アシモフはさらにミリアを乱れさせていく。
「……やああっ……見てるのにぃっ……く、ふぅっ……見られてる、のにぃっ……なんで、なんで……ふああっ……なんで、こんなに気持ちいいのぉっ……?」
乱れる姿を見られている。
その状況こそが自分の身体を敏感にしてしまっているのだと、
少女は首を左右に振り、ただただ戸惑った声をあげ続けた。
「……嫌なのにっ……んふっ……気持ちよくなんて、なりたくないのにっ……ふあっ、あぁんっ……! もう、もう……見るの、やめてぇっ……」
当たり前のことではあるが、その声に応えて視線を逸らす者などこの場にはいない。
むしろ、ミリアが恥じらえば恥じらうほど、観客たちが彼女に向ける目の熱量は上がっていく。
やがて、なにを言っても現状の打開は不可能と悟ったのだろう。
彼女は瞳と身体を震わせながら、老人の容赦のない――アシモフからしてみれば実に緩やかな責めに、大人しくその身を委ね始めた。
そして委ねられた老人は、ねちっこくもいやらしく、少女の反応を引き出していく。
指と舌先で、両の乳輪を
「……あっ……や、それ……は、ふっ……」
右の先端を摘み転がしつつ、硬く尖らせた舌で生意気な頂きをつつき。
「……はっ、あっ、んああっ……く、んっ……」
乳首を軽くつねりあげながら、左の突起にしゃぶりつく。
「――ひぁんっ! それ、だめっ……ひんっ、だめ、ですってばあぁっ……」
そして、優しくしてやるのはここまでだとばかりに、右の掌を先端に押しつけて激しく擦り、
「ふああああっ……!? そんなのっ、そんなのぉっ……! ……あっ! 待って! おねがっ、吸うのはだめっ! ほんとう、だめえぇぇっ……!」
じゅるるるるっ! と可憐な突起を吸いあげた。
「あああああっ……!? だめに、なっちゃう……こんなに吸われたら、だめに――やあっ!? 口に入れたまま引っ張るのやめてぇっ! 吸いながら引っ張られるの、やだあぁぁぁっ……!?」
さらに、瞳の端に快感の涙を浮かべるミリアにかまうことなく――否、そうであるからこそ、アシモフは頭を後ろに逸らしながら限界まで吸引する。
「やああぁぁぁぁんっ……!」
そして、老人は。
喘ぎ以外のなにものでもない声を耳に心地よく聞きながら。
ちゅぽんっ! と少女の乳首をひとまず解放してやるのだった――。