「……はあ、はあ……もお、やあ……」
力無くそう漏らしたミリアに、しかし、アシモフは休む時間を与えなかった。
少女の乳首特有の甘い味を
「……ふあっ、あああっ……今度は……んっ……焦らすつもり、ですかっ……?」
そんな問いかけに、左の乳首をピンと弾き、コリッと弾力のある先端を甘噛みすることで答えてみせる老人。
「――ひんっ!? か、噛むのはやめっ……!」
ならば、と次にアシモフは、ちゅる、と乳首を軽く吸ってみせる。
「――ひぅっ……!?」
返ってくるのは、ビクッという大きな反応。
それに気をよくした老人は、続いて先端を唇で挟み、ほんのわずかに頭を後方へと逸らしてやった。
「……や、やあっ……それはっ……それ、だけはっ……」
怯えたような、
それを無視し、ちゅる、ちゅるる、と老人は軽い吸引を繰り返す。
「ふぅんっ……! や、それ、それやめてぇっ……お願いですからっ……ひうっ……他のことだったら……あ、ふっ……なにしても、いいですからっ……それ、だけはっ……!」
むろん、それを聞き入れてやる必要などアシモフにはない。
だが、せっかくの申し出である。
ひとまずは受けておいてやるのも悪くはないだろう。
そう考え、老人は左の乳房を重点的に苛め始めた。
むろん、咥えている突起を舐めしゃぶり、緩やかな快楽を送り込みながら。
「ふあっ……! そんな、強くつかんじゃ――ふぁんっ!?」
少女の口から早くも飛び出る、非難めいた言葉。
それを耳にしたアシモフは、いまだ口内にある頂きをじゅるっと吸いあげ、黙らせる。
そして左の掌で、掴んだ乳房を思いのままに揉みあげた。
「……やっ……その手……ふあっ……舌、も……やり方、いやらし――ひゃうんっ!?」
乳房への、乳首への責めに拒絶の意思を示され、老人は口に含んだ先端を再び弱く吸引する。
『拒もうとすれば、次はどこをどういうふうにいたぶられるのか……よもや、忘れたということはなかろう?』と身体に直接語りかけるように。
それが伝わったのか、一度だけ身体を跳ねさせたミリアは、ほどなくして、
「……あっ、あっ……ふっ、ああ……んっ……ひうっ……く、ん……はっ……」
だがむろん、これでいいわけがない。
否、仮によかったとしても、乳首を軽く吸ってやったときの反応が。
ビクッと敏感に身体を震わせる少女を見たときの
アシモフの理性をわずかに狂わせ、『その行為』へと走らせる。
「――ふああっ……! な、なんでぇっ……!?」
だが、先ほどのように激しく吸うつもりはない。
脅すつもりも、
ただただ、健気な少女がビクッと反応するところが見たいだけ。
しかし、ミリアからすればたまったものではなかった。
老人にとってはほんの些細な
それが彼の気まぐれひとつで、いつでも実行に移されてしまうのだから。
そもそも、少女の可憐な右の突起は、先ほどからずっとアシモフに咥えられているのだ。
その立ち姿は、敵に大人しく身を委ね、されるがままになっているとはいえ、あまりにも無防備すぎる。
次になにをされてもおかしくない、不安を掻き立てられずにはいられない、そんな状態で
むろん、老人はただ面白がっているだけであり、激しく吸引するつもりなど始めからないわけなのだが、それをいまのミリアに見抜けというのは酷というもの。
「……はんっ……それは、だめって……ふっ……他のこと、だったらっ……ふはっ……なにされても、いいですからぁっ……やっ、やああっ……!」
吸う、引っ張る以外であれば、なにをどのようにされてもかまわないと言っているのに。
それを聞き入れ、乳房への責めに移ったのだと思ったのに。
なのになぜ、この
「……はうっ……は、はああ……や、それだめっ……! ふ、ぅんっ……」
あるいは、いま自分がどれだけ耐えようとも、いずれはまたあの『苛め』を行うつもりでいるとでもいうのだろうか。
もしそうだとすれば、乳房を弄ぶ彼の手をわざわざ受け入れた意味は、果たしてあるのだろうか。
そんな少女の心情など知るべくもない――否、
むろん、口の中でもう片方の突起もいたぶりつつ。
「ひんっ……! ひゃっ……はふっ……う、ぅんっ……」
そして、硬く張りつめていながらも不思議と弾力のある頂きを、クニクニと曲げるように刺激する。
「そ、それっ……ビリビリしてっ……ふあ、ああっ……ジンジン、してぇっ……あっ、舐めながら、するのはっ……!」
『だめ』と口にしそうになったのか、はたまた『やめて』と言いそうになってしまったのか、ミリアは慌てて口を引き結んだ。
反射的に出てしまうだけであろう、拒絶の意思を伴わない拒否の言葉。
それすらも強い意志の力で押し留めてしまうほど、少女は乳首の吸引を恐れているらしい。
だがむろん、老人に『それ』を行わないという選択肢は存在しない。
単に、いつ行うか、が変わるだけだ。
そしてその選択権、決定権はすべてアシモフが握っている。
ゆえに、彼は焦らした。
いつでも実行に移せるその責めを、敢えてほんの少しだけ後に回した。
その代わり、拒絶の言葉を口にしなかったミリアを褒めるかのように、硬くしこり勃っている先端の両側面を優しく優しく撫でさする。
「……ふ……んぅ……ぅ、あん……」
少女の口から漏れ出るは、小さくも甘い喘ぎ声。
もどかしげな切ないそれを、もっともっと響かせようと、アシモフは親指と中指で刺激を続けた。
「……は、うぅ……んっ……ふ、あ……あ、ああっ……」
根元から頂きへ。
尖りきっているそれを擦りながら、アシモフは指を何度も前後に往復させる。
「……くぅ……は、ぅん……あ、それ……それぇっ……ふ、うぅんっ……」
緩やかな責めに耐えきるべく、ミリアは顔をわずかにうつむけた。
だが、むろんそれは反則だ。
お仕置きとでもいうように、ちゅううっと右の乳首を吸われ……おまけに軽く引っ張られる。
「やっ……! それ、やあっ……!」
ビクッと跳ねる少女の身体。
アシモフが桜色のそれを吸うそぶり、引っ張るそぶりをしただけで、ミリアは敏感に反応する。
それこそが目の前の敵を
と、健気に揺れる先端を責めていた老人の指の動きが変化した。
「……ふっ……あ、んああっ……そんな、こすこすってぇ……」
親指と中指で摘んでいるのは同じ。
しかし、摘まれる力の強さが増した。
そして、根元から先端までを往復させる動きはそのままに、硬く尖っている頂きをも人差し指の腹で擦り始めた。
「……ふうぅんっ……ふうぅぅぅんっ……。……はあっ、はああっ……」
乳首を刺激される度に覚えるもどかしさ。
それを少しでも紛らわそうと、少女は小さく首を振る。
だが、いくらそうしても、思考が桃色に染まっていくのを抑えることはできなかった。
――身体、熱いっ……。もう、これ、どうにかしてよおっ……。
たまらず、モジモジと太ももを擦り合わせる。
そこに感じる、ぬるっとした感触。
その肌触りに、ミリアは股間から垂れる恥ずかしい蜜の存在を思いだした。
――もうっ……もう、いやあっ……!
だが、その言葉は口にしない。
「……ふあっ……ふああ……先っちょ、こするの……あん……も、もう……」
これ以上の『苛め』を受けずに済むよう、『やめて』という拒絶の言葉だけは飲み込み続ける。
それは、されるがままの状態になっているミリアの、精一杯の抵抗だった。
そう、この胸を、身体を、どれだけいたぶられ、弄ばれようとも、降参を宣言することなく耐えきるための。
最後には、必ず勝利するための。
「あああっ……そこ、そこはぁ……ふうぅぅぅんっ……ふあっ、はぅんっ……」
確かに、ミリアの身体はすっかりほぐされてしまっている。
思考とて、満足にはできていない。
しかし、『勝ってみせる』という戦意だけは――心だけは失われていなかった。
そんな少女の両の乳首を、アシモフは責め続ける。
舌で、指で、はしたない声を延々と引き出し、観客たちに届けていく。
表情と同じように、心のほうもトロトロに溶かしてやろうと、ねちっこく。
そして、そろそろ拒絶の言葉を口にしてもらおうと、老人は健気な少女の勃起乳首に歯を立てた。
「……んっ! は、あうっ……あっ、んふっ――ひゃんっ!?」
さらに口の中の突起を歯でいたぶりつつ、左のそれにも強い責めを加えていく。
「……ん、くっ……! つ、つねるのはっ……ふあっ、あああっ……!」
だが、ミリアはそれにも耐えた。
ならば、とアシモフはやや強めに甘噛みし、
「ふあっ……! ああぁんっ……!」
生意気にも自分の責めに屈しなかった左の先端を、乳房の中に埋没させんと力強く押し潰した。
「――あああああっ……! それはっ……! それはぁっ……!」
それでも、銀髪の少女は決定的な一言を口にしない。
それをアシモフはむしろ
「ふああぁんっ……! そこをグリグリって……グリグリって、するのはっ……! それはっ……! もう……もうっ……!」
そして、ミリアはとうとう責めに耐えかね、
「……もうっ……グリグリするの、それ、するのっ……やめっ、やめてえぇっ……!」
敵である老人に、そう懇願してしまった。
なにをされてもいいと言っておきながら、彼の行為を拒んでしまった。
それにアシモフが返したのは、ニヤリという、目だけでの邪悪な笑み。
「あっ……。や、やめてください……。吸うのだけは、やめ――やあぁんっ……!」
少女の訴えなど聞くことなく、老人は乳首の吸引を開始する。
じゅるるるるっ! と、勢いよく。
頭を後方に逸らして、力強く引っ張りながら。
「やああっ……! いやっ、いやっ、いやっ、いやああっ! んんっ、やっ――ふやああぁぁぁぁんっ……!」
ほどなくして、ちゅぽんっ! とアシモフの口が離れる。
だが、ミリアに安堵する間などありはしない。
すかさず吸いつき、甘噛みし、上下左右に引っ張り回す。
「――やめてえっ……! 待って、少しでいいから待ってえぇっ……! そんなっ、そんな乱暴にしたらっ――ふああぁぁぁぁんっ……!」
かまわずに吸いあげ、わざとすっぽ抜かせる闘技場のサーヴァント。
その責めに、もはや容赦などというものは微塵もない。
とことんまで快楽を叩きつけると決めた右の突起に、ただひたすらむしゃぶりつく。
「やだあっ……! も、やだああっ……! ひゃあんっ! こわれっ……こんなこと、されてたらっ……わたしのちくびっ、こわれちゃうぅっ……!」
ならば壊してやろうとでも言うように、その行為を続けていく老人。
「だめだめだめだめっ! やああぁぁぁぁんっ……!」
吸いあげて、引っ張って。
「ふああああっ……! やだあっ! これ、もうっ、やらあぁぁっ……!」
わざと放しては吸いつき、また吸引しながら引っ張る。
「やめてえぇっ……! ゆるしてえぇっ……! ひああぁぁぁぁんっ……!」
そして、とりあえずはこれで
「――ひぅっ……!? や、それ、やあっ……やだ、それっ……やめて、ゆるして……」
そう簡単にはすっぽ抜けないよう、震える先端を挟む歯に力を込めて。
「――っ……! おねがい、ですからっ……もう、ゆるしてぇ……。ゆるして、くださいぃ……。これ以上、気持ちよくしないでぇ……」
歯で固定したまま舌で刺激し、快楽を送り込み。
「……あふっ……あ、あ、あっ……」
そして、背中の両腕でミリアの腰を掴んだまま、上下の歯でかじりついたまま、少しずつ、ゆっくりと頭を後方に逸らしていく。
「……だめ、ゆるして……それ、やだ……やだ、やだ……おねが、ゆるして……ゆるしてぇ……」
それに意地悪げな笑みだけを返し、アシモフは。
「――やめてぇっ……! だめ、だめえっ……! やら、やら……やらやらやらやらあぁぁぁぁっ……!」
少女の乳房がどれだけ
その健気な突起が唾液ですっぽ抜ける、そのときまで。
遠慮も、容赦も、一切せず。
「ふああああっ……! とれちゃっ――ひああぁぁぁぁんっ……! ちくびっ、とれちゃうぅっ……! はああぁぁぁぁんっ……!」
やがて、老人の口からミリアの乳首が解放された。
すっぽ抜け、唾液に濡れた突起がふるっと揺れる。
それを見ながらアシモフは、熱く息を乱している少女に、当然のことのように言ってやった。
「――さて、次は左の乳じゃな」
「え……? いまので、終わりじゃ……」
「終わり? なにを言うておる。ワシはまだ、二つある乳の片方を味見したにすぎんのじゃぞ?」
「そ、そんな……だって……」
「なんじゃ? ワシの頼みじゃというのに聞けんのか? まあ、ワシとて無理強いはせぬが……」
言外にペナルティの存在をちらつかせる闘技場のサーヴァント。
こうすれば、ミリアに食い下がることなどできはしない。
「――っ……。わかり、ました……」
「そうかそうか、わかってくれたか。ではさっそく、味見しやすいよう胸を張ってもらえるかの?」
無言でうなずき、二つの膨らみを老人に差し出すように背を反らすミリア。
そんな健気な少女の右乳首を指で摘み、アシモフは次なる『苛め』の標的を口に含んだ。
直前に、「さて、そろそろ駄目になってもらおうかのう?」とミリアに