やるだけなのは 作:□リ
もちろん、とても表に出せるような代物ではないので、あくまで個人の楽しみとしてローカルに保存するだけです。が、少々調子に乗って原型がなくなるまで改変してしまったことありまして、「これ元の文章を全て消してしまえば、ただシチュエーションが同じだけのオリジナルだと主張できるのでは?」と思った末が以下になります。
ご査収ください。
その日、八神はやては一人だった。
いや、その日に限らず、大抵の場合は一人だった。
なぜなら、学校にも行っていない上に、一人暮らしであるのだから。
だがそれでも、その日、彼女を襲う悪意に出くわしたのは、運が悪いとしか言いようがなかった。
それは、図書館の帰り道のことだった。
昼は過ぎていたが、夕方と呼ぶにはまだ早い頃合い。日は高く、気候の程も悪くない。
普通の子供なら学校で勉学に励んでいることだろう。そのことを少しだけ寂しくも思う。
はやては、ちょっとだけ気分を変えようと、いつもと違う道を進む。
少し遠回りになるが、車椅子の充電は十分だ。どうせ帰りを待つ者もいない身。たまには散歩と洒落込むのも悪くない。
その程度の、気持ちだったのだ。
長いこと放置されているような林に面した、狭い道路。現れた不穏の影は、一目で不良とわかる3人の少年だった。
中学生くらいだろうか?
着崩した制服に、強い色のついた(そのくせ根本は黒い)頭髪。道路から外れ、木のない一角に入り込んで、タバコを吹かしている。
車椅子の少女が珍しいのだろうか。はやてに不躾な視線を送りながら、仲間内で何やらボソボソと会話している。
人を小馬鹿にしたような、下卑た笑いを浮かべながらこちらを指差す様が、実に不愉快だ。
何より、木の近くで火を使うなど何を考えているのだろうか。はやては思わず注意すべきか、考えてしまったくらいである。
というより、常の彼女ならば後先など考えずにそれを実行していたことであろう。
それを思いとどまったのは、主治医である石田先生に、怪しい人に近づかないようにと注意されたばかりだからである。
はやては人並以上に正義感の強い性質ではあるが、同時に自分が無力な子供であることと、素直に言うことを聞いてくれるような人たちばかりでないということは知ってしまっている。
今回ばかりは、我が身の安全を優先するという思考が勝った。
だからこれは、本当に運が悪かったのだ。
「なーなー、お嬢ちゃん。ひとりー? 学校はさぼりー?」
「暇なら、俺たちと遊んでいかねー?」
「うわっ、やっべ。これ完全に事案じゃん」
車椅子の速度を上げ、手早く素通りしてしまおうするはやての前に、突如立ち塞がる3人の少年。
あからさまにふざけた態度であり、まともな用件でないことは瞭然だ。
しかし迂回しようにも、3人がかりで塞がれては進みようがない。何より、無視して付きまとわれでもしたら、そちらのが厄介だ。
「わたし、遅くならないうちに帰らなあかんのです。通してください」
「あかんのです、だって。これ関西弁ってやつ? 俺、初めて聞いちまったよー」
「かっわいー」
「でもざーんねん。ここは通行止めでーす。ひゃはははは」
何がおかしいのか、ゲラゲラと笑いながら茶化す少年たち。およそ、まともに人の話を聞く態度ではない。
これでは埒があかない。どころか、身の危険すら感じる。
これは警察に連絡をすべきかもしれない。そう思ったはやては、すぐに行動に移そうとした。
しかし、事は遅きに失した。携帯電話を取り出そうとした瞬間、バッグを取り上げられてしまったのだ。
「あっ、駄目! 返して!」
「あっぶねー、あっぶねー。そういや最近のガキは、なんか音が鳴るやつとか持ってんだったよな」
「防犯ブザーっつんだっけ? ま、人に見られても面倒だしよ。とっとと奥いこうぜ」
「にしてもお前ら、本当にこんなガキをヤるの? ロリコンじゃねえの」
「んだよ、嫌なら見張りでもいいんだぜ?」
「へっ、やなこった。最近ポリが多くて、溜まってんだよ」
ただでさえ立つことすらままならぬ身の少女と、そんな彼女よりはるかに大きな少年の組み合わせだ。はやては高々と掲げられた自分の荷物に必死に手を伸ばすが、届くはずがない。
そのような少女の反応すら娯楽の一つなのだろう、彼女のあがきを、少年たちは薄ら笑いを浮かべて眺めていた。
「しっかし、この車椅子はどうする? これ邪魔だよな?」
「仕方ないから一緒に持ってこうぜ。置いていって見つかるとヤバいし」
「うへー、めんどっちいなぁ」
「あっ! な、なにすんのや。離し……もがっ!!」
「口はちゃんと塞いどけよ!」
「わーってるっての!」
ひとしきり相談を済ませた少年たちは、一斉に行動を開始する。
まずはやては、車椅子から引きずり降ろされた。未だ幼く、小柄で非力な上に足が不自由なはやてに、抵抗の術はない。そのまま小脇に抱えられ、荷物のように運ばれる。
行き先は林の中、奥深く。獣道のような藪の中の狭い路地を、小走りで駆けていく。
先導するのは、はやてを抱えた少年。残りの二人は、車椅子を持ち上げ追いかけてくる。
口は、開けない。手も、動かせない。足は元より、動かない。
何もできぬままただ荷物になっている現状に、恐怖心だけがひしひしと募っていく。
「きゃぁっ!?」
そして終着点。
木々に囲まれる中、ぽっかりと開けた小さな広間。まばらに草の生える地。
はやてはそこに放るように投げ出される形で、解放される。
同じく彼女の車椅子も、遅れてやってきた少年たちに乱雑に投げ捨てられた。
そこは日差しもあまり通らない、薄暗い木立ちの中。森の中の開けた空間。
どっちを向いても人工物はまるで見えず、まさに絶体絶命だった。
「あ……あんな。悪ふざけでも、こんなことしたらあかんよ。今なら黙ってるから、うちに帰してもらえんやろか……?」
「え? 帰して欲しいんだってよ。どうするー?」
「どうしよっかー? なーんてな」
「そりゃあ、決まってんだろう? んなもん。なぁ?」
「これから、お楽しみターイム、だもんなぁ?」
「そうそ。帰るなんて言わずに、一緒に楽しもうぜぇ?」
恐る恐る、なるべく刺激しないように、願望を込めて問いかけてみるが、少年たちは薄ら笑いを浮かべるばかりだ。
そうして、じっとりと厭らしい目つきで、上から下まで嘗めるような視線を送ってくる。じわじわと、彼女の方へとにじり寄って来ながら。
「ひっ……!」
はやての背筋に怖気が走り、小さな悲鳴がこぼれる。
悪意に満ちた声色と性欲を隠さぬその目つきに、読書家の少女は不幸にも彼等の意図を察してしまったのだ。
「いやぁっ!!」
犯される。
まだ当分は自分には関係ないと思っていた、性的な事柄。
それが今、望まぬ形で我が身に降りかかろうとしている。
思い至った瞬間、恐怖に突き動かされるように動き出す。少しでも彼等から遠ざかる方向に、懸命に腕を使い、這って逃げようとする。
しかしそれは、哀しい程に無意味な行為だった。
「はい、ざんねーん。逃げられましぇーん!」
少しばかり元の道へと近づいても、少年の一人がはやての足首を掴めば、もうそれ以上は進めやしない。
そしてそこから足を力いっぱい引っ張られ、仰向けにひっくり返されてしまった。
「ああぁっ!」
仰向けになったはやては、足を持ち上げられたまま、元の位置まで地面を引きずられる。
引っ張られた足の付け根と、摩擦された背中に痛み。そして同時に、スカートが大きく捲れ上がってしまう。
丸見えになった白い下着に、少年たちは歓声を上げた。
「お、パンツ見ーえた!」
「ヒュー、お子様パンツかと思いきや、意外と可愛いの履いてんじゃん」
「へー? 本当に脚が動かないんだな」
無遠慮な視線と汚い物言いに、はやては恥ずかしさの余り死にたくなってくる。
足を掴んだ少年は動かないそれを無造作に揺らしてぶらぶらと弄び、3人はそろってさも可笑しそうにゲラゲラ嗤う。まるで悪夢のようだった。
「ま、余興はこのくらいにしておいてよ。そろそろヤらね?」
「へへ、もう辛抱たまりませーんってか?」
「そりゃ、お前もだろ」
「あ、バレたぁ?」
「ひっ! い、いや……こ、こないで……っ!」
少年たちは薄ら笑いを浮かべ、舌なめずりしながら、ゆっくりとはやてへと詰め寄る。
怯えるはやてに伸びる手、手、手。
「や……いやあ!! だ、誰かっ。誰かあぁぁっ! 助けてえぇぇぇっ!!」
「うっせえな! こんなところ、誰も来やしねーよ、大人しくしとけ!」
助けを求める少女の絶叫。しかしそれに答える者はなく、静かな林の中で、ただ虚しく響く。
無駄であると確信しているのだろう。少年たちはそれを止めることもなく、欲望のままに少女の体を蹂躙し始めていた。
一人の少年は、はやての両手をバンザイの姿勢にして抑え込む。
足の不自由な彼女は、これでもう身動きが取れない。
一人の少年はワンピースの肩紐を外して腰元までずり下ろし、内側のシャツを捲くりあげる。下から現れるは、平坦な胸を覆う白いキャミソール。
そのままシャツを少女の手首あたりまで持ち上げて、拘束具にとしてしまう。
一人の少年は下半身を持ち上げ、ワンピースを引っ張って足から抜き取る。既に丸見えだったパンツを守るものはもう何もなく、ずれたキャミソールとの間におヘソが覗く。
「やめぇ……! やめてぇ!」
はやては必死で身を捩りながら抵抗するも、抑え込まれた体は微動だにしない。
少年たちの手は、続いてわずかに残った下着類をも剥ぎ取りにかかる。
キャミソールはシャツと同じく、両手首へ。
少女の艷やかな肌。そしてなだらかな曲面を描き、先端に綺麗なピンクのポッチを持った、膨らみかけの胸が露わになる。
最後に残った可愛らしいパンツ。清楚ながら野暮ったくないそれも、なんの情緒も容赦もなく、ただ剥ぎ取られ、捨てられる。
そしておおよそ余人には見せたことのない無垢な割れ目も、とうとう彼等の眼前に晒されてしまった。
「やぁっ! 返して、返してぇ!」
手首を拘束するシャツや靴などを考慮に入れないのなら、今やはやてはまったくの全裸である。
肌を撫でる外気は寒々しく、否応なく野外で肌を晒している現実を知らしめてくる。
「ちっちぇえおっぱいだなぁ」
「でも、ちゃんとあるぜ。ほら、お前も揉んでみろよ」
「お、ほんとだ。柔らけー」
「痛い! やだ、離してぇ!」
口々に身勝手な論評をしながら、少女の体を玩具にする少年たち。
まだ成長過程にある乳房は繊細であり、変形するほど強く揉みしだかれるとただただ痛みを訴える。
そしてそれ以上に、好き勝手に体を弄られているという、悍ましさがはやてを襲った。
「こっちは綺麗だぜ。大人のぐろまんことは、やっぱり違うねー」
「毛がまったくないつるっつるのまんこってのも、新鮮だな。もっとよく見せろよ」
「おっけー。そーれ、御開帳ー!」
「嫌ああぁぁっ!」
動かない足は大きく割り広げられ、彼女の大事なところを遮るものは何もない。
常ならばぴっちり閉じた割れ目も、今はわずかに開いてその内側を覗かせていた。
「おぉー……うっわ、えっろ」
「へへ、ヒクヒク動いてんじゃん。なんだかんだ言って待ちきれないんだぜ、こいつ」
「いやぁ……見ないでぇ……うっ……ひっく……、うええぇぇん……!」
「あーあ、泣かせちゃった。かわいそー」
衣服を剥がれ、全身を晒され、胸を弄られ、そして女の子の大事なところを視姦されるに至り、はやての精神はもはや限界だった。
一切の抵抗の余地はなく、つらい現実に耐えかね、ただ涙を流して嗚咽を漏らすことしかできない。
しかしその様は益々もって少年たちの嗜虐心を刺激する。
ゴクリとツバを飲み込んだのは、果たして自分かそれとも別の誰かか。
「俺、もう我慢できねえよ……」
「ああ、くそっ。なんで今日に限って最後なんだよ!」
「順番だぜ、順番な……」
誰からともなく、3人はめいめいズボンを下ろし、己の男性器を露出させる。
それはもういつになくギンギンに硬くなっており、中で引っかかって取り出すのにも苦労したくらいだ。
まだ幼い少女の眼前に突き出される、屹立した3本の肉棒。
初めて見るそれはとても恐ろしく、異様で、あまりのショックに涙すら止まった。
ひっ、と小さく漏れる悲鳴。
今にも自らを傷つけんと迫る凶器に、ガタガタと身を震わせ始める。
「や……やめ……、や……あっ……!」
恐怖のあまり、声も出ないはやて。
少年たちはそんな彼女を尻目に、それぞれ欲望を満たすべくポジションを取る。
「おら、握れよ」
「ひぅっ!?」
一人の少年は、手首を縛られた少女の手に、強引に己がモノを握らせる。
硬く、柔らかく、熱い。
知りたくもなかった感触。
すぐにでも手を離したいが、少年はそれを許さない。上から手で抑え込み、少女の手を使って肉棒をしごきはじめる。
一人の少年は、片手で自分を慰めながら、もう片方の手と、それと口とで、少女の小さな乳房を弄り始める。
揉み、こね回し、摘む。
舐め、しゃぶり、吸う。
ああ、気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い。
手の中にある肉も、体を這い回る手も、ナメクジのような唇に舌も、自分を襲うすべてが気持ち悪い。
そして、最後の少年は、ツバを手に吐くとそれを少女の秘唇に刷り込み始めた。
始めは縦筋に沿って、中指の腹で上下にこすりつける。それが済めば今度は膣口へと指を差し込み、乾いた内部へ唾液を送り込まんとする。
その手付きは乱暴の一言で表せるものであり、はやての身を慮るような要素は一切なかった。
ハァハァと息を荒げながら、痛みを訴える彼女を無視して粗雑な準備を終わらせると、待ちきれないとばかりに肉棒の先端で入り口を探り当てる。
にちゃぁ、と唾液で滑りながら膣口へと至り、今にも頭を潜らせんとする亀頭。
はやては股間に感じる熱量で、準備が整ってしまったことを悟った。
「や……やだやだ! やめぇ……お、お願いします、これ以上はもう、堪忍してください……」
「おーけー、おーけー。かんにんかんにん……っと!」
「やぁっ!!」
力ない、涙声での哀願。プライドを捨てての懇願。
しかしてそれに返ってくるのは、喜色の篭もった、まるで内容のない空っぽな言葉の羅列のみ。
少年はその願いに一片の興味も持たず、いや、少女の怯える様により一層の興奮を示すと、強引な侵入を開始した。
未成熟で、性交するにはいささか以上に早い、小さな穴。
その穴をミリミリとこじ開けて、入口より一回りも大きな亀頭が押し入る。
「い゛っ!? いたい! そんなん無理、無理やぁっ!」
未だ硬い蕾は、そうすんなりとは男性器を受け入れない。はやての体に、引き裂かれそうな痛みが走る。
少年はもどかしげに両手で少女の腰を掴むと、最奥めがけて力いっぱい肉棒を押し込んだ。
「あ゛っ」
プツリと、何かが裂けた音を聞いた気がする。
お腹の中に熱い鉄杭でも撃ち込まれたような衝撃。
数瞬おくれて、途方もない激痛が少女を襲った。
「あ゛あ゛あ゛あああああ゛ぁぁぁっっ!!!」
もはや声になっていない、喉を枯らすような絶叫。
体の中に異物があることに激しい違和感と悍ましさを感じると共に、絶え間ない激痛に苛まれ続ける。
それは耐え難い苦痛であり、しかして逃れる術のない地獄であった。少女はただ、泣きわめくことしかできない。
「うっわ……こいつ、キツすぎ! 痛ぇじゃねえか!」
一方で少年の方は、狭い膣により強烈に搾り取られるような感触を味わっていた。
小さな穴に無理矢理に挿入した肉棒は、硬い内襞にぎゅうぎゅうに圧迫され、強烈な刺激を与えてくる。
ともすれば、動かずとも達してしまいそうなくらいだ。
だがしかし、それでは体は満足しても心は満たされない。
折角の少女の体をより十全に味わうべく、狭苦しい膣の抵抗を力づくで押しのけながら、少年は前後運動を開始した。
「ひぃっ! いたいいたいいたい! いたいぃーっ!!」
限界を越えてまん丸に広がった膣口から、肉棒が姿を見せてはまた隠れる。
しかしまだ浅い膣にはとても全ては収まりきらず、最も奥まで差し込んだ状態でも、何割かは露出したままだ。
それでも委細構わず動くため、奥を突かれる度に内臓が強く揺さぶられ、それがまた得も言われぬ気持ち悪さと痛みを生み出した。
注挿される肉棒から、血が滴り落ちる。
「くーっ……こりゃたまんねぇな。病みつきになりそうだぜ!」
「やめて抜いて、動かさないでぇーっ!」
「ちぇっ、いいなぁ。いっそ口に突っ込んでやろうか」
「よせよせ、噛まれちまうぞ」
泣き叫ぶ少女に、彼女の中を激しく責め立てる少年。
もう二人の少年はめいめい少女の体を弄びながら、あたかも日常の一幕のように雑談に興じていた。
薄暗い木々の下、いっそ異様な空間が形成される。
あくまで遊びである三人の少年に囲まれ、少女はただ一人、非日常に責め立てられていた。
「あぁ……いたいぃ……、もう、やめぇ……やめてぇなぁ…………」
お腹の中に、何度も何度も繰り返し突き入れられる異物。絶え間なく続く痛み。
泣いても叫んでも、その声は虚しく木々に吸い込まれるばかりであり、反応する者はどこにもいない。
ゆさゆさと下から揺さぶられながら、いつしかはやての心には諦めが忍び込み、声は弱く、か細くなっていった。
そして幾ばくかして、終わりの時がくる。
「あー……駄目だ。もう出そう」
「……え? 出……る!?」
散々に泣きわめき、痛みと疲れでぼんやりと霞がかっていたはやての脳。それが急激に覚醒し、サッ、と青ざめた。
まだあやふやな知識でしか知らない、セックスに纏わる事柄。その結末に、思い至ったのだ。
「ひっ……! や、だめや! 出しちゃいややぁ!! やめて、いやぁーっ!!!」
「ああ、出るぞ。出る、出る出る出る…………うっ!」
はやては最後の力を振り絞って暴れようとするが、3人がかりで抑え込まれた体はピクリとも動かない。
一方、何かに突き動かされるように、それまで以上に早く、激しく性器の出し入れを始める少年。
そして最後。深く一番奥まで突きこんだところで、それまでの律動がピタリと止まり、ブルッと一息、震えた。
はやては自身の体の中、奥深くを抉るように貫く異物がビクビクと脈打ち、何かが注入されるのを感じ取る。
「ああ……そんな、いやや……いややぁ…………」
絶望のあまり抵抗する気力もなくし、ただえっぐえっぐと、力なく横たわりながら幼子のように泣きじゃくる少女。
その間にも脈打ちは続き、ビュルビュルと次から次へと、胎内に向けて男の精液が送り込まれていく。
ひとしきり出し切った後、硬さを失った肉棒が抜かれると、パックリと口を開けた膣口からは、収まりきらなかった精液がコポコポと溢れ出るのであった。
「ふぁー、出した出した。こんなに出したの初めてかも」
「お前、中出しはやめろって言ってんじゃねえかよぉ」
「わり、つい興奮しちまって」
「あ……でもこっちも出そ……うっ!」
「んじゃ、俺も……んっ! ふぅ……」
「あ……、ああ……」
口々に絶頂を告げ、それと共に放出された精液が、はやての顔に、体にかけられていく。
白く粘つく、生臭い液体はそれだけで不快感を誘うものだったが、既にそれに反応する気力はもう彼女にはなかった。
(でも、これで……終わり……)
それと同時に感じていた僅かな安堵。
しかしそれはすぐに裏切られる。
「って、お前らもったいねぇなぁ。ヤる前に出しちまうなんてよ」
「ざけんな、こんなんじゃ全然おさまらねえぜ!」
「そうそう! こんな機会は滅多にないんだ、たっぷりと楽しまないとな!」
「そんじゃ、俺は今度は口を借りようかな! ここまでくれば、さすがにもう噛まれないだろ」
「あ、ずりっ」
3人は互いの位置を交換し、今度は別の少年が少女の腰を抱え込み、また元の少年は再び硬くなり始めた肉棒を少女の顔の前に突きつける。そう、この悪夢はまだまだ終わらないのだ。
今度こそ、はやての目の前は絶望で真っ暗になるのを感じた。
だが、絶望は
「そこまでだ!!!」
「な、なんだお前ら!? こんなところでコスプレとか、頭イカれてんじゃねえのか!!?」
「貴様らに名乗る名などないっ!! ……と言いたいところが、いいだろう。貴様らの愚劣さと罪深さを知らしめるためにも、敢えて名乗ろう」
唐突に現れた4人組。その正体とは
「我ら夜天の元に集いし雲、ヴォルケンリッターが筆頭、剣の騎士シグナム! そしてこれが我が相棒、レヴァンティン!」
「鉄の伯爵グラーフアイゼンと鉄槌の騎士ヴィータの名、地獄に行っても憶えておくんだな!」
「私は湖の騎士シャマル。今代の主の下ではほとんど振るうことのないクラールヴィントの裏の力、とくと教えてあげるわ」
「ザフィーラ。盾の守護獣」
4人組はそれぞれ、白銀に輝く剣を、巨大な威容を持つ槌を、不穏に動く糸を、そして得物はなくとも否得物なぞ不要と断言し得る強く鍛え上げられた男なら羨望の念を抱かずにはいられないような鋼の如き筋肉に包まれた逞しい体躯から伸びる巌の如きまさにそれ自体が何よりも強力な凶器と言えようその拳を構え、尋常ならざる気迫を漲らせていた。
「お前達は我らが主はやてを傷つけようとした。たとえ未遂とはいえ、このような鬼畜外道の所業を主にしでかそうとしたお前たちを許す道理など、ない」
「幻ったって、胸糞が悪くなるようなもん見せやがってよ。腸が煮えくり返りそうだぜ」
「ま、幻……? って、うわぁ! なんだこれ!?」
「あ、あのガキはどこへ行ったんだ!?」
つい先程まで散々に嬲り尽くした少女がいるはずだった場所。そこには彼女の姿は影も形もなく、代わりとばかりにO字型の口をした人形、いわゆる南極1号に酷似したダッチワイフの類が、精液塗れの姿で転がっていた。
「貴方たちなんかに、はやてちゃんを穢させるわけないでしょ。危険を察知した瞬間に、すり替えておいたのよ」
「おかげで、こうして我らが参るまでの時間が稼げた」
徐々に形成されていく包囲網。
見るからに普通じゃない4人組の圧力の前には、何者も抵抗なぞできやしない。
「なんなんだこれ!? なんだなんだお前らはよぉ!!??」
「言ったはずだ。我らは騎士である、と!」
それからのことについて、語るべきことは多くない。
ただ、二度と彼の者たちの悪行による被害者が出ることはなかった。
そしてヴォルケンリッターは、八神はやてが酷い目にあう小説の末尾にこのパートをくっつけて回ることにより、主を襲うあらゆる悲劇をなかったことにするのであった!
めでたし、めでたし。
それにしても陵辱モノは増やす気なかったのに、なぜこんなものを書いてしまったのか。