※この作品はR-18です。

淫次元ゲイム ネプギア~孤軍奮闘のコロシアム~   作:ルーラー

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第五話 おへそ、ほじほじしないでください……

 ニーソックスともロングブーツとも取れる、パープルシスターの両脚を包んでいるプロセッサユニット。

 黒を基調(きちょう)としたそれ越しに、スライヌたちが上へ上へとあがってくる。

 

「……くっ……ふ、ぅんっ……や、はっ……」

 

 その進行は、焦(じ)れったくなるほどに緩慢(かんまん)だった。

 だがそんな動きであっても、いまのネプギアには充分すぎる。

 

「……んっ、はうっ……やっ、やあっ……ん、ふっ……っ、くぅっ……」

 

 身体を丸め、両の足で地面を強く踏みしめて。

 脚をくすぐられるような感触に、ネプギアは必死に耐えようとする。

 身体の内側に生まれてしまった淫(みだ)らな熱。その存在を自覚しながら。

 

(身体が敏感になっちゃってるのはわかってたけど、まさか、ちょっと這いずり回られただけで、こんなっ……!)

 

 両腕は、自分の身体をかき抱くように。

 

「……ひゃ、うっ……あ、くっ……ん、んんっ……」

 

 はしたない声だけは漏らすまいと、目と口を強く閉じて。

 

「……ん、くふっ……ふ、んんっ……あ、ふっ……」

 

【耐えるなあ】

 

【いいぞいいぞw】

 

【ときどき身体が『ビクッ!』って跳ねるのがまたエロいな】

 

【少しだけお尻を突き出してるところも、そそるよなw】

 

【ネプギアちゃん、やらし~www】

 

「――や、やらしっ……!? そんなこと――んっ……! ……は、ふっ……くんっ……」

 

【必死に声を押し殺してるのって……いいよな】

 

【押し殺しきれてないけどなw】

 

【あ、腰くねくねさせ始めたw】

 

「してなっ……そんなこと、してないですっ……! やらしくも――ひゃうっ、あぁんっ……あ、ああっ……」

 

【ちゃんと口閉じてようね~w】

 

【我慢してないと、すぐにエッチな声が出ちゃうみたいだな】

 

【むしろそれ聞かせてw】

 

【俺は押し殺してくれてるほうがいいな】

 

【頑張って耐えてねw ネプギアちゃんwww】

 

「……ん、ふっ……はっ、んんっ……うぅんっ……」

 

【おお、返事しないな】

 

【口開いたら喘ぎ声が漏れちゃうんだろ】

 

【『女神として、はしたない声を聞かせることだけはできません』ってか?】

 

【そんなところだろうなw】

 

【いやいや、そこは『女の子として』じゃねwww】

 

 だが、それにも限界は訪れる。

 

【はしたない姿は、もうたっぷりと見せてるのに~w】

 

【胸の谷間を自分から強調してみせてるくらいだもんなw 胸を隠すみたいに腕を交差させてw】

 

「えっ……? ――あっ! や、やだっ……!」

 

【バッカ、教えてやるなよ!】

 

 そんなやり取りと、

 

「――っ……!? だめっ、だめですっ! もう、それ以上はあがってこないでくださいっ……! ――あっ!? ひぅっ……!」

 

 素肌が剥(む)き出しになっている太ももに、スライヌたちが辿りついてしまったことによって。

 同じことは、むろん、つい先ほどもされている。だが、いまと先ほどとでは、ひとつ、明らかに違うことがあった。

 そう、パープルシスターに変身したことで、性的な刺激に対して敏感になってしまっているという、あまりにも大きすぎる違いがあった。

 

(こんな状態で、さっきみたいに太ももを『攻撃』されちゃったら……。そ、それだけは絶対、やられないようにしないとっ……!)

 

 解いた両腕で、スライヌがあがってくるのを阻止しようとするネプギア。

 だが、多勢(たぜい)に無勢(ぶぜい)とはこのことか。

 たった二本の腕で山といるスライヌたちの侵攻(しんこう)を食い止めるなど、不可能にもほどがあった。

 

「――ひゃうんっ!?」

 

 膝裏を伝い、一匹のスライヌが太ももに到達する。

 そして、閉じ合わされている膝頭(ひざがしら)を割り開くように、その身を両の太ももの内側へと滑り込ませてきた。

 

「……はうっ……だめ、そこっ……ううっ、くっ……入って、きちゃ――くぅんっ……!」

 

 内ももをスライヌに嬲(なぶ)られ、ネプギアの脚が大きく震える。

 

「……はああっ……ぬるぬる、して――ふうぅんっ……! だめ、だめですっ……そこ、舐めたら、絶対に……ふあっ……あっ、あぁんっ……」

 

 それがもたらす快感と羞恥(しゅうち)に、穢(けが)れなき女神候補生の睫毛(まつげ)が揺れる。

 

「……ああっ……あああっ……だめっ、だめなのにっ……こんな、こんなのっ……あっ、ふううっ……やめっ、そんなっ……そんな優しくっ、なめられたら――ひゃっ、くぅんっ……!」

 

 甘い声が漏れてしまっていることに動揺し、パープルシスターの腕が泳ぐ。

 

「――だめっ……! あっ、あっ、あっ……!」

 

 そして、くたりと力の抜けてしまった腕でスライヌたちの侵攻を阻止できるはずもなく。

 ネプギアの下半身は、集(つど)ったスライヌたちの中へと、瞬(またた)く間に呑み込まれてしまった。

 

「やっ……! ……あふっ……ん、んぅっ……はっ、ふやぁっ……だめ、だめぇ……こんなのっ、こんなので……感じちゃっ、だめぇ……。……ひあっ、ふあぁんっ……!」

 

 ゲル状の身体で、這わせた舌で、ネプギアの脚を優しくもねっとりと刺激してくるスライヌたち。

 だが、いやらしいその愛撫に、パープルシスターは屈しない。

 身体を快楽に震わせながらも、首を左右に激しく振って耐え続ける。

 

(こんなことされて気持ちよくなったら、いけないんだからっ……)

 

 そう思うネプギアだが、むろん、どうして『いけない』のかまではわかっていない。

 彼女の中には、ただ、『この愛撫は、気持ちよさは、絶対に受け入れてはいけないものなのだ』という漠然(ばくぜん)とした思いがあるだけ。

 その思いに従って、ネプギアは無理やりに与えられる快楽に抵抗する。

 両手を口へと持っていき、終わりの見えない太もも責めに耐え続ける。

 

「……あっ、あんっ……だめ、感じちゃっ……んんっ……だめ、なんですから……あふぅっ……気持ちよくなんて、なったら……はうっ、はぁんっ……!」

 

【そんなこと言わずに感じちゃえよ~w】

 

【ネプギアたんがもっといやらしく乱れる姿キボンヌ】

 

【駄目もなにも、もう気持ちよくなっちゃってるだろ?】

 

「なって、ませんっ……! 全然、気持ちよくなんて――ひゃううっ!? だめ、だめ……こんなの……ふあっ……受け入れたら……ひぅんっ……だ、だめ――くうぅぅぅぅんっ……!」

 

【ネプギアちゃんの鳴き声可愛い~w】

 

【仔犬(こいぬ)みたいで萌え~】

 

【もっと鳴かせろスライヌ!】

 

「――やっ、なにを言って――ふあっ!? あああっ……!」

 

 視聴者のリクエストに応えるように、少女の内ももに身体を激しく擦りつけるスライヌたち。

 

「やめっ、やめてくださいっ……! そこっ、もうっ……お願いですから、そんなところで動かないでっ……! そこ、そんな……ぬるぬるに、しないでぇっ……!」

 

【受け入れちゃえば楽になれるよ、ネプギアちゃんw】

 

【素直に、身体の反応に正直に、ね?】

 

【ちょっと気持ちよくなるだけだ。問題ない】

 

「だめっ、だめなんですっ……! こんなのっ……はううっ……いけないこと、でっ……はぅんっ……!」

 

【いけない娘になっちゃおうよw】

 

【いけない娘になっちゃったほうが楽だってw】

 

【そのほうがネプギアちゃんも絶対楽しめるぜ?】

 

【もちろん、俺たちもなw】

 

【ほら、いけない娘になってイっちゃおう!】

 

【誰が上手いこと言えとw】

 

「……ひううっ……だ、だめです……そんなの、だめなんですっ……ひゃふっ、ふああっ……!」

 

 素直に快楽を受け入れてしまえ。

 もっと、はしたなく乱れてしまえ。

 視聴者たちのそんな言葉に、ネプギアはぶんぶんと首を振る。

 

【なにが駄目なんだよ~w】

 

【女神化して身体が敏感になってるんだから、その反応で普通なんだってw】

 

【ほら、気持ちいいって認めちゃおうよ】

 

「認めませんっ……そんなこと、絶対認め――くふぅっ!?」

 

 頑(かたく)なに視聴者たちの言葉を拒(こば)むネプギア。

 そんな彼女の股間を、ぬるっとした感触が襲った。

 言うまでもなく、スライヌの舌である。

 

「やっ、そんなところ……んくぅっ……なめ、ないでぇっ……はっ、あっ、ああっ……」

 

 だが、ネプギアの恥部(ちぶ)は黒いプロセッサユニットによって守られている。

 ゆえに、下着越しに舐められたときに比べれば、そこを刺激する舌の感触は無いも同然とすらいえた。

 

「……んんっ……やっ、そこは……そこはっ……ふ、うぅんっ……」

 

 しかし、いくらプロセッサユニット越しとはいえ、『女の子の大切なところを狙われている』ということに変わりはない。

 少女の恥ずかしい場所に、厚い生地一枚を隔(へだ)ててではあっても、スライヌの舌が這わされているという、その事実。

 それがネプギアの官能(かんのう)を高め、彼女の吐息をより艶(なまめ)かしいものへと変えていく。

 

「……やめっ、やめてくださいっ……そんな、恥ずかしいところ舐めるのっ……ふううっ……はっ、はああっ……」

 

 そして、ネプギアの秘部を苛める舌が、そのひとつだけなどというわけがなく。

 

「――ひゃうんっ……! だめ、一緒になめたら、だめ……。――はぅんっ! そ、そっちまでっ……?」

 

 また、プロセッサユニット越しの恥部への責めが始まったからといって、他のスライヌたちが太ももへの愛撫を中断するはずもなかった。

 

【す、すげ……】

 

【スライヌたち、ネプギアの脚やらアソコやらに群(むら)がりまくってるな】

 

【お、プロセッサユニットの股間のところ、だいぶ色が濃くなってきてるぞ!】

 

【ついに愛液が染みてきたか……!】

 

「ち、ちがっ……! これは……あふっ……スライヌが、なめっ――ひゃあんっ……! なめた、からでっ……んっ、ふっ、ふうぅんっ……!」

 

【なるほどなるほど。あれはスライヌの唾液(だえき)であって、ネプギアの愛液ではない、と】

 

【そういうことにしといてやるのが優しさってもんだよな】

 

【あんまり追及したら可哀想だもんなw】

 

「だからっ、違うんですっ……! これは本当に――ふああっ……! ……はあっ……うくっ、くふぅんっ……」

 

【大丈夫だよ、ネプギアたん。みんな、ちゃ~んとわかってるから】

 

【だから安心して、もっとたくさん溢れさせちゃいなw】

 

【言い訳は、いくらだって利(き)くからさw】

 

 どれだけ言葉を重ねようとも無駄。

 自分の言い分を信じてくれる者など誰もいない。

 視聴者たちの声が、ネプギアにそれを悟らせる。

 

 それに彼女自身、口ではなんと言おうと。

 自分の秘部が潤(うるお)い始めてしまっている可能性を。

 恥ずかしい蜜が身体の奥から分泌(ぶんぴつ)されている可能性を。

 本心から否定することなど、到底(とうてい)できはしなかった。

 

「も、もうっ……!」

 

 顔を真っ赤にしながら、声を押し殺そうと口にやっていた両手を股間に伸ばすネプギア。

 一匹でもいい。とにかく、そこからスライヌを引き剥がしたかった。

 だが彼女は、それに手痛くも甘い反撃を食らってしまう。

 

「――あっ! そ、そっちはっ……!」

 

 ネプギアの手から逃れようと、すべすべの肌を伝ってさらに上へと這っていくスライヌ。

 そのゲル状の青いモンスターは、ほどなく彼女の可愛らしいおへそに到達し。

 当然のように舌を尖らせ、その小さな穴をほじくるようにいたぶり始めた。

 

「……そこはっ……ぅんっ……そこ、きたなっ……く、うぅん……おへそ、なめちゃ、いや……」

 

 軽く目を伏せ。

 

「……はぁん……いやぁ、お腹が変に……」

 

 切なげに瞼(まぶた)を下ろし。

 

「おへそ、ほじほじしないでください……ほじほじ、いやぁん……。ふ、ああ……お腹あつい、あついぃ……」

 

 ただただ、おへそを苛めてくる舌に耐え続けるネプギア。

 

「……ああっ……ひああっ……変に、なっちゃう……あっ、ああっ、あんっ……変に、変にぃ……あ、ふあ……あん……あぁん……」

 

 抵抗など、なにひとつできなかった。

 おへそをほじくるなどという責めによって、未知の快感を与えられ、幼い性感を掘り起こされ。

 その身体を開発されてしまっていることに気づけぬまま、少女は甘く切なくとろけていく。

 

「……くうぅん……は、ふぅ……あ、ああ……変、なのに……んぅ、はああ……気持ちいいの、だめ、なのに……でも、これ……あん……ああぁん……どうして、こんなに……ひぅんっ、んふぅっ……く、ふうぅぅぅん……」

 

 くたりと弛緩(しかん)し、力が入らなくなってしまっている自分の身体。

 おへそを優しく苛められたせいで、漏れる声を押し殺そうという気すら起きなくなってしまった精神。

 それらをそのまま認め、受け入れ、気持ちよさに悶え鳴き続けるのが、いまのネプギアにできる唯一のことだった。

 

「……うぅ、ん……もう、いやぁん……はぅんっ、くぅっ……これ以上、気持ちよくしちゃ……やぁ、やあぁん……あふっ、ふうぅんっ……くうぅぅぅん……」

 

 ゆえに、ネプギアは気づかない。

 

【ネプギア、完全に身体をほぐされちゃったみたいだな】

 

【もうすっかり、とろっとろになってるなw】

 

【おへそ責められて感じちゃってるネプギアたん(*´Д`)ハァハァ】

 

【俺もネプギアちゃんのおへそぺろぺろしてえ~】

 

 視聴者たちのそんなやり取りに、気づかない。

 

【それにしても、なかなかイかないな】

 

【そろそろ、一回くらいイってほしいところだよな】

 

【でも、なんか手加減してるっぽいからな~。あのスライヌたち】

 

【女神化して感度が上がってるらしいから、あともうひと押しだとは思うんだが……】

 

 だから、当然、

 

【スライヌに舐められたらイきやすくなる、とかあればいいのにな】

 

【舐められたところが火照って仕方なくなるとか、そういうことか?】

 

【催淫(さいいん)効果ってやつ?】

 

【それだと、舐められたらっていうよりも、スライヌの唾液自体にそういう効果があるっていうほうが自然だな】

 

【それ採用w スライヌの唾液に催淫効果www】

 

 さらにネプギアを追いつめることとなるその会話も、彼女の耳にはまったく届いてなどいなかった――。

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