ユーが眠っている間に穢してしまった日から1ヶ月後。
私は2週間前に龍驤と一悶着有ったせいもあり、ユーを穢した事を忘れ、いつも通りに任務していた。
「提督ーっ。ろーちゃん、お腹空いたー!」
明るく元気に叫ぶ少女——元Uー511であるロ号潜水艦500番艦と共に。
彼女はユーの頃とは違い、誰にでも心を開く程に心境を変化させていた。
「そうだな。昼飯にでもしようか……ろーちゃん」
私は本人の希望で彼女をろーちゃんと呼ぶが、流石に抵抗はある。
「提督、マミーヤ行こーっ。ろーちゃん、とんかつ定食が食べたいです!」
「すまないが駄目だ。2人揃って部屋を空けられないからな」
「えー……あっ、それじゃあデマーエとか、どうかなー?」
「うむ、久しぶりにそうするか」
「わーいっ、嬉しいですってー!」
ろーちゃんは満面の笑顔で、ぴょんぴょんと部屋を跳ねる。
その横で私は間宮と電話を繋ぎ、とんかつ定食と、鯖の味噌煮定食を頼んだ。
「——はいっ。すぐ作りますので、しばらくお待ちください」
「ああ、頼んだぞ」
私は電話を切り、跳ね続けるろーちゃんの頭に手の平を乗せて止めた。
「わっ、びっくりしたー……」
「嬉しいのは分かるが、少し暴れ過ぎだぞ」
「てへへ、反省しますってー」
本当に反省しているのか分からないが、元気が有るので構わない。
15分後、給糧艦である伊良湖が間宮手製のとんかつ定食と、鯖の味噌煮定食を宅配し、私達の机に並べてくれた。
「では、お召し上がりください」
「ああ、間宮によろしく言っておいてくれ」
「お願いしまーす!」
「はいっ」
伊良湖は笑顔で私達に会釈し、提督室を後にした。
「わあーっ……美味しそうな鯖の味噌煮……ごくりっ」
「おいおい、とんかつが食べたかったのだろう?」
「はいっ! でもー……鯖も美味しそう、ですって」
ろーちゃんは物欲しそうに鯖の味噌煮をジッと見つめる。
そんな目で見られては、食べさせないわけにはいかない。
「仕方ないな。半分やるから、とんかつ一切れと交換だぞ?」
「わあーいっ! 提督ありがとうございます、ですってー!」
屈託無い笑顔のろーちゃんは、勢い良く私に抱き着いた。
「はは、大袈裟な反応だな」
「えへへー。提督、大好き……ですって」
「うむ。私もろーちゃんの事は、まるで我が娘の様に好きだぞ」
だが、ひと月前の忘れた闇の記憶が私自身を困惑させる。
「むー……ろーちゃん、それだけじゃないのにー……」
「うん? どうして不機嫌になる?」
「あっ、なんでもなーい……それでは頂きます!」
あたふたしていたかと思えば、嬉しそうに鯖の味噌煮を箸で半分に切って摘まみ、御飯の上に乗せた。
その後、元気に御飯と鯖の味噌煮を食べ始める。
「はふっ——もぐもぐっ——美味しいねー!」
「はは、良い食べっぷりだな。私も一切れ貰うぞ」
「はい、どうぞーっ!」
私はとんかつを一切れ掴み、そのまま頬張った。
噛むと衣からサクサクと心地良い音が立ち、甘く臭みの少ない豚の油と柔らかな肉が調和して私の食欲を増進し、ご飯を進ませてくれる。
「うむ、やはり美味いな!」
「えへへ。本当だねー提督っ」
「ああ。久しぶりに食べたが、やはり家庭的で良い」
近頃は、大井と時雨と漣と潮の4人を初めとする沢山の艦娘達が、弁当や夜食を毎日の様に差し入れてくれるものだから、間宮に行く機会が殆ど無かった。
「あっ、ところで提督?」
「どうした?」
私が御飯を食べている横で、ろーちゃんは不安気な表情で箸を置き、人差し指を合わせてツンツンと可愛いらしい仕草をしている。
「そのね、漣から聞いたんだけどね。提督……潮の事を話したら、なんでもしてくれるって……本当かなーって?」
話を聞いた私の頭が真っ白になり、それと同時に1ヶ月前、ユーだった頃のろーちゃんの喉奥に汚れた欲望をぶち撒けた忌々しい記憶も完全に思い出してしまう。
私は顔を引き攣らせない様に「ああ……本当だ」と肯定すると、彼女に満面の笑顔が咲く。
「わあっ——じゃあねー提督っ。ろーちゃん、頼みたい事があります!」
「好きな事を頼むといい。なんでも受けるぞ」
そう、どんな酷い事でも受けて罪滅ぼしをしなければ。
「えっとね。そのお……提督の……お○んちんが大きくなる所とね……漣の言ってたネバネバするエッチな白い液体がドピューッてしてるとこ……見たいってー……」
言ってる本人は恥ずかしいのか、耳まで紅く染めながら俯いていた。
そもそも漣も純真無垢なろーちゃんに対し、なんて下品な事を教えるのだと私は内心怒りつつ、逆に感謝せざるを得なかった。
「うむ。それくらいならならば、お安い御用だ」
「ほんとにっ!?」
私が1ヶ月前ろーちゃんにしてしまった事を考えれば、もっと酷い事をされても良い程だ。
「ああ……だが、食事を済ませてからだ」
「うんっ! ろーちゃん、いっぱい食べるってー!」
彼女は実に嬉しそうにとんかつ定食を食べ、釣られて食欲を取り戻した私も、あっという間に鯖の味噌煮定食を食べ終えた。
「ふう……美味かったな」
「うんっ、ご馳走さまです! じゃあ提督……失礼しまーす」
「ああ」
ろーちゃんは私のベルトを緩め、チャックを開きながらズボンを下ろした。
その後、躊躇いながら私のパンツを下ろすと、少し固くなっている単装砲が彼女に挨拶をした。
「わあっ、大きくてびっくりー……」
「はは、自慢の息子だぞ」
「えっ、提督の息子さん? どこにいるですって?」
ろーちゃんは息子の事が本当に分からない様で、辺りをきょろきょろと見回している。
「すまない。いま目の前にあるお○んちんが、自慢の息子の事なのだ」
「あっ、そうなんですって? うーん……日本語は奥が深いです……」
感心しながら首を縦に振るろーちゃんの頭を、私は優しく撫でた。
「わっ——びっくりしたー、ですって」
「ははは、可愛いな……出来れば汚したく無いぞ」
「ううんっ! 提督のお○んちんは汚なくないから、ろーちゃんは絶対に汚れません!」
ろーちゃんのあまりの寛大さに、私の汚濁した心が洗われる。
しかも、紅潮してはいるが本当に嫌がる事無く、単装砲を両手で嬉しそうに握り締めてくれたのだ。
「ねっ、汚なくないから触れますって」
「本当に……優しい子だ」
私は思わず涙を溜めるが、彼女に弱い部分を見せないよう、片手で両目を隠した。
「じゃあね……提督の擦ります」
「ぬおっ——」
ろーちゃんは大変ぎこちなくシュコシュコと擦るが、一生懸命さと可愛さが相まって、単装砲をゆっくりと硬くしてくれる。
「んしょっ……よいしょ……。提督、こうでいいのかなー?」
「ああ、いいぞ……」
そもそもこんな幼い子に、この様な背徳的な行為をさせる事自体が、私を興奮させて止まない。
気付けば物の数分で、単装砲はカチカチに勃起した。
「わあ……本当に大っきいね……提督」
「ああ……ろーちゃんが可愛すぎるからな」
「えへへっ、嬉しいなって。あっ……なんだかヌルヌルして……いい香りがしてきました」
ろーちゃんは何時の間にか惚けた表情で単装砲を擦っており、潤滑液の生臭い匂いに反応して股間をがくがくと震わせている。
「はあ……んやぁ……あぅっ——! 提督……ろーちゃんのオシッコする所がおかしいの……。なんだか、くすぐったいですって……」
「大丈夫だ……女の子が好きな人のお○んちんを弄れば、誰でもそうなる生理現象だ」
私は何を馬鹿な事言ってるんだと心の底で思うが、興奮していて言葉選びなど出来ない。
「あんっ! そうなんです……って?」
「ああ……そうだ。それと、どうしてもくすぐったいのなら……私が止めてやるぞ?」
「えっ——んにゃあぁうっ!!」
ろーちゃんの着ている水着の上から割れ目を激しく擦ると、彼女は面白い様にびくびくと体を痙攣させてしまう。
「さあ、もっと掻いてやろう」
「やあっ——らめっ——ろーひゃ——おかしく——なりますっ——!」
「大丈夫だ、すぐに絶頂させるぞ」
擦るたびに激しく痙攣する彼女は、今にも絶頂を迎えそうだった。
「らめっ——ろーひゃ——んにゃああぁぁあんっ!!」
「はあ——はあ——っ」
ろーちゃんを絶頂させて興奮しすぎた私は、息を荒くする。
蕩けた顔のろーちゃんが水着越しに割れ目から愛液を垂れ流しており、更に私の欲望を掻き立てた。
「良かったか?」
「んにゃぁ……提督ぅ……。きゃぅっ——ろーちゃん、おかしいの……ひぅっ——ここ……くすぐったいの……止まらないよぉ」
ろーちゃんは自ら、水着越しに割れ目を擦り付け、ギンギンに勃ちきった私の単装砲を物欲しそうに眺めている。
「そうか、それは不味いな……。それでは私のお○んちんを、ろーちゃんの○んこに挿れなくてはな」
「お○んちん……挿れる……?」
ろーちゃんは、なんの事だか分からなそうに首を傾げている。
そんな無知な子を今から犯そうと考えてる私の理性が、ガラガラと音を立てて崩れてしまう。
「そうだ、挿れて欲しいだろう?」
「はい……。でも、今の提督はとっても……恐くって……ひっく——ううぅっ——」
恐怖に身を震わせてボロボロと泣き始めるろーちゃんを見て、私は正気に戻った。
「なんだ私は……何を馬鹿な事を……考えて!」
「ぐすんっ……提督?」
「私は大切な……娘の様に可愛がっている子を何故、悲しませている! 愚か者めが!」
私は硬い壁の前に立ち、何度も強く頭を打ち付けた。
痛かろうが血が噴き出そうが構わずにだ。
「提督っ——ダメ!!」
しかし、か細いのに力強く背中を抱き締めてくるろーちゃんの温もりを感じ、私は自傷行為を止めた。
「自分を傷付けちゃダメです!」
「ろーちゃん……」
額から血を流す振り向いた私を見た彼女は涙を溜めてびくりと震えたが、私を優しい目でジッと見つめてくれていた。
「提督、ろーちゃんね……今の優しい提督になら……いいの」
「ろーちゃん?」
ろーちゃんは水着を脱ぎ捨て、幼な過ぎる肢体を露わにした。
「あのね、よく分からないけど——ひゃぅっ——この中に、お○んちんを挿れて……欲しいなって」
自分の手でとろとろに濡れた割れ目を、ぱっくりと拡げる。
「ろーちゃん……」
私は彼女の大胆な行動にすこぶる興奮したが、先程の様に独り善がりな感情はない。
ただ、彼女と共に幸せを噛み締めたかったのだ。
「恐がらせてすまなかった。続きはベッドでしよう」
「はいっ——わっ?」
私はろーちゃんをお姫様抱っこしてベッドに移し、優しく仰向けに寝かせた。
「提督……ここ、早く欲しいです……」
彼女は死ぬ程恥ずかしそうな顔で、ぬちょりと淫らな音を立てながら、再び割れ目を拡げてくれた。
「ああ、優しくするからな?」
「うんっ……来て——あにゃぁう!」
ろーちゃんの膣内は驚く程に狭く、単装砲を4分の1挿れただけでも、ぎちぎちと締め付けてくる。
加えて、赤い鮮血も溢れ出した。
「ぐうっ……凄まじい締まりだ」
「あぅっ、提督のぉ……ろーちゃんに入ってます、てぇっ……。嬉しいなー……」
単装砲が繋がる所を見たろーちゃんの表情は、ひどく痛々しい。
これでは無闇に奥へ突っ込む事など出来やしない。
「すまない……。これ以上挿れたら、ろーちゃんが壊れる」
「やんっ——やだやだっ! 全部挿れてくれなきゃ……ろーちゃん満足、できません……っ!」
「しかしだな……」
こんな状況でも我儘を言うろーちゃんは可愛いのだが、今は素直に喜べない。
「提督が動かないなら……ろーちゃんが動くって!」
「ぬわっ——!?」
なんと元気な事か、ろーちゃんは単装砲を挿れたまま上体をガバッと起こし、私の首筋に両手を回して抱き着いてきたのだ。
「んにゃぁうぅっ——!!」
それから彼女は強引に腰を落とすが、膣内が狭過ぎて少ししか入らない。
「ぐおっ——! 無理するな、本当に壊れるぞ」
「いいもんっ——提督と気持ち良くなれるなら……壊れてもいいです!」
私の為に必死になるろーちゃんが愛おしくて堪らない。
感情に身を委ね、彼女を強く抱き締め返してしまう。
「ひゃうっ——!」
「そこまで言うなら私は……ろーちゃんを壊してでも一緒に絶頂する!」
「提督っ、いいですっ——んやああぁうっ!」
私は彼女が痛くない様に全身全霊を込めて気を遣いながら、ろーちゃんの奥へ奥へとゆっくり単装砲を挿れていく。
「んにぃっ——んやぁっ——ひぁうぅっ——」
深く入る度にろーちゃんは激しく痛がるが、彼女の背中を優しく撫でて気を紛らわせた。
その甲斐有って、どうにか全部挿れる事に成功した。
「ふう……なんとか全部挿ったぞ」
「ふあぁぅっ……提督のぉ……本当にぃ……入ってるぅ」
単装砲を全部咥え込んだ所を見たろーちゃんは痛がる事を忘れ、快楽に満ちる蕩けた表情になり、早く振ってと言わんばかりに腰を揺らし始めた。
「提督ぅ……ろーちゃんを、感じて欲しいってぇ〜」
「ああ、これから2人で堪能しよう……」
「あとねぇ……キス、したいっ」
ろーちゃんは目を閉じ、唇を艶かしく窄めた。
「はは、本当に我儘だな」
「ろーちゃんは……我儘でも言いのぉ〜」
「私も我儘なろーちゃんが愛おしくて堪らないぞ」
ろーちゃんの注文通り、目を瞑る彼女と唇を重ねて舌を絡め合い、淫らな音を立てながら濃厚な接吻を始める。
「んみっ——ぬちゅっ——あふっ——れりょっ」
ろーちゃんの舌はふっくらと柔らかく、何故か甘い風味がする。
しばらくして私が唇を離すと、彼女は目を蕩けさせた状態で苦しそうに呼吸をしていた。
「はひゅっ……ふみぅ……」
「ははは、初めての接吻はとんかつと鯖の味噌煮が混ざった味だな」
「うう、そんな酷いー……」
私は少し冗談を言って、苦しそうに息をする彼女を落ち着かせた。
これならば、激しく動かしても大丈夫な筈だ。
「じゃあ、ここからは本気で動くぞ?」
「はいっ……来て欲しいなー、って——あにゃぁうっ!」
私が一度腰を動かしただけで、ろーちゃんから激しい喘ぎ声が上がる。
「ぐうぅ……もっと動くぞ!」
「うんっ——来て欲し——やぁう!」
締め付ける快楽を求める事に我慢が出来なくなった私は、ろーちゃんを壊さないように感じさせる気遣いをしながら、柔らかい華奢な体を抱きしめ、抱っこする様な体位で何度も激しく腰を振った。
「んやっ——提督ぅっ——しゅごいよぉっ!」
「ろーちゃんの中——強く締め付けるぞ!」
「あにゃっ——恥ずかしっ——んにゃぁっ!」
私が激しく腰を振る度に、ろーちゃんが凄まじい喘ぎ声を上げるので、動きを緩めて少し様子を見た。
「提督ぅ……もっと激しいの……して?」
「うむ……すまなかった。では、お言葉に甘えるぞ!」
「んやぁっ——提督っ——ろーちゃんをっ——感じてっ——いっぱいぃ〜っ!」
私は、ろーちゃんを求めるあまりに理性の壁が再び崩壊を始め、彼女の膣内を求めるがままにパンパンと激しく腰を振ってしまう。
「あにゃぅ——提督っ——激しくてっ——好きなのぉ!」
可愛い喘ぎ声が私の欲望を満たし続け、最早いつ暴発してもおかしくない。
「ぐおおおぅっ——もう駄目だ——外に出すぞ!」
「あっ——あにゃああぁあんっ!!」
私が単装砲をヌポンッと勢い良く抜き出すと同時にろーちゃんは絶頂し、蕩けきった顔でびくびくと全身を痙攣させ、激しい勢いで潮を噴いていた。
そんな彼女の胸から顔目掛け、私は2週間ぶりに子種をびゅるびゅると大量に発射してしまったのだ。
おかげで、ろーちゃんの顔と胸は子種でドロドロに塗れてしまう。
「えへへ……この匂い、溜まりませんってぇ〜」
なんと彼女は掛かっている子種の殆どを指で掬い、自ら口に含んだのだ。
「おい、別に飲まなくても——」
「んっ……ごくんっ!」
私が止める前に彼女は心底嬉しそうな蕩け顔で飲み込んだので、私は胸の高鳴りを抑えられなくなる。
「やっぱり、この味だぁ……思い出したってぇ〜」
「何を……だ?」
どう考えても1ヶ月前の事だろうが。
「えへへ……いつか忘れましたけど、楽しい夢を見てる時ぃ〜。こんな美味しくて堪らない味を味わったな〜ってぇ」
「そうだよな、はは……。やはり私は極悪人だ」
渇いた笑いを上げる私の頬に、ろーちゃんが頬を寄せてきた。
「ううん。提督はろーちゃんに幸せばっかりくれてますって……。えへへ、大好き……です!」
「ああ、私もろーちゃんの事を愛してるぞ!」
私はこれ以上暗く考えるのを止める為、恐らく生涯で一番朗らかな笑顔を作り、ろーちゃんの頭をわしわしと撫でた。
「わっ——」
「わははは! ろーちゃんは本当に良い子だ。こんなに元気をくれる娘を嫁に出したくないぞ!」
「えへへーっ。その時は提督が、責任を取って欲しいなって」
「ああ、大事な娘として一生面倒見るさ」
ろーちゃんは頬を大きく膨らます。
「むーっ……そうじゃないでしょーっ!」
「わははは、冗談だ。そんなに怒るな」
「もお……。提督は悪い人ですって」
「本当にすまなかった」
「えへへ……でも、いいです!」
だが、すぐに機嫌を取り直して天真爛漫な笑顔を私に向けてくれた。
なんであれ、私は彼女を欲望のままに穢す事が無くて心の底から安堵してしまう。
「それにしても提督……おでこの傷、大丈夫?」
「んっ? ああ、大丈夫だ。もう乾いてるしな。後は放っておけば治……」
「治るわけなーいっ! 提督、すぐに手当てするから、医務室に行こっ!」
ろーちゃんは無理矢理、私の手を引っ張って提督室を出ようとしたが、全裸のままである。
なんとも、おっちょこちょいなものだ。
そういう私自身も、下半身丸出しな事を忘れていたのだが。
ここまでバタバタと落ち着かなくて、明るくも淫らな日常を演出してくれるのは、おそらく彼女だけに違いない。