那珂にアイドル活動を復帰させた翌日、私は本日の秘書艦である白露型4番艦駆逐艦の夕立と共に、いつもの任務を実施していた。
「つーんだっ」
いたのだが、夕立は朝に上番してから1時間経つ今に至るまで、この様に機嫌を損ね秘書を放棄していた。
とは言え、本来ならば昨日に夕立が秘書艦を務める所を、私が無理を言って変更したのだから、彼女が怒るのも仕方ない。
「夕立、もうしご……いや、昨日の夕立手製弁当の差し入れ、美味かったぞ。有難うな?」
昨日、那珂との情事が終わった昼過ぎに、夕立が手作り弁当を差し入れてくれたのだ。
「うん……それなら良かったっぽい」
まだ機嫌は悪そうだが、やっと顔を合わせてくれた。
「でも本当は……提督さんと2人っきりで食べたかったっぽい」
「本当にすまなかった、この通りだ」
部下の夕立に対し、上官とは思えない程、私は深く頭を下げた。
「もうっ、そんなに謝られると夕立が困るっぽーい。提督さん、頭上げてーっ」
「許してくれるのか?」
「うん。でも条件があるっぽい」
「条件?」
「そうっ。ええっとねー……」
夕立は紅潮し、指をいじりながらモジモジする。
その後、秘書艦用の机に置いている風呂敷包みから、可愛いらしい弁当箱を取り出した。
「昨日よりちょっとグレードは下がったけど、このお弁当一緒に食べよー」
「そんな事でいいのか?」
「うんっ。では、お昼までお仕事頑張りましょー!」
「ああ、頑張ろう」
何はともあれ、いつもの元気な夕立に戻って良かった。
それから仕事に専念すると、あっという間に昼食の時間が訪れる。
「じゃあ提督、開けるね!」
「ああ、楽しみだな」
夕立は微笑みながら、手製の弁当箱を見せ付けるよう蓋を開けた。
「はいっ、本日は夕立・準スペシャル弁当っぽーい!」
「おお、美味そうだ」
弁当箱の中身は、胡麻塩が振りかかった白飯、その側にカニクリームコロッケ、アジの揚げ物、アスパラのベーコン巻と、家庭的なおかずが盛られていた。
確かに昨日の豪勢過ぎる弁当と比較すれば質は低いが、私にとっては充分な御馳走だ。
「提督さん、あーんしてっ」
夕立はコロッケを箸で半分に切って掴むと、私の口元に運ぶ。
「少し照れるが頂くぞ……。うむ、やはり美味いな!」
夕立の作ったコロッケは中々に美味である。
「うふふ、良かったーっ。次はアスパラベーコン巻〜」
「頂くぞ」
夕立は私の口へ、白飯やおかずをどんどん運ぶ。
まるで餌付けされる愛玩動物の様な気持ちだが、私は幸せだ。
お返しに残った半分のコロッケを箸で掴み、夕立の口元へ運んだ。
「夕立、口を開けなさい」
「わあー、恥ずかしいけど……頂きま〜す!」
夕立は嬉しそうにコロッケを頬張った。
「うん、味付けバッチリ!」
「ははは、しかし意外だな」
「えー。何が意外なの、提督さん?」
「いや、どちらかと言えば夕立は、作るより食べる方が好きだと思っていたものでな」
「ぶーっ……。それはあんまりっぽい!」
夕立は可愛らしく両頬を膨らませながら、私の肩をポカポカ叩いてきた。
「ははは、すまなかった。だがな、夕立が料理を嗜んでいる理由が気になるのだ」
「えっとー……それは秘密っぽい」
「うむ、まあ良い。夕立も立派な乙女だものな」
私が笑いながら夕立の頭を撫でると、彼女の頬が紅く染まってゆく。
「あうぅ……。あっ、あのね提督さん?」
「どうしたのだ?」
夕立は気まずそうに続ける。
「そのね、昨日の朝方、ノックして提督室のドアを開けたんですけど……。でも返事が無くて覗いてみたら、提督が全裸の那珂先輩と一緒に寝てる姿が見えて……。あれってやっぱり、エッチな事してたっぽい?」
生々しく語る夕立をよそに、私の顔から血の気が失せる。
そもそも、いつかこうなる事を予想し、提督室に鍵を付けるべきとも考えていた。
だがそんな事をすれば、艦娘達との距離は更に遠くなると私が勝手に思い込んだので、鍵を付けるのは止め、代わりに『用が有る者は確実にノックせよ』と言う伝言板をドアへ掛けたのだ。
「夕立、これには深い理由がだな……」
「ううん。とっても驚いたけど、そんな気がしたから……いいっぽい」
しかし夕立は、私から顔を逸らしている。
「妙な光景を見せて、本当にすまなかった……」
「ううん、本当にいいの……でも提督にお願いがあるっぽいっ!」
夕立のお願いの仕方は、漣の脅し文句を彷彿させる。
しかし、那珂との関係の件では性的要求に従うつもりは無い。本当だぞ。
「夕立、私に何をお願いするのだ?」
「えへへ……夕立、提督さんが気持ち良さそうにしてる時の顔が見たいのー」
夕立は顔を火照らせながら、体をモジモジさせる。
「私の気持ち良さそうな顔か……肩を揉んでくれれば見れるぞ?」
「ぶーっ、そういうオヤジっぽい顔じゃありませんっ」
流石に無理な冗談だったが、悪戯に彼女を汚さない為、艶かしい雰囲気を壊さなければ。
「うむ、そうだな……では夕立の頭をずっと撫でてやるぞ」
破顔した私がわしわし撫でると、夕立は複雑な表情へ変わる。
「あうっ……それは嬉しいっぽいけどぉ……違うのー!」
「おっと——」
夕立はヤケになったのか、私を床に押し倒し跨ってきた。
「そうか、プロレスごっこで遊びたいのか」
「うぅーっ……!」
夕立は可愛らしく、頬をぷっくり膨らます。
「よし、もう充分遊んだろう? 仕事に戻るぞ」
「うえぇっ……うわぁあーんっ!」
私が夕立の性的好奇心を否定し続けていると、彼女はいきなり泣き喚いた。
だが、ここまでは夕立の演技に違いない。
「夕立、自分の思い通りにならないからと泣くんじゃない」
「提督さん……ひくっ——私ってそんなに……ずずっ——女の子としての魅力……無い?」
しかし、夕立は演技だけでなく本音も含んでいる。
これでは彼女に甘くならざるを得ない。
「何を言うのだ? 夕立は可愛いし、いわゆる女子力も高いではないか」
「ほんとー……?」
「ああ、だから悲しみ泣き叫ぶのは止せ」
優しく頭を撫でながら諭すと、夕立に元気な笑顔が戻る。
「えへへ……提督さんにそう言われたら、なんだか自信が出てきたっぽい」
「ああ、だからもう退いてくれ」
「やだー! 提督さんが気持ち良くなる顔を見せるって約束するまで退かなーい」
とにかく夕立は退くつもりがないらしい。
ならば、多少の灸を据えなければ。
「おい、退かないと夕立の柔らかそうなその乳房を弄るぞ?」
「ふーん……やれるもんならやってみるっぽーい!」
私の脅しにも彼女は怯まず、寧ろ胸を寄せて誇張する。
「くそ、本当に揉むぞ?」
「えへへ、提督さんにそんな度胸があるのかなー?」
今まで沢山の艦娘達と情事を行った私にとっては乳房を揉む事など容易い。
その筈なのだが、今回ばかりは漣の件が絡んでいない気がするので、手を出す度胸なんて本当に無かった。
この場で言い訳をさせて頂くと、漣が絡まない大井の時は、彼女が用意した媚薬のおかげで、私のなけなしの理性では抗いようが無かった。
もうひとつ、初めてろーちゃんを汚してしまった時も、潮に手を出した時と同様に、深夜のハイテンションで頭がおかしかったのだ。
あれから流石に反省した私は、夜11時以降は艦娘達を確実に就寝させ、辛いが1人で仕事をしている。
だが、そのおかげで暴走する事も未だ無い。
「さあさあ〜、提督さんが気持ち良い顔しないと、仕事が進みませんよー?」
「ぐぬう……っ!」
因みに鉄拳制裁を与える選択肢は絶対無い。
そんな事をしては、夕立を含めた艦娘達が私に怯え、任務にも支障をきたす。
そもそも、鉄拳制裁で教育する事自体がもう古いと私は考えている。
「ううっ……どうして提督さんは夕立を拒むの?」
「バカもの、私だって気を使っているのだ」
「もうっ……このまま寝るっぽい!」
意地を張り続ける夕立は、私の胸を枕代わりにしてうつ伏せた。
それで彼女の柔らかい乳房が腹部に当たり、私の理性を揺さぶる。
もう抱き締めたくて堪らないし、単装砲も反応を示している。
「? うふふっ、提督さんの……硬くなってるっぽい?」
「私も男だからな」
「じゃー、夕立の体で一番気持ち良さそうなところって、提督さんはどこだと思う?」
夕立にとっては、あくまでお遊びなのだろうが、まるで小悪魔の様に私を誘惑する。
「ううむ……頬だな。いつも膨れていて柔らかそうだ」
「むうっ……じゃあ触ってー♪」
夕立の頬が一瞬膨れるが、すぐに機嫌を直して妖しく笑う。
「まあ、頬ぐらいなら——柔らか!」
「えへへ……どうですか提督さん? こちらはもっと柔らかくていいっぽいですよ〜」
「二の腕か、失礼するぞ……」
掴んだ夕立の二の腕は、途轍もなく柔らかかった。
「なんと柔らかい……この感触は嵌るぞ」
「あぅんっ——! 提督さーん、揉みすぎっぽい……」
夕立から不意に漏れた艶かしい声が、私の性欲を促す。
さておき私は二の腕からすぐ手を離した。
「す、すまぬ……痛かったか?」
「ううん、気持ち良かった……ぽい」
何故か夕立は顔を紅くしている。
「ねー提督さん……。夕立もう満足したっぽいから仕事に戻ろ?」
「あ、ああ……そうだな」
夕立は退いたくれたが、ここまで来て彼女が手を引いた事に、何故か私は物足りない気分に陥る。
机に座って仕事を再開しても全くペンが進まない。
頭の中に妙なモヤが蔓延り苛立つのだ。
苛立ちを緩和する為に夕立の顔を横目で見てみれば、彼女はボーッと正面を眺めている。
「はあ……私、どうして逃げたのかしら……」
夕立は憂鬱そうに呟いていた。
かと思いきや目に力を入れ、眉毛をシャキッとさせ、自分の両頬を平手で叩く。
「よしっ——いつもの私に戻ったっぽい!」
「いきなりどうしたのだ、夕立?」
「ねー提督さん、そこに立ってー」
「ああ、構わないが……」
私は少しでも気分を変える為、夕立に従い部屋の真ん中に立った。
「それーっ!」
「むがっ——!」
するといきなり夕立が押し倒し、私の顔に胸を押し当てる様にのしかかってきた。
「わーいっ、提督をホールドしたっぽーい!」
「やめ——離れろっ——」
彼女は嬉しそうにプロレスごっこを楽しんでいるが、私は性欲を抑えるのに必死だ。
「さあさあ提督さん、このまま夕立が一本取っちゃうよー?」
「い……いいかげんにしなさい!」
「にゃあっ——!?」
柔らかい感触に耐えられなくなった私は、夕立の乳房を鷲掴みにし、性欲に任せて激しく揉みしだいてしまう。
「全く! 先程から私を誘惑するけしからんおっぱいめ!」
「んやぁっ——提督さぁんっ——」
「くそ! なんて柔らかさだ!」
「ひぅっ——そんな激しっ——やっ、あぁっ——んむううぅっ——!」
夕立は絶頂する寸前に口元を抑え、声を押し殺して全身を痙攣させた。
合わせて私の下腹部辺りが生温かく湿り始める。
「くそ……また我慢出来なかった……」
後悔する反面、最後までやってやろうと、開き直る恐い私がいた。
「あふぅっ——提督さん、今の奥義すごかったー……。キス、してもいい?」
「良いぞ。いつもの明るく元気な夕立らしく、一切遠慮などするな」
「うんっ!」
夕立は唇を尖らせ、私の唇に勢い良く重ねる。
しばらくして、彼女は恥ずかしそうに唇を離した。
「えへへ、提督さんとキスしちゃった〜……」
「嬉しいか?」
「うん、とってもっ! じゃー、次は提督さんのお○んちん見せてー!」
「お安い御用だ」
私は欲望に呑まれてはいるが、夕立とは楽しく情事に至りたい。
そんな思いを込め、いきり勃った自慢の単装砲を、愉快にチャックから解放したのだ。
「わあー……ちっちゃな単装砲っぽい?」
「こら、小さいとは失礼な」
「わっ——ごめんなさーいっ。じゃーお詫びに……こうしてあげるー!」
「おい、脱ぐのは待て……うおっ!」
夕立は心底楽しそうにパンツ一丁になり、露出した乳房を私の単装砲にたゆんと乗せた。
勢いで単装砲が反り上がり、夕立の柔らかな谷間に挟み込まれてしまう。
「じゃー、動きまーす」
夕立は胸を両腕で押さえながら、そのまま元気いっぱいに体を前後に動かし、幸せな思いをしている私の単装砲を刺激し続ける。
「ぬおおっ——柔らかくて溶けそうだ……」
「えへへ、気持ち良いー?」
私の潤滑液と夕立おっぱいの谷間から、ぬちゃっぬちゃっと淫らな水音が立ち、更に私の欲望を掻き立てる。
「最高だ……こんなに柔らかな快感は味わった事がない」
「提督さんの好きな時に、気持ち良くなってほしいなー♪」
「すまないが……もうすぐ出そうだ」
「あっ、うん! 出していいよーっ」
夕立は更に激しく体を前後運動させ、射精を促した。
「ぐうっ——もう——出すぞ!!」
「うんっ……いっぱい気持ち良くなって、提督さん!」
「ぐわああーっ!」
「やっ——きゃうんっ——!?」
絶頂を迎えた単装砲から発射された子種が、夕立おっぱいの谷間から顎に向けてどっぷりと掛かってしまう。
「ぐう……気持ち良すぎる」
「わぁー……びくんびくんしてるねー」
夕立は、私の絶頂している顔と、単装砲から子種がびゅくびゅく噴き出す様を、交互にまじまじと見つめていた。
「うふっ! 提督さんの顔、とっても気持ち良さそーっ」
「ああ、大満足だ……。夕立、もういいのか?」
風邪を引いた様に真っ紅な夕立は、股間に手を当ててモソモソしている。
「あのね、提督さん……夕立のここ、変っぽい……」
「痒いのか?」
「ううん。痒いと言うより、なんだか熱いの……」
「分かった。私が何とかするから股を開くのだ」
「提督さん……お願いします」
夕立は私の腹に尻を乗せるよう膝立ちになると、とても恥ずかしそうに股を開き、愛液でずぶ濡れた白いパンツを見せつける。
「夕立、指で失礼するぞ」
「うん……きゃうぅっ!」
パンツ越しに透けている夕立のふっくらとした割れ目を優しく指でなぞると、彼女はまるで怯えた仔犬の様に身震いした。
「どうだ、痛くないか?」
「うん……でも、どんどん胸が苦しくなるの……」
「そうか、それはまずいな。夕立、私が直に舐めれば治まるが構わないか?」
「えっ、直に……?」
「そうだ。だが夕立が嫌なら無理強いはしない」
「ううん……提督さんを信じる。ちょっと目を瞑っててね……?」
「ああ」
私が目を瞑ると、布と肌が擦れる音が耳に入る。
「提督さん、開けていいよ……」
「うむ」
目を開くと、彼女の可愛くも淫らに濡れた割れ目が挨拶してくれた。
「夕立、私の顔にもっと近付けるんだ」
「あうぅ……提督さん、恥ずかしいよぉ……」
火照った夕立は膝立ちのまま、私の目と鼻の先まで股間を移動させた。
目の前で彼女の可愛らしい割れ目が、早く舐めてと言わんばかりに誘惑している。
「では、失礼するぞ」
「やぁんっ!?」
夕立の腰に両手を回して抱き、割れ目が唇に当たるまで寄せた。
同時に彼女の感じやすさに合わせ、チロチロと優しく舐め始めた。
「きゃぅっ——うそっ——提督さっ——やっぱりダメーっ! 夕立の汚っ——あぅ〜っ!」
嫌がる夕立に私は心を痛めつつ、優しく舐め続けた。
「にちゃ——大丈夫だ——ぺちょ——夕立の汁が汚いわけがない」
「ひぅっ——恥ずかしいのっ——嫌なのぉっ——!」
私は無視して、激しい舌責めを開始した。
「ひぃっ——きゃうぅっ——らめっ——提督さぁんっ——! 私、おかしくなっひゃい——きゃううぅぅん!!」
締めに私が奥深くまで舌をねじ込んで豆を転がすと、夕立は絶頂して潮を噴き、私の顔を濡らしてくれた。
「ひうぅっ——提督……さぁ〜んっ。夕立……おかしくなっちゃいましたぁ〜」
「ふふ、気持ち良かっただろう?」
「うんっ……。夕立、一生の想い出を残せたっぽ〜い……ぽい」
まだ快感を求め足りない目をする夕立は、私の膝上へ不満そうに座る。
だが、彼女の処女を奪うにはあまりにも軽すぎる為、これ以上の過ちを犯す事が出来ない。
「さあ、お互い気持ち良くなったし部屋を片付けて仕事に戻ろう」
私は体を起こし、終わりの合図代わりに夕立の両肩に手を乗せた。
「……やだ」
「夕立?」
「やだやだ、やだー!」
「おわっ!?」
しかし夕立は物凄い力で私を押し倒し、ギンギンに勃った単装砲を掴んできた。
その後、単装砲の先端を自分の割れ目に押し当てる。
「夕立、止めろ。これ以上は遊びじゃすまな——」
「遊びじゃないもん!」
夕立は膨れながらも涙を流し、私を睨みつけてくる。
「夕立……」
「気付いたら夕立は、1人の乙女として提督さんを愛したいって思ったもん! でも、夕立はガサツだから乙女らしくなんて……出来ないっぽい!」
どうやら夕立は私の事を遊びでは無く、彼女なりに本気で想ってくれていた。
そんな想いを知った途端に彼女の事がとても愛おしくなり、重なりたい気持ちを抑えられなくなる。
私は思わず、怒りと悲しみに囚われる夕立の頭を優しく撫でていた。
「それは違うぞ、夕立?」
「ぐすん……提督さん?」
「もう大分前の話になるが、初めて出会った時の夕立は、それはもう元気いっぱい遊ぶのが大好きで、料理なんてしようともせず、好き放題に食べてばかりの元気っ子だったさ」
「うう……っ。それはもう大昔の事っぽーい!」
夕立の顔から、悲しみの成分が消え去った。
「だが、今はどうだ? 昨日もそうだし、今日だって私の為に美味しい弁当を用意してくれた。それに今もこうして恋慕に振り回されては途方も無く悩み苦しんでいる。これを青春を謳歌する乙女と呼ばず、なんと呼ぶのだ?」
「うぅ……ぐすんっ……」
次に夕立の怒りが治まり、泣き始めてしまう。
「すまない。私の言い方が悪かったか?」
「……提督さん、やっぱり大好き——ひあぁっ!」
「ぐおぉっ——! 夕立!?」
夕立は突然、割れ目に押し当てた単装砲の先端を膣内に挿れ、すぐに勢い良く腰を下ろした。
結果、夕立は一気に私の単装砲を奥まで咥え込むが、相当痛がり、多量の鮮血を流してしまう。
「うあぁっ……痛いよぉ……っ!」
「そんなに勢い良く腰を下ろすからだ!」
「だってぇ……提督さんとひとつに……なりたかったんだものっ——痛ぁ……っ」
少しでも夕立の痛みを和らげようと思い、柔らかそうな尻を揉んでみた。
「ひぅっ——て、提督さんっ?」
「うむ。夕立も良い尻をしてるな。触り応えがあるぞ」
「むうっ……提督さんのエロじじぃーっ!」
「失礼な、私はまだ若いぞ!」
少なくとも心は。
「うふふっ——! でも、少し楽になったっぽいかも。ありがとー提督さんっ」
「ああ、動くタイミングは夕立の好きな時で良い。絶対に無理はするな」
「うん……。提督さんは本当に優しいねっ」
いつもの元気いっぱいな夕立の笑顔が見れ、私は嬉しかった。
「はは、甘ちゃんなだけさ」
「ううん、そんな事ないっぽい……。では、動きますねー……ひぅっ!」
一度腰を上下しただけでも、未だ夕立は痛がる。
「無理しなくていい。ゆっくり愉しめば良いではないか」
「あうぅ……でも、提督さんをいっぱい感じたいから——あんっ——んやぁっ——!」
夕立は相当痛い筈なのに、我慢して腰を振ってくれる。
そんな健気さに堪らなくなった私は、跨る彼女を背中から抱き寄せた。
「きゃんっ——て、提督さ——うぁんっ!」
「これだけ密着していれば、動かしてもあまり痛くないだろう?」
私が腰を少し突いても、夕立は痛そうな声を出さないのだから。
「あぅんっ、やぁんっ——! うん……痛くないっぽい!」
「少しずつ激しくするから、痛いと思ったら言いなさい」
「あぅっ——うんっ——お願いしまっ——きゃうぅっ!」
それから私は激しく何度も膣内を突き上げるが、夕立が痛くないよう絶妙に彼女の腰を上げていた。
おかげで彼女は、気持ち良さそうな顔で喘いでいる。
「ぐうっ——夕立、締め付けが強くなってきたぞ」
「あぅんっ——提督さんがっ——エッチ過ぎるからぁっ——!」
私が腰を激しく突き上げる度、夕立の膣内がまるで意思を持ったかの様に締め付ける。
そんな優しくも強い刺激を数分も味わうと、あっという間に単装砲が発射可能状態に陥る。
「ひうぅっ——提督さぁんっ——夕立壊れてっ——しまうっぽいぃ!」
「すまん、私も限界だっ——夕立、外に出すからな!」
「ひやぁっ——提督さっ——きゃううぅぅーんっ!」
単装砲が暴発する寸前、絶頂して全身を痙攣させる夕立の腰を高めに持ち上げ、割れ目から勢い良く抜き出した。
その勢いで単装砲の照準がぶれまくり、彼女の尻から丸まった背中に向け、びゅるびゅると子種を絶え間なく放射状に射出してしまう。
「あぅっ——提督さんのぉ〜っ——火傷しちゃうぅ〜!」
「ぐおおお! 全然止まらないぞおー!」
「もっと、もっと夕立の体を……提督さんの精液で汚してぇ〜っ!」
夕立の淫らな言動に誘われるかの如く、私は未だ射精し続けて止まらない。
かれこれ10秒経ち、やっと射精が治まった。
「はあ……はあ……枯れ果てるかと思ったぞ」
「うふふっ、提督さんの……温かくて気持ちいいっぽい」
「私もだ……夕立の中も大変熱かったぞ」
夕立は感じ過ぎて疲れたのか、私の胸に心地良さそうに耳をくっつけ、体を重ねてうつ伏せていた。
「提督さんの心臓、高鳴ってますねー」
「ああ、夕立が可愛すぎるからな」
「提督さんの気持ち良さそうな顔も、可愛いかったっぽ〜い」
夕立は幸せそうに微笑んでいる。
「くっ、可愛いと言われて……私は情けないな」
「あっ、ううんっ。そんな事ないですよ提督さんっ! それを言ったら夕立だって……ズルしてましたもの」
「ズルとは、どう言う事だ?」
夕立は元気良く片目を瞑り、舌をペロッと出す。
「提督さん、ごめんなさーいっ!」
「な、何故謝る?」
「実はね、那珂先輩との関係を利用しようとした事も有るけどそれは置いといて……提督さんが潮に出してた事を知ってたのー」
夕立の口からそう聞いた私の顔は、今までした事ない程驚き、バカみたいに口を開けていた筈だ。
「そうか……。なんだ、そうだったのかあ……」
「うんっ、だから提督さんに猛烈アタック出来たっぽいけど……やっぱりズルいですよね?」
確かにズルいと言えばズルいのだが、結果として夕立は私を真っ向から愛してくれたのだ。
それが嬉しくて仕方なく、思わず夕立の頭を撫でてしまう。
「ははははっ! いやあ、やはり夕立は真っ直ぐで自分に嘘を吐けない優しい子だ」
「あうう……ホント?」
「ああ、いつまでもそんな夕立でいてくれ」
「うふふっ——うんっ!」
「ははは」
心の底から嬉しそうに笑う夕立の顔を見ると、私も釣られて笑ってしまう。
そして今更だが、今日夕立と出会ってちょうど2周年経った記念日である事に、私はふと気付いてしまった。
「わはははっ!」
「提督さん、どうしてまた笑ったの?」
「いや、なんでもないさ」
どうやら夕立は記念日に気付いていないらしい。
「ぶーっ……何か隠してるっぽい」
「はははっ、何故私が笑ったのか自分で考えてみなさい。分かったら嬉しさ2倍だぞ?」
「ううっ……考えてみるっぽい」
その後、夕立は私と共に部屋を片付け、秘書として書類整理等の仕事をしている間も、ずっと考えていたようだ。
就寝時間である午後11時前になって、夕立はやっと2周年記念日である事に気付き、あらゆる感情を込めた複雑な顔をしながら全力で泣き喚き、勢い良く私の胸目掛けて突進しながら抱き着いてきた。
その様にハチャメチャでまだまだ子供らしい一面を持つ夕立だが、確かに立派な乙女に違いない。
それから夕立の就寝した後である。
ここ1ヶ月の間は1人寂しく深夜に仕事をしていたが、今日は寂しくなれば、夕立の複雑な表情を思い出す度に幸せな気分に浸れ、楽しく充実した気分で1日の仕事を締める事が出来たのである。
本当に、夕立に出会えて良かった。