気を失っていた私が美味そうな鴨鍋の香りに釣られて目を覚ますと、制服上衣のみを脱いで割烹着を着ける秋津洲が、玉杓子で鍋をかき混ぜている後ろ姿を見てしまう。
「ふんふ〜ん、早く提督に〜元気になって〜欲しいかも〜♪」
相変わらず楽しそうに歌っていた。
ふと自分の足下を見ると、脱ぎ捨てた筈のズボンを履いている事に気付く。
秋津洲が履かせてくれたのだろう。
「秋津洲?」
「るんる〜ん——あぁっ、提督が蘇ったかも〜!」
体を起こした私を遠目で見た秋津洲は、心底嬉しそうにこちらへやって来る。
「私を介抱してくれたのだろう? ありがとうな」
「えへへっ、別にいいかも!」
「それにしても……腹が減ったな」
やはり、血が足りないせいだろう。
「提督がぐっすりしている間に鴨鍋が完成しましたかも! いっぱい食べて元気になってくださいねぇ〜!」
秋津洲は朗らかに笑いながら、提督室の真ん中へ敷物を引いて座布団を2枚敷き、丸いちゃぶ台を設置する。
それからグツグツ煮える鴨鍋の乗った小さな焜炉を、ちゃぶ台へゆっくりと置いたのだ。
それから焜炉の両側に取り皿と箸を並べると、そそくさと私の元へやって来た。
「さあ、早く食べましょ〜」
「ああ、是非とも頂くぞ」
秋津洲は私の手を引っ張り、体を労わるようにちゃぶ台まで連れ、座布団へ優しく座らせてくれた。
「提督は病み上がりだから、あまり慌てて食べないでね?」
「ああ、心配掛けてすまないな」
秋津洲は私の横に座ると取り皿を手に取り、あごの出汁が染みていそうな鴨肉や長葱、白菜や焼き豆腐をよそってくれた。
「はい、召し上がれ〜」
「頂きます」
すぐ側で味の評価を待ち遠しそうに正座している秋津洲の為にも、よそわれた鴨肉と長葱を一気に食べねば。
「熱っ!」
「あわわっ……だから慌てないでって言ったでしょぉ!」
想像以上に具が熱いせいで舌を少々火傷してしまったが、ほんの少しの生姜とあご出汁の味が染みており、本当に美味かった。
「すまん。だが、この鴨鍋はほんのりと香る生姜とあご出汁の香りが鴨肉の味を引き立ててくれ、実に美味いぞ!」
「ほんとっ!?」
「本当だとも——ハフハフッ」
今度は火傷しないよう気を付けながら白菜を食べたが、やはり出汁が染みていて美味い。
「ふあぁ……美味しく出来てて良かったぁ〜」
「全くもって箸が止まらないぞ」
「えへへっ、まだまだあるから沢山食べてねぇ〜」
鍋が私の口に合って安心した秋津洲は、私から見て右側に敷いた座布団へ正座し、自分の食べる分の具材を取り皿へよせ、とても幸せそうに食べ始める。
「う〜ん、渾身の出来かもぉ〜っ」
「秋津洲、遠慮せずおかわりを頂くぞ?」
「あっ、わたしにお任せかも!」
「大丈夫だ、秋津洲もゆっくりと食べなさい。1人で子種なり制服なり片付けて疲れたろう?」
そう言った途端、秋津洲が頬を膨らませて怒り始める。
「もうっ……本当に疲れたかも! 提督ったら遠慮なしにおっぱいを汚してくれて凄い事になったのに鼻血を吹いて倒れちゃったから、わたし1人で片付けるハメになったんだよ! おかげで汚れた制服も着るとヌルヌルして気持ち悪いから、こんな風に割烹着を着けないといけなくなったんだからねぇ!」
だから大胆な格好をしているのかと思ったが、それよりも今はちゃんと謝らなければ。
「す、すまない……私が悪かった」
「もう絶対、後片付けが大変な事はしませんよ!」
「本当にすまなかった……うむ? 汚れなければ良いのか?」
少し秋津洲の言い方に引っ掛かる所があり、思わず聞いてしまう。
「ええと、それは秘密かもぉ……。とにかく言いたい事言ってスッキリしたし鴨鍋食べよ〜——はふはふっ」
本当にスッキリした顔で、秋津洲は鴨鍋を美味しそうに食べ始めた。
「ふう……私も沢山食べるぞお!」
鴨鍋を食べて少し腹が落ち着いた所で、そろそろ秋津洲の貴重な上半身裸割烹着姿を堪能しなければ。
何せこの機会を逃したら、もう二度と見る事が出来ないのだから。
「提督ぅ……またわたしの体を見てますよね?」
案の定、秋津洲にバレてしまったわけだが。
「当たり前だ。今しか見れないのだからな」
「どうして堂々と言うの!? 本当におバカなんだからぁ……」
秋津洲は怒りながら、胸元を両手で覆い隠してしまう。
「そうさ。わたしは性欲に逆らえない大馬鹿者なのだ」
潮に手を出してしまって以降の一件から、今に至ってである。
「はあっ……。だけど提督が元気なら、もうそれでいいかもっ」
「いや……流石にそれは無いだろう?」
これでは唯の猿でしかないのだから。
「無くありません! まあ昔みたいな格好良い提督も好きでしたけどぉ……。ですがっ、今も優しいですし、それ以上に自分に素直な提督の方が、とても話しやすくっていいかも!」
秋津洲は嬉しそうに言うと、熱々の焼き豆腐を美味しそうに食べる。
「はふはふっ——」
「自分に素直な私……か」
とにかく私は秋津洲から嫌われていない事実を知り、それだけで充分だった。
「ふぅっ、美味しいなぁ〜。こうして提督と一緒にお鍋をつつけて、幸せかも〜」
「ああ、わたしも幸せだぞ」
「まあ、そうですねぇ。鴨鍋を食べ切りましたら、そのぉ……。愛の籠ったエッチをしてもいい……かも?」
「ぶふっ——」
中々に大胆な誘いをする秋津洲に、わたしは食べていた焼き豆腐を吹き出しそうになる。
「い、いきなり積極的だな……」
「もお……提督が悪いんだよぉ? お鍋してる時でも、そんなにお○んちん大きくして、わたしの体をいやらしい目で見るんだからぁ」
「はははっ、これこそが素直に生きている証拠なのだ!」
私が胸を張って言うと、秋津洲は呆れ顔で怒りながら、右頬を強く抓ってきたのだ。
「——痛い、痛いぞお!」
「素直なのは良いけど、あんまり調子には乗らないで欲しいかも!」
「わ、わかった! すまぬっ——痛ったあ!」
私が素直に謝ると彼女は笑顔に戻る。
だが、頰を抓りながら指を離してくれたので相当痛かった。
「えへへっ、さあ早く食べましょぉ〜」
「あ、ああ……痛い……」
あまりにも痛かったので、1人で汚れ場を片付けた彼女の怨が籠っているのだろう。
「あっ、もしも提督が2回目をする元気が無かったら無理しなくて良いですからねぇ。とにかくゆっくりお喋りしながら、鴨鍋を堪能しま——」
「安心しろっ! 私はこの通り元気いっぱいだぞ!」
この鍋さえ食べ切れれば秋津洲と本番する事が出来るのだから、喜んで全部食らい尽くそうではないか。
「あわわっ、急ぎ過ぎてノドに詰まらせないでね……」
「ハフハフッ——大丈夫だ。フフォッ——ああ、美味過ぎて元気が出るぞお!」
「えへへ……。わたしも、じゃんじゃん食べよぉ〜」
軽く3人前は残っていた鴨鍋が私と秋津洲の協力によって、30分も経たずに胃袋へ分散されてしまう。
残ったのは、美味そうな残りの出し汁だけであった。
「ああ……お腹がいっぱいだぞお」
「わたしも食べ過ぎて、幸せいっぱいかもぉ……」
「うむ、残った出汁は勿体無いが処分しようか?」
「あっ、捨てちゃダメだから! この残ったお出汁は後でキチンと使いますからねぇ〜」
「そうか、よく分からんが頼むぞ?」
「うんっ。わたしは少しお片付けするから、提督はゆっくりしててね」
「すまないが頼むぞ。おおう、お腹が苦しい……」
私は早く秋津洲と本番をしたかったが、食べ過ぎて腹が気持ち悪かったので、少し横になって胃を休める事にした。
とりあえず蛋白と栄養を十二分に取ったおかげで、我が単装砲の薬室には、たっぷりと弾丸が充填されている。
秋津洲が軽く後片付けをしている間に、私はゆっくりと待つだけだったのだ。
「提督、お待たせしましたかも〜」
「おおっ?」
20分程度で秋津洲は片付けを済ませ、何時の間にか全裸に割烹着と言う素晴らしい格好で戻ってきた。
「えへへ、今更だけど下も脱いじゃった……」
「ああ、なんと美しい格好だ。やはりここは天国ではないのか?」
「もぉ……相変らず恥ずかしい事ばかり言ってぇ」
「そうだぞ。私は恥知らずな人間なのだ」
「全く……そんな恥知らずな提督には、お仕置きが必要かもっ」
「ぬおっ——」
秋津洲は楽しそうに笑いながら、胡座をかく私の単装砲をズボン越しに素足で踏ん付けたのだ。
そのまま前後に動かすのだから、堪らなく気持ち良い。
「それそれぇ〜、提督って恥知らずだから、こう言うのも好きなんでしょぉ?」
「ああっ、よく分かってるなあ……!」
しかも裸割烹着の股部分から綺麗な割れ目が見えるので、相乗効果で単装砲がギチギチに硬くなってしまう。
「えへへっ……じゃあ、こう言うのはどうかなぁ?」
「ぐおおっ——それは激し過ぎるぞお!」
秋津洲はズボンのチャックを足の指で器用に開けて単装砲を解放させると思いきり踏み付け、激しく擦り付けたのだ。
「それっ、それっ! さっきはよくも怖がらせてくれたねっ! この、いけないお○んちんさんめぇ〜!」
「やめろっ、そんな激しくしたらもう、出る——ぐがっ!?」
速攻で子種を発射しようとした瞬間、秋津洲は素早くしゃがみ、私の雁首を尋常ではない力で両手で締め付けた。
勿論、その行為で射精を遮られてしまう。
「秋津洲、本当に苦しいっ! 離してくれえ!」
「もお……。またわたしを、あの変なお汁で汚す気だったでしょう提督?」
「そ、それは否定出来ぬう……」
「えへへっ、じゃあ外には出させてあげないかも〜」
ビクビクと震えていた単装砲が治まるのを確認してからやっと、秋津洲は手を離してくれた。
「ぐううっ、射精させてくれえ……」
「提督、我慢したらもっと気持ち良くなれますってぇ〜」
「そもそも秋津洲……息子が怖くはないのか?」
「提督が気絶している間に何度も触っちゃったもん……嫌でも慣れちゃうって!」
私が気絶している間に1人で片付けていた事を、未だ根に持っているらしい。
「さっきの事は本当にすまなかった……だから頼む!」
「もお……そんなに射精したいのぉ?」
「ああっ! そうでないと私の気が狂ってしまう!」
秋津洲は呆れながらも、妖しく微笑んでいた。
「本当に仕方ないなぁ……。じゃあ、ちょっと待っててね?」
「おお……」
秋津洲は割烹着を脱いで丁寧に折り畳み、秘書艦用の机に置いてから戻って来た。
子種を大量に搾り取ってくれた柔らかくも張りのある美しいおっぱいが私の目前に現れ、注目せざるを得なくなる。
「ぬうう……やはり最高だあ」
「はあ……わたしのおっぱいって、そんなにジロジロ見られちゃうほど変なのかな?」
秋津洲は悲しそうに、自分のおっぱいを撫で回していた。
「いいや、変などでは無い! 美し過ぎるのだ!」
「ええっ!? そ……そうかなぁ?」
「ああっ、だからこそ私は興奮のあまり、初めて気絶するほどに鼻血を出してしまったのだからな!」
「そっかぁ……それなら嬉しいかもっ」
悲しんでいた秋津洲が、再び微笑んでくれた。
「でも提督、その言い方だと……他の子のおっぱいも見たって事になるよねぇ?」
「なっ——」
私は秋津洲を喜ばせたいあまり墓穴を掘ってしまった。
また秋津洲を悲しませてしまったのだから。
「ふぅん……そっかぁ。わたしが初めてじゃないんだぁ……。それは非常に残念かも」
「す、すまない……」
「えへへっ、でもそうだよね。結構いい年した提督が誰とも付き合った事無いなんて、そんな筈ないよねぇ」
秋津洲は1人で納得し、面白おかしく笑っていた。
その姿はどこか儚く、やたらと綺麗だったので、思わず抱き締めてしまったのだ。
「ひゃああっ——提督ぅ、いきなりビックリさせないでよぉ!」
「秋津洲すまない……今のお前が綺麗すぎてな。抱き締めたくて仕方なかったのだ」
「うう、いきなりそんな事言われてもぉ……」
「私は秋津洲を心から愛しているからこそ、あんなに汚してしまったのだ。こんな馬鹿な私を許してくれ」
話を聞いていた秋津洲は、顔を紅く染めながら俯いてしまう。
「もぉ……愛するあまりに自我が保てなくなっちゃったって意味なら、わたしも同じだってばぁ……」
「そうなのか?」
「うん……。でも、正直言ったら初めはね、なんでおっぱいでこんな気持ち悪い事しなきゃいけないのって思って、ずっと引いてたかも……」
やはり、秋津洲の様な反応が当前なのだろう。
「本当に悪かった、もう二度とあんな事はしないぞ……」
「ううん、別にしても良いよ……後片付けの事さえ、ちゃんと考えてくれたらね!」
だが秋津洲にとっては、そこが一番重要らしい。
「ああ。今度する時は、私が真心を込めて拭い取ってやるとも」
「本当に頼みますかもぉ! ……お話を戻しますけど、おっぱいでしている途中でね、提督がとっても気持ち良さそうにしてる姿を見て、気持ち悪さなんてどこか行っちゃったよ」
「そうか……」
「うん、だから最後はね……調子に乗って激しく動かしちゃった。その……ゴメンね? あの時は痛くなかった?」
こんな時でも私の心配をしてくれる程、秋津洲は優しくて良い子なのだ。
本当に愛おしくて、堪らなくなる。
「安心しなさい。あの時は気持ち良すぎて本当に嬉しかったぞ」
「うん……それなら良かったかもっ!」
「寧ろ、先ほど息子を締め付けてくれた時の方が痛くて——」
「ご、ゴメンなさい! もうあんな酷い事、絶対にしませんからぁ!」
私に抱かれている秋津洲は顔を上げ、涙を溜めるほど必死に謝ってくれる。
「いや、私は別に何をされても構わないから、泣くのは止めてくれ。秋津洲の涙を見るのが一番辛いのだから」
「あっ、うん……ゴメンね」
それにしても秋津洲の顔が近い。
今すぐにでも唇を奪いたい程に。
「秋津洲——」
「提督——」
同時に呼び合った私達は、言葉を詰まらせてしまう。
「すまん、先に言いなさい」
「いえいえ、提督こそお先にどうぞかもっ!」
こうして譲り合いをしてては先に進まないので、1つ彼女に提案をしてみよう。
「秋津洲、では同時に言い合わないか?」
「う、うんっ。それがいいかも〜!」
提案に乗ってくれた秋津洲の口の動きに合わせ、私達は同時に声を出す。
「——接吻をしても良いか?」
「——キス、しちゃダメ?」
どうやら秋津洲も私と同意見だったらしい。
とにかく私は、心臓が飛び跳ねる程に嬉しかった。
「あう……恥ずかしいなぁ」
「はは、私は嬉し過ぎて堪らないぞ!」
「もお……じゃあ提督、恥ずかしいから目を瞑って?」
「ああ」
目を瞑ると、秋津洲が私の背中に両腕を回し、ゆっくりと唇を重ねて来たのだ。
「んむっ……ちゅっ……!」
秋津洲は舌を入れて来ず、しばらくの間重ねてくれる。
私も彼女が嫌がるかもしれない事を恐れ、舌を入れる気は無かった。
「ちゅむっ——ふあぁ……!」
おそらく5分ぐらいは重ねていたせいだろうか、唇を離した秋津洲はボーッとした顔で私の目を見ながら、艶かしく涎を垂らしていたのだ。
「秋津洲、いやらしい涎が垂れてるぞ?」
「んやっ——!」
私が意地悪に言うと、秋津洲はハッとして涎を腕で拭い、ムスッとしながら睨み付けてきた。
「もぉ……イジワル!」
「はは、しかし可愛いかったぞ」
「うう……ありがとぉ。じゃあ、わたしのお腹で暴れているこの子を……慰めてあげますねぇ?」
秋津洲はその場にしゃがむと単装砲の竿を優しく握り、先端に涎を垂らしてくれた。
「んれぇ——」
「おうっ——暖かくて気持ち良いぞ?」
「提督のも熱いよぉ……火傷しそうだもの」
恥ずかしがりながらも、秋津洲の涎と潤滑液で滑りが良くなった単装砲を、彼女は優しく擦り始めた。
「うう、相変わらずぐちゅぐちゅ音がして……エッチかもぉ」
「ぐうっ……秋津洲、このままおっぱいを揉ませてくれないか?」
「えぇっ!? まあ、良いですけどぉ……」
許可を得た私は秋津洲の片方のおっぱいを、上から伸ばした手の平で覆う様に掴み、まずは優しく揺すった。
「ああっ、秋津洲のおっぱい……柔らかいのに張りが有るし、形も良くてな……ああ、揺するだけでも気持ち良いぞ」
「あんっ、うやぁっ……そんな恥ずかしい事、言わないで欲しいかもぉ……」
秋津洲は、おっぱいを弄んであげるとやたら感じてくれるので、尚更興奮が止まらない。
「ぐううっ……もっと激しく揉むぞ?」
「あにゃっ——んやだぁっ! それっ、激しいってぇ! 乳首も、へんになるぅっ!」
もう片方のおっぱいも掴んだ私は、少し激しく揉みしだいている。
おかげで秋津洲の淫らな喘ぎ声と、彼女が単装砲を激しく擦る水音が耳に入るので、性欲を抑えられるわけがない。
「秋津洲、お前の全てが美しく、しかも可愛いくて堪らぬ! 愛しているぞお!」
「やあぁっ、わたしも……愛してるからぁっ、いっぱい感じてぇ〜っ!」
ノリに乗って来た秋津洲は尋常では無い速さで単装砲を擦ってくれる。
だから私も負けじと、彼女のおっぱいを堪能するよう揉みしだいた。
「んぅっ、やあぁっ……わたしっ、おかしくなりそぉっ!」
そんな事を数分も続けていると、私の単装砲が激しく疼き始めた。
もうすぐ子種を発射しそうだったのだ。
「秋津洲っ、このまま出すぞ!」
「ええっ、ダメぇ! 今出したら、また汚れちゃうからちょっと待ってよぉ!」
そんな事言いながらも、秋津洲は手を休める気配が無い。
体と心が一致していないのだろうか。
「ぐううっ……すまぬ、もう我慢出来ん!」
「分かったからちょっと待ってぇ……。あれっ——置いてた布はどこ!?」
実は、明らかに単装砲を包む為の布が私の側にあったので、こっそりと制服の中に隠しておいたのだ。
悪いとは思ったが、彼女のあらゆる部位に子種を擦り付けたいのだから仕方が無い。
秋津洲、こんな大馬鹿者な私を許してくれ。
「出るううう!」
「ああもぉっ——はむっ!」
「ぬぐおおぉぉ!?」
だが、あれだけ口に含む事を嫌がっていた秋津洲が、カリ首だけでも咥えてくれたのだ。
だから私も、秋津洲のおっぱいを力強く掴みながら、彼女の口内へ容赦なく大量の子種を発射してしまう。
「んううっ——むうぅっ!」
「ぐうううっ! 秋津洲、すまぬうぅ!」
流石にそこまでさせる気など無かったので、私は妙な罪悪感を覚えてしまう。
そんな秋津洲は子種を零さない様に私の腰に両腕を回して抑え、苦しそうな顔でひたすら耐えていたのだ。
「んくうぅっ……うえぇーっ! ぺっぺっ!」
私の射精が止まった事を確認した秋津洲は急いで秘書艦用の机に移動し、置いてあった布巾を口に当て、苦しそうに子種を吐き捨てていた。
「秋津洲……大丈夫か?」
心配した私が声を掛けると憤怒しながら駆け戻り、私の両頬を力強く抓ってきたのだ。
「痛い痛い、痛い!」
「もおーっ! 提督がいつ出しても良い用の布を隠すから、あんなもの口に含んじゃったじゃないのぉ!」
「な、何故バレたあ!?」
秋津洲は力強く、私の胸元の制服からほんの少しだけ出ている白い布を引っ張り出した。
「わたしもバカだったよ! もっと冷静になれば良かったかもぉ!」
「す、すまなかったあ! だが、どうしても秋津洲に子種をぶち撒けたくて——痛あっ!」
「だから片付けるのが大変だって、あれ程言ったでしょー!?」
「それはごもっともだが、我慢が出来なかったのだ! 許してくれえ!」
私が必死に謝ったおかげか、秋津洲は呆れながら深く溜息を吐いてしまう。
「はあっ……分かりましたかも」
「秋津洲、私の気持ちが分かってくれたか?」
「分かりません! やっぱり唯の大バカとしか思えないってぇ!」
「ぐう……」
これ以上は何も言えなかった。
何せ全面的に私が悪いのだから。
「だから、続きは入渠施設でしてもらいますかも」
「はっ?」
私は、秋津洲の言っている意味が理解出来なかった。
「だからぁっ、そんなにわたしを汚したかったら、すぐ洗える浴場ですればいいかも!」
確かにそれは一理ある。
だが、冷静に考えてみれば非常にまずい事だ。
「いや、いやいやいや、待ってくれ! だって、あそこは艦娘達の公共でな——」
「嫌ならもう、これ以上の事は何もしてあげないからね!」
だが、それだけは絶対に嫌なのだ。
「わ、分かった……入渠施設へ行こうか」
「うんっ、いいかも! でも安心してっ。ちゃんと誰も入って来ないよう処置しますから〜」
「うむ、それなら……大丈夫だな」
安易に返事してしまったが、これが後に私の精神を極限まで磨り減らす事になる。
しかしその事実をまだ知らない私は、入渠施設で秋津洲と本番行為を出来るという背徳的行為に対する興奮を必死に隠しながら、ズボンも履いて制服を整えていたのだ。
この間は部屋を開けてしまう事になるが、もう夜遅い時間だし大晦日なので、伝令はあの部屋に来ない筈だ。
緊急事態があれば、指令部施設に勤務している艦娘達がガンガン大きな音を鳴らしてくれるので、入渠施設でも余裕で対処出来る。
こんな時ばかり都合良く冷静に考えながら、下乳辺りの生地が破れた制服に割烹着を着けた秋津洲と共に、喜々として入渠施設へと出向いたのだ。
次で終わりかも!