任務に専念していると、時雨との情事が待つ午後10時30分があっと言う間に訪れた。
提督室にある大きめなベッドの上で私は、顔が真っ赤に紅葉した時雨と向き合う形で座っている。
時雨と交わる事を胸踊らせ嬉しがっている反面、言いようの無い罪悪感を持っていた。
「提督……恥ずかしいから脱ぐ所は見ないで」
「ああ」
私は時雨の意志を尊重し、正座から脚を崩して座ったままの状態で制服を脱ぎ始める彼女から目を逸らした。
制服の生地が擦れてスルスルと落ちる音が耳に入ると時雨のあられもない姿を想像し、単装砲をいきり勃たせてしまう。
「提督……こっち向いていいよ」
「ああ」
言われて時雨の方を向くと、彼女は全裸でうるうると涙を滲ませながら、胸と股を手で隠していた。
「提督……これから、どうすればいいのかな?」
「そうだな、まずは時雨の可愛い胸を見たい」
「うん……」
時雨が目を瞑りながら胸から片手を退かすと、やや小振りだが美しい形をした乳房が露わになり、思わず私は唾を飲んでしまう。
「時雨、とても可愛いぞ」
「ありがとう、提督」
「では、失礼するぞ」
「ひうっ——」
私は時雨の片乳を細かく摩りながら、もう片方の乳首を舐めずさり、緩急を付けて吸った。
「やっ、提督——激しっ——あふっ!」
時雨の喘ぎ声が提督室に響き、その度に私の単装砲が疼く。
次第に股を隠している時雨の片腕から力が抜け、その隙に腕を退けて割れ目を表に出させた。
無毛の割れ目に中指を第二関節まで突っ込み、突起物を摘んで刺激した。
「やっ——ダメ、提督っ! そんな——僕の頭がおかし、あひぅっ——なるから!」
「まだまだこれからだ」
「あぅうっ——!」
更に私は、時雨の膣内を責めるため中指を激しく前後に動かした。
その度に膣内からチュクチュクと艶かしい水音が彼女の喘ぎ声と共に響く。
「ダメ——提督、僕——何か来る! 怖いよ!」
「大丈夫だ、怖いものなど何もないから受け入れろ」
「あっ——ダメっ——あふぁあぁうっ!」
時雨は、両手で絶頂する声を塞ぎながら潮を噴き、全身をガクガクと激しく痙攣させていた。
震えが止まった彼女は私に体を預け、瞳を虚ろにさせながらも恍惚と善がっている。
「はあ——はあ——ひぅっ……提督、これが絶頂するって……事なの?」
「そうだ、私が隣にいたからそこまで恐くなかっただろう?」
「うん……すごく安心してる」
「時雨、今度は私を絶頂させてくれないか?」
時雨は照れ臭がりながらも、こくりと頷く。
「うん。でも、どうすればいいのかな?」
「とても簡単だから私の言う通りに従うといい」
「わかったよ」
私はその場で仰向けになると、いきり勃った先端の濡れている単装砲を、興味深そうにしている時雨に見せ付けた。
「この男根と言うものに唾を付けて擦ったり、口で咥えて舐めたりして刺激するのだ」
「こんな大きな物を……咥えるの?」
「出来なければ無理しなくてもいいぞ。時雨の意志を尊重するからな」
「ううん、やってみせるよ。僕の手で提督を最高の状態で絶頂させたいんだ」
言うなり時雨はもみあげ付近を片手で上げながら大きく口を開け、ぎこちない手付きで単装砲の根元を握り、半分程まで咥えた。
「あむ……んぇっ——けほっ、けほっ!」
だがその途端、時雨は咥えた単装砲を口から出し、苦しそうに咳き込んでしまう。
「時雨、初めてなのだから無茶をするな。苦しかったろう?」
「はあ……はあ……ううん、次は大丈夫。喉奥に提督の先っぽが当たっただけだから」
「別に無理やり口淫をしなくても良い。手で擦るのも有りなんだぞ?」
「僕は大丈夫だから心配しないでよ」
私は時雨がやり易い方法に持っていこうとするが、彼女は言う事を聞かない。
「それじゃあ——あむっ」
「うぐっ——」
再び単装砲を咥えた時雨は、ぎこちないながらもゆっくりと喉奥に向かって咥え込んでくれた。
単装砲が喉奥に近付く度、彼女の熱く柔らかい口内の感触が私の欲望を刺激する。
「うおっ……時雨の口の中、気持ちいいぞ」
「あむっ……れろ、にちゅ……」
喉奥まで行き着いた単装砲を、時雨はぎこちなく舌を動かしたり、喉を鳴らして刺激してくれる。
「ぐおっ……時雨、もうすぐ出る……そのまま続けてくれ」
「んちゅっ……くちゅっ……じゅるり、れろ」
私は更なる刺激を求めるため、時雨の片方の乳房を強く揉みしだいた。
「んむぅっ——!」
「時雨、もう出る……口の中に出すぞ!」
私が激しく乳房を揉む度に、時雨も口内を激しく動かしてくれ、あっという間に我慢の限界を迎えてしまう。
「出る——っ!」
「んんんぅっ——!!」
私は時雨の口内に1週間程溜め込んだ白く粘つく弾丸をびゅるびゅると発射し、そのあまりの勢いで彼女の口から単装砲が抜け、顔全体に浴びせ掛けてしまう。
「んっ、うぅっ——こくん! はあ……はあ……」
時雨の顔中、私の粘つく白い液体が糸を引く程掛かり、栗の花の匂いが室内に広がった。
しかし、彼女は嫌な顔一つせず口内へ残った子種を飲み込んだ。
「ふふ……変な味だね」
「無理して飲まなくて良かったんだぞ」
「いいんだ。提督の大切な子供の素だから、少しでも無駄にしたくなくて」
時雨が私を欲情させる発言をするものだから、発射した筈の単装砲が再び膨れ、そそり立ってしまう。
「……時雨、股を開いて割れ目を指で拡げてくれないか?」
「えっ……うん、いいよ」
気分が乗ってきたのか、時雨は柔らかな笑顔で股をエム字に開き、中指と人差し指を使って、とろとろに濡れている割れ目をぱっくりと開いた。
「うむ、綺麗な桃色のヒダヒダだ」
「提督、いやらしい発言はやめてよ……」
時雨の少し蕩けた顔は、耳まで紅くなる程に紅潮している。
とにかく私は無心で、ぱっくり開いている濡れた割れ目に顔を近付けた。
「提督、そんなに近いと恥ずかしい……」
「気にするな、後でもっと恥ずかしい思いをするのだから」
「それはどういう——」
「時雨の愛液、頂くぞ」
私は時雨の質問を無視して彼女の割れ目に舌を突っ込み、激しく回す様に動かしながら愛液を啜った。
「ひゃうっ——ダメ! 激しっ——それ——恥ずかしいっ!」
たまに舌で突起物を攻めると時雨の全身が痙攣し、更に愛液が溢れ出てくる。
「時雨の愛液は甘美だな。私の欲を強く刺激してくれるよ」
「ダメ——そんな恥ずかしい事——言わ——あぅっ——ないで!」
「またイかせてやるからな、時雨」
私は更に舌を動かす速度を上げ、突起物を刺激する回数を増した。
「やっ、ダメっ——また来るっ——提督うぅぅっ!」
時雨は2度目の絶頂を迎え、私の顔に大量の潮を噴いてくれた。
「はあ……はあ……提督ぅ……」
善がる時雨は、だらしなく口を開けて、呆然と私を見つめていた。
「うむ、かなり濡れているな。これなら挿れても少しは痛くない筈だ」
「挿れる……? 提督の……男根を僕の……この中に?」
「そうだ、怖いか?」
時雨はふるふると首を横に振る。
「ううん、挿れて欲しい……。早く提督の温もりを……直で感じたいよ」
「それでは脚を開いたまま仰向けに寝転び、股の力を抜いてくれ」
時雨は指示した通りのポーズを取ってくれた。
「提督の……早く挿れて。でないと僕……おかしくなりそう」
「そう焦るな。初めは痛いから、呼吸を止めずに落ち着くのだぞ」
「うん……我慢するよ」
私は時雨の割れ目に単装砲の先を当てがい、徐々に挿れてゆく。
「ひゃうっ、提督の……大きい」
まだ先っぽしか入ってないのに、時雨は苦しそうな顔で悶えている。
「ここからは一気に挿し込むから、飛ばない様に気を強く持て」
「うん……来て、提督——うぁああう!」
私は遠慮なく時雨の膣奥まで、腰に力を入れて一気に挿入した。
悲痛だが艶やかな時雨の声が聞こえると共に、膣内から鮮血が溢れ出てくる。
「時雨、痛くないか?」
「はあ……ふぅっ……! ううん、大丈夫だから……提督の好きな様に続けてよ?」
「あ、ああ……じゃあ遠慮なく動かすぞ!」
「んあぅっ——!」
時雨から許可を得た私は、正常位で欲望のまま腰を激しく前後に振り、時雨の膣内を堪能した。
「時雨、時雨っ!」
「あっ——やんっ——すごぃっ——これ——提督っ!」
時雨の奥深くにある子宮口に先端がパンパンと激しくぶつかる度、彼女から甲高い喘ぎ声が室内を響く。
その声は私の性欲を大いに増幅させ、更なる快楽を求めて腰の速度を上げてしまう。
「ひうっ——ダメっ、壊れるっ——提督、僕もう——っ!」
「時雨、私ももうすぐ射精する! 外に出すぞ!」
「あぅっ——やだ、提督! 僕の中に——全部出して!!」
時雨は私の体を両手足でホールドする様に抱き着いてきた。
「それはダメだ! 離せっ——ぐぬうぅぅああっ!」
そのおかげで私は外に発射する事が出来ず、残った子種をびゅるびゅると全部出しきってしまう。
「はあっ……はあっ……提督の精液……熱いよ」
「うぁ……漣に続いて私はまた……なんて事だっ」
時雨の膣内から溢れ出て来る赤と白の混じった液体を見ながら、欲望を出しきって平常心を取り戻した私は、なけなしの良心を亡くし更なる罪悪感に駆られてしまう。
「時雨まで汚して……私は最低の屑だ」
「提督、そんなに自分を責めないでよ。提督を受け入れたのは僕が望んだ事なんだから」
言いながら時雨は、私に唇を重ねてくれた。
「んむっ……時雨っ」
「そう言えば接吻のこと忘れててね……一番初めにしたかったな」
「すまない。私も早く時雨と交わりたくて、すっかり忘れていた」
「ううん、いいんだ。提督が僕で気持ち良くなってくれたんだから、後悔はしてないよ」
「時雨……」
いつまでも私を気遣う時雨の気持ちはとても嬉しく、思わず涙が溢れそうになる。
その後、私達はベッドの上を最低限度に片付け、お互い裸で抱き合いながら寝転んでいた。
「ねえ、提督」
「どうした?」
「漣から聞いたんだけど、提督は潮の事が誰よりも好きなんだよね?」
「ああ、その通りだ……。しかし、何故今聞く」
今は時雨を受け入れているからこそ、その問いは私を苛ませてくれた。
「変なタイミングで聞いてごめんね。でも、どうして好きなのか理由が知りたくて」
「そうだな……。私達を護ってくれる立場にある艦娘達には失礼だが、潮は純粋で疑う事を知らないから、護ってあげたくなる子なんだ」
「それは父親の様に? それとも1人の女の子として?」
その二択で問われると、正直迷う。
「ううむ……中間だな」
「そう、ところで提督は本当に潮がこういう痴情の事も知らない純真無垢な子だと思う?」
「いや、純真だろう……。それとも何か知ってるのか?」
「そうだね、僕は潮に詳しくないから教えられないけれど、女の子なら誰だって恋愛感情ぐらいは持っていると思う。その相手が提督かどうかは分からないけどね」
もしも潮が誰か知らない男と恋愛をしてるのなら、私は立ち直れない程に落ちこむ事だろう。
「そうか……そうだな。年頃の潮にも好きな男がいるかもしれないものな」
「でも、その時は……僕に相談してよ」
時雨は何か別の事を言おうとした気がしたが、私の気のせいである。
「ああ、時雨にも腹を割って相談できそうだな」
「ふふ、ありがとう提督……ねえ、しばらくこのまま寝ていいかな? 今日という日が終わるまで、提督の温もりを味わっていたいんだ」
時雨の体が更に密着してくる。
「ああ、それで時雨が満足するならな」
「提督……僕の事、明日からはいつもの時雨として、嫌いにならないで接してあげてね?」
時雨は哀愁した顔を作るが、すぐに微笑み直し、再び私に接吻をしてきた。
「ああ、どんな事があっても時雨を嫌いになどならないさ」
「うん、その言葉を聞けただけで僕は満足だ……ふわあっ——寝るね」
「いいぞ、お休み」
「うん、お休み……」
初めての情事が時雨を疲労させたのか、欠伸をして目を瞑ると、心地良さそうに眠りに就いてしまう。
そして、明日からは二度と時雨と体を重ねられないのだと思った私は、残念と安心の境目で胸を苦しませていた。