漣と不純行為を行ってから早くも3ヶ月は経っただろうか。
それから私は艦娘達と一時だけの関係を持つ日が逐次有り、その度に私は何故、彼女達を穢してしまったのだろうかと自問自答を繰り返す日々を続けていた。
そして、2週間前に自らの意思で大淀を求めてしまってから、私は自分自身の様子がどうもおかしい事に気付く。
何故ならば、艦娘達を愛するあまりに処女を奪う事に、何の疑問も抱かなくなって来ているからである。
私は疑問を抱かなくなる度にどうにかして自制心を促し、彼女達を欲望のまま犯さない様に気を付けているのだ。
「私はいったい……どうしてしまったと言うのだ」
そんな情けない感情の声を、私は執務中にも限らず漏らしてしまった。
「提督……どうしたの?」
「ああ……なんでもないんだ。気にするな、ユー」
か細く可愛い声を私に掛ける彼女は、本日の秘書艦であるUボートIXC型潜水艦のUー511だ。
さつき1号と言う仮称もあるが、私は彼女の事を本人の希望でユーと呼んでいる。
「提督……ここ最近、変です……辛そう」
「いや、そんな事は無いさ」
そんな事あるのだが。
「良かったら……ゆーに何か言って欲しい。ゆーは、提督の笑顔……みたいです」
「ううむ、とは言ってもだな」
「ゆーじゃ……力になれませんか?」
ユーは寂しそうに俯く。
「うむ、それじゃあ頭を撫でていいか?」
「Ja(ヤー)……提督が、元気になるのなら」
「それでは、失礼するぞ」
私は遠慮無くユーの頭をわしわしと撫でた。
彼女の柔らかい髪と照れ臭そうな表情が、私を癒すと共に邪な感情を植え付ける。
「ははは、元気が出てきたぞ」
「うん……それなら、ユーも嬉しいです」
私が笑うと、ユーも実に嬉しそうに微笑んでいた。
「しかし、もう夜の10時か。ユーよ、お前はもう寝るか?」
「nein……提督のお手伝い、まだ続けたいです」
机に溜まった未整理の書類の山を見ては、ユーも部屋に帰り辛いに違いないだろうし、実際のところ私も困っている。
「分かった。だが、本当に疲れたらすぐに寝なさい」
「提督、Danke……ありがとう……ござるです?」
「はは。ありがとうございます、だな」
「あう……頑張ります」
それからユーは、寝る間も惜しんで書類整理の手伝いに励んでくれた。
そして2時間後、ウトウトと眠たそうにしているユーが、睡眠と格闘しながら書類整理を続けていた。
「うう……山が、高いです」
「ユー、もう寝るか?」
「いけません……提督が……頑張ってるのに……ううっ……」
ユーは一生懸命頑張ってはいるが、最早眠気の限界だろう。
「いいんだぞ。そこまで無理しなくても」
「うう、いけま……せ……スー……ムニムニ……」
私が心配している側でユーは机に頭を乗せ、心地良さそうな顔で眠ってしまった。
「はは、しばらく寝かせなければ」
それにしても本当にユーの表情は可愛い。
見ているだけで私の心が癒されるし、邪な気持ちも掻き消してくれる。
いや、それは本当なのだろうか。
何故か私の心の奥底から邪な気持ちが溢れ出してくるのだ。
まるで、潮に手を出してしまったあの時の様に。
「駄目だ……何を考えているんだ私は」
このままでは、欲望に任せてユーを穢してしまうではないか。
「ムニムニ……ゆーは、提督を……受け入れます……」
「!?」
その寝言は、私に顔を合わせる事を恐れていたユーが初めて心を許してくれた際の言葉であり、しかも頬を紅く染めている。
そんな表情に堪らなくなった私の欲望が弾け、理性も崩れ始めてしまう。
「そうだな、手で擦らせるだけなら……良いではないか」
私は2週間溜め込んでいた事もあり、気がおかしくなっていたのだろう。
ぼろんと自慢の単装砲を曝け出し、眠っているユーの手を使って擦っている事に、何の疑問も抱かないのだから。
「ユー……気持ちいいぞ」
「提督……ゆーは、嬉しい……」
ユーはどんな夢を見ているか知らないが、私を喜ばせる寝言ばかり言ってくれる。
おかげで私の単装砲はガチガチに硬くなり、実に堪らない。
そして、ふとユーの可愛い口を眺めると、彼女の口内へねじ込みたい衝動が溢れ出してしまう。
「ぐうっ……そんな事、許されるはずが——」
「提督……ゆーは、大丈夫です……」
私は崩れかけの理性で欲望を抑え込むが、ユーのその寝言で吹き飛んだ。
「ユー……口を借りるぞ」
気付けば私は、横を向いて眠るユーの半開きした唇を大きな単装砲の先端でこじ開け、喉奥までねじ込んでしまったのだ。
「んむっ——」
「むっ!? よし……起きてないか」
初め、びくりと身震いしたユーが目を覚ましたと思って冷や冷やした私であったが、ここまでされて起きてないのをいい事に、欲望のまま腰を動かしてしまう。
「ぐっ……ユーの口内、温かいな」
「んっ——んむっ——んっ——」
私が腰を動かす度に、ユーはびくびくと反応するが、起きてはいないのでセーフである。
段々と快感が物足りなくなってきた私は、腰の動きを激しくして、ユーの喉奥に子種を発射したい衝動を掻き立ててしまう。
「ユー、すまない——もう出すからな!」
「えう——っ!」
我慢出来なくなった私はユーの喉奥に単装砲をねじ込んだまま、どくどくと子種を多量に発射してしまう。
多量の子種がユーの体内に流れていく感覚が、私の脳を惚けさせてくれる。
「うおおぉっ——! ユーの喉奥っ——堪らないぞ!」
「ごくっ——ごきゅっ——」
ユーが喉を鳴らす音が静かな提督室を響き渡っており、私は大変満足していた。
全ての欲望を出し終えた私はユーの口から単装砲を抜き出し、彼女の口元をハンカチで拭いながら容態を確認する。
「スー……スー……」
「よし……大丈夫だな」
ユーは全く起きる事無く、私の子種を知らずのうちに全て飲み干してくれたのだ。
それがまた私の欲望を掻き立てるが、これ以上彼女を犯す事を私の中に存在するなけなしの良心が遮ってくれていた。
「今日はもう止めよう……。これ以上ユーの気持ちを裏切れない」
私はどうにか冷静さを取り戻し、これ以上ユーを穢さない為にも仕事に専念せざるを得なかった。
2016/1/8 ドイツ語表記の修正