「うぅ、ん……気持ちいい……?」
朝の陽射しが顔に当たるのを、一夏は感じた。
窓から差し込む温かさ。まどろみながら目覚めるのには最良の柔らかい光。だが同時に、それだけでは説明のつかない心地よさに包まれているような気がする。
こう、ふわふわというかもちもちというか、柔らかくていい匂いがして、このままいつまでも浸っていたいような……。
「そう言ってもらえると嬉しいな。……おはよ、織斑くん」
「……んん?」
と、思っていたら頭の上の方で声がする。
それだけで目が覚める。驚き顔を上げると、そこにはとてもとても安らかな笑顔があった。
素顔なので一瞬迷ったが、じきに気付く。ちょいちょいIS学園で取材とかして来る、新聞部の黛薫子先輩だ。メガネがなかったのでわからなかった。
「あはは……スクープされちゃいそうで、ちょっと恥ずかしいね」
ただし、全裸。
IS学園寮、一夏の部屋、ベッドの上。
裸の黛先輩に抱き着き、おっぱいに顔を埋めて寝ていた自身の存在に、一夏はようやく気が付いた。
朝の爽やかな空気に交じり、甘い甘い匂いが部屋に満ちている。
「――そうですね、さすがに」
「うん。でもありがとう。おかげで昨夜はすごくスッキリしたから」
だが、いまさら一夏は慌てない。
――もはや、一夏にとってIS学園女子の裸は見慣れた、否、真剣に向き合わなければならないものなのだから。
◇◆◇
『なんかねー、ISに乗ったことのある女の子はおっぱい出るようになっちゃったみたい!』
ある日、ISの開発者たる篠ノ之束から通達された内容が、これだった。
ISに乗ったことのある女の子は、母乳が出る。
それが事実であることはIS学園に所属する少女たちなら身をもって明らかなことであり、しかも大量に生成されるらしく胸が張る速度と言ったら異常の一言。そのままにしておけば体に悪影響がある事、疑いの余地はなかった。
さらに束から送られてきた黄金立方体が再生する束ボイスによる話に曰く、「ちゃんと搾らないと大変なことになる」「自分でやってもあんまり意味がない」「人にしてもらった方がいい」「ISを動かせる男の子にしてもらうのが一番」。
……そう、一夏がIS学園女子並びに教師の搾乳係になるのは、必然の流れだった。
当然思春期男女のなんやかんやはあったのだが、シャレにならない勢いで張っていく胸となんかそれに伴って発情する体と心。耐えられるのは、一度搾乳してから1週間が限度。
我慢ができなくなる女子と、それでも耐えようと無理に無理を重ねる女子。それらを前に黙っていられるほど、一夏は不甲斐ない男ではなく。そんな一夏に真剣な顔とイケボで「君のために」と迫られて断れるような女子はIS学園にあまりいなかった。
結果、一夏はIS学園女子の胸を揉み、乳を搾る。
これは、そんな一夏のとある一日の記録である。
◇◆◇
「……ごめん、一夏くん。とりあえず一回お願いしていいかな。一夏くんの寝顔が可愛すぎて、ちょっともう、ね?」
「あ、はい」
一夏の朝は、大抵こうして始まる。
淑女協定に基づく綿密なスケジューリングの末、夜番の幸運を勝ち取った女生徒との同衾を含むミルク搾りは夜通し行われることもザラで、そのまま寝落ちすること、並びにふかふかおっぱいを枕に目覚めることは最近の日常だった。あともう一つ別のパターンもあるのだが、それはそれで人気である。
そして、そうなってしまえば朝一搾りも自然の流れ。そんなわけで一夏はさっそく寝起き1分と経たないうちに薫子の胸に指を沈めた。
なお、こうなってからベッドはミルクで濡れてもなんか問題ない感じの特殊素材に交換されているので、なんか大丈夫らしい。
「ンっ、はぁ……やっぱり、一夏くん上手よね、ぇっ。すぐに、芯から疼くっ……ぅんっ♡」
「そう言ってもらえると嬉しいです。……あ、もう出ますね?」
指先を曲げ、薫子の柔肉の奥をぐりぐりと揉み込むようにしていく。痛みを感じる寸前の力加減。敏感な乳首は掌で触れるか触れないかの距離感を保って擦れば、それだけで雌の甘い声が出始める。
姉である千冬を相手に鍛えたマッサージの技が生きて、もはや一夏にこうされた女子はそのまま3分と持たず。
「ん、んんんんっ! あ、来る、来ちゃう……おっぱい、出るぅ……っ♡」
ぴゅっ、ぷしゃああああああ♡♡
胸の先端から白く温かく、甘く切なく、射乳の快感に打ち震えることになるのが運命なのだった。
なお、IS的なあれこれによって母乳が出るときは乳首の先端から出るようになっているらしい。ISってすごいね、とは束の談である。
◇◆◇
「ふぅ、朝から腹いっぱいだ……」
膨れた腹をさすりながらIS学園へと向かう制服姿の一夏。
元より健康には気をつかう系男子として朝はしっかり食べるのが日課。ましてIS学園に入学してからはそこらのガチ系運動部男子よりもよほどハードな鍛錬をその身に課さざるをえず、健啖には磨きがかかる一方だった。
が、ここ最近は少々事情が変わり。
「はーい、おはよう織斑くん。今日の朝ごはんはコーンフレークですよー♡」
「山もり2杯あるからたっぷり食べてねー♡」
朝食のメニューは、大体こんな感じである。
なにもシリアルに限るわけではないが、「新鮮なミルク」だったり「ミルクティー」だったりが必ずつくのは基本で。
「それじゃあ、ミルクはセルフサービスでお願いしまーす」
「んっ♡ たっぷり入れてね?」
「……はい」
「あんっ♡」
「あっ、あ……出る、搾られちゃうぅ♡♡」
左右からあふれる搾りたてフレッシュなミルクのたっぷりかかったシリアルをたらふく食べる朝。
何とも言えない恥ずかしさはいまだ消えることはなく、しかし妙な活力と熱量が臍の下あたりに溜まっているのを感じる一夏であった。
◇◆◇
なお、そのころ真宏は。
「やっぱり朝はのほほんさんの直搾りだよねちゅううぅぅぅぅ」
「んひいぃぃぃっ♡ まっひー、強すぎいぃぃ♡♡」
朝一の飲み物は、ここ最近本音のミルクと決まっていた。
「だって、のほほんさんのおっぱい美味しいし。大きいからすぐ溜まっちゃって、一晩寝たらおっぱいがこんなにぱんぱんになるでしょ? 今日一日苦しくならないように全部吸い出すから。ほら、のほほんさんも自分でおっぱい揉んで」
「やああぁぁぁ♡ らめっ、おっぱい自分でするの恥ずかしいよおぉ~~♡♡♡」
◇◆◇
「……こうなってから、体育の授業がますますハードになった気がするな。いろんな意味で」
IS学園女子の搾乳事情が深刻化するのに伴い、学園のカリキュラムに変更が加えられた。
具体的には、体育のクラス合同化促進と昼休み直前への移動。
運動によるあれこれと、一夏の視線に対する期待その他。どうも母乳の生成は少女たちの情動の振れ幅の大きさが影響している面があるらしく、具体的にいうと体を動かすとしこたま溜まる。時々溢れてしまう子も出るくらいに。
なにせ繊細な思春期の少女たち。人前で母乳がこぼれて体操着を濡らすようなことがあれば心に深い傷を負ってしまうだろう。
「織斑く~ん。おっぱい張ってきちゃった♡ 体育倉庫いこっ」
「あ、ずるーい。ねえねえ、私も先っぽじゅわってしてるの。今日は激しくしてほしいなー♡」
「あ、あわわわわ……」
……なので、授業の途中で一夏が両腕をおっぱいに挟まれたまま体育倉庫にしけこむことが黙認されているのも致し方のないことなのだ。
その後なんか体育倉庫からハートマークが飛び散ってるような気がするのは幻覚であり。
(昼休みは絶対シてもらおう……!)
とか考えるIS学園女子など一人もいないのである。
◇◆◇
「うぅ、ようやく部活も終わった……」
生徒会の手伝いに駆り出され、部活動には所属していない一夏が部活とはこれいかに、というのは昨今の事情に精通している人間ならば出ない疑問。
IS学園女子の身に起こった不可解な現象を鑑みれば、運動系のみならず文科系であろうとも色々と高ぶって一夏の出番になるのは必然のこと。元々生徒会業務の一環として行われていた一夏の部活貸出は需要の爆発的増加に直面し、一夏の行動は分刻みのスケジュールに支配された。
それでいて、決められた時間内で女の子をしっかり満足させるこの男、紛れもなくスケコマシである。
今日はすでに3つの部活とそこに所属する数十人の女生徒を相手取って八面六臂の大活躍を繰り広げ、全身ミルクまみれになり、シャワーで体を洗ってようやく寮への帰路につく。
辛くはないし、誰かの喜びってーか悦びに繋がるのであれば、と気合を入れている一夏とはいえ、肉体的な疲労はいかんともしがたく、体を引きずるようにして歩き。
「あっ、織斑くーん!」
「……相川さん?」
クラスメート、相川清香の声に自然と背筋が伸びる辺り、しっかり男の子をしている。
振り向くより先に、どしんと背中にかかる柔らかな重み。もろともに倒れないようしっかりと踏ん張り、首に絡みついてくる腕に手を添えながら振り向けば、目の前すぐそばに弾けるような笑顔が咲いた。
「いま帰り? 一緒してもいいかなぁ」
「もちろん。……あ、でも部活帰りだろ? 着替えなくて大丈夫?」
IS学園1年1組の元気印、清香はかつて自己紹介の時に述べた通りハンドボール部の所属。
今日も部活を頑張っただろう彼女の額には宝石よりも輝く青春色の汗がきらめいていた。
最近、必然的に女の子と深く接する機会の増えた一夏である。あれやこれやとスる前に、シャワーを浴びて身を清めたくなる乙女心をおぼろげながら理解するという、過日を思えば長足の進歩を遂げている。一夏のこの変化を見て、人類にはまだ未来があるのだと、友たる神上真宏は涙した。
閑話休題。
そんな一夏の経験則に反して、清香はスキンシップにインターバルを挟まない。
汗まみれで抱き着く不快感を与えないようにタオルでふき取ることはしてあるようだが、それでも肌はしっとりと濡れ、鼻腔に香るのは女の子特有の甘さと、汗の匂いが混じっている。
だがそれが、いやではない。どうしようもなく掻き立てられる何かがあることを一夏は感じ、清香も己のそれらが一夏を興奮させることを何より喜ぶ。
「平気平気。……だって、これからまた濡れちゃうし?」
「あ、やっぱりそうなるんだ」
うっとり、と蕩ける笑顔で見上げてくる清香に、一夏はノータイムで観念した。
甘える子猫を思わせる仕草ですりすりと体を擦り付けてくる清香の頭を撫でる。嬉しそうに目を細め、喉の奥からこらえられない歓喜の声が漏れてくる。
懐かれることはまんざらでもなく、一夏の顔にも自然と笑みが浮かび。
「じゃ、さっそくお願いね♡」
「……」
断っておく。
ここは屋外だ。
だが、眩しい笑顔で体操服をまくり上げ、全て計画通りだった、と如実に語るがごときノーブラおっぱいが目の前で汗のしずくに輝いてぷるんと揺れれば、一夏の心は変わり果てた過去と今との狭間に切なくなるのを止められない。
「じゃあ、失礼して」
「んっ♡ あはは、こんなところでされちゃってるぅ……♡ あ、織斑くん。ちょっと強めに、痕が付くくらいでお願いね?」
「……わかったよっ!」
「きゃあっ♡ けだものー♡♡」
だが、それももう慣れた。
清香をその場で押し倒し、じゃれあうようにもつれながら、おっぱいに指の痕とキスマークを付け、あふれるミルクをたっぷりと飲み干し、辺りが薄暗くなるまで搾乳は続くのだった。
◇◆◇
一方そのころ。
「んひいいいいぃぃぃぃ♡♡ やめっ、やめなさい真宏くんっ! も、もうおっぱい搾らないれぇ……♡♡」
「ダメです。刀奈さん、恥ずかしがってぜんぜん搾られに来ないんだからこういう時に全部出しておかないと。……ほら、乳首くりくりするだけでこんなに勢いよく出るくらい溜めちゃってるんですから、自業自得です」
「おひっ♡ おほっ♡ くひゅうううぅぅぅぅ♡♡♡」
夕日差し込む茜色の生徒会室をミルクの匂いで満たしながら、締まりのない蕩け顔を晒される刀奈の姿があった。
生徒会長の執務机に手をついて体を倒し、後ろからのしかかるように押さえつけてくる真宏。
制服は胸元だけをはだけられ、むき出しになった生乳に男の指が深く食い込んでいる。
その先端からは絶え間なくミルクが溢れ、下に置かれたバケツの中に溜まっていく。その量たるや、すでに8割方は満たすほど。2杯目のバケツが必要なこと請け合いの勢いだった。
更識刀奈は他の女生徒の例にもれず当然母乳が出るようになっているが、生徒会長として範たるために、などと諸々言い訳をして一夏にも真宏にも搾乳を頼もうとしない。
結果、悶々とため込み、どうしようもなくなり、身動きが取れなくなったところで真宏がこうして半ば襲うようにして搾るのが常だった。
どうやらIS学園女子にとってミルクの蓄積は性欲の蓄積によく似たものらしく、限界近くまでため込んでしまえば学園最強たる生徒会長と言えどもろくに抗えない。
「やらああああ♡ らめっ、らめ、来る……♡ 来ちゃうぅぅぅぅ♡♡」
「いいですよ、刀奈さん。思いっきりイってください。……まあ、どれだけイっても、終わるまで続けますけど」
「はあああああああ♡♡ おっぱいれイぐううぅぅぅぅぅぅぅぅ♡♡♡♡♡」
ぶしゅう、と壊れた蛇口のように飛び散る母乳と、口からこぼれる舌。
がくがく震える両足はもはや体を支えることなどできず、刀奈は今日も、最高の絶頂をキメながら真宏のテクニックに溺れていく。
◇◆◇
「風呂……風呂だ……」
なんかずっしりと重くなったような気がする体を転がすようにして、もそもそと脱衣所で服を脱ぐ。
思い返せば今日もハードな一日だった、と目蓋の裏には数々のおっぱい、ではなく思い出が浮かぶ。
清香とくんずほぐれつしながら母乳を搾った後、一夏は忘れてはならない仕事に挑んだ。
「……今日もたくさん頑張ったみたいですね、織斑くん」
「はい。……だから、あとは山田先生だけです」
当然のことながら、母乳症状は生徒のみならず教師にも発症している。というか本当は世界中で発症しているのだが、さすがに一夏の手が回るのは学園内だけだ。
中でもIS学園屈指の巨乳を誇る真耶は搾乳すらも一筋縄ではいかない。かといって、他の生徒たちと同様に扱うのも都合がよくない。
ということで、こうして授業が終わった後、人気のない教室にて落ち合うのが常だった。
「……うぅ、恥ずかしいです。生徒である織斑くんに、こんな、こんな……シて、もらうなんて♡」
とかなんとか言いながら、いそいそと服をはだける真耶。
「放課後の教室で生徒と秘密の個人授業」というのが中々どうして真耶の性癖であることが丸わかりである。一夏は全く気付いていないが。
「じゃあ、山田先生。『乗せて』ください」
「……はい♡」
――のしっ♡
教室前の教卓に、真耶の生乳が乗せられる。
それだけでもわかる重量感。柔肉はむにゅりと形を変えて卓上に広がり、しかしだらしなくならない絶妙の造形は男の欲情を掻き立ててやまない。
平面に支えられ、差し出された巨乳。そのうえには、この状況の全てを受け入れうっとりと微笑む真耶。童顔でありながら年上としての余裕と淫蕩な期待に輝く目が誘う。
ごくり、と一夏の喉が鳴る。握って開いて、と左手をうごめかせ、この大一番に、挑む。
「……行きますっ」
「はい。……んぐっ♡ ひぎいいぃぃぃぃ♡♡」
ぎゅむぅ、と真耶の乳房が鳴る。最初からそれほどの力を込めて、パン生地でもこねるようにしなければ真耶の母乳は搾り切れない。
悲鳴に近い叫びを迸らせる真耶を気遣えばこそ、手加減は無用。
一夏の手に余るサイズの巨乳。それを、机の上という逃げ場のない舞台で徹底的にこね回す。
握りしめ、押しつぶし、掌と机の間でぐりぐりぐりぐり、と芯の芯まで。
腫れあがったかのように紅く尖る先端を指でかき、根元からしごきあげて隅々まで刺激をいきわたらせて。
「あっ、あっ……だめ、来る、来ちゃいますぅ……織斑くんっ、織斑くぅんっ♡」
「わかりました、山田先生……ぢゅうううううううううう!!!」
「んっひいいいいいいいいい♡♡♡」
ぴゅ、ぶぴゅるっ、びゅうううううううううううううううううう♡
「ごくっ、ごくっ、ごくっ……!」
「あぁ、飲まれてる……生徒におっぱい、ごくごく飲まれてましゅう……♡ おぉ♡ ぉほお……っ♡♡」
力が抜けたような呆けた表情で、両の乳首を丸ごと口にくわえて迸る母乳を吸い出し、飲んでいく一夏に見とれる真耶。
頑張ってくれた男の子を、わが子のように愛しく思って頭を撫でながら、乳搾りによる絶頂に太ももを熱く濡らす。
はじめは突けば弾けそうなほど張りつめていた真耶の乳肉が、指を沈めればどこまでもむっちりと受け入れる媚肉に変わる。頬を赤く染め、目尻をとろりと垂れさせながらそのことを自覚する真耶の心を占めるのは、喜悦一色。
真耶の巨乳はIS学園でも随一で、先端を口に含めば柔らかく形を変えて一夏の顔が埋まるほど。そのまま上目遣いに目線を合わせると、見てわかるほどに真耶の表情が蕩けてゾクゾクと法悦に身を震わせる。
やさしく頭を撫でる手つきにもあふれる母性。これが真耶のお気に入りで、そうなると迸るミルクも一層濃く、甘くなるのだった。
「……山田先生、はい」
「あはぁ♡ わかり、ました。一緒に……れろ、ちゅぷぅ♡」
それを、一夏は真耶と分かち合う。
真耶ほどになれば、胸を持ち上げられれば自分で先端を咥えることも十分に可能。一夏に差し出されたそれに舌を伸ばし、ぷりぷりと跳ねる乳首が一夏の舌とともに口の中へと入り込んでくる。
自分の母乳と一夏の唾液が甘い。
芯まで届けとばかりに握り込まれる指が熱い。
真耶の脳裏を桃色に蕩かせる、至福と悦楽の味を、真耶は存分に楽しませられた。
なお、真耶の場合これをあと3セットくらいやってようやく2、3日分の猶予ができる、くらいである。
◇◆◇
なお、もう一人忘れてはならない教師の方は。
「や、やめろっ、離せ神上!」
「ダメですよ千冬さん。もう半日も搾ってないんですから、相当溜まってるでしょう?」
IS学園内をとんでもない追いかけっこの末、万全の体調であれば決してあり得ない、真宏に捕まり壁ドンされるという状況に陥っていた。
「そ、そんなことはない! いいから帰れ!」
「ダメです。……ミルクの匂い、してますよ」
「っ!?」
ちなみに、普通の女生徒であれば一度搾られれば1週間は快適に過ごせるが、千冬は3日もすれば何もしていなくてもミルクが染み出してくるレベルなので、IS適性やIS操縦者としての力量がミルク生成量に影響しているのではないかという仮説が検討されている。
なお、体調に影響が出ないよう適切な頻度で搾るとなると日に3度はシなければならない生成量だったりする。
「……だから、します。覚悟してください」
「やめ、脱がすなっ……ぅあっ♡ に、握るな……やめ、ふぐううううぅぅぅぅぅ♡♡♡」
そんな感じで廊下の隅、もつれあうようにして絡み合い、ミルクまみれになっていたとかいなかったとか。
◇◆◇
そんな激闘に次ぐ激闘を制し、ついに辿り着いた理想郷。浴槽に満ちる湯こそ今の一夏に最も必要なもので、へとへとに疲れた体は癒しの気配にフラフラと引き寄せられて大浴場へと足を踏み入れ。
「織斑くん、いらっしゃ~い♡♡♡」
「……うん」
大浴場で大欲情、などと一夏でさえ口にすることをためらうような酷いダジャレが現実のものとなる。
IS学園1年生寮の、最近ようやく一夏たち男子も使うことを許されるようになった大浴場に、クリーム色の花が咲き乱れる。
それらは蠱惑的な笑みを浮かべ、時折赤や黒や青、自らを飾り立てる色をも添える。
まあ、ぶっちゃけほぼ全裸+色っぽいアクセサリーつきのIS学園女子の群れなのであるが。
一夏の搾乳は質が高く、当人の気合によってこなす数も多い。
だが、学園の生徒と+αの教師も対象となるのに対し、一夏とごく少数を受け持つ真宏だけではさすがに手が足りず、こうしてまとめての相手が必要なときもままある。
扉のそばに隠れていた女子によって、すでに脱衣所への扉は閉められた。退路はない。
いつの間にか両腕を取って侍るクラスメートによって、一夏はゆっくりと浴場の中心部、快楽のるつぼへと連れていかれる。
逃げ場はなく、むしろ切羽詰まった表情を浮かべて胸を疼かせている同級生と先輩を前に、臆して逃げることなどどうして一夏にできようか。
必要なのは覚悟。
求められているのは男気。
四方八方から突き刺さる期待に燃える眼差したちの全てに応えてみせようと、一夏は下腹に力を込めた。
「今日も一日お疲れさま、織斑くん。私たちのミルク飲むと織斑くんもビンビンになっちゃうんだよねー。あとは思いっきりびゅーびゅーしていいよ♡」
「私たちも、一緒に一杯ミルク出すから、遠慮しないで♡」
一夏の体には指一本触れられていない。
体をこするぬるぬるの感触は、全てミルク滴る瑞々しい柔肉。
押し付けられるおっぱいの感触とミルクの甘い匂いの混合物は、その柔らかさと温かさで一夏の脳をも蕩かした。
「わぁ、ずっごく固くて、熱ぅい……♡ こんなにぱんぱんになったら苦しいよね。大丈夫、すぐ楽にしてあげるから。……はぁむ♡♡」
肉棒が空気に触れている時間より、粘膜に包まれている時間の方が長い。
後ろで体を支える女子のおっぱいを枕に、上目遣いで喉の奥まで使った濃厚なフェラをされる様を見せつけられる。時折口には左右に控えた少女たちの乳首が押し込まれ、そのたびに味の違いを見せつけられながら喉を鳴らしてミルクを吸う。
押さえられた足に股が擦り付けられる。伸ばした手の先は常に誰かの胸に収められている。
一夏の玉座が、それである。
「あっ、ひゃんっ♡ すごっ、すごいっ♡ 織斑くんの、奥、ぐりぐりってへぇ♡ らめっ、膣内に織斑くんのマッサージ♡ ずんずんされるとっ、それだけでミルク出るぅっ♡♡ 癖になるぅ♡♡♡」
とびきり評判がいいのが、一夏と直接のセックス。
得意のマッサージの応用であるという、膣内のツボを心得た腰遣いは一度受ければ病みつきになるとして、一夏にミルク搾りを受ける少女たちが望んでやまない行為の一つだった。
早く、激しくすることもある一方、じっくりと狙いを定めてぐりぐりと膣襞をかき分け最も感じる場所を的確に見定め、最高の角度と力加減でほぐし抜かれれば体中が弛緩して、どれほどクールに振る舞うのが常であってもアへ顔不可避である。
後背位で体を押し付けられ、はみ出た乳首は床と指とですり潰されてミルクが溢れて止まらない。IS学園女子大満足だった。
「イって♡ 織斑くんもイって♡ ほら、おっぱいでずりずりってしてあげるからぁ♡」
「私たちのミルクパイズリ♡ 織斑くんのせーしとカクテルにしよ♡♡」
IS学園女子は平均しておっぱいが大きい。母乳体質になってからはなお拍車がかかり、柔らかさとハリを兼ね備えたその谷間には男の夢が詰まっている。
その中で幸福漬けにされた射精はこってりと重く、濃く、ミルクが溜まって発情も極まった少女たちにとっては極上の甘露。自分たちのミルクと一夏の精液が混じたものは謎の中毒性を伴って、一夏の体に自分たちの顔に、かかったそれらは一滴残らず啜り取られる宿命にあった。
「ねえねえ、織斑くんのせーし、私にもちょうだいよー」
「うん、まふぁへへ」
忘我の境地で荒く息をつく一夏の耳に、甘えるような声が届く。豊満な胸を一夏の枕にして体を支えてくれていた一人のそれで、聞き届けたフェラ役女子が笑顔で応える。
一夏の精液をたっぷりと含んでかわいらしく膨らんだ頬。瑞々しい肌は水滴を珠と弾き、湯気に交じって香る濃密な女のフェロモン。うっとりとしながら何をするのかと思っていると、躊躇なく寄ってくる。相手も一夏も背後の少女も全員全裸。唇を差し出すキス顔で、しかし狙いは一夏ではなく。
「……んっ」
「ちゅ、んれる、んんー、おいひ♡」
「んむううううううう!?」
女同士、一夏の精液を分かち合うレズキス。そうすれば、お互いの間でミルクを満載した乳肉が重なりひしゃげるのは自明の理であり、おっぱい枕状態だった一夏が前後を乳肉に挟まれて窒息しかけるのは世界の真理である。
「んんー、むふふふふ、一夏くんの精液、濃いよねー」
「ほんと。ちゅっ、さいこぉ……♡」
「ふむぐ、んんー!」
少女たちは当然そんなことを百も承知で、唇も舌も、体もこすり合わせて精液と快感を分かち合い、ついでに一夏へのご奉仕も兼ねる。
一夏は何も見えず、息が苦しく、しかし極上に心地よく、なによりいい匂いに包まれて、周りの少女たちが期待と興奮に笑い、囁く声を遠く聞きながら一夏の意識と理性が薄れていった。
◇◆◇
「……はぁっ、はぁっ。も、もう無理」
ばしゃり、と浴室に倒れ伏す一夏。
なお、水音の源は湯ではなく、周りで死屍累々とアへ顔を晒すIS学園女子たちのミルクである。
一夏、しこたま頑張った。
ミルクを搾るとなぜか発情するIS学園女子が夜になって理性を失い、本番アリのハーレム風呂にて、全ての女の子を満足させ、溜まった母乳をスッキリと吐き出させた。引き換えに精魂尽き果てて指一本動かせないが。
「はーい、今日の織斑くん回収班でーす。……うん、相変わらずすごいね。さあ、体拭いて服着せてあげて、今日のおやすみ担当に引き渡すわよー」
「おー!」
そんな一夏はもはや自力では部屋に帰ることもできず、風呂場での行為に参加しなかった女の子たちに連れられて、半分寝たまま寝間着を着せられ、部屋へと運ばれ、その日の夜担当の少女と眠りにつく。
「う、うーん……おっぱい、おっぱいが……!」
「ふふふ、うなされてるうなされてる。おやすみ、織斑くん」
なお最近の一夏のまくらは大体同衾する少女のおっぱいである。
こうして、今日も織斑一夏の一日が終わりを告げる。
ベッドに入れば人肌のぬくもりを感じて安らかに、体を包み込む柔らかな女体へと無垢に甘えるその姿、母性本能がドバドバするのも無理からぬことで、一夏の寝ながらマッサージは生徒たちにも大変評判がいい。
寝ても覚めてもおっぱい漬け。
頑張れ一夏。IS学園中のおっぱいを搾りつくす、その日まで。
◇◆◇
一方、真宏の夜は。
「すぅ、すぅ……」
「んっ、かわいい……♡」
簪との同衾はデフォであり、なればこその余裕、なればこその慈愛。
仲良く手をつなぎ、先に寝入ってしまった真宏の寝顔を堪能する簪、という平和な夜が、そこにはあった。
「さっきまで、あんなに激しくシてたのが、嘘みたい……♡♡♡」
なお、真宏が寝入るほど疲れたのはキッチリ簪の母乳を搾ったためであり、部屋中ミルクの香りが充満するなかベッドで寄り添っているのだから、世話はない。
◇◆◇
「あっ、お、織斑くん……お、おはよう」
「うん、おはよう……?」
一夏はここ数日、学園生活に違和感を感じていた。
表向き、変わったことはない。授業も普通に行われているし、襲撃もなく平和なもの。
ただどうにも他の生徒たちの反応がおかしい気がする。
無視されたり嫌われたりしているわけではないようだが、なんというかこう、距離感があるというか、みんな会うなり顔を赤くして離れていくというか。
嫌われるようなことをした覚えはないのだが、一体どういうことなのか。
あと、良く腕を組んでいる姿を見かける気がするのと、ときどき甘い匂いを感じるのはなぜなのか。
「わかるか、真宏?」
「知らん」
普段は頼りになる友人も、さすがにこれだけではよくわからないとのこと。
一体何が起きたのか、一夏は首をひねりつつ日々を過ごすのであったとさ。
なお、全く関係ないがこの時期IS学園女子のバストサイズが微妙にアップしたらしい。
全く関係ないが。
「あー、世界滅びないかなー」
ツインテールが良く似合う、ほっそりしたスタイルが魅力な中国代表候補性死んだ目でそう囁いているのを除いて。
◇◆◇
「ご覧ください束さま。IS学園ほぼ全土へのワールドパージ、並びにちょっと嬉しい肉体改造まで実現しました。スゴいですね、人体」
「束さんはくーちゃんの成長が嬉しいよ。これなら世界エロ征服も夢じゃないね!」