side リリア
僕はリリア。名前はこんなにも女の子らしいけど、普通の男だよ。
僕はグリーンの家族…みたいなもの。
僕の仕事は、ここ…マサラタウンでオーキド博士のお手伝いをしている。そさて、今度からは図鑑所有者と呼ばれる彼らの手伝いをすること。
でも、僕は昔足を骨折(とても激しく)してしまってあまり歩けないので、普段はグリーンによって支えられてるんだ。
彼もジムの仕事があるだろう。なのになぜ手伝うのか…。
そして彼はいつ休んでいるのか。それが気がかりだった。
そうすると、グリーンが来た。
グリーン「おーい、リリア!」
彼は普段のキリッとした顔…ではなく何故か少し不機嫌そうにして近づいてきた。何だかこ、怖いなぁ。
リリア「グリーン、どうかした?」
そう僕が言うとグリーンは、急いで僕を何処かに連れていった。…何でだろう?
グリーン「に、逃げるぞ!リリア!あ、あいつだけには渡さないっ!」
そういい僕をお姫様だっこをしながら時速50kmは出そうな勢いで走るグリーン。スーパーマサラ人か。いや、そうか。
すると向こうからも走る音がする。
尋常じゃないほどにあちらもこっちをおっているようだった。
そしてグリーンも疲れたのか…諦めたのか。止まってしまった。
そして向こうもこっちに追い付いて、急いで駆け寄った。そして、グリーンは嫌々ながらも僕を紹介した。
グリーン「チッ……この子はリリア、……テメェなんかに見せる日が来るとは……世も末だな」
そういいグリーンは酷い僕の自己紹介を終えた。
…?なぜか向こうの男の子は照れている。でもそこもすっごくかわいいなぁ。そして僕は彼に歩み寄ってほっぺたをぷにぷにと揉んだ。
レッド「んへぇー、んふほ、ーむー…」
あ、遊んでる暇じゃないや、彼の名前を聞かないと。そうして僕はもてあそんでいた手を離した。
レッド「俺、レッド!えーと…確か15歳はこしていたような…?」
そういいレッドは自分の年齢を忘れていたようだった。
グリーン「それは言ってはいけない、……最近は何年経ったかがわからないからな」
そういいグリーンは溜め息をついた。
なんのことかはわからないが、僕はレッドとグリーンと共に研究所へと向かっていった。
…只今いる場所は、タマムシシティである。とことん二人の体力は凄いなと思いました。
レッド「…で、今度から図鑑所有者のお手伝いだよな…」
そういいレッドくんは僕の包帯に巻かれた左足を見る。痛々しいのかレッドくんは少しうつむいていた。
リリア「……レッドくん、別にこの怪我は大丈夫だよ」
グリーン「……」
そういいレッドくんは見透かされていたのかと少し驚いた後、手持ちを出してくれた。そしてグリーンは辛そうに見ている。…やっぱりあのことを思い出してしまう。
ピカ、ニョロ、ギャラ、フッシー、プテ、ゴン…。
レッドくんって何だか意外だなぁ。
ほのおタイプのポケモンを持ってないんだ。
そう思いつつも僕はピカとじゃれていた。