『このように、男の子のペニスは、女の子のヴァギナに挿入されます。陰茎と膣壁の摩擦による刺激で、互いの性的興奮が高まり、射精へと至るのです』
遊覧船内の上映施設でありながら、座席数200席以上を有す『パラディース』のシアタールーム。数ある次元航行遊覧船の中でも最大を誇るスクリーンで今流されているのは、小学校高学年向けの性教育ビデオだった。その目を釘付けにしているのは、なのはとはやて。既に知識を持っているフェイトは、二人に向かって補足や説明をしている。
「でね、女の子には処女膜、っていうのがあって、始めてセックスする時はそれを破ることになるから、もの凄く痛いんだって」
「えぇ、痛いの? 私、ちょっと嫌だな」
「私は別に構わへんよ。むしろ、痛いぐらいのほうが思い出に残りそうで、ええやないの」
三者三様に、それぞれの初体験に対して思いを抱く。なのはは処女喪失の痛みに対して、少しだけ恐怖を抱いていた。カイトという始めての恋人と完全に結ばれるセックスは、快楽と至福に包まれた、ひたすらに甘いものであるべきだった。一方はやては、激しい痛みをむしろ利用して、自分の脳裏に情交の思い出を焼き付ける心づもりだった。
今までカイトに散々奉仕し、調教されてきた三人だったが、未だその処女は守られていた。だがそれも後少しのことである。三人とも、勿論カイトに処女を捧げることを望んでいた。カイトにしても、初潮が来るのを待つほどの忍耐を持ちあわせてはいなかった。
「なのは、安心して。魔法を使えば痛みを反転できて、逆にとても気持ちよくなれるみたいだから」
「ホント? 良かった」
「使うも使わへんのも自由なんやろ? なら私は遠慮させてもらうけど」
「うん。そこら辺は私たちの自由にしていいって。どんな形で初めてをあげるのかは、私たちに決めさせたいんだ、って言ってた」
それでもカイトは、あえて自分から彼女たちの処女を奪うことはしなかった。彼女らがどんなシチュエーションを望むのかが楽しみだったし、処女を『捧げさせる』ことがカイトへの永久なる隷属を連想させるからだ。
「私は、普通にベッドでされたいなぁ。お互い裸になって、向い合ってキスしながら、ゆっくり私の中におちんちんを挿れて貰いたいんだ」
「真っ暗な寝室で、恋人たちはついに身も心も重なりあう……みたいな感じ? 乙女やなぁ」
「そうそう、それ! カイトさん、きっと優しくしてくれるから。すごくロマンチックで、夢のような時間になると思うの……」
同じ男に想いを寄せる女の子二人の前で、なのはの発言はいつもよりかなり大胆になっていた。しかし段々と恥ずかしさが戻っていったのか、顔を真っ赤にしながら両手で抑え、いやんいやんと首を振る。短いツインテールが揺れた。
「私はね。だっこされながらセックスしたいな。私の両手両足全部使って、父さんを抱きしめたいの」
「それいいね、フェイトちゃん。大好きって気持ちが伝わるよ、きっと」
「しちゃう時は、多分パパって呼んじゃうかも。気持よすぎて」
フェイトがカイトに望むのは、父親としての愛である。胸板に体を預け、熱い身体を寄せ合う形のセックスこそ、その極致であるとフェイトは考えていた。
「赤ちゃん返り、やったっけ? そういえば。私となのはちゃんもあの薬塗ってもろうたけど、本当におしっこ我慢できなくて、もう大変や」
「だったら二人もおむつつけて、赤ちゃんになればよかったのに」
「にゃはは、流石にそれは……」
「うーん、カイトさんに『赤ちゃんになれ』って言われるんやったらやらないこともないけどなぁ」
その、強く深い愛が行き過ぎた結果こそが、幼児退行と赤ちゃんプレイであった。フェイトはもうすっかり虜になっていたのだが、他の二人はどうにもそれに共感できなかった。フェイト自身もニッチな趣味だと理解してはいるので、無理には勧めなかった。しかし、プレイをした次の日は喜色満面でエピソードを語り出し、二人をうんざりさせるのだ。バリアジャケットにまでおむつを着こもうとするのを、なのはが必死で止めたこともある。
「じゃあ、次は私。せやな、後ろからよつんばいになって、犬のように犯されるんや。処女も何も関係なしに突っ込まれるから、私は痛い痛い叫ぶんやけど、カイトさん……ううん、ご主人様はお構いなしにちんぽ動かして、私を犯すの」
「え、はやてちゃん、それって辛くない?」
「なぁに言うとるの、そこがええんやないか。何回も何回も突かれて、まるで道具のように犯されて。でもな、優しいご主人様はきっと、疲れ果てた不出来な奴隷に一言、愛してるって言ってくれる。至福の瞬間や」
「うん、私、少しだけわかるかも……」
「フェイトちゃんまで!?」
はやてはやはり、奴隷として主人に処女を捧げたいようだ。『意識操作』のお陰で、苦痛をそのまま幸せに感じることはなくなった。しかしその代わりに、苦痛の中に混じっている快楽を見つけ、その魅力に目覚めたのだった。このマゾヒズムも、なのはたちにとっては余り共感されなかったが、二人共理解はしていた。彼女ら全員が同じような人間だったら、カイトにとってもつまらないだろう。だから、三人はそれぞれがそれぞれに違うことを理解して、その差異性を出来る限り広げていこうとした。
そんな猥談が盛り上がっている中映像は進み、やがて受精と妊娠について説明する場面になった。子供が出来るメカニズムを知ったなのはとはやては、セックスがただの愛の交歓でないことを初めて知ることになった。
「それにしてもなぁ、膣内射精してもろたら、子供できるんか」
「私たちはまだ初潮が来てないから、子供はできないよ。それに来たとしても、大人になってからじゃないと身体に負担がかかるから、しばらくは避妊の魔法を使うみたい」
なのはもフェイトも、そしてはやてもまだ九歳。子供どころか、本来ならばセックスさえもまだ早すぎるお年頃だ。漠然と子供については考えられるが、実際に産むとなるとやはり想像の付かないことだった。
「それに、まだ私たちだって子供だもん。自分の子供を考えるより、大人になる方が先だよ」
「うん、なのは。早く大人になりたいよ。そうしたら父さんを、もっともっと気持ちよくしてあげられる」
精子のCGモデルが卵子に着床する場面を見ながら、三人はそれぞれの将来に想いを寄せる。三人とも、カイトと一緒に『パラディース』で暮らすことになるのは確定だ。しかし『パラディース』は隔絶された楽園ではなく、次元世界を旅する船なのだ。きっと様々な出会いがあって、別れもあるだろう。その中でどのように成長し、カイトを満足させるかは、彼女らの想像力を刺激してやまなかった
。
「大人になったらな、おっぱいばいんばいんにして、カイトさんにパイズリでもぱふぱふでも、なんでもしてあげたいなぁ」
「胸が大きくなったら、ミルク出せるのかな? もし出たら私、父さんに飲んで貰いたい」
「……えーと、私は大人になると、どうなのかな? 今、お試ししてみちゃおうか」
「?」
なのはのその言葉に、フェイトとはやては疑問符をつけたが、なのはが胸元から『レイジングハート』を取り出したのを見て納得した。直後、真っ暗なシアタールームに一条のピンクの光が走り、消えた。バリアジャケットを身に纏い、大人になって髪をサイドポニーにまとめた、高町なのはが立っていた。
「にゃはは。アルフさんに教わった変身魔法なんだけど……どうかな?」
一瞬の静止の後、真っ先に行動したのははやてだった。まだろくに動かない足のどこから引き出したのか、恐ろしいほどのジャンプ力で胸の双丘に飛びつき、押し倒して揉みしだく。どたり、と床に倒れ込んだなのはは、その勢いに呑まれながらも必死で抵抗する。
「にゃ、はやてちゃん、ストップ、ストップ!」
「なに言うとんの! ここに来てからというもの、おっきいおっぱいだけはご無沙汰だったんや! そない立派なもの胸からぶら下げといて、今更逃がす訳にはいかんのや!」
はやては女性の乳を、それも大きな乳を好んでいた。しかし、『パラディース』で巨乳と言えばアルフくらいしかいない。それも、最近は魔力節約のために子供の形態になることが多かったから、必然的に乳に飢えざるを得なかったのだ。なのはのバストサイズは、平均より結構上と言った所であった。はやてにとっては、さながらラマダンの終わりに用意される、山盛りのご馳走のようなものだった。
「やだぁ、くすぐったい、くすぐったいってばぁ!」
「む、もっとこう『やぁん』とかエッチな声出すと思ったんやけど」
「そんなの知らないよぉ! フェイトちゃん助けて!」
なのははフェイトに助けを求めたが、彼女は彼女で別の意味で瞳を輝かせていた。赤ちゃんプレイをしていても、親がカイトという男なのだから、流石に授乳はしてもらえない。しかし、今目にしている乳は豊満で、しゃぶりつけば母乳が出そうなくらいだ。二人が絡みあう様をしばらくじっと見ていたフェイトだったが、やがてはやてと同じようになのはの胸めがけて飛び込んだ。
「……なのはママ、おっぱい飲ませて」
「ふぇええ!?」
「フェイトちゃんも揉むの? じゃあ、左胸お願いなぁ」
大人の身体であっても、二人がかりでは抵抗できない。瞬く間にブラジャーまで露出され、何故か下着の扱いが器用なはやてによって、それすら外されようとしていた。
「さあて、ご開帳といこか……」
「なのはのおっぱい、おいしいといいなぁ……」
「二人共、ちょっと目つきおかしいよぉ!」
涙目になりながら叫ぶなのはを救ったのは、白い光だった。通路に面するドアが開かれ、まぐわう三人に外からの光が差し込んだのだ。思わず振り向くはやてとフェイト。その目の前に現れたのは、映像が終わっても出てこない三人を心配して、シアタールームに入ろうとしたカイトだった。
「……お前たち、一体何をやっている?」
突如目に映った嬌態に唖然としながら、カイトは告げる。そのとぼけた声に毒気を抜かれたのか、フェイトもはやてもなのはの胸から手を離した。すると、ブラジャー付きの大きな胸がカイトの前で顕になる。その目線に気づいたなのはは、慌てて両腕で胸をかばった。バリアジャケットは完全に乱れていて、その顔はもはや茹でダコのように真っ赤である。
「なのは、驚いたぞ。変身魔法を使えるのか」
「は、はい。その、アルフに習って、それで」
「ほぉ……」
カイトはゆっくりと歩を進め、なのはに近づいていく。はやてに押し倒されてへたり込んでいたなのはは、腰を入れることが出来ずそのままじりじりと後ろに下がる。しかし、カイトの方が早く、なのはの目の前まで近づいた。何をされるのか分からず、目をつむるなのは。しかしカイトの手はなのはの頬をそっと支え、優しく微笑むカイトの顔がなのはの瞳に映った。
「綺麗だ。なのは。大人になったなのはも、やはり美しい」
「ふぇ、か、カイトさん、そんな、でも、恥ずかしいです」
「恥ずかしくは無い。さあ、こんな所で座り込むな。立つんだ」
繋ぎあった手で、半ば強引に引っ張り上げられる。その勢いを利用して、なのははカイトを思いっきり抱きしめた。押し付けられる形になった豊かな胸が、カイトの興奮を誘ったが、今はなのはの望む通り、紳士的にそっと抱きしめ返した。その光景は、なのはが少女漫画などで見た、愛しあう大人の男女の光景そのものだった。
「うぅっ、カイトさん、好きです、大好き」
「落ち着け。俺も大好きだ」
「ぐすっ、ひっく、カイトさぁん」
見た目は大人でも、やはり中身は子供のなのはだった。今までの羞恥とカイトの胸元に感じる安心感から、涙腺を崩れさせ、溢れる涙がカイトのシャツを濡らした。
「……なんか、ずるい」
「うん、あざといなぁなのはちゃんは」
流れるようにカイトの心を独占したなのはに、残りの二人はどうにも釈然としない表情だった。勿論、二人の行動こそが原因であり、なのはとしてもわざとではないことは分かっているのだが、こうもあっさり独占されると、文句の一つも言いたくはなる。
「……その、カイトさん」
「なんだ?」
「なのはの大人の身体、好き? だったら、もっと触っても、エッチなことしても、いいよ……?」
挙句の果てに、この誘惑である。二人が激発するのも無理はなかった。それぞれカイトの両足にしがみついて、二人を寝室へ行かすまいと引き止める。
「なのは、私にも変身魔法教えて! 混ざるから! なのはよりおっきいおっぱいになって、パパにおっぱいミルクあげるの!」
「フ、フェイトちゃん落ち着いてぇ! 今度絶対教えてあげるから!」
「うぅ、私魔法使えへん……ぐぬぬ、こうなったら青い果実の魅力を体で教えるしかあらへんなぁ……! 覚悟しぃ、カイトさん」
「お前も落ち着け、はやて。俺は別に体型を気にはしないからな」
そんな大騒ぎを繰り広げながら、四人はシアタールームを出て、その足は自ずと一階のプレイルームに向かう。そして、晩餐の時間まで性愛に塗れ、爛れた乱痴気騒ぎを愉しむ。それが、夏休みの『パラディース』における日常だった。
***
プレイルームのソファに座り、ようやく三人の抱きつきから開放されたカイトは、先ず最初に大きくなったなのはの奉仕を受けた。ブラジャーを外して、完全に乳房と乳首を露出させたなのはは、その隙間にひんやりと冷たいローションを垂らし、カイトの陰茎を挟み込んだ。なのはは膝立ちになっていて、足を広げたカイトの股ぐらを目の前にする体勢である。
「えへへ、はやてちゃんの言ってたパイズリって、これでいいんだよね?」
「ああ。なのはの胸が柔らかくて、気持ちいいよ」
「本当?じゃあ、もっとしてあげる」
なのはは両手で胸を横から掴み、押し込んで双乳の圧力を増やす。そして、豊かな乳からはみ出た亀頭に下を伸ばし、鈴口の辺りをちろちろとつつくように舐め始めた。しびれるような刺激と包まれるような柔らかさ。そしてローションのとろりとした感触が、カイトを段々と高ぶらせていく。
「カイトさん、私らも忘れちゃいかんて」
「今日はとことん、気持ちよくしてあげるからね」
いつの間にか、はやてとフェイトがカイトの両脇に忍び込んでいた。裸になった二人は首筋や胸、脇腹などの敏感な部分に舌を這わせ、指や手のひらを動かし、小さい体を精一杯使って愛撫する。その懸命さに応えようと、カイトも二人の秘所や尻に手を添えて快楽を与えた。
「あ、父さん、そこぉ」
「やん、指入れないで、ご奉仕出来へんからぁ」
カイトの全身は、今や快感と熱情のるつぼと化していた。カリ首を舌で舐められ、次に肉棒を包まれる感触が来たかと思えば、今度は敏感な両乳首が咥えられて甘咬みされ、電流のような刺激が襲う。三人の息はぴったりで、みるみるうちに熱が腰から下がり、陰嚢に溜まって、射精を抑える堰が切れかける。力を抜かないように集中してはいるが、感じる地点が分散していてどうにもこらえきれない。
「くぅ、三人とも、気持よすぎる。もう出るぞ」
【早く、早く気持ちいい印、出して?】
【私たちが気持よくして上げるから、何度でも、何回でも出してね、父さん】
「早く、熱くて濃い精子たっぷりのご褒美ザーメン、私たちに出してぇ」
なのは、フェイトは念話で、はやては指で乳首をつまみながら口頭で。それぞれにおねだりをして、その言葉がカイトを一気に射精へと向かわせた。余りの快感に腰が跳ね、驚いたなのはが鈴口から舌を離す。その瞬間、勢い良く飛び出した精液は、なのはの顔に、そして胸の上に向かって降り注いだ。今までで一番激しい射精であり、カイトは腰をガクンガクンと動かしながら、何度も、何度も、搾り出されるかのように精液を噴出させた。
……あぁ、カイトさんの精液、熱い……おっぱい、やけどしそうだよぉ……
精液の匂いを嗅いで、その熱さを体で感じ、なのははすっかり発情していた。だから、白濁色でデコレートされた両胸に、フェイトとはやてが飛びつき吸い付いて来ても、前ほどに嫌悪感を感じず、むしろ暖かく受け入れた。
「父さんの、せーえき、私も……」
「ザーメンもおっぱいも、独り占めなんてさせへんから」
「あっ、や、ひゃああん」
金髪と茶髪が揺れて、乳首を吸い、かかっている精液を舐めとる。フェイトのそれは、母親の母乳を一心不乱に飲む赤ん坊そのものであり、はやての熱烈さは、まるで豪華なメインディッシュを食べつくそうとしているようだった。
……三人とも、すっかり仲良くなったな。これなら、心配もいらないだろう……
カイトはそんな三人を、これからの旅路、その盤石さの象徴なのだと思った。そして、お返しに三人を絶頂させてやろうと、3つの桃尻がまとまった部分に顔を近づけ、なのはのぷっくり膨らんだ女陰を唇に含み、フェイト、はやての縦筋に指を挿入したのだ。
「あぁあああんっ!」
「ひゃっ!」
「やぁあん!」
三人の喘ぎ声が共鳴し、反響し、淫靡な水音も増していく。濡れそぼった秘所を刺激されて、三人同時に軽く絶頂したようだ。しかし、カイトは手加減をせず、舌を、指を激しく動かす。手先を器用に動かし、はやてとフェイト、二人のクリトリスを露出させて指先で弄ると、精液を飲んで陶酔していた二人はあっという間に絶頂一歩手前まで辿り着いた。
「あ、カイトさん、そこだめぇ、お豆摘まんといてぇ!」
「父さん、いい、気持ちいいよぉ、もっと、もっとぉ」
……これなら、二人は同時にイクかもしれない。だが、なのはは……
「っぁあああ!ダメ、だめだめだめぇ!」
案の定、一番に快楽を受けているのはなのはだった。フェイトとはやての二人が、下半身の快感から気を紛らわすため、余計に乳房への愛撫を強めているのだ。3つの箇所から強い刺激を与えられれば、他の娘より快楽に弱いなのはは、すぐに限界に達してしまうのだ。
「もうだめ、イク、イク、イクぅうぅうぅぅう!」
「もう少し待ってくれ。今はやてと、フェイトもイかせるからな。三人同時に、イクんだ」
「え、でももう無理、無理なの、でも、あ、ああ、ああああ」
既に悦楽の限界を越えながらも、カイトの一声で必死に留まっているなのは。その目の焦点はぼやけ、涎が一筋口から垂れていく。放心状態のまま、ただカイトの声だけが楔となって、なのはを絶頂から引き離していた。
「あはぁ、なのはちゃん。我慢して我慢して、それですっごく気持ちよくなっとる。目ぇくらんで、気絶して、
「大丈夫だよなのは。私もはやても、あぁん、もうイッちゃうから。三人同時に、
「あぁ、わたし、しあわせ、しあわせ、
三人とも、同時に限界を迎えた。その瞬間、カイトは三人のクリトリスを噛み、摘んだ。愛液の潮が吹き出し、顔と腕がびしょ濡れになった。
「に゛ゃあ゛あぁああああぁぁああぁぁ!!らめぇええええええええ!」
「あ、イク、いくうぅぅぅ!」
「ふぁあああああぁん!」
そして、なのはは仰向けのまま気絶し、倒れ伏せ、はやてもフェイトも、広がったなのはの両腕を枕にして、夢見心地の余韻を楽しんでいた。それはまるで、仲睦まじく川の字で眠る家族のようだった。
……なのは。暖かい。暖かいよ。こうして一緒にセックスすると、本当に……
……私と、カイトさん、なのはちゃん、フェイトちゃん。みんな家族や、愛しあう、家族……
なのは以外の二人は、家族や他人との触れ合いに飢えていて、このまぐわいにそれを求めていたのだ。カイトとなのは、二人の『大人』に甘えていたのだ。しかし、今やなのはの変身魔法も解かれ、三人の幼女が揃って眠っている姿が見えるだけだった。
カイトは三人の安らかな寝姿を、手のひらほどの大きさをしたカメラでパチリ、と撮影した。これは、あるデートの日になのはに選んでもらった品だ。三人がカイトの元に揃った時から、カイトは写真を撮り始めていた。三人が幼い少女である時間は限られているのであり、彼女らが大きく成長した時に、その『思い出』を残してやることは重要なのではないかと考えたからだ。
そして寝息を立て始めた三人に厚いタオルを掛け、暖房の温度を上げ、汗まみれのソファに座り込む。一時間もすれば皆が起きて、肉欲の宴がまた始まるのだ。だから、カイトも少し休むことにした。
――これが、冬の最中、降誕祭まで続く果てしない前戯、その最高潮の内の一つであった。
これが『パラディース』の日常シーンです。
こんな感じの馬鹿騒ぎが毎日繰り返されてるものだとご想像ください。