と言う事で、予定通り、第四艦隊の編制表。
(後半の会話はリメイクオリジナル)
次号(正午更新) バターン半島攻略戦(ネタいっぱい)
第四艦隊 根拠地 トラック諸島
任務・現状
トラック諸島以南・以東を作戦範囲・担当する艦隊。
『大西洋会談』後に松島宮少将を艦隊司令に据え、所属艦艇が配備・配置される。
戦力が充実している訳ではないが、加賀型戦艦・扶桑型戦艦4隻からなる第二戦隊が配備されており、アメリカ太平洋艦隊にとっては無視出来ない艦隊であった。
現在、ウェーク島沖海戦の損傷修理もあり、開店休業状態である。
第四艦隊 艦隊編制・配備艦艇
第二戦隊 戦艦 加賀(艦隊旗艦) 土佐 扶桑 山城
特設防空航空戦隊 軽空母 神鷹
第六水雷戦隊 軽巡洋艦 夕張(戦隊旗艦)
第二九駆逐隊 駆逐艦 追風 疾風 朝凪 夕凪
第三〇駆逐隊 駆逐艦 睦月 如月 弥生 望月
航空機
零式水上観測機 計6機
加賀1(レナータ専用機) 土佐1 扶桑2 山城2
零式水上偵察機 計4機
扶桑2 山城2
二式単座戦闘機『鍾馗』(空母機仕様) 計28機
神鷹28(予備機含む)
二式艦上偵察機『星雲』 計5機
神鷹5(予備機含む)
人事編制
第四艦隊司令 松島宮徳正王 少将
同主席参謀 滝崎 正郎 大佐
同次席参謀 神 重徳 中佐
特設防空航空戦隊司令 小園 安名 中佐
(航空部隊長兼務)
第六水雷戦隊 木村 昌福 少将
(艦隊次席)
艦艇解説(非史実艦・改装艦等)
加賀型戦艦
基準排水量 45900トン
最大排水量 49150トン
全 長 245.2 メートル
全 幅 36.1メートル
最大 速度 26.5ノット
航続 距離 10600海里/18ノット
武装
41センチ45口径連装砲5基10門
14センチ50口径単装砲14基14門
12.7センチ40口径連装高角砲8基16門
40ミリ四連装機銃6基
同連装機銃4基
25ミリ三連装機銃12基
同連装機銃10基
水観1機
同型艦 加賀・土佐
史実と違い、日本側の交渉団の奮闘(?)により、ワシントン軍縮会議での廃艦・建造中止を免れた『ビック・ナイン』の一角。
連合艦隊旗艦を経て、現在は扶桑・山城と共に第二戦隊に配属され、第四艦隊主力として君臨している。
扶桑型戦艦
基準排水量 43500トン
最大排水量 47690トン
全 長 216.8メートル
全 幅 34.6メートル
最大 速度 26.7ノット
航続 距離 11000海里/18ノット
武装
41センチ45口径三連装砲2基6門
同連装砲1基2門
14センチ50口径単装砲10基10門
12.7センチ40口径連装高角砲8基16門
40ミリ四連装機銃4基
同連装機銃4基
25ミリ三連装機銃8基
同連装機銃16基
水観2 水偵2
同型艦 扶桑・山城
昭和11年から16年5月まで長期大規模改装を受けてい扶桑・山城。(皇紀2600年観艦式ではダミー砲塔を載せるなどして改装中ながらも参加)
主砲を長門・加賀型の41センチ砲に装換、更に大和型戦艦建造に伴う『戦艦級主砲の三連装砲塔搭載のテストベッド』として、第一・第三主砲塔(旧第六砲塔位置に設置)は三連装砲塔を搭載している。
これにより、『違法建築』と言われた艦橋から後部艦橋までのスペースが空き、煙突位置変更(艦橋との接合・一体化)、水上機運用甲板設置(大和型のテストベット)、それに伴う整備格納庫設置(大淀型のテストベット)、機関機材の増設(旧第三・四砲塔撤去に伴う弾薬庫撤去によるスペース増加)等々の改装が船体中央部行われ、更に旧第五砲塔撤去に伴い、後部艦橋も大型化した。
また、副砲も砲手への負担の大きい15.2センチ砲から14センチ砲に装換している。
改装後、第二戦隊に配備、第四艦隊主力として君臨している。
貨客船シャルンホルスト号改装空母 神鷹
基準排水量 17900トン
最大排水量 21318トン
全 長 204.36メートル
全 幅 25.6メートル
最大 速度 26ノット
航続 距離 10000海里/18ノット
武装
12.7センチ40口径連装高角砲2基4門
40ミリ四連装機銃2基
同連装機銃2基
25ミリ三連装機銃8基
同連装機銃2基
搭載機
鍾馗28機 二式艦偵5機
(予備機を含む)
デッキカタパルト2基
同型艦 神鷹のみ
第二次大戦勃発により帰国不可能になった貨客船シャルンホルスト号を史実通り(&史実より早く)買取・改装した軽空母。
船体の若干延長や機関の改良、更にデッキカタパルト設置、煙突一体型(小型)島型艦橋、引き戸付き開放部など新装備等を加え、史実より強化された姿で第四艦隊に防空空母として配属された。
なお、シャルンホルスト号売買に関しては機関の1件(第52話参照)等々でドイツ側にかなりの優遇措置をとっている。
夕張型軽巡洋艦
基準排水量 3110トン
最大排水量 3400トン
全 長 145メートル
全 幅 14.04メートル
最大 速度 35.5ノット
航続 距離 6800海里/18ノット
武装
14センチ50口径連装砲3基6門
12センチ45口径連装高角砲3基6門
61センチ連装魚雷発射管1基2門
40ミリ連装機銃4基
25ミリ三連装機銃2基
同連装機銃4基
爆雷投下軌条2基
搭載機 無し
同型艦 夕張のみ
完成当時は話題となっていた夕張も現有状態での限界が見えた為、昭和14年から16年2月まで船体・全幅の延長、機関装換等を含めた装備変更・改装を実施、上記の記述データの通りとなった。(扶桑・山城同様、観艦式では船体改装は終了していた為、一部ダミーを載せて改装中ながらも参加)
高角砲は十年式12センチ高角砲(連装タイプ)を搭載しているのは八九式12.7センチ高角砲の在庫不足以外に、十年式の機材改善による性能向上(朝顔での運用結果)、並びに操作員教育が容易(三年式12センチ砲の高角砲化である為)である、との艦政本部の判断によるものである。
高角砲3基の内、1基は旧第四主砲位置に据えられ、残り2基は第一魚雷発射管を撤去・設置された。
現代は第四艦隊隷下の第六水雷戦隊旗艦を務める。
閑話
某月某日 海軍軍令部総長室
『五十六、これでいいのか?』
「おいおい、わざわざ確認するまでも無いだろう?」
総長室で山本総長は堀長官と電話で話していた。
内容は艦政から届けられた要望に対するもの。
「結局、『物は使ってみんと解らん』と言う話だ。その点では、第四艦隊は都合がいいんだ」
『と言うより、『殿下や滝崎君が居るから』だろう? やれやれ、『便利屋ではないぞ』と文句が来そうだな』
呆れ気味に堀長官がぼやく。
「あの2人なら、表向きはそう言うだろうが、すんなり受け入れるさ。そこら辺は弁えているからな」
『それは解っている。まあ、下手にバラバラで運用も出来んしな』
「それにな…活躍した殿下達に『何も無し』と言うのも不味い。階級やらを弄れん以上、こうするしか無いのさ」
『はぁ…やれやれ、本人は気にせんだろうが、『人気者の辛いところ』と言うべきか…わかった、とりあえず、殿下達には伝えておく』
「あぁ、すまんな。頼むよ」
そう言って山本総長は通話を終わる。
そして、件の要望をチラリと目を向ける。
そこには……『指定艦艇現場運用要望書』と書かれていた。
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