※この作品はR-18です。

大逆転! 大東亜戦争を勝利せよ!!   作:休日ぐーたら暇人

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と言う訳でニューカレドニア攻略です。
入りな為に内容薄め。


次号 米攻撃隊、第二機動艦隊へ飛来ス


152 ニューカレドニアへ

10月7日 午前9時頃 ニューカレドニアより北方600キロの海上

 

 

一機のコンソリデーテッドPBYカタリナ飛行艇が哨戒の為に飛んでいた。

 

 

「はぁ…なあ、ボブ、俺達はなんでこの空を飛んでるんだろうな?」

 

 

「仕方無いさ、ジョン。大統領様が喚いているらしいぜ」

 

 

「ケッ、酒飲んでる方がマシだ……ん? なんだ?」

 

機首の機銃座からチラリと海面が光るのが見えた為、目を凝らして海面を見た。

すると、海面にポツポツと艦影が見えた。

 

 

「ボブ! 艦隊だ! ジャパンの艦隊がいやがるぞ!!」

 

 

「おいおい、冗談はよせよ。ガダルカナルが落ちたから、いったん引き上げたって…」

 

そう言いながら、『そんな自分勝手な話が通る訳ない』と思いつつ『出来れば嘘であってほしい』と同僚が指差す海面を確認し…ものも見事に現実を見せつけられた。

 

 

「…機長!! 艦隊だ!! 間違いない!! ジャパンの艦隊だ!!」

 

 

「くそ! そんな上手い話がある訳ねえんだよ!! 急いで打電しろ!!」

 

機長は怒鳴りながら機体を反転させた。

 

 

 

大和艦橋

 

 

「見付かりましたな…作戦通りに」

 

逃げて行くカタリナ飛行艇を見ながら宇垣参謀長が言った。

 

 

「えぇ…まあ、そうでないと、敵艦隊が出てきてくれませんからね」

 

 

「さて…ヌーメアの司令部はどう判断を下しますかな?」

 

 

「…我々に集中するか、第二機動艦隊の事を気にするか…どちらにしても、航空攻撃はあるでしょう。対空警戒を厳に、第三・第八航空戦隊に直衛機の発進待機を」

 

 

「はい」

 

 

第一艦隊はそのまま進む。彼らの獲物は敵艦隊だからだ。

 

 

 

ヌーメア 南太平洋艦隊司令部

 

 

「やはり…現れたか…」

 

スプルーアンス中将の言葉に司令部の誰もが天を仰いだ。

ガダルカナル陥落から1週間…来るだろうと思っていた、出来れば来ないでほしいと思った…だが、来てしまった…しかも、ハワイを通じて来た大統領の指示は『死守せよ』と言う無茶振りだった。

 

 

「……迎撃の艦隊は?」

 

 

「…出撃しました…飛行場は攻撃隊の準備中です…」

 

誰も喜ばない…逆に絶望が深くなっていく。

 

 

「……他に艦隊は? ラバウルやガダルカナルを襲い、トケラウで輸送船団を壊滅させた…敵の機動艦隊は?」

 

スプルーアンス中将の言葉に司令部は凍る。

そう、カタリナ飛行艇からの報告は『艦隊』であり、『機動艦隊』ではない。

 

 

「…す、直ぐに周辺海域を確認します!」

 

士官が慌てて出て行く。

スプルーアンス中将は無駄だと思ったが、祈った。

 

 

 

1時間後 再び南太平洋艦隊司令部

 

 

「い、居ました!! 西の方向600キロ海上です!! 大型、或いは中型空母複数を含む機動艦隊!!」

 

士官が報告の為に飛び込む。

それを聞いたスプルーアンス中将はスッカリ諦めた顔になっていた。

 

 

「準備出来ていた攻撃隊はそちらに向けて発進しました!」

 

 

「そうか…彼ら次第か……無理だろうがな…」

 

指揮官の発言としては言ってはダメな部類な発言だが、司令部の誰も咎めなかった。

ヌーメアの飛行場から発進した攻撃隊の大半は陸軍機。対艦攻撃の練度は……グリーン諸島沖と変わっていない…部隊が違うとは言えだ。

そんな状況故にスプルーアンス中将は攻撃隊の戦果も微々たる…下手したら、一方的結果に終わるかもしれないと考えていた。

 

 

「……海兵隊を…ヴァンデグリフト少将を呼んでくれ…」

 

悲壮感にかられながら、スプルーアンス中将は海兵隊のヴァンデグリフト少将を呼ぶ事にした。

 

 

 

その頃 第二機動艦隊 艶鶴艦橋

 

 

「ヌーメアに足を伸ばしていた神鷹の二式艦偵より報告! 『ヌーメア市街地ハ『トリコロール』デ染マル』です!」

 

奥宮少佐の報告に角田中将と小田切中佐は互いに頷く。

 

 

「やりました」

 

 

「あぁ、フランス側が上手くやってくれた」

 

ニューカレドニア攻略に際して、アメリカの(不法)占拠状態にあるヌーメアで明確に軍民の線引きが難しい可能性がある。故に日本側の要請に応え、自由フランス側は『『ヴェルサイユ行進(10月事件・10月行進)』を称える為にフランス国旗を掲げよ』とヌーメアの現地行政府に伝えていた。

そして、これは大きな意味を持つ…国旗を掲げている以上、アメリカ兵はそこに『入れない』、或いは『排除されても仕方無い』のだ。

 

 

「更に続報! 別の二式艦偵が此方に飛来する攻撃隊を発見! 機種は既存ばかり…F4F、F4Uコルセア、P38、ドーントレス、アヴェンジャー、B17、B25…約100以上!」

 

 

「基地空の全力で先に我々を潰しに来たな」

 

続けての奥宮少佐の報告にも角田中将は落ち着いていた。

 

 

「迎撃隊の発艦、並びに対空戦闘準備を行わせます」

 

 

「うむ…敵攻撃隊を此方で吸収すれば、第一艦隊や陸軍の輸送船団も大丈夫だ。ここが我々の正念場だ」

 

直ぐに艦隊全艦に指示が飛ぶ。戦闘ラッパが鳴り響き、乗組員が戦闘配置に就く。

飛行甲板で待機していた各空母の戦闘機がエンジンの轟音を響かせ、カタパルトで発艦していく。

更に一部の艦…加賀のレナータの水観の様に水観を中心とした迎撃隊も発進していく。

いま、ここに、米豪遮断作戦と南太平洋の運命を決める戦いの火蓋がきって落とされた。

 

 

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