※この作品はR-18です。

大逆転! 大東亜戦争を勝利せよ!!   作:休日ぐーたら暇人

160 / 167
1日目だと言いました…前日談が入ります。
(YouTubeでネタを見付けたので)
にしても、読者の皆様、気が早すぎです。
(いや、仕方無いけど)


次号 2☆日☆目☆(甘いよ〜&R18)


160 独占期間1日目

11月14日 ドイツ大使館

 

皮肉にも14日を丸々休暇前の事務処理等に松島宮と滝崎が回す事にしたので『くじ引き』で一番手になったエーディトも事前に纏めていたレポートの提出と休暇申請の為、朝一番にドイツ大使館へと足を向けた。

そして、『在日駐在武官のトップ』であるパウル・ヴェネカー中将に直接手渡しでレポートを提出した。

 

 

「概要的な事は日本海軍からも聞いているが…君のレポートの方が現場を生で見てるだけに読み応えがある。私が海軍軍人で、戦艦に乗っていたと言うのもあるがね。だが、本国でも第三者として日米の戦いを生で見たレポートと言うのは貴重だ。アメリカ軍の戦略・戦術行動分析にも使えるからな」

 

 

「ありがとうございます……ところで、ニューカレドニアのヌーメアの件ですが…」

 

 

「…あぁ、『観戦武官の身で、中立者として、降伏調印に立会者として調印した件』かね? 批判的な事は誰も何も言っておらんよ。むしろ、政府上層部は『外交カードが増えた』と小躍りしていたそうだが…まあ、皮肉にもマツシマミヤ殿下が居た以上、上層部としては不問にするしか無いと言うのが現状だ」

 

生真面目故に『御伺無しに調印した』事を気にしたエーディトであるが、どうやら、大使館も本国も問題にはしない、どころか、ドイツ本国は何かしらの手札になると『喜んでる』様だ。

 

 

「にしても、珍しいな。レポートと一緒に休暇申請か…流石に今回は疲れたかね?」

 

 

「っぅ! は、はい! 流石に3月近くも戦闘行動中でありましたし、調印の事もありましたので!」

 

ヴェネカー中将の問いにオーバーな反応で返すエーディト。

そして、史実では『唯一大和に乗艦した外国人』のヴェネカー中将はその反応から何か察したが、故に静かに笑って流す事にした。

 

 

「はっはっは、まあ、今回は南太平洋に張り付きぱっなしだったからな。いや、構わんよ。ところで…次の作戦について何か言っていたかね?」

 

 

「いいえ。ですが、アメリカ海軍の戦力がほぼ皆無であり、本国の様子があれでは…年明けまでは動かないと思いますが」

 

 

「流石のマツシマミヤ殿下の筋でも静かか…いや、済まなかった。では、このレポートをじっくり読ませて貰おうかな。休暇明けに色々と質問するかもしれないが…まあ、気にせず休暇を楽しみたまえ」

 

ヴェネカー中将の言葉に生真面目に敬礼で応えたエーディトだった。

 

 

 

翌日15日 高松宮邸

 

 

『独占期間』の1日目、最初の2日間を1番手として手にしたエーディトだったが…事前に言われていたならともかく、やはり、昨日今日の話では『何処に遠出』ともいかず、こうして高松宮邸であの軍用ハーレーバイクを整備の為に弄っていた…軒先で滝崎が座って見てる前で。

 

 

「………そんな、ジーと見るな。気が散る」

 

 

「…なら、どうしろと?」

 

滝崎の返答(質問?)に更に顔を赤くさせるエーディト。

昨夜の時点で『独占期間』の事は滝崎も知っている…レナータがバラしたから…が、故のこの状況である。

 

 

「…と言うか、『整備をしてるのを見るだけ』の何が楽しいんだ?」

 

『予定未定』の結果が『本人がバイク整備をして、誘われた方がそれを見てる』なのだが、誘われた滝崎が2つ返事でそれを承知し、それを滝崎が実際に見ている事にエーディトが手を動かしながら訊いてくる。

 

 

「ん? だって、自分の知らない事を知ってる人間がやってるって、面白くない? あぁ、嘲笑的な意味合いではなくて、興味的な意味でね」

 

実際、滝崎はバイクの事なんてサッパリ解らない。車にも興味はあまり無い。但し、『好きな事と関わってる』から『見聞きした程度の大雑把な話』なら出来るだけだ。

それと、滝崎は『他人の話ややってる事を見聞きする事が好き』な人間である。それが他人同士の話を横で聞いてるだけでも、耳に入れば聞き耳を立てるぐらい……それが良いか、悪いかは人によるが。

 

 

「………そうか……」

 

その返答にエーディトに耳が赤くなる。

実際、この時代、女性パイロット自体が(一時期ブームになったと言え)現代より少ない時代に整備も出来る『女性ライダー』となれば更に希少(下手したら幻レベル)である。

(エリザベス女王? あの御方は大戦末期に訓練を受けたからだ)

そんな、何とも甘い空気が軒先に流れていた。松島宮やレナータ以外なら、ブラックコーヒーを求めたかもしれないが。

 

 

 

午後3時半頃 高松宮邸 エーディトの部屋

 

 

 

「…で、どうする?」

 

 

「ん? 何が?」

 

バイクの整備を終え、コーヒータイムの後、エーディトの部屋で滝崎に身を寄せて、更に顔を滝崎の胸に擦り寄せ、頭を撫でられながるエーディトに滝崎が訊いた。

 

 

「いや、2日の独占期間なら、明日はどうするの、って話なんだが?」

 

 

「……あー…うん…そうだな…」

 

やる事を思いつけず、結局こうして『ただの休日を過ごす』方向にしかもっていけれずに1日目が過ぎた以上、2日目も…は確かにまずいし、勿体ない。

 

 

「……マサロウ、お前が考えろ…」

 

そして、その本人は思考を放棄し、甘える様に滝崎の胸に顔を埋める。

普段はレナータに『お前も考えろ』『シャキッとしろ』と言うエーディトがである……レナータが見たら間違いなく、煽る案件である。

そんな中でも、滝崎は溜め息を吐きながら、エーディトの頭を撫で続けていた

 

 

 

次号へ




ご意思ご感想をお待ちしております。

本作品ヒロイン(3人)とのR18シーンの有無

  • 有り
  • 無し
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。