※この作品はR-18です。

大逆転! 大東亜戦争を勝利せよ!!   作:休日ぐーたら暇人

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戦闘レベルにまで歴史が改変します。(滝崎には預かり知らぬところ)
日米関係が一気に動きます。(題名で解るでしょうが、悪い方向に)



75 国外情勢推移(2)・ライン演習作戦・バルバロッサ作戦・日米緊張

1940(昭和15)年6月22日以降の世界情勢(68~74話まで)

 

6月22日 フランス降伏(68話記入)

 

これにより、ドイツはパリを中心とした大西洋側沿岸を含んだ北フランスを取得。南フランスにはフィリップ・ペタン元帥を首班とする『ヴィシー政権』(首都 ヴィシー)が成立する。

翌23日にはシャルル・ド・ゴール将軍を主軸とする『フランス国民委員会(自由フランス)』が設立される。

対して、日本帝国政府は『(フランス植民地のこともあり)臨時処置として、両政府・委員会を受け入れる』と表明。

よって、在日フランス大使館・領事館は『ヴィシー・自由フランスが屋根一つに混在する』状態が生まれたのである。

 

また、史実であれば7月3日に『メルセルケビール海戦(カタパルト作戦)』が発生しているのだが、日本帝国政府が『ヴィシー政府が独立国である以上、中立的立場を取るなら、ドイツによる戦力摂取は違法である』と『釘を刺した』為に発生していない。

よって、史実で同年9月下旬に発生したダカール沖海戦(メネス作戦)等の対ヴィシー国作戦も行われてはいない。

 

 

 

6月28日 ソ連、ルーマニアに対し、東部地域をソビエト・ウクライナに譲渡するよう脅迫

 

実はフランス降伏前の6月14~18日に掛けて、バルト海沿岸諸国(バルト3国)を占領していた。

更に3国では後の7月14~15日にソ連の謀略でクーデターが発生、8月3~6日にバルト3国をソ連へと併合した。

これら事項に日本はソ連に抗議、特にタイミングの良いクーデター後の併合には『民族自決に反する行為』と声明を出した。

 

 

 

7月10日~10月31日 バトル・オブ・ブリテン

 

史実通り発生。(詳細割愛)

余多の航空攻撃にも関わらず、降伏する素振りを見せないドイツはアシカ作戦を中断せざるをえなかった。

 

なお、この期間中、遅延や航路変更等はあったものの、欧州巡回航路船の3隻(新田丸・八幡丸・春日丸)は動き続けた。

船体中央部、船首側前部甲板、煙突部などに日の丸を描き、船医・看護婦・警察官や憲兵を増員するなどしていたが、運航が続けられていた。

そして、この間、3隻は撃墜された航空機のパイロットや寄港中の空襲での人命救助を行い、『地獄の中の希望の船』と密かに言われる様になっていた。

 

 

 

8月30日 第二回ウィーン裁定

 

ルーマニア・ハンガリー間の争点となっていたトランシルバニアについて、ドイツ・イタリアは調停に委ねる事とした。

これにより、ルーマニアでは政変が発生し、独裁政権となった。

 

 

 

9月27日 日独伊三ヶ国会談

 

史実では『日独伊三ヶ国同盟』締結日であるのだが、日伊が戦争状態でない為、『会談』となった。

この会談では日本・イタリアはドイツにイギリスとの休戦・停戦を求めるものの、これは不発に終わる。

また、ソ連含めた共産勢力に関しては三ヶ国は『何かあれば協力する』と言う程度にとどまる。

 

なお、日本・イタリアではこの会談の際に『日伊通商条約』が締結され、何気に両国間の交流が深まる事になる。

また、日本を仲介者として、イギリスは経済支援等により、イタリアの戦争中立(イギリスを敵にしない)を確保する事になる。

 

 

11月20~23日 スロバキア・ハンガリー・ルーマニアが枢軸国に加盟

1941(昭和16)年3月1日 ブルガリアが枢軸国に加盟

 

 

 

74話(3月16日)以降

 

 

4月6日 イタリアを除く枢軸国がユーゴスラビアに侵攻

4月10日 クロアチアが独立宣言 ドイツ承認

4月17日 ユーゴスラビア降伏

 

(なお、史実では4月28日にイタリアがギリシャ侵攻を始めるが、この世界では行われていない)

 

 

5月19日 ライン演習作戦開始

戦艦ビスマルク、巡洋艦プリンツ・オイゲン、ゴーテンハーフェンより出港。

(この時、スウェーデン海軍巡洋艦ゴトランドに出港を通報される)

 

5月23~24日 デンマーク海峡海戦

結果から言えば『歴史は変わった』。

巡洋戦艦フッドを轟沈させる筈だった、ビスマルクの第四斉射の砲弾は史実通り非装甲部分に命中。

しかし、当たり角度とそれによる信管故障で不発弾となり、紙一重で助かった。

だが、弾薬庫付近に不発弾を抱えたままの砲戦は危険であった事、同行のプリンス・オブ・ウェールズが新造艦で艦内に作業員を乗せた状態で交戦、損傷している事、更にそこへ『史実』にはなかったドイツ側の援軍到来がイギリス側の撤退を決めさせた。

 

一方、ドイツ側はプリンス・オブ・ウェールズとの砲戦でビスマルクも損傷を負っていたが、史実の様に燃料タンクは損傷していなかった。

何故なら、史実ではこの時点で沈んでおり、今は北大西洋を狩場にしていたハンス・ラングスドルフ大佐が指揮するアドミラル・グラーフ・シュペーが予め支援出来る様に近場まで来ており、砲戦開始の報を受け駆け付けてくれたからだ。

この為、アドミラル・グラーフ・シュペーの横槍により、砲戦を妨害され、燃料タンク損傷に至る損傷が発生しなかった。

戦闘終了後、指揮を執るリュッチェンス中将は戦闘が長引いた事、更にこの砲戦で損傷を受け、イギリス海軍がこの機会を逃すまいと集結する事を危惧し、作戦を中断し、引き上げる事を進言した。

この進言にヒトラーは不快感を示すが、日本関連で株と信頼度を上げたレーダー元帥の説得を受け、これを認可した。

そして、ここでレーダー元帥は一手打つ。

先程の砲戦で燃料タンクを損傷したビスマルクはブレスト港へ向かう様に指示する偽電を打ったのだ。

これを傍受したイギリス海軍は周辺の輸送船団護衛まで引き抜いて、ブレスト港に向かうルートを血眼になって捜索した。

それが偽情報であった事が解るのはビスマルクとプリンツ・オイゲンがアドミラル・グラーフ・シュペーを殿に来た道を戻り、ノルウェーのベンゲルに向かっている事を26日に再び巡洋艦ゴトランドに発見されてからである。

(この時、ゴトランドは日本より購入した零式水上偵察機とカタパルトの運用訓練中だった)

この時点で追撃艦艇の大半は燃料が枯渇状態であり、見送る事しか出来ず、報告を受けたチャーチル首相は『ナチに一杯食わされた』と苦笑していたが、『一回の砲戦で退けたのだから、充分に成果はあった』とポジティブなコメントを報道陣に出している。

 

結局、互いに中途半端な結果に終わったものの、イギリス海軍はビスマルク、後に完成する姉妹艦ティルピッツ、更に既存の主力級艦艇に相当な神経を使い、ドイツ海軍対策を修正する程だった。

だが、皮肉な事に、このビスマルクを逃した事が結果的にイギリス他ヨーロッパ諸国を喜ばす事になるのは………滝崎を含めて、まだ知らぬ先の未来の事だった。

 

 

6月22日 ドイツ軍を中心とする枢軸国軍 バルバロッサ作戦開始

独ソ不可侵条約を破り、ソ連への侵攻開始。

なお、日本は『中立を保持する』と表明。

イタリアは『国としては参戦しない。だが、義勇兵は別である』と発表。

 

 

1ヶ月後 7月23日 アメリカ ワシントンDC ホワイトハウス

 

後に『対日外交失敗の第一歩』『失政の始まり』等々言われる記者会見がルーズベルト大統領によって行われた。

 

 

『ある情報筋によりますと、現在ドイツに侵攻されているソ連に対し、日本は満州方面に戦力を集結させ、シベリアへ侵攻しようとする兆候がある、との事です。日本はヒトラーと共にソ連に侵攻し、我が物とする気であります。自由と平等を標榜する我が国としましては、これを見過ごす事は出来ません。断固とした抗議と共に、満州からの日本軍撤収を要求します』

 

……この発表は衝撃と共に世界を駆け巡った。

無論、日本政府は『そんな意思はない』と即日抗議したが、聞く耳は持たれず、アメリカ政府は25日に在米日本資産凍結、8月1日には対日全面禁油、並びに日米通商航海条約破棄が実施された。

この『侵攻疑惑』により、蜜月状態の日米関係は一転して、緊張状態に陥った。

 

 

 

なお、この発表はアメリカ国内でも衝撃を巻き起こし、様々な人間が日記・日誌や新聞、ラジオ等で数多くコメントを遺しているのだが、当時自ら設立したカルフォルニア州の訓練センターに居たパットン少将(当時)の日記が後に一躍有名となった。

何故なら、よほど感情的になったのであろう、特徴的な自らの筆跡で1ページ丸ごと使い『Nuts!(ナッツ 意訳『アホ』等)』と書いていたからだ。

(そして、次のページからは論文の様に長々と持論を綴っていた)

 

 

 

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