(甘いよ! 書いてて甘過ぎて、自分でも苦笑いしたし、気恥ずかしくなったよ! 超絶ブラックコーヒーか激辛料理必須な!)
次号 第四艦隊編制(自らの整理も兼ねて)
1月14日 北海道 登別温泉 夕方頃
「…と言う訳で、今日は帰れなくなりました」
『…うん、それは仕方ないな』
電話口での滝崎の説明に松島宮は何とも言えなさそうに返事を返す。
この日、滝崎はレナータと共に室蘭に来ていた…と言っても、最初は滝崎単独の予定であったのが、レナータが『久々に飛びたい』と言ったので、(悪い言い方だが、『足』として)同行する事になった。
では、何故、滝崎が室蘭に来たのかと言うと、①慣熟訓練が完了した新造駆逐艦の視察、②提案した新しい造船所(第27話参照)である室蘭造船所の視察、である。
だが、途中で予定が狂ってしまい、日帰りの筈が帰れなくなり、室蘭の東隣にある登別の温泉街で泊まる事になった。
(なお、レナータの水観は室蘭の方で預かってもらっている)
「朝イチ出発で帰る予定だけど…まあ、天気とかの具合でどうなるかは解らないのは理解してね」
『わかった、わかった…まあ、急ぎの仕事もないし、無理して遭難は嫌だからな…叔父様にはそう伝えておく』
「あぁ…じゃあ、そろそろ」
『うむ、気を付けてな』
そう言って通話を終わらせ、受話器を戻した。
「長々とすみませんでした。これ、気持ちですので」
「あらあら、わざわざ、そんな…」
「いえいえ、借賃と言う事で」
そう言って女将さんに百円札を渡して、滝崎は部屋に戻る。
「あっ、マサロ〜、トクマサはなんて〜?」
その途中、温泉からの帰りのレナータとばったり出くわした。
「あぁ、帰れないと言って、理由を話したら、すんなり納得してくれたよ…まあ、原因が君なんだけど」
…どう言う事かと言うと、レナータが同行した為に周囲が騒ぎになり過ぎて(そもそも外人令嬢なんて中々見ないから)、足止めをくらったのが原因だからだ。(まあ、レナータのせいではないが)
「でも、こんな良いホテルに泊まれる事になったわよ?」
「怪我の功名と言うべきだな。にしても、これは気後れするわ」
なお、2人が宿泊するのは登別温泉街にある登別グランドホテル(1938(昭和13)年営業開始)である。
(…因みに、代金大丈夫なの?)
(何気に使うアテが無くて、貯金状態の給料から払えたから、大丈夫)
(…帰ったら私の分は返すね)
「いや、そんな急がなくても大丈夫だから…とりあえず、俺も温泉入ってくる」
「了解〜、良いお湯だったから、ゆっくりしてきてね〜」
「そうさせて貰うよ」
そう言って、2人はいったん別れた。
夕食時 宿泊部屋
「ねえねえ、そう言えばさ」
「ん、なに?」
部屋で夕食の登別漁港の海の幸を堪能する中でレナータが話し掛ける。
「なんでマサロウが単独で視察に来る事になったの?」
「あぁ、なるほど…別に室蘭を指定した訳ではないけど、造船所の新設・増設を提言したんだよ。と言う事で『言い出しっぺの法則』でお前が見てこい、と」
「へぇ~、マサローって、そんな事も提案してたんだ」
「まあ、決めたのは上だから、直接の関係は薄いんだが…ちなみに、レナータはなんで付いて…いや、この場合は運転手役か? してくれたんだ? まあ、専用機の整備具合を見る為でもあるんだろうけど…?」
「もちろん、『付いて行ったら、なんか面白そう』だったから!」
「…うん、わかってた」
もう素直過ぎるレナータの返答に『あぁ、やっぱり』と滝崎は内心思っていた。
「まあ、実際、こうして温泉楽しめたしね〜」
「松島宮は置いとくとして、エーディットが聞いたら何と言うか解らないからな…あんまり言うなよ」
「スィー、スィー(はい、はい)…にしても、マサロウって優しいよね」
「これまた、いきなりだな…普通だよ、普通」
「うーん、マサロウの場合、何と言うかな〜…こう、『そう言う事があると知ってる』から優しいって言うのかな〜、ほら、私がパイロットなのとか、エーディットの事情とか」
「そりゃあ、まあ、この世界に億単位で人が居れば、そんな事もあるでしょう」
…今から70年も先の未来なら、嫌でもそんな話は耳にするし、偉人・有名人でも古今東西あった話だからだ、なんて言えないが。
「あと、これは個人的感想だけど…マサロウって何処か母性的…あー、男性だから、この場合は父性的かな? こう、親みたい優しさはあるね〜」
「……それは言われた事はないな…いや、待て、俺、まだ子供も何も居ないのに父性? いやいや、なんでやねん」
「わ〜、これぞ、ヒトリマンザイ」
納得からのツッコミを入れる滝崎、そのノリツッコミを楽しむレナータだった。
夜半
「スカ〜…スピ〜……んん? なんだ…??」
気持ち良く寝ていた筈なのに、なんだか身体の上に何かが乗ってきた事に気付いて、寝惚け目ながら起きる滝崎。
そして、その寝惚け目で見たのは…
「……レナータさん…何をしていらっしゃるので…?」
「ん〜、マサローを襲う、と、こ、ろ♪」
…滝崎の布団に潜り込んで、更にスルスルと滝崎の浴衣を脱がしていた。
「…あー、えーと…これ、色々と不味いんでは…」
「外交問題でも気にしてる? 大丈夫、大丈夫、黙っとけばバレないし、私の事だから、本国も『あっ、そう』で済むわ」
「いや、待って、待ってくれ。幾ら君でも…あっ、そうか、問題児…待て、待て、経歴を利用するな」
「ほら~、やっぱり、マサローって優しいじゃ〜ん」
「そうかもしれないが、それだけじゃあない。と言うか、君はいいのか、それで?」
「襲ってるの私だけど?」
「…うん、そうだね、そうだったね…って、ちょっ、まっ!」
「ふ〜ん、マサローの『ここ』は違うみたいだけど〜?」
既に浴衣を着崩し、滝崎の胸板に自慢の胸を自ら押し付け、更に手を股へ伸ばして、下の反応を楽しそうに訊くレナータ。
「っぅ〜…あのさ…好きでもない男とこれは…」
「むぅー、幾ら軽い私でも、好きでもない男にこんな事やる程、尻軽女じゃないわよ」
そう不機嫌そうに言うと滝崎の胸に顔を擦りつけるレナータ。
「それと…私、まだ処女だからね」
「…そうか、よかった……よかったのか?」
「…マサロー、鈍過ぎ!」
そう言うとレナータはキスをする。
された滝崎もそのままディープキスを続け、暫くして、口を離す。
「…やめるなら今だけど?」
「あら、私の性格、知ってるでしょう?」
とりあえず、最後の確認をした後、滝崎からキスをした。
「っぅ~…マサロ〜…って、なかなか…上手いね」
最初は互いにしていたものの、いつの間にやら一方的に愛撫されていたレナータが自分の右手の人差し指を甘噛みしながら呟いた。
「(なんで経験無いのにこの類いは上手いって言われんだ?)…あ~、俺もそんなに回数はしてないんだが…?」
「ウソ…やっぱり、マサローって天然?」
「いや、解らん…ホントに」
そもそも、そっち方面の天然とはなんぞや?
「なら、私達の相性いいのかしら? まあ、私は最初から悪くは無いとは思ってたけど」
そう言いながら起き上がると、レナータは滝崎を反対側に押し倒す。
「あっ、待った。避妊具ないぞ?」
そもそも、そんな予定がなかった。(色んな意味で)
「ん~、これのこと〜?」
そう言いながら、小悪魔の様に口の端で避妊具の袋の端を噛みながら、片手で器用に開けていくレナータ。
「…準備がよろしい様で」
「ニヒヒ〜、『面白そう』って言ったでしょう?」
「…君は猫かい? 小悪魔かい?」
「さぁ〜、どっちでしょう? まあ、それを今から確かめる訳だけど?」
(あ~、これ、猫は猫だけど、『猫科動物ライオン』ってパターンだ…ライオンってヒョウ分類だっけか? なら、レナータはヒョウか?)
「ちょっと〜、別な事考えてない〜?」
要らん事を考えている間に滝崎に避妊具を付け終わったレナータが迫る。
「えーと…とりあえず、お手柔らかにお願いします」
「それはこっちのセリフ……処女なんだから…優しくね?」
流石にそこは乙女らしく、頬を赤く染めながらお願いするレナータだった。
……なお、此方は此方で朝までイチャイチャしていた2人だった。
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本作品ヒロイン(3人)とのR18シーンの有無
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