~ほんとはただ寝たいだけ~18禁部分抜き取り版 作:真暇 日間
流石に後篇まで上げるのは無理だったので先に前篇だけ。後編はまた今度。
※この作品は『ゼロの使い魔~ほんとはただ寝たいだけ~』の090話で省略された部分です。くちゅくちゅされたデルフリンガーがもっとくちゅくちゅされるだけのお話です
。あくまでくちゅくちゅされるだけです。
レアは笑う。声をあげることなく静かに笑う。その視線の先にあるのは、完全に死に体のデルフリンガー。両手を頭の上で押さえ付けられ、腰の上に跨がられて身動き一つできそうにない。
できそうにない。
だが、デルフリンガーを押さえ付けているレアはそんなことには構わずにゆっくりとデルフリンガーの顎先をつついていた左手を下ろしていく。
その指先は顎から首へ、首を半周して項へ。まるで羽箒のように優しく動き回るレアの指先に、デルフリンガーは必死になって唇を噛み締めて声を抑えている。
押さえられていない両足の指がきゅうっと何かを耐えるように丸まり、デルフリンガーは体を縮ませる。それはいくらデルフリンガーが敏感だからと言って、常識的に考えればあり得ないことだと言うのは一目瞭然。しかし事実としてデルフリンガーはレアの手によって声を上げるのを我慢している。
ればあり得ないことだと言うのは一目瞭然。しかし事実としてデルフリンガーはレアの手によって声を上げるのを我慢している。
これには、実はあまり知られてはいないレアの体質が影響していた。
レアがまだレアではなく『織斑ルイズ』と名乗り続けていた頃。ルイズは自分の魔力を無意識のうちに漏れ出させて様々なものを変質させてしまうことがあった。
料理を作れば奇妙な見た目と味へと変わり、生物を愛でれば変質して魔獣へと変わり、そしてマジックアイテムならば魔力に耐えきれずに自壊するか魔力に耐えて上位魔法に転換する。
に転換する。
それはあまりにも膨大な量まで増えた魔力の影響。今でこそ自分自身で意識すれば抑えられるようにもなったが、当時はただただ放出を続けるだけの魔力散布機のような物だった。それこそ、スイッチ一つで止められる分スプリンクラーの方がまだましだったのではないかと言うほどだった。
だった。それこそ、スイッチ一つで止められる分スプリンクラーの方がまだましだったのではないかと言うほどだった。
その膨大すぎる魔力は、今ではさらに量を増やしてルイズの中に眠っている。
……そして、デルフリンガーは今は人型となってはいるものの間違いなく剣の精霊であり、同時にインテリジェンス・ソードと言う立派なマジックアイテムでもあるのだ。
デルフリンガーは突然の人間の身体の感覚に振り回される。剣のままならば感じることの無かった擽ったさ。触れ合う時の柔らかさ。そして暖かみ。
剣のままでも触れられている感覚や自分の限界を感じることはできていたが、人の身体のそれは今までデルフリンガーが感じてきたそれらの感覚より遥かに複雑で種類が多く、そして甘美なものだった。
く、そして甘美なものだった。
暴れたくとも全身を侵すレアの魔力によって過敏になった肌は、床やレアの服等に触れるだけでピリピリとした奇妙な感覚を送り込んでくる。それどころか、なにもしていなくともレアの魔力によってデルフリンガーは体内から開発されていってしまう。まるで、常に媚薬を肌に塗りつけられているような……。
なくともレアの魔力によってデルフリンガーは体内から開発されていってしまう。まるで、常に媚薬を肌に塗りつけられているような……。
「ッ……ふ……ぅ…………ッあん!?」
デルフリンガーの首筋を撫で続けていたレアの手が、僅かに下に進む。同時に耳に息を吹き掛けられたデルフリンガーは、抑えようとしていた声を挙げさせられてしまう。
首から下を完全に被っている分厚いライダースーツのような服はレアの指の触れる感覚を遠くしてくれたが、指からの感覚が無くなってしまったが故にデルフリンガーは耳に息を吹き掛けられるだけで声を挙げてしまった。
に息を吹き掛けられるだけで声を挙げてしまった。
そんなデルフリンガーを見て、レアは純粋に見える笑みをさらに深くする。その笑顔の裏に何を隠しているのかは誰もわかりはしないが、少なくともデルフリンガーにとっては良いものでは無いことは確かだ。
ては良いものでは無いことは確かだ。
両手を押さえ付けられ、身動きのとれないデルフリンガーが悶える。その事が心底楽しいことだと言うかのように、レアはもう一度耳に唇を近付け、デルフリンガー以外には聞き取る事のできないような小声で囁いた。
は聞き取る事のできないような小声で囁いた。
「どう? デルフリンガー。奇妙な感じがするでしょう?」
……恐らく、ここでレアがはっきりと『気持ちがいいか』と聞いていたならば、デルフリンガーは悶えながらも即座に否定しようとしただろう。
だが、今回レアはあえてはっきりとは言わずに『奇妙な感じ』と言葉を濁した。
普通ならば殆ど変わることの無いその言葉の違いは、今のデルフリンガーにとっては天と地ほども違っていた。
「ぁ……っぐ……ぁあ、そうだ……っな。……きもち、わるぃったら……ありゃ……っくぅ……」
「……ふぅん? 気持ち悪い……ねぇ?」
レアはデルフリンガーの言葉を聞いて、表面上はまだ純粋に見えた笑みを明らかに邪悪なものへと変えた。
その表情はいたずら好きで加虐趣味の猫を思わせ、その印象の通りにレアはデルフリンガーをさらに弄び始める。
袖の内側からほんの僅かに杖先を覗かせて、レアはポツリと幽かに唱えた。
すると突然デルフリンガーの着ていた分厚いライダースーツのような服が下腹部から縦に引き裂かれていき、なだらかな曲線を画くデルフリンガーの腹部が覗き、形のいい
臍が露出する。
下腹部から始まった切れ込みはそのまま真っ直ぐ上行し、胸の谷間に入ったところで止まった。
「……ふふっ♪ 綺麗な肌ね」
「ぁ? ……ッ!? な、何やって……つか、どうやって……!?」
レアに言われて漸く自分の服が切り裂かれていることに気付いたデルフリンガーが悲鳴のような声を挙げるが、レアは何も言わずに服の切れ目から手を入れてデルフリンガーの腰回りを直接撫で回す。
ーの腰回りを直接撫で回す。
まるで蛇のようなその手はデルフリンガーの着るスーツを内側から変形させ、外から見ても今どこを触っているのかが一目でわかるようになっていた。
「ひっ……さ、わるなぁ……やめろぉ……んッ!?」
するりと腰を撫で回した直後、レアの手はデルフリンガーの下腹部に押し当てられる。空気よりも暖かいレアの手が触れているそこは、何故か安心感を覚えてしまう。
レアの手は細かく動き、デルフリンガーの腹に様々な刺激を与える。それは温かな体温であったり、じんわりとした僅かな圧力だったりするわけだが、デルフリンガーはそれらの感覚に徐々に溺れていった。
れらの感覚に徐々に溺れていった。
レア自身もすべすべしているデルフリンガーの肌を撫でる感覚を気に入っていたし、今はまだただ暖かいとしか感じ取れていない感覚を送られ続け、少しずつ行為に対する忌避感を削り取っていく作業を楽しんでもいた。
忌避感を削り取っていく作業を楽しんでもいた。
人間の下腹部にはどんな臓器あるか? そう聞かれれば間違いなく答えられるものとして腸と膀胱がある。これは男であっても女であっても、人間と言う種族であれば変わ
らない。
しかし、ここでカテゴリを狭めて『人間の女』としてみると、もう一つそこには臓器が存在している。
子を宿し、育み、そして産み落とすための臓器。それを子宮と言う。
これはほぼ全ての人間の女に存在し、そして当然デルフリンガーにも存在している。しかしデルフリンガーのそれは今までは存在せず、存在しなかったが故に意識できなかった物でもある。
った物でもある。
レアは掌からもゆっくりと魔力を送っていく。デルフリンガーとの繋がりが無ければデルフリンガーは自壊していたかもしれないが、今の二人の間にはそう成り得ない繋がりがある。
りがある。
古来より、自分と相手の血液を混ぜ合わせた酒を飲むことによって血と言う強固な繋がりを擬似的に作り上げる儀式があった。
この世界の使い魔契約も似たような物で、こちらは相手と自分の魔力を触れ合わせて混ぜ、それを相手に飲み込ませることによって様々なルーンと能力を与えている。それぞれの使い魔や契約者によってルーンが違うのはその為だ。
ぞれの使い魔や契約者によってルーンが違うのはその為だ。
現在、レアはデルフリンガーに魔力を多量に送り込んでいる。その魔力はデルフリンガー自身に作用し、少しずつレア専用の武器として改造され始めている。
それを自覚してかしないでか、デルフリンガーはまるで自分が自分でなくなってしまうのでは無いかと言う不安に襲われ、そして動けないなりにその変革を抑え込もうとしている。
ている。
……しかし、その抵抗もレアの手によって僅かずつ解き解され、少しずつ受け入れ始めている。優しくその身体を揉み解され、少しずつ少しずつ、意識も身体も蕩け始める。
。
「ぁ……んくぅ……っあ…………ッ!」
「ふふふふ……♪ どうしたの? デルフリンガー」
「ぅ……な、んでもぉ……っ……ねえ、よっ……」
「あら、そう?」
レアは強がるデルフリンガーを言葉で優しく弄び、そのまま耳朶に噛みつく。痛みを感じない程度ではあるが、それでも突然の強い刺激にデルフリンガーの身体が跳ねようとする。
とする。
しかし、それはレアの手によって押さえ付けられているために叶わず、デルフリンガーは僅かに身体を震わせるだけに終わる。
行為が始まってから30分も過ぎていない。だが、デルフリンガーは既にかつてないほど疲労していた。
人として初めての行動がこのようなことであり、しかも突然全身を内側から改変されながらの行為は、肉体的にだけではなく精神的にもかなりの疲労を強いていた。
そんな状態になって漸くレアはデルフリンガーの腕を押さえ付けていた右手を放す。だがデルフリンガーは放された腕を使って抵抗することもなく、ぱたりと腕を床に落とす。抵抗しようにも抵抗できるほどの体力は残っておらず、デルフリンガーはされるがままにレアに翻弄されていた。
す。抵抗しようにも抵抗できるほどの体力は残っておらず、デルフリンガーはされるがままにレアに翻弄されていた。
両手を自由に使えるようになったレアは、それまで以上に深く笑う。そしてデルフリンガーの下腹部に宛がった左手はそのままに、動かせるようになったばかりの右手でデルフリンガーの顎先を撫でる。
ルフリンガーの顎先を撫でる。
「く……んんっ……!」
ゾクゾクとした感覚がデルフリンガーの意識を侵し、一瞬、無意識に張っていた防壁を揺るがせる。
しかし、そこは流石と言うべきか六千の年月を生きた伝説の剣と言うべきか、すぐさま緩んだ防壁が建て直される。その速度はまさに見事なものだと言えた。
そのままレアはデルフリンガーの瞳を見つめる。英霊になり、魔力を操ることに理外の適正を見せつけることとなったレアの瞳は、既にある種の魔眼と言えるだけの力を保有している。
有している。
なにしろコピーのコピーとは言え吸血鬼の魔眼を自らの意思を以て扱い、目を合わせた相手の意識に魔力を使って介入することすらできるのだから。
そんなことは知らないデルフリンガーも、こうして今のレアと視線を合わせていることがどれだけ危険なことかをなんとなくとはいえ理解したらしく、すぐに顎先を支えていた手を払うようにして視線を逸らし、もう視線を合わせられないように両目を閉じた。
いた手を払うようにして視線を逸らし、もう視線を合わせられないように両目を閉じた。
……だが、その反応すらもレアの掌の上。レアは直ぐ様次の行動に移る。
もう一度、レアはデルフリンガーの顎先に手を添える。しかし今度は視線を合わせようとすることなくそのまま近付いていく。
しかし、両目を閉じたままのデルフリンガーはその事に気付かず、ぎゅうっと目を閉じたままそっぽを向いている。
「……それじゃあ…………イタダキマス♪」
レアはそう言うと、そっぽを向いたままのデルフリンガーの耳に優しく唇を落とした。
「っあぅ!? な、なにして、んだよ……っ!」
突然の耳への刺激にデルフリンガーはレアに向き直ろうとする。しかし、ただ顎先を押さえられているだけの筈なのに、デルフリンガーの首は横を向いたまま固定されてしまっていた。
まっていた。
「っ……はン……ちゅ…………」
レアは何度もデルフリンガーの耳に唇を落とす。それどころか唇で耳朶をくわえてみたり、時には舌で直接耳朶の縁を舐め回す。
くちゅくちゅと耳元で響く水音に。断続的に吹き掛けられる吐息に。囁かれるような音量の嬌声に。そしてそれらがもたらす奇妙な感覚に、デルフリンガーは加速度的に溺れていく。
れていく。
それに比例するかのようにデルフリンガーの身体は熱くなって行き、全身から薄く汗を吹き出している。
「はぁ……んく、ぅ~~ッ!」
「ちゅ……もう、デルフリンガーは本当に強情っ張りなんだから」
ぬるり、とデルフリンガーの耳を舐め回していた舌を引き、囁く。レアの視線は目端に涙を浮かべながらも目を固く閉じたままそっぽを向き続けるデルフリンガーに固定されていて、その朱色に染まった白い肌には喜色に満ちた笑みが貼り付けられている。
れていて、その朱色に染まった白い肌には喜色に満ちた笑みが貼り付けられている。
そして再び耳に舌が這い、今度は縁ではなく直接穴の中にレアの舌が侵入し、くちゅりくちゅりと抉るように舐める。
先程までと違う、直接自分の中身を掻き回されるような感覚に、デルフリンガーはプルプルと小動物のようにその身を震わせた。
「ッ───!や、めろよぉ……っ!」
ずる……と弱々しく上げられた腕が、レアを押し返そうとする。しかし今のデルフリンガーの力では到底レアを押し返すことなどできず、ただの無駄な抵抗にすらなっていない。
ない。
なにしろ、レアは元々加虐趣味が若干あり、可愛らしい小動物が行った無力で必死な抵抗など、レアにとってはただのご褒美でしかないのだから。
耳をくちゅくちゅと舌で弄び、同時に下腹部に当てたままほとんど動きの無かった左手で引き締まった腹部の上からマッサージのように圧を加えて内臓を間接的に刺激する。
。
初めての刺激にの乱流に襲われているデルフリンガーの子宮は、まるで発情期の雌猫のそれと同じようにデルフリンガーに何かを求める声を上げ始めていた。
ただそこにあるだけならば何も感じることのないそれは、今はただひたすらに何かを求めてデルフリンガーに泣き声を浴びせている。
しかしレアはそんなことは知らぬとばかりに責める手を休めることはない。それどころか、今まで掌を当てていた状態から突然指先に力を入れるようになり、全体に緩い刺激を与えられていた先程までとは違って身体の奥深くにまで届くような強い刺激が与えてデルフリンガーの意識に揺さぶりをかける。
激を与えられていた先程までとは違って身体の奥深くにまで届くような強い刺激が与えてデルフリンガーの意識に揺さぶりをかける。
耳を責めていた唇と舌は今は少し離れ、首筋を這い回っている。既にデルフリンガーの首筋にはいくつもの赤い跡が付き、所々がレアの唾液でてらてらと怪しく輝いている。
。
「……しょっぱい」
「な、なぁっ!?」
たった一言、ポツリと呟かれた言葉一つでデルフリンガーは頬を羞恥で真っ赤に染める。先程までのようにわざとらしく言われたのではなく、ふと漏れてしまったという風に呟かれた言葉はデルフリンガーの羞恥心を大いに刺激した。
に呟かれた言葉はデルフリンガーの羞恥心を大いに刺激した。
しかしデルフリンガーが反論しようと口を開いた所で顎を支えていた右手が離れ、レアの胸元に押し付けられていたデルフリンガーの左手を取った。
何のためにそんなことをしたのかと一瞬訝しげに眉をひそめたデルフリンガーだったが、直後になぜそうしたかを理解した。と言うよりも、無理矢理に理解させられた。
指先とは元々神経と血管の集中する部位である。それは人間が道具を使うことを覚え、そして道具の扱いに繊細さを求められるようになってからはさらに顕著なものとなっている。
ている。
ある調査結果では、幼い頃から細かい作業を続けてきたものとそうでないものの指先の血管及び神経の量を調べてみると、細かい作業を続けてきた者はそうでない者に比べて血管の量が1.5倍、神経は量こそあまり変わらないが、その太さが1.8倍ほどにまでなっていると言う結果も出ている。
て血管の量が1.5倍、神経は量こそあまり変わらないが、その太さが1.8倍ほどにまでなっていると言う結果も出ている。
つまり、それほどまでに指先と言うものは敏感なものなのだ。
しかし、当然ながら刺激と言うものは受ければ受けるほど慣れていってしまうもの。特に指先は乳児の頃から様々な物に触れて刺激に慣れている。故に普通の人間はなんでもないように指先を使うことができるのだ。
もないように指先を使うことができるのだ。
……だが、この場で肉体を得たばかりのデルフリンガーは違う。慣れぬ刺激は強さをそのままに、昂った神経は普段以上に鋭く早くはっきりと、元々敏感な指先に受けた刺激は想像を越えた衝撃をデルフリンガーに浴びせかける。
激は想像を越えた衝撃をデルフリンガーに浴びせかける。
レアに優しく触れられ、手袋をしたままの指にすりすりと指先を擦られる。たったそれだけの行為で、デルフリンガーの指先から走る稲妻のような感覚は容易く本人の脳髄を焼き尽くすかのような刺激を送り込んできた。
を焼き尽くすかのような刺激を送り込んできた。
「ふぁんっ!? あ、ひぅっ!?」
「あらあら、予想以上に敏感ねぇ?」
「くぁ、や、ああぁぁあぁぁっ!?」
デルフリンガーの手を側面から覆うように取り、親指と人差し指の二本を使ってデルフリンガーの左手中指を擦り上げる。ただそれだけの事なのに、デルフリンガーは全身を震わせて衝撃を逃そうとする。必死に我慢を続けていた声も抑えきれず、今まで我慢を続けていた分まで吐き出そうとするかのように悲鳴のような嬌声を上げている。
を震わせて衝撃を逃そうとする。必死に我慢を続けていた声も抑えきれず、今まで我慢を続けていた分まで吐き出そうとするかのように悲鳴のような嬌声を上げている。
デルフリンガーが拳を作ってその悪辣な責めから逃げようとしてもレアの手は既にその拳の内側に入り込んでいるために拳を作ることができず、それどころか力を入れて固くなった筋肉を解そうとしているかのように指を一本一本つままれてくりくりと嬲り倒される。
くなった筋肉を解そうとしているかのように指を一本一本つままれてくりくりと嬲り倒される。
指を掴まれて腹を擦り合わされる。側面に優しく爪を立てられ、爪をぱちんと弾かれる。
指全体を掌に包みこまれてしごかれ、かと思えば指先だけをくにくにと揉み解され、指ばかりに集中させぬと下腹部に当てられているレアの手から振動と圧力が伝わってデルフリンガーの身体を芯から火照らせる。
ルフリンガーの身体を芯から火照らせる。
当然、首筋を這う舌や唇からも無視できない感覚がデルフリンガーを襲っていて、外から内から加熱され続けるデルフリンガーはもう息も絶え絶えとなっている。
「ふ、んぁっ!? あ、あぁあんっ!ひゃうんっ!?」
「ちゅ……れりゅ……ん……ちゅぷ……ふふっ♪ 漸く、可愛い声で鳴いてくれるようになったわね……?」
「ひっ!? あ、っこ、のぉぉぉ……っ!? ふぁあぁぁっ!?」
耳元で囁くレアを、デルフリンガーはキッと睨み付ける。涙が浮かんではいるものの十分に鋭い鈍色の眼光がレアに突き刺さるが、その直後にレアの魔手によって悲鳴にも近い嬌声を上げさせられる。
近い嬌声を上げさせられる。
耳に息を吹き掛けられて舐め回され、下腹部から子宮を間接的に攻められ、挙句の果てには指を絡みつかれて……。
デルフリンガーは知っている。首筋ならともかくとして、普通は指や手をつままれたり擦られたりした程度でここまで反応してしまうような事はない。それはこれまで人間の身体を持っていなくとも、六千年の長きに渡ってハルケギニアに存在し続け、様々な人間を見てきていたデルフリンガーならばすぐに理解できることだ。
の身体を持っていなくとも、六千年の長きに渡ってハルケギニアに存在し続け、様々な人間を見てきていたデルフリンガーならばすぐに理解できることだ。
しかし、現状では確かにデルフリンガーは手指を撫でられて挙げたくもない声を挙げさせられていて、その原因であると思われるレアは笑顔を浮かべたままデルフリンガーの反応を楽しむように弄び続けている。
の反応を楽しむように弄び続けている。
胸や尻といった場所には一度も触れられず、全身の感覚だけを異常とも言えそうなほどに敏感にする。それも、ただデルフリンガーを可愛がりたいがためだけに。
そんな中、既にデルフリンガーは危険な状態にあった。目の前にはパチパチと火花が飛び交い、レアを押し返そうとする右手も床に落ちている。
精神的にはまだ余裕があるかもしれないが肉体的には疲れ果て、もうまともな言葉すら伝えることはできないだろう。
レアに責める手を止めてもらえばなんとかなるのだろうが、レアは止める気配すら見せようとしない。それどころか新たにデルフリンガーの臍まで責め始めていた。
つぷり、とデルフリンガーの臍にレアの指が入り込む。今まで腹の内側ばかりを狙われていたデルフリンガーからしてみれば見事な不意打ちを受け、同時に今まで受け続け
て蓄積された感覚が出口を見つけた堰の水のように一瞬にしてデルフリンガーの意識を押し流した。
「─────ッ!?」
声無き声を挙げたデルフリンガーは、自分の意識が一瞬消え去るのを感じていた。
身体に力を入れるために噛み締めていた歯から力が抜け、気が付けば壁に全身を寄り掛からせながら荒い息をついていた。
意識はふわふわとした靄のようなものにおおわれていて何も考えることができず、自分が仰け反った際にぶつけた頭の痛みすらも感じない。
手足はそれまで以上に気だるく重く、まるで全身に鋼鉄の錘でもつけているかのように動けない。
「は……は……ぁは、ぁぁ…………」
「……うーん…………ようやく出来上がったのかしらね?」
ぐったりとして息を荒がせているデルフリンガーは、小さく呟いたレアの言葉を聞き逃す。ちゅ、と頬に口付けされてもピクリと身体を震わせるだけで反応らしい反応を返すこともできずにいたのだから、仕方無いと言えば仕方の無いことだったのだろう。
すこともできずにいたのだから、仕方無いと言えば仕方の無いことだったのだろう。
そうして完全に抵抗する体力も気力も失ったデルフリンガーを、レアはお姫様だっこでベッドへと運ぶ。
何も映していないような虚ろな眼で宙を眺めるデルフリンガーはまるで人形のようだったが、少しずつ意識が戻ってくるにつれてまた少しずつその瞳には元通りの強い意思の火が灯るだろう。
の火が灯るだろう。
「……それじゃあ……そろそろ本格的な調理に入りましょうか?」
ニタリと禍々しい笑みを浮かべたレアは、いくつもの拘束具を用意する。それらを使う使わないはその時の気分と流れ次第として、あえてデルフリンガーの目の届く場所に置いておいた。
置いておいた。
そして、レアは囁くように“ブレイド”の魔法を使い、無色透明不可視の刃でデルフリンガーの来ている服の切れ込みを更に広げ始めた。