※この作品はR-18です。

ハイスクールD×D(改)リライト版   作:もっち~!

1 / 130
08/03 誤字を修正


第1幕 終わりの始まり
戦争へ介入


---シュウ---

 

僕は絶対神様の特務機関であるチームアイの団長である。

 

また、例によって絶対神に呼び出された僕。

 

「今回は、どんな案件ですか?」

 

「まず、4大勢力戦争に横やりをいれている二天龍を神器にして、今回見守って欲しい子供に渡してほしいのだ」

 

4大?

 

「3大勢力戦争でなく4大ですか?」

 

「悪魔、天界、堕天使の他に、魔人という勢力があるのじゃ」

 

魔人?

 

「魔人は魔法などを被弾しても、魔力分だけ吸収してダメージがはいらない。お前の村正の出番じゃ」

 

妖刀村正…刃先にふれた者の魂を喰らう刀。別名、魂喰刀。最高神未満の神にも有効である特殊な刀である。

 

「なるほど。神器化は、ヤマトを連れて行けば良いですね。で、見守る子供はどういう方向へ導けば良いのですか?」

 

「グレモリー家と良好な関係を未来永劫築いて欲しいのじゃ」

 

「はぁ?無理だって。僕もヤマトもクリスも、みんなグレモリー家には痛い目に遭っているんですよ」

 

「そこをなんとか…」

 

「なんとかって…はぁ…わかりました。努力してみます。あと、ダブった者がいても融合しないようにしてくださいね」

 

「承知じゃ」

 

 

絶対神様から、詳細な資料の束をもらった。目を通すと…結末は、リアス親子による恩を義理で返さない皆殺し…仕返しは、過去から来た皆殺しに遭った者達による皆殺し…確かに救われない世界だなぁ

 

 

 

------

 

悪魔・堕天使・天使・魔人の覇権戦争、後に4大勢力戦争と言われる戦争が勃発した世界に来た僕とヤマトとクリスとリアとヴァリ。リアの索敵能力で二天龍を探しているところである。

 

下を見ると魔人とアザゼル達が交戦しているみたいだ。あぁ、アザゼルは3大戦争の生き残りのトップだったものな。知っているアザゼルより若く見える。

 

僕は村正を手にして、魔人に一太刀入れた。魂を喰われて倒れる魔人。

 

「おい、貴様!どこの勢力だ。魔人を一太刀って…」

 

驚いているアザゼル。

 

「アザゼルよ。僕達は絶対神様の遣いだ」

 

「なんだとぉ、絶対神様が介入してきたのか…」

 

アザゼルの顔色が悪い。

 

「この戦いから手を引いてもらえぬか?もらえないなら、この場で消し去るが、どうする?」

 

躊躇している堕天使の中から一人飛びかかってきた。こいつは…コカビエルだな。面影があるな。上空からクリスによる聖なる矢で、背中を狙撃されたコカビエル。その場に倒れた。

 

「急所は外すように、指示してあるので、命には別状はないはずだ。もう一度問う。アザゼルよ、引いてもらえぬか?」

 

観念したようなアザゼル

 

「わかった。引き上げることにする」

 

「よろしい。では、またな」

 

僕はみんなの待つ上空へと戻った。

 

 

------

 

 

ようやく二天龍を見つけた。魔人と天使と悪魔と交戦していたが、二天龍ってこんなに強いんだって感じで、三勢力を圧倒しているように見えた。

 

僕は、サマエルの剣を持ち、二匹に斬りかかった。斬りつけた瞬間に、ヤマトが二匹を神器に収めていった。

 

「おい、お前は何者だ?」

 

三勢力の前線に降りた僕。

 

「絶対神の遣いだ!この不毛な戦いを止めて、引いてくれないか?」

 

「「絶対神様の遣い人?」」

 

悪魔と天使の軍勢は困惑しているが、魔人は意に返さないようだ。

 

「それが、どうした。絶対神本人が出て来いっていうんだよ」

 

僕は村正に持ち替えて、家族を罵倒した魔人の足首を切りつけた。悪態を吐いた魔人は魂を抜かれて、その場に倒れ込む。

 

「おい、どうしたんだ?何、今の一撃で死んだと?」

 

仲間の死という状態を確認して、無敵と思われた自分達が一撃で屠られたことに、恐怖を感じたようだ。

 

「おい、魔人。この場で全員屠ってもいいんだぞ。どうする?」

 

目の前で起きた事を、信じない者もいるようで、いきなり5体くらいが一斉に襲いかかってきた。僕は村正での居合い斬りで、5体とも屠った。

 

「魔人は、全滅の道を歩むってことでいいんだな?」

 

「待ってくれ!」

 

遠くから声がした。一番奥にいた魔人が僕の前に現れた。

 

「仲間が絶対神様に暴言を吐いてすまなかった。魔人の長(おさ)として、お詫びをする」

 

一番エライ魔人が僕に頭を下げた。

 

「その詫びを受け取ろう。それで引いてもらえるな?」

 

「あぁ、全滅は困る。この場を引こう」

 

魔人の長が念話のようで呼びかけたようで、魔人達は引いてくれた。

 

「さて、悪魔、天使の諸君は引いてくれないか?」

 

僕は、彼らの方へ振り向いた。

 

「神メイビス、お前はどうする?」

 

「わ、私は…魔王達が、謝れば許すわよ」

 

「魔王ルシファーは?」

 

「メイビスが謝れば許します」

 

「ふむ…裁定を下す。今回の戦争の原因を作った神メイビスと、現魔王4名は、僕と一緒に来て貰う。後は、新魔王フォーベシイ、新神王ユーストマに任せる」

 

「「え?」」

 

「フォーベシイ、ユーストマよ、引いてくれ」

 

「まさか死刑ですか?」

 

「僕の裁定に逆らうのも一興ですよ。ふふふ」

 

彼らの前に獣門を1つ発現させた。

 

「おいおい、これって…」

 

メイビスの顔から血の気が引いていく。これの正体に心当たりが有るようだ。いや、有るはずだ♪

 

「神ならわかりますよね?何が出てくるか。ふふふ」

 

「ユーストマよ、早く引きなさい。天界が全滅してしまうわ」

 

メイビスの叫びのような声に、驚くユーストマと天使達。

 

「わかりました。メイビス様、ご無事でいてくださいね」

 

新しい神王、ユーストマは天使を引き連れ、引いてくれた。

 

「悪魔はここで全滅でもいいぞ。ふふふ」

 

あれが何なのか、ルシファーに耳打ちするメイビス。はっとして、恐怖の表情をするルシファー。

 

「早く引きなさい。全滅なんかしないでぇ~。フォーベシイよ、早く!」

 

ルシファーの声に驚き、引いてくれた悪魔達。

 

戦場に残った、僕とメイビスと前魔王4人。

 

「で、元々の原因は、お前ら5人の口ゲンカらしいじゃねぇか!」

 

「「なんで、それを知っているんですか?」」

 

「はぁ?絶対神を舐めるなよ。口ゲンカから、全土を巻き込む戦争にした罪は重いぞ。一緒に来い!」

 

六人で転移した。

 

 

転移した先は、次元の狭間の拠点になる家だ。

 

5人を家の中に入れた。

 

「ここって、どこですか?」

 

メイビスが聞いてきた。

 

「今回の任務をこなす為の、ベースキャンプになる場所だ」

 

「私達はどうなるんだ?」

 

「今回の任務の報酬として、僕が好きに使う」

 

「「はぁ?」」

 

5人とも驚いている。まぁ、そうだよな。

 

「絶対神とは話しは着いている。殺すなり、下僕にするなり、ペットにするなり好きにして良いってね♪」

 

「どうするつもり?」

 

メイビスが訊いてきた。

 

「取り敢えず、前魔王はメイドとして使う。メイビスは夜のお供にする」

 

「ちょっと、待てよ。それじゃぁ、メイビスだけが可哀想な目に遭うじゃないか?」

 

ルシファーから異論が出た。

 

「僕にも好みってあるからねぇ。じゃ、5人にはローテーションで、夜のお供をしてもらうよ。今夜はメイビスだからね」

 

この世界の魔王って4人とも女性だったとは…で、神様も女性って。更に、5人は親友同士っていう関係だったらしい。今回の戦争の発端はメイビスとルシファーの口ゲンカが発展して、大事になったという、下々に言えない開戦理由のようだ。

 

 

------

 

 

ドアが開いて、ヤマト達も戻って来た。

 

「どうだった?」

 

「うん、大丈夫。オーフィスとグレートレッドを納得させたよ。ごちゃごちゃ言うなら神器にするぞって、ドライグとアルビオンを見せたら、従うって」

 

「あんたら、オーフィスとグレートレッドを脅迫したの?」

 

レヴィアタンが喰って掛かってきた。

 

「そうだよ。何か問題でもある?」

 

「そもそも、あなたたちは何者なの?」

 

あぁ、自己紹介がまだだったね。

 

「僕は、絶対神の特務機関チームアイの団長『神殺し』シュウ・ヨハネ。鬼と天使のハーフの魔物だよ」

 

「「はぁい?鬼と天使のハーフ?」」

 

驚かれた…あり得ない組み合わせだものなぁ。

 

「それって、禁忌ですよね?」

 

メイビスから指摘をされた。

 

「そうだよ。禁忌の組み合わせだ。だから、僕の母親は、僕を護る為に囮になって、僕の世界の神に殺された」

 

メイビスを睨む僕。

 

「君の世界の?並行世界の者なのか。それは、同じ神として謝るよ。すまない」

 

謝られても困るけど、謝ったメイビス。次にヤマトが自己紹介をした。

 

「僕は副団長の『神の子』ヤマトです。最高神と人間のハーフです。はぁ…」

 

ヤマトは溜息を吐いた。自己紹介って嫌いだものな。

 

「「はぁ?最高神と人間のハーフって…」」

 

「まさか、救世主の兄弟ですか?」

 

メイビスが気が付いたみたいだ。

 

「そうです。双子の弟になります」

 

最後にクリスの番が来た。ルシファーに睨みをいれている。彼女も気づいているようだけど。

 

「小隊長の『銀髪のグレモリー』クリス・グレモリーです。純血悪魔ですけど、父親はルシファー家の者だそうです」

 

「え?」

 

厳しい目つきをしていたルシファーの目に暖かみが宿ったみたいだ。

 

「アンタの孫だよ。ルシファーよ、お前の血筋者のせいで、クリスは冥界から追放されたようなものだったよ」

 

ルシファーはクリスを優しく抱きしめた。

 

「御免なさい。私の子供が…」

 

「ちょっと、待って、ヨハネって言ったようね?あのヨハネの子孫か?」

 

レヴィアタンから声を掛けられた。

 

「そうだよ。僕の世界のアンタに会わせようか?」

 

僕は、レヴィアタンさんを召還した。

 

「この世界の私は随分と若いねぇ」

 

レヴィアタンさんを前にしてレヴィアタンがビビっているようだ。まぁ、僕の世界のレヴィアタンさんは歴戦の強者だし。

 

「えぇ~?これが私…」

 

「おい、お前、文句あるんかい!シュウ、この家にトレーニングルームはあるかい?」

 

「地下5階です」

 

レヴィアタンさんに引き摺られていくレヴィアタン。

 

「ルシファー、驚きついでに、僕の世界のルシファーさんに会わせてあげるよ。クリスも初めてになるかな」

 

僕は、僕の世界の天使長ルシファーさんを召喚した。

 

「「えっ?天使長なの?」」

 

「シュウ君、これはどういう趣向かな?」

 

ルシファーさんに簡単な説明をした。

 

「そうかぁ。この世界の僕は女性なのかぁ。驚いたよ、シュウ君。で、この少年がシュウ君のチームにいる僕の孫なのか。初めまして」

 

クリスは少し救われたみたいだ。天使の翼を持つ悪魔と、後ろ指を差されてきた彼。でも実際に天使長の祖父(世界が違うけどね)に会えて、誇らしげに思えたのか、クリスも天使の翼を展開した。

 

これに驚く前魔王3名。

 

「純血悪魔なのに天使の翼を…あなたをイレギュラーな悪魔にして、ごめんなさいね」

 

ルシファーはクリスに縋るように抱きついた。

 

 

------

 

こうして、今回の依頼の1つを解決した。

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。