※この作品はR-18です。

ハイスクールD×D(改)リライト版   作:もっち~!

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辺境都市

 

---イッセー---

 

転移した世界…いきなりのキスから始まった。両頬に柔らかな刺激…横目で見ると一人はエルフ、もう一人は獣人系かな?

 

「おぉ~、召喚できたよ~」

 

「私が召喚したのよ」

 

何やら揉めている二人。僕はその場を後にした。ここはどこだ?はて?

 

「ねぇ、待ってよ~!」

 

後から声を掛けられた。先程の二人のようだ。

 

「何か、用?」

 

うっ!なんだ、このエルフは…魔乳って感じの巨乳である。エルフって、胸が大きくないイメージであるのだが…団長が僕だけ送りこんだのは、これか?エルフ苦手だからなぁ、団長は。

 

「私が召喚したのよ~。私の眷属なのよ、君は!」

 

って、魔乳エルフ。

 

「いいえ、私が召喚したのです。私に従いなさい」

 

って、獣人刑の女の子。個人的には彼女がいいかな。魔乳エルフはヤバい気がする。って、二人の首には魔具である『奴隷の首輪』が嵌まっているのだが。

 

「ねぇ、お前達が僕の奴隷では無いのか?首に『奴隷の首輪』が嵌まっているんだけど」

 

二人共首を触り確認し、見合って確認している。

 

「え?何で?どうして?」

 

「あれ?どうして、こうなるの?」

 

二人とも混乱している。

 

「命じる。お前達の名前は」

 

僕の奴隷なのか、試してみた。

 

「私はシェラ・L・グリーンウッドというエルフです」

 

「私はレム・ガレウという豹人族です」

 

僕に跪いた二人。僕の奴隷であることは間違いは無い。

 

「あれ?跪いているよ。この子の奴隷になっているんだ…」

 

「なんで…そんな…」

 

パニクる二人。どこかで話をしないとダメだな。

 

「どこか、宿でも取って、話をしよう」

 

「では、こちらへ」

 

魔乳エルフが僕の腕に抱きついた。谷間に吸い込まれる僕の腕…底なし沼のようだ。豹人族の子も負けずに僕の腕に抱きついたが、肋骨感が感じられる…こうして、僕は彼女達の宿へ連行されていった。

 

--------

 

彼女達の借りていた部屋は、大きめなベッドが1つあるだけである。う~ん…

 

「で、君の名前は?」

 

魔乳エルフに訊かれた。

 

「代羽イッセーです。ジョブは魔導戦士を目指しています」

 

「魔導戦士?なんか恰好良いなぁ」

 

瞳をキラキラさせて僕を見つめる魔乳エルフ。団長がエルフが苦手なのが、わかった気がする。天然無垢な種族であり、天真爛漫な種族なのかもしれない。僕も苦手だよ。

 

「ねぇ、レベルは?」

 

「レベル?そういうのが無い世界にいたから、わからないです」

 

「まさか…異世界召喚してしまったのかな」

 

あぁ、良い波動って、召喚波動をキャッチしたんですね、団長は…で、本来は召喚魔法にヒットしやすい団長だから、僕を代わりに召喚魔法に載せたのかもしれない。ひどい…

 

「で、何をしたいの?」

 

「クエスト!」

 

「もっと強くなりたいの」

 

なるほど、戦力不足で召喚したのか。って、僕も強くは無いんだけど…

 

「じゃ、冒険者登録をしに行こう!」

 

え?登録制なの?オラリオみたいなのかな?

 

二人に連行される恰好で、冒険者協会って場所に連れて行かれた。そこで、鏡の前に立たされて、魔力を込めろと言われ…

 

バリン!

 

込め始めた直後に割れてしまった。マズいのな?ゾクゾクと僕の周囲に人が集まっていく。

弁償かな?今、お金がゼロなのに…凹む僕。

 

「何?何が起きたの?え?割れている…それも粉々に…」

 

布地の面積が極端に狭い服を着た小柄の女性に、奥の部屋へ連行された。弁償かな?困ったなぁ。団長のように、人様のお金を『強奪』する度胸はまだ無い。

 

「君は何者なんだね?」

 

先程のほとんど全裸に近い女性、ファルトラ冒険者協会会長のシルヴィに訊かれた。

 

「代羽イッセー…魔導戦士見習いですけど…」

 

「見習い?見習いで、そんな実力って、君の師匠だと?」

 

「師匠ですか?本気で撃ち込めば、この星は無くなると思いますよ」

 

シルヴィと奴隷2名が固まっている。この世界のレベルは低いのか?

 

「まさか…まったく、君は冗談が好きなのか?」

 

信用されていないようだ。まぁ、いいか。

 

「君はどこかの騎士団に入っているのか?」

 

「えぇ、見習いですけど…この前も進級試験で不合格だったし…」

 

進級試験…ALOのフロアボス、一人で持ち時間5分…惨敗だった。

 

「君が見習い?」

 

シルヴィの顔が蒼白である。どうしたんだ?

 

「えぇ、一軍昇格テストは、魔王を一撃粉砕出来ないとダメだし」

 

シルヴィと奴隷2名の目が点だ。この世界は弱いのか?鍛錬になるのか?

 

「また…冗談だよね?」

 

「信用してくれないなら、いいです。帰ります。おい!帰るぞ!」

 

奴隷2名が席を立った。

 

「ちょっと待って…う~ん…信用は難しいけど、この街一番の実力者と勝負してみてくれ」

 

って…信用度テストかな?まぁ、この世界のレベルを知る上で、必要だな。

 

--------

 

目の前に角のような髪飾りを付けている男性がいる。あれって、魔具かな?見た目は魔王のようだけど、魔属性には見えないなぁ。

 

「俺は異世界から降臨した魔王、ディアヴロだ。死ぬ気で掛かってこい!」

 

では、師匠から授かった聖剣エクスカリバーを手にして構えた。

 

「何…エクスカリバーだと…」

 

目の前の魔王が怯んでいる。まず、『エアスタンプ』で圧搾してみた。相手の物理耐久度を知る為だ。

 

ペチャ!

 

潰れた。いや、地面にめり込んでいる。死んではいないようだ。次に…

 

『気を付けろ!魔法系のカウンター持ちのようだぞ』

 

僕に宿るドラゴニールから、情報を得た。魔法はダメなのか。ではスキルだけで、行くか。念動力で、玉袋辺りに、スタンピングを撃ち込んだ。

 

「うごっ!」

 

これは痛いでしょう。人系男子にとっては…お尻を上げて、苦しんでいる魔王。魔法がダメなのが痛い。剣士なのに、魔法が使えないと痛いっていうのも妙な話であるが、この剣はいかんせん、威力がデカ過ぎる。たぶん、殺してしまうと思うから、使いたくない。

 

「貴様…愚弄しやがって…」

 

『ホワイトアウト』

 

ズルい。魔法をフルカウンターするのに、魔法が使えるなんて…では、こちらも

 

『ブラックアウト』

 

白には黒である。相手は聖属性の魔法弾のようだが、こちらは闇属性で全ての無効化のスキルである。相手の能力、スキルを無効化してみた。

 

「何?打ち消したのか?」

 

驚愕の表情を浮かべている魔王。打ち消しでは無く。無効なんだけど…その後、何発か呪文を唱えたようだけど、すべて無効にして…

 

「魔法の無効化か…こしゃくな!」

 

肉弾戦のようだ。瞬動術で僕の懐へ入りこむが、『バズーカハンマー』という右ストレートを腹部へめり込ました。エリカさんの高速剣技で動体視力は鍛えられているし。

 

『エクスカリバーン』

 

聖剣の力を解放して、撃ち込んでみた。目の前の地面にはV溝が掘られている。魔王様は遠くへと吹き飛んだようだ。

 

「シルヴィ、終わったけど」

 

「うん…終わったね…勝者、イッセー!」

 

僕に向けた笑顔がぎこちないシルヴィ。

 

「ディアヴロが…負けたって…」

 

魔乳エルフが震えている。身体が震えているのに、乳房は動じないようだ。さすがに魔乳である。

 

「ねぇ、お願いがあるの…」

 

豹人族の少女が、僕を見つめている。

 

「何?」

 

「私の中にある悪い物って、取り出せる?」

 

彼女の頭に手を翳し、彼女の身体の中から、ソレを『強奪』した。

 

「コレか?」

 

「え?!」

 

知らない女性が声を上げた。禍々しい魂のようだけど、徐々に女の子の姿になっていく。そして、僕に抱きついた。これが魔王かな?みんなには見えていないようだ。

 

「スゴい…ありがとう、イッセー」

 

僕に抱きつく少女。

 

「仲間には優しくが、師匠のモットーだからね」

 

彼女の頭を優しく撫でた。うん、このモフモフ感は最高だな。

 

--------

 

夜、1つのベッドに3人の宿泊客。う~ん…つまり、それは、そういうこと?そういう展開?エルフは危険が一杯なんだけど。まして、彼女は魔乳持ちだし。タダでは済まない予感である。

 

「イッセー、一緒に寝ようよ~」

 

魔乳に腕が吸い込まれて行く。もう1つの腕は、レムが抱えて既に寝息を立てているし。川の字で添い寝だな。

 

だけど、寝られない…なんだ、この柔らかさは…性欲がそそられている。忍耐こそ修行である。だけど、念動力で彼女の服を剥いだ。そして、彼女を…

 

 

 

「えぇぇぇぇ~!イッセー、これ、どういう事よ!」

 

翌朝、エルフの…名前はシェラだっけ?の声で目が覚めた。シェラは紐でしばって、天井から吊り下げていた。隣にいると寝られないから…念動力で解放してあげた。

 

「手を使って解放しなさいよ~」

 

「不浄な女には、それでいいわよ」

 

シェラとレムは仲が悪そうだ。種族的な物なのだろうか?1階の食堂で食事を摂る。この魔乳エルフは肉をバクバク食っている。だから、胸がデカいのか?普通のエルフとは何かが違う気がする。

 

僕に取り憑いた?魔王はビスケットをバクバク食べている。お菓子好きなようだ。

 

「名前は?」

 

「クルムなのだ」

 

「この子はどうしたの?」

 

レムにも見えるようだ。

 

「レムの中にいた魔王だよ」

 

「え?こんなかわいいのに魔王?」

 

忍さん、リリスさんの例のように、見た目で判断すると死ぬ気がする。

 

「イッセー、恐くないの?」

 

「うん。もっと恐い存在を知っているから」

 

「魔王より恐いの?」

 

「恐いねぇ」

 

「クルムがイッセーを護るのだ」

 

クルムの頭を撫でて上げる。お腹がいっぱいになったのか、僕の肩に頭を載せ、寝てしまった。

 

「おい!貴様!俺と勝負をして、俺が勝ったら、シェラちゃんとレムちゃんを奴隷から解放しろ!」

 

知らない男性が宣戦布告をして来たが、

 

「五月蠅いのだ!」

 

クルムの怒りの鉄拳をくらい、どこかへと飛んでいった。

 

「レム、クルムをベッドに寝かし受けてくる」

 

「あぁ、私も行きます」

 

肉をぱくついている魔乳エルフだけ置いて、部屋に戻った。しかし、部屋の前でクルムが起きて、僕の前に立った。

 

「危ない奴がいるのだ」

 

危ない?魔王もどきがリベンジかな?注意して部屋に入ると、団長がいた。

 

「よぉ!元気かい?うん?レムとの間の子供か?」

 

クルムのことかな?クルムが団長に餌付けされていた。あれはココナツサブレではないか…美味しそうに食べているクルム。この世界に無い物で餌付けは危険である。

 

「で、ここの離脱条件はなんですか?」

 

「ディアヴロへの制裁。でも、もう終わったいるみたいだし。この世界は弱すぎたな。もっと、骨のある世界にしないとなぁ」

 

次はどこだろうか?

 

「え?イッセー、行っちゃうの?」

 

僕にレムが縋り憑いた。

 

「イッセー、お持ち帰りか?かまわないぞ。あの魔乳は考え物だが」

 

やはり魔乳エルフを警戒している団長。

 

次の週間、転移していた。僕とレムだけ…あれ?何故かシェラがいるし…クルムは、僕の中に入ったようだ。

 

 

転移した先は平原だった。

 

 

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