※この作品はR-18です。

ハイスクールD×D(改)リライト版   作:もっち~!

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カルネ村

 

強制転移されて、出た先は平原だった。ここはどこだよ。そういえば、前回の終了条件がディアヴロの制裁って言っていたなぁ。魔王を自称していたから、この世界の魔王を倒せばいいのか。思い当たる魔王は…サトルさんだな。そうなると結構ハードな気がするなぁ。

 

「イッセー、高い壁に囲まれた集落があるよ」

 

って、シェラ。エルフは視力が良いようだ。僕には良く見えないし。まぁ、行ってみるか。シェラの見つけた集落を目指して歩き始めた。

 

 

村に入ると、いきなりゴブリン達に囲まれた。

 

「お前ら、何者だ?」

 

ゴブリンの村なのか?でも、人間もいるけど…そもそも話せるゴブリンって言うのは初めてである。

 

「旅の者です。この集落はどこですか?」

 

「旅の者?人間とエルフと猫人族の組み合わせって、おかしいだろう?」

 

この世界には豹人族がいないのか、レムを猫人族と誤認されている。

 

「ゴブリンと人間が共存する集落の者には、言われたく無いです」

 

「それは、一理有るなぁ」

 

あれ?納得しちゃったし。集落の中に入れてくれ、村長に会わせてくれるらしい。

 

◇

 

村長は何故か、人間の少女だった。

 

「カルネ村の村長であるエンリ・エモットです。あなた達は?」

 

「僕は魔導戦士見習いのイッセー・代羽と申します。彼女達は仲間のシェラとレムです。旅の途中ですが、道に迷い、ここに辿り着きました」

 

あぁ、シェラとレムの『奴隷の首輪』は本人達と僕以外からは見えない。なので、仲間として紹介した。

 

「どこから来たのですか?」

 

どこ…この世界の都市の名前は覚えていない。

 

「辺境にある都市です。名前は無かったなぁ」

 

「辺境都市の名前はファルトラだよ」

 

って、シェラ。そういう名前だった気もするが…

 

「どの辺りだろう?ンフィーレアは知っている?」

 

隣にいる青年に訊いたエンリ。

 

「知らない街だねぇ」

 

「どこへ向かっていたの?」

 

「宿のある街です。クエストを熟して、経験を積もうかと」

 

「そうなんだ。なら、この村で働かない?魔導戦士って、この村にいないジョブだから、色々教えて欲しいの」

 

住めるならいいか。こうして、しばらく、カルネ村に滞在することになった。

 

◇

 

村を見て廻っていると、女性に声を掛けられた。小麦色の肌の三つ編み…見覚えがある。

 

「見かけない顔っすね」

 

この人って…そうだ!団長のお気に入りのベータさんだ。

 

「ベータさん?」

 

「なんで…それを知っているんすか?怪しいっすね」

 

いきなり得物を手にして構えた。やらかしたかな?僕も得物…聖剣エクスカリバーを手にして構えた。

 

「はぁ?聖剣っすか…」

 

小麦色の肌で三つ編みが特徴的なベータさん。狼狽えているようだ。人間ではなく、人狼で、ジョブはブラック・クレリックだっけ?

 

「これはまずいっすね」

 

念動力でいたぶるか。股間のポッチを捏ねる。

 

「何したっすか…ダメ…」

 

四つん這いになって、喘いでいるベータさん。あっち系の抵抗力は皆無なのか?

 

「濡れてきたんですか?」

 

「お漏らしじゃないっすよ。こしゃくなマネを!」

 

乳首を捏ねる。

 

「うっ!何の術っすか…ダメだって…あぁぁぁぁぁ~!」

 

「何をしているんですか?」

 

エンリがやって来た。その目の前で、本来の姿である狼形態に変化していくベータさん。

 

「え?人狼だったのですか?ルプスレギナさん…」

 

驚いているエンリ。正体を知らなかったのか?ゴブリン達も近寄って来て、狼を取り囲んだ。

 

「人狼が化けていたのか…ルプスレギナは喰われたのか?」

 

いや、喰われていない。その狼がそうだよ。とは、言えない。なんで、わかったかの説明が面倒だし。

 

「逃がすなよ。捕らえろ!」

 

逃げる狼。瞬動術で目の前に移動して、峰打ちで意識を狩った。

 

「スゴい…シュウ…」

 

って、エンリ。

 

「兄ちゃん、やるなぁ」

 

ゴブリンに褒められたし。狼の足を拘束して、棒に吊された。後で喰われるらしい。

 

 

 

---ルプスレギナ---

 

マズい。失態だ。苦し紛れに狼形態になってしまった。アインズ様に会わせる顔がないっす。足を縛られているので、逃亡も出来ない。仲間に助け出されても、罰は避けられないなぁ。

 

『助けてやろか?』

 

知らない男の声が脳裏に響いた。誰だ?

 

『お前を捕らえたイッセーの保護者のような者だ』

 

あの聖剣使いの青年…

 

『どうする?喰われるか、アインズに罰せられるか、好きな方を選べ』

 

あれ?助けてくれるって、選択肢は?

 

『汝の願いを叶えよう。供物はお前の身体だ』

 

目の前が真っ暗になった。村じゃ無い場所に転移されたようだ。ここはどこだ?

 

『ここは闇の国…アインズは来られない。アイツは魔属性だからな』

 

闇属性なのか、イッセーは…聖剣使いなのに?

 

『はぁ?カルマ値がカンストしているクレリックのお前には、言われたく無いと思うぞ』

 

まぁ…確かに…。って…胸を揉まれている。あぁ、マズいっす。こういう刺激には弱い。口に何かが入って来た。本能で舌を使い転がしていく。そうこうしていると、腰に手が掛かり、私の体内に何かが入って来た。体内で蠢き、頭の中が真っ白になっていく。口元から唾液が垂れている気がする。太股を体液が伝え落ちていく。

 

『お前の奥深くに印を刻みこんだ。とりあえず、イッセーに仕えよ』

 

闇から解放されていく。どこかの小屋の中にいる。全裸でイッセーの身体に奉仕をしてた。彼の上で踊り、唄っている。そして、果て、彼の胸の上に倒れ込んだ。

 

「人狼を退治して、ルプスレギナさんを助けたことにします。いいでね」

 

頷く私。

 

「何をすれば、いいすか?」

 

「僕はアインズを倒す為に来ました。手引きをお願いします」

 

アインズ様を…至高の御方だぞ。

 

「それが、僕に課せられた試練です。この試練は超えないとダメなんです」

 

笑顔のイッセー。って、体内でイッセーの肉体の一部が蠢いている。私をメスに変えていく。気持ちいい…っす。刺激を得る為に、自らも腰を振る。彼の手を胸に誘導して、調教してもらう…

 

『アインズからは得られないぞ。アイツは肉体の朽ちたリッチだし』

 

脳裏で響く声。確かに、リッチでは肉棒は無いっすね。この刺激を覚えると、もうアインズ様の元には戻りたくない。困ったすねぇ…

 

『あぁ、僕を裏切ると、リビングダッチワイフになる呪いを掛けておいたよ♪』

 

なんちゅう呪いを掛けているんっすか。そうなると、裏切るのは、もったい無いっすねぇ。この刺激をもっと欲しいっす♪

 

 

 

---アインズ・ウール・ゴウン---

 

ルプスレギナからの報告が途絶えた。いつものサボりクセが再発か?それとも、カルネ村で、何かが起きたのか?

 

モモン姿になり、ナーベラルを共にし、カルネ村を訪れた。

 

「巡回だ。村に変わりはないか?」

 

モモンはエ・ランテルを拠点にしている架空の冒険者ではあるが、アマンダイト級という最高位の冒険者であり、各国からVIP待遇されていた。

 

「これはモモン様、変わりは無いです」

 

村長のエンリが応対してくれている。

 

「そうか」

 

「あぁ、自警団に新戦力が入団してくれました」

 

「何者だ?」

 

「魔導戦士見習いのイッセー君です」

 

魔導戦士見習いだと…今後の為に、ジャマだな。処分させるか。

 

「あぁ、サトルさん♪」

 

え?俺の本名を知っている奴がいるのか?振り返ると、知らない少年がいた。隣にはルプスレギナがいるし…

 

「やっぱり、サトルさんですね」

 

コイツ…何者だ…なんで、俺の本名を知っているだ?

 

「イッセー、サトルって誰でっすか?」

 

「アイン…じゃなくて、彼の本名ですよ」

 

うっ!こいつ、俺がアインズであることも知っているのか…

 

「何の事だ?私はアマンダイト級の冒険者のモモンだ。誰かと勘違いしているのか?」

 

「ガンマさんと一緒なのに?勘違いでは無いはずですよ」

 

ナーベラルのことも知っているのか…ルプスレギナが漏らしたとは考えにくい。ルプスレギナは俺の本名を知らないから…コイツ、何者だ。

 

「お手合わせして貰えるかな?」

 

実力を知らないと、作戦が練れないし。

 

「いいですよ。本気で行きますよ!」

 

俺の恐れを抱いていないのか?アマンダイト級だぞ!イッセーという少年が聖剣を手にしている。あれは…エクスカリバーか?マジか…

 

「どうしました?アマンダイト級の方が、僕のような魔導戦士見習いに、ビビる訳は無いですよね?」

 

狼狽えているのが、わかっている口調だ。こいつ、読心術が使えるのか?

 

「えぇ、使えますよ。必修科目ですから」

 

マズい。俺が追い込まれている。

 

「うぅぅぅぅぅ~」

 

ナーベラルが喘ぎ出した。何をしたんだ?

 

「ベータさん、ガンマさんの相手をお願いできますか?」

 

「いいっすよ。あぁ、イッセー、私はルプスレギナっす。で、彼女はナーベラルですよ」

 

ナーベラルに抱きつき、陵辱し始めたルプスレギナ。

 

「うごっ!」

 

イッセーの拳が俺の腹部にめり込んだ。なんだとぉぉぉぉ~!この世界に来て初めての激痛が、全身を駆け巡る。

 

「どうしました?ホーリーナックルを、軽く当てただけですよ」

 

こいつ…聖属性か?マズい…魔属性の俺では相性が最悪だ。が、アマンダイト級であるモモンが、ここで逃げる訳にいかない。ミイラ取りがミイラになりそうだ。

 

この状況を打破する為に、上空にヤルダバオトが現れた。

 

「あれ?悪魔が来ましたねぇ。さすがアマンダイト級ですね。あんな者を呼び寄せるとは…クルム、頼めるかな?」

 

「ココナッツサブレは?」

 

イッセーが幼子を召喚した。何者を呼んだんだ?

 

「団長に頼んでみる」

 

「約束なのだよ」

 

少女が上空へ舞った。

 

「これでジャマ立てはさせません」

 

「あの幼子は何者だ?」

 

「魔王クレブスクルムです。悪魔程度にはやられません」

 

コイツ…魔王を召喚出来るのか…危険過ぎる…

 

「レム、シェラ、村人を護れ!新敵が来たら、召喚して戦わせろ!」

 

「わかりました」

 

「任せて」

 

コイツの仲間か?二人とも召喚師のか?危険過ぎる…退避しないと…おぉ、アルベドの気配がする。救援に来てくれたのか?

 

「うごっ!」

 

「どうしたんですか?あぁ、峰打ちですよ」

 

コイツ、聖剣で峰打ちしたのか…先程よりも強烈な激痛が全身を駆け巡っていく。アルベド…状況を打破してくれ。

 

「あら?かわいい少年ねぇ~」

 

アルベドがアイツの前に立った。

 

「何?悪魔がゾクゾクと…イッセーと申したな。この場を任せる。私は、コイツらの出現場所を消して来よう」

 

そう言い残し、村を後にし、墳墓へと急ぎ帰る。

 

◇

 

墳墓の入口の付くと、戦闘メイドチームであるプレアデスが、俺を出迎えてくれた。それも全員で…全員?なぜ、ナーベラルとルプスレギナがいるのだ?

 

「これはこれは、アインズ様では無いですか…少年相手に逃げ帰って来たのですか?」

 

ユリが現場を見ていたような事を言う。どうしてだ?

 

「う~ん、確かに。肉が朽ち果てているっすね。これでは女は抱け無いっす」

 

痛い所を付くルプスレギナ。

 

「今まで愛情を注ぎましたが、そうですか…女を抱け無い身体とは…」

 

背後からアルベドの声…振り返ると、アイツとアルベド、そしてデミウルゴスがいた。

 

「これは、どういう趣向だ?」

 

「我々の上に立つ者の力量を測るテストですよ」

 

と、デミウルゴス。

 

「結果を見るまでもないです」

 

ナーベラルが助け舟を出してくれた。

 

「えぇ、あの方の弟子であるイッセー様は、成長されました」

 

セバス・チャンが妙な事を言う。あの方だと?

 

「まさか、お前ら…寝返ったのか?」

 

アイツに出逢う迄は仲間だった者達が笑みを返して来た。

 

「寝返ってませんよ。我々は、あの方の下僕ですから」

 

ソリュシャンが言い切った。あの方の下僕だと…

 

「この世界のサトル君は、度胸あるねぇ~。悪魔の出現場所を消すからって、魔導戦士見習いに、アルベドと戦わせようなんて…」

 

プレアデスの後から知らない男が現れた。俺以外の者達が一斉にソイツに跪いた。

 

「貴様は何者だ?」

 

「イッセーの師匠だけど…弟子が何か失礼な事をしたかね?」

 

コイツ…何者だ…

 

「僕は至高の高みに立つ気は無い。楽しく生きれば、いいじゃんって感じだよ。イッセー、よくアインズを追い込んだな。合格だ。プレアデスは必要な場合に貸し出す。アルベドとデミウルゴスは、お前の眷属にしていい。二人共、イッセーを頼む」

 

「謹んでお受けします」

 

「まかせてください」

 

何だと…どういうことだ?!

 

「そういうことだよ。女性陣は、お前の寵愛を受けようと、頑張っているが、君にはその能力は無いだろ?肉体が朽ち果てて、肉棒も睾丸も無い君にはね♪」

 

確かに…

 

「僕は、彼女達と遊ぶのが好きだ。こんな素敵な女性達を、眺めているだけとは、男としてどうなのよ。ふふふ」

 

コイツ…全員を抱いたのか…

 

「あぁ、デミウルゴスとセバス・チャンは抱いていないよ。そっちの趣味は無いから」

 

魔法陣を開けるだけ開いて、目の前の奴とプレアデスに撃ち込む…何?何も起きないだと…

 

「あぁ魔法陣は全て書き直させて貰ったよ。二桁程度なら楽勝だよ。いつも4桁か5桁の魔法陣の書き換え練習をしているからね」

 

それは、瞬間的に4桁もの魔法陣を、同時に開ける者が仲間にいるってことか…

 

「うん、サトル君、正解だ。あぁ、僕もその気になれば4桁なら開ける。まぁ、一撃で終わらせることが出来るから、滅多に開かないが」

 

「一撃だと?」

 

「サトル君対策は出来ている。僕の場合だったら、その腰の辺りに見える赤い石を『強奪』して砕く。イッセーの場合なら、聖剣エクスカリバーで破壊だな」

 

俺はモモン姿である。どうして、アインズ姿の俺を知っているんだ?

 

「時間だ。せいぜい魔王ごっこを愉しんでくれ、アインズ・ウール・ゴウンのサトル君」

 

目の前に展開していたアイツとアイツに跪いた者達が一斉に消えた。

 

 

 

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