※この作品はR-18です。

ハイスクールD×D(改)リライト版   作:もっち~!

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ハイスクール編
高校へ進学…いつの間にか


---イッセー---

 

留学から戻ると、中等部を卒業していた。通った実感がまるで無いのに、高等部へ進学出来ていた。う~ん…

 

そして、明日は入学式だと言う。時差ボケが激しい…

 

「留学は成功だな。戦力も増えたし」

 

戦力…魔乳エルフは戦力になるのだろうか?僕の腕が谷間に吸い込まれている。ヴァーリの視線が恐い。

 

「高校進学組は、イッセー、ヴァーリ、レム、シェラ、セーラ、アイズ、ティオナだけかな?」

 

魔乳エルフを高校へ通わせるのですか?シェラさんは嬉しそうであるが…

 

「父ちゃん、私は?」

 

シルキーさんが挙手をした。

 

「お前は高校に行っても無駄だから、家にいろ」

 

「無駄?」

 

「授業妨害するだろ?じっとしてられないんだから」

 

あぁ、その気はあるな。暴れそうだ。

 

「う~ん…」

 

「その代わり、アルベドを好きにしていいぞ」

 

「本当?それならいいかな?」

 

両刀な性癖のシルキーさんが、アルベドさんをロックオンしている。

 

「私を調教?有り得ない。逆に調教してあげるわ」

 

どっちが主導権を握るのだろうか?興味がある。

 

「デミウルゴスは、この世界の悪魔の住む冥界へ行ってもらう。この世界の悪魔を研究してきてくれ。ただし、殺すな、ボコるなよ。問題を起こすには時期が早すぎる」

 

いずれ、問題を起こすのか?

 

「わかりました。まず、仕組みと戦力を探ってまいります」

 

「戦闘メイド達とセバス・チャンは、別件に来て貰う。必要があれば、ここに遠征もさせるがな」

 

いや、これで戦力は充分な気がする。

 

「でだ、ヨハネ眷属のメンバーは、

『王』イッセー・ヨハネ

『女王』ヴァーリ・ルシファー

『戦車』デミウルゴスとアルベド

『僧侶』セーラとシルキー

『騎士』ヴァイオレットとエリカ

『兵士』シェラ、リトル、フィアナ、魔王リアス、アイズ、ティオナ

だ。綺凛ちゃんとアスナは、任務があるので貸せない。その代わりにエリカを貸す」

 

この世界では、最強レベルでは無いのか?シェラ以外、猛者ばかりである。シェラはメンバーに入った事に喜んでいるが…この人、戦えるのか?

 

そして、入学式の準備…問題が発生した。魔乳が入る制服が無いらしい。

 

「えぇぇぇ~!通えないのぉぉぉぉぉ~!」

 

泣きじゃくって、シュウさんを困らせている。

 

「う~ん、盲点だったよ。そうか、爆乳よりもデカいのか…しょうがないなぁ」

 

シュウさんは、シェラ専用の制服を創造した。着れば胸の大きさを調整してくれるらしい。なので、学校での着替えは厳禁とされた。体育は見学決定である。プールも無理だろう。水着が無いし…

 

「うん、運動は苦手だから♪」

 

ますます、戦えるのか疑問である。

 

「シェラの攻撃方法は狙撃だ。こう見えても弓使いではトップクラスの実力だ。拠点防御タイプだ」

 

移動しての攻撃は無理なんですね。

 

「まぁ、戦況次第では、シオン、ユウキ、リーファを貸し出す」

 

借りるような敵がいたら、それはラスボスだと思う。

 

◇

 

そして、入学式。リアス、ソーナさん、朱乃さん、椿姫さんは1年上らしい。

 

「イッセー君、お久しぶり。随分と逞しくなったわね」

 

って、朱乃さん。

 

「鬼に鍛えられましたから」

 

「その腕に付いているのは、アクセサリー?」

 

シェラの魔乳の谷間に、腕が吸い込まれていた。

 

「いえ、一応眷属です…誰かの腕を抱いていないと、落ち着かないらしいです」

 

「ふ~ん、そう」

 

朱乃さんのいるような視線を受けても、いつも通りのシェラ。強心臓だな。

 

◇

 

入学式が無事に終わり、教室へ向かう。仲間は皆同じクラスである。いや、同じクラスでないと、マズいからだろうな。一応、ヴァーリがリーダーではある。

 

「なぁ、俺の眷属になれよ!」

 

柄の悪い上級生達が、教室に入ってきて、品定めを始め、魔乳エルフのシェラが目に入ったようだ。

 

「私、イッセー君の眷属ですよ」

 

「イッセー?知らない奴だな。そんな奴はやめて、俺の眷属へなれ!」

 

いきなり悪魔の駒を取りだし、了解を得ずにシェラへ入れようとしている。これは違法である。

 

パリン!

 

だけど、駒が割れた。

 

「クソだな。お前は!」

 

セーラがキレている。ダイヤモンドダストで狙撃して、破壊したようだ。

 

「貴様が、俺の駒を破壊したのか?」

 

「そうだとしたら?」

 

「おい!コイツを調教しようぜ!」

 

あぁ、知らないよ。1分掛からずに、先輩達を戦闘不能にしたセーラ。

 

「ふん!こんなにも弱いのに、私を調教?そもそも、そんなマネしたら、お父様が許さないわよ!」

 

きっと、理事長を土下座させているのでは無いか?既に…

 

◇

 

ホームルームが終わり、祐斗がやって来て、僕達を旧校舎へと連れて行った。リアスの学校での拠点だと言う。

 

「ようこそ、オカルト研究部に♪ここはイッセー君達も、自由に使っていいからね」

 

って、角が丸くなったリアス。この旧校舎全部が、表向きはオカルト研究部の部室だそうで、部長はリアスで、部員は朱乃さんと祐斗だけ…小猫ちゃんとギャスパー君はまだ中等部だそうだ。僕達も、ここを利用したいので、入部した。

 

「で、何をするクラブ?」

 

「拠点としての機能と、作戦会議室のような場所なの」

 

実質のクラブ活動は無いのか?

 

「イッセー君、剣術や柔術の鍛錬は出来るよ」

 

って、祐斗。確かに、部屋は一杯ある。

 

「お手合わせを頼めるかな?留学の成果を見せてくれるかな?」

 

って、祐斗が、祐斗専用の木刀を手にした。じゃ、僕も、僕専用の木刀を手にして、構えた。結果、僕の圧勝だった。気づかない内に、僕はスキルアップをしていた。瞬動術の速さも剣術の速さも向上していたのだ。

 

「僕が何も出来無いとは…鍛錬を怠った訳では無いのに…」

 

悔しそうな祐斗。

 

「留学の成果だ。祐斗も夏休みとか、一緒に留学するか?」

 

「いいのか?」

 

「シュウさんに頼んでみるよ」

 

弓道の練習も出来るらしい。シェラが練習をしていた。確かに、正確無比な命中精度のようだが…

 

「イッセー…疲れたよ~」

 

って、腕が吸い込まれて行く。コイツ、体力不足か?胸に栄養を取られすぎか?でも、朱乃さんの運動量は激しいよな。

 

「シェラ、朱乃さんのように、動ける巨乳になってよ」

 

「う~ん…」

 

唸るシェラを朱乃さんの元へ連れていく、鍛錬をお願いした。

 

「いいわよ。虐めがいがありそうね」

 

「イッセー…この人、恐いよ~」

 

って…強心臓ではあるが、甘えん坊でもあったのか。これはこれで問題ではある。

 

 

「そう言えば、ホームルーム前に先輩達がシェラに駒を入れようとしてましたが」

 

と、朱乃さんに報告した。

 

「校則違反ですね。学内でのスカウト活動は、禁止されていますから」

 

「スカウト活動って、了承を得ずに出来るんですか?」

 

「ルール上は出来ないけど…」

 

けど、しているのか…

 

「避ける方法はありますか?」

 

「生徒会に報告とか先生に報告とかありますが、効果は少ないですよ。今日は、どうやって、切り抜けましたか?」

 

「セーラがキレて…」

 

「あらあら、暴力的ですねぇ。そうなると明日辺り、報復されるかもしれないですよ」

 

報復か…

 

「イッセー、ココナツサブレは?」

 

僕の中からクルムが出て来た。カバンから、ココナツサブレを出し、餌付けを始めた。

 

「彼女は?」

 

「僕の中に住んでいる、異世界の魔王ですよ」

 

「イッセー君の中に住んでいるんですか?」

 

朱乃さんが驚いている。まぁ、こんなマネ出来るのは、僕とシュウさんくらいか?クルムは美味しそうにサブレを食べている。そうだ♪

 

「鳩サブレがあるよ。食べるかい?」

 

頷くクルム。美味しそうにパクついている。

 

「かわいい…」

 

小猫ちゃんがクルムを抱き抱えた。クルムは気にせずにパクついている。レムは小猫ちゃんの傍にいる。近い種族なので、仲良しらしい。

 

アイズ、ティオナは祐斗と、剣術を鍛錬している。セーラは、戦術の勉強のようだ。この旧校舎には資料室があり、そこから読みたい書籍を持って来たようだ。

 

みんな、それぞれ、能力向上を目指しているようだ。

 

◇

 

翌日、ホームルーム前、先輩達の一団がやって来た。報復のようだ。

 

「昨日のようにはいかないぜ!ゼファードル、あの女だ」

 

「お前か?俺のダチ達ををリンチした1年とは?」

 

セーラの前にチャラ男が立ち塞がった。

 

「だったら、何?」

 

「確かに口の利き方がなっていないな」

 

ゼファードルと呼ばれたチャラ男が、セーラの胸倉を掴もうと手を出してきた。僕は咄嗟に瞬動術で、ゼファードルの懐に入り、腹部に掌底を叩き込んだ。

 

「うごっ!」

 

吹き飛ぶゼファードル。

 

「勝手に僕の眷属に手を出す事は許さない」

 

セーラを護るように彼女の前に立った僕。あれ?軽く叩き込んだのに、吹き飛ぶとは…

 

「貴様…何者だ!」

 

「イッセー・ヨハネ、ヨハネ眷属の王だ」

 

「ヨハネ?訊いたことの無い家柄だな」

 

「そう、じゃ、ルシファーならどうなの?」

 

ヴァーリが僕の隣に立った。

 

「ルシファーだと?」

 

目の色が変わった先輩達。

 

「ヴァーリ・ルシファー、ヨハネ眷属の女王だよ」

 

「ルシファー家だと…滅んだはずだ。この嘘吐き女め!」

 

「聞き捨てならないわねぇ。私はセーラ・シトリー・鬼門、ヨハネ眷属の兵士よ」

 

「シトリーだと?お前みたいな奴はいない!」

 

売られたケンカ…ここで引くわけに行かない。

 

「何をやっているの!」

 

ソーナさんがやって来た。僕達のことを理解しているから、ここで終われるかな。

 

「これはどういうこと、ゼファードル!」

 

「あぁ、ソーナか。あの女がシトリー家を名乗ったんだ。おい!お前!ソーナの前でもシトリー家を名乗れるのか?!」

 

「えぇ、私の名前はセーラ・シトリー・鬼門。売られたケンカは全量買い取りよ♪そうですよね、ソーナか…さん」

 

セーラがソーナさんを母さん呼びそうになり、トーンダウンした。でも、ソーナさんも気づいたのか、すぐに助け舟を出してくれた。

 

「そうねぇ。ゼファードル、謝るなら許して貰えるように交渉するけど、どうする?」

 

「どういう意味だ、ソーナ」

 

「彼女はシトリー家の血筋の者。それを侮辱するのであれば、それなりに対処します」

 

「シトリー家に、あのような者はいないだろ?どういうことだ!」

 

「そこまでだ!」

 

騒ぎが大きくなり、サイラオーグさんがやって来たようだ。

 

「う~ん、由々しき事態のようだな。イッセー、仲間達を落ち着かせてくれないか?」

 

「先輩達の方が先です。こちらは、防御側です。悪魔ということで、なれ合うのであれば、サイラオーグさんと言えども、戦います」

 

買い取ったケンカで、少しでも引いたら、参加者全員が躾けられてしまう。連帯責任って奴だ。だから、相手が誰であろうと引けない僕達。鬼から躾は受けたくないから。

 

「あぁ、そういう教育方針だったねぇ、彼は…う~ん、ゼファードルよ、引いてくれないか?どうしても彼らとヤルと言うのであれば、俺が相手をするぞ」

 

「何?サイラオーグ、お前はアイツらを味方するのか?」

 

「あぁ。俺はイッセーのガードに立候補しているのでね」

 

僕の前に立ち、先輩達を睨みつけるサイラオーグさん。

 

「貴様…ただで済むと思うなよ!」

 

捨て台詞を吐き捨てたチャラ男。だけど、次の瞬間、チャラ男はズタボロな姿になって倒れた。

 

「僕の娘を調教するだと?ふざけるなよ、クソ悪魔共よ!」

 

鬼がキレて、やって来た。

 

「師匠…学校での問題は、私とサイラオーグで対応しますから、ここはひいてください」

 

ソーナさんが、鬼に懇願した。

 

「そうか…じゃ、帰る」

 

鬼は帰っていた。

 

◇

 

その日の夜、サーゼクスさんが供物を添えて、鬼に謝罪をしにきた。

 

「供物は受け取らないよ。今後、介入出来なくなるから」

 

珍しく、供物を拒否した鬼。それだけ、キレているようだ。

 

「生徒達にはより一層、教育をしていく。だから、学校で暴れないでくれ」

 

「はぁ?娘を調教するって言ったんだぞ。許せるか!」

 

「いや、だから…アイツらには厳重に注意した」

 

「効果無いんだろうな。だって、シェラの許可無く、駒を入れようとしたそうじゃないか。あれって、禁止事項だろ?それが学校内ではまかり通るって、どういうことだよ?」

 

「ルールを徹底をする」

 

「だから、出来ていないだろって、言っているんだよ。そもそも、サーゼクス、お前は舐められているんじゃないか?」

 

「否定はしない」

 

「おい、否定はしろよ」

 

苦笑いする鬼。

 

「悪魔至上主義が台頭してきた感じだ。他種族の者は、悪魔の下僕であると…悪魔はルールに縛られないと…」

 

「その主義の魔王が産まれた時点で、ラスボスと認定する。覚悟はしておけ」

 

鬼は、そういうと奥へと下がっていった。僕達の最終の敵は悪魔なのか…

 

 

 

 

 

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