※この作品はR-18です。

ハイスクールD×D(改)リライト版   作:もっち~!

114 / 130
狙われたイッセー

 

---シュウ---

 

アザゼルの魂がやって来た。殺されたのか?身体を創造して、魂を入魂させ、心臓を最強させた。

 

「ふ~、助かったぞ」

 

って、アザゼル。男根を作っていないことに、気づいていない。ふふふ♪

 

「誰にやられたんだ?」

 

「サタンにだ」

 

「悪魔の?」

 

この世界にいたっけ?

 

「お前が介入する前にいた、初代堕天使だ。アモンという悪魔の勇者と魔族の女王のシレーヌと共に、魔界の三賢者を名乗り、神々を殺し回っていた奴らだ。初代ハーデスとインドラを殺しに行き、ハーデスは仕留めたが、インドラに封印されたんだ。サタンが言うに、欲深き人間に解放されたそうだ」

 

「愚かな生き物だからな…寿命が短い分、過去の災厄を知らない奴が多い」

 

「あぁ、その通りだ。まぁ、もっとも、アイツらは人間が人間と呼ばれる前の存在だから、知らないのは当然かもしれない」

 

そんな昔の奴が復活か…アザゼルは会話用魔法陣で、どこかへ連絡をし始めた。

 

「シュウ…冥界の堕天使領が殲滅されたそうだ」

 

「いきなり?」

 

「そう、通告も無く…」

 

それはフェアじゃ無いなぁ…非戦闘員しか住んでいないのに…

 

「まぁ、アザゼルを殺すような奴だ。極悪非道なんだろうな」

 

目的はなんだろうな。僕のジャマをするなら、消せないとダメだが…

 

「シュウ、どうする?」

 

「様子見だな。情報が無いのに、戦うのは危険だし。相手の目的を知ってからの方が、対策は立てやすいかな」

 

まぁ、イッセーが無事ならば、関わりたく無いかな。

 

 

 

---イッセー---

 

サイラオーグさんと久しぶりの組手。ブラッキー先生に鍛えられたおかげで、以前よりもサイラオーグさんの攻撃が良く見える。

 

「受け流すだけか?」

 

サイラオーグさんに隙が生じるまで、耐える。そして、極め技♪

 

「関節技かぁ…あれは、キツいなぁ」

 

悪魔で関節技使いはいないのかな?まったく、対策をしていないサイラオーグさん。

 

「その後、ゼファードルはどうだ?」

 

「来ないですねぇ。不気味ですが…」

 

校内でヘラヘラと笑いながら、シェラ、セーラ、ヴァーリを見ているゼファードル。狙ってはいるようだが…何か計画を練っているのか?

 

「そうか。理事長先生からの厳重注意が効いたのだな」

 

効いていないと思う。いつか、何かをして来そうだ。

 

「冥界で、何かありましたか?」

 

「いや、いたって平和だよ」

 

では、ゼファードルは、どこで悪巧みを進めているのだろうか?

 

◇

 

翌日、そのゼファードルが、僕達の教室に来た。

 

「おい!クソガキ、勝負しろ。俺が勝ったら、そのクソ生意気な女達とエルフは貰うぞ!」

 

一方的な宣言…スルーだな。

 

「無視?有り得ないな。おい!強制転移させろ!」

 

はぁ?僕達はバトルフィールドにいきなり強制転移させられた。

 

『コレより、ヨハネ眷属とグラシャラボラス眷属のレーティングゲームを開始します。作戦タイムは10分です』

 

いきなりのアナウンス。転移させられたのは、僕、ヴァーリ、セーラ、シェラだけだ。相手のメンバー表が、自慢げにテーブルの上に置かれている。

 

『王』ゼファードル・グラシャラボラス

『女王』マジンガーZ(シーグヴァイラ・アガレス)

『戦車』アインズ・ウール・ゴウン

『僧侶』ディアヴロ

『騎士』キリト

『兵士』ベル・クラネル

 

う~ん、召喚持ちが召喚したのか?異世界で強そうな者達を…マジンガーZってあれだよな。操縦者がロボ好きなシーグヴァイラか。残りは留学先の相手だし…う~ん…

 

「え?ディアヴロ…私を奪いに来たんだ…」

 

シェラがパニック気味である。

 

「不利だね。マジンガーZが脅威だよ」

 

て、苦笑いしているヴァーリ。

 

「いや~、楽しそうだから、来ちゃった♪」

 

って、ヴァーリの後から抱きつき、胸とお尻を撫で回している鬼…

 

「団長…イッセー君の前ではやめてください」

 

ヴァーリが妙に艶っぽい声だ…留学中に何か遭ったのか?

 

「マジンガーZかぁ…ネウロイ君、頼む」

 

団長の身体からネウロイさんが出て来た。金属を捕食する物の怪である。近代兵器対策らしい。

 

「イッセー、ブラッキーとベルを屠れ!ヴァーリは、シェラをガードしていろ」

 

「高速剣士二人ですか?」

 

「売られたケンカは買え!」

 

『これより開始します』

 

そして、レーティングゲームが開始された。

 

◇

 

相手の王と女王以外が、僕を目指してやって来た。僕狙いなのか?団長は赤い石と、悪魔の角のようなカチューシャを手にしている。相手の戦車と僧侶が光に包まれていく。相手の女王も光に包まれていく。

 

僕は高速剣士2名と戦っている。避けたり、防いだり…う~ん…って、いきなり、相手の二人が爆ぜていく。そうだ♪セーラさんがいたんだ。

 

「おい!後はてめぇ~だけだ。チャラ男君♪」

 

団長が、相手の王の前に立った。

 

「何…異界の魔王2体、最強のロボット、最強の剣士2名を瞬殺だと…お前ら、何者だ?」

 

「チャラ男に名乗る必要は無い。お前の後盾は誰だ?」

 

ペキ~ン!

 

「うごっ…止めろ…痛い…」

 

何かが折れる音と共にゼファードルが泣き叫んでいる。念動力で、アイツの骨を折り始めた鬼…

 

「黒幕を言わないと、止めないよ~ん」

 

ペキ~ン!

 

「うわぁぁぁぁ~、止めろ~。言うから…」

 

グサッ!

 

ゼファードルは背後から、何者かに、刺し殺された。その場で、崩れる様に地面に倒れたゼファードル。光に包まれない。

 

「お前が黒幕か…」

 

「あなたは?招待した覚えは無いのですが…」

 

「僕?コイツらの保護者だよ」

 

「子供のケンカに親が出るのですか?」

 

「あれは無いでしょ?いきなりの強制転移による、レーティングゲームってさぁ」

 

「そうか…あなたも異界の魔王ですか?」

 

「魔王?そんなチンケの存在じゃないよ」

 

「魔王がチンケだと!」

 

相手が身構えた。

 

「お前がサタンか?」

 

団長の指摘に一瞬狼狽えた男。

 

「何が目的だ?」

 

「あなたは、どちらサイドですか?」

 

「僕?僕は弟子を護るサイドだよ。愚問だろ?」

 

「ふっ、どのみち悪魔であるお前に勝ち目は無いがな!」

 

鬼を悪魔だと勘違いしている男は、姿を変貌させた。背中に白く輝く6対の翼を展開させた。天使か…

 

「元天使の堕天使1号だそうだ。アザゼルによるとね」

 

僕の呟きに反応した団長。

 

「アザゼルだと…殺したはずだが…」

 

堕天使は不思議そうな顔をした。

 

「悪いなぁ。蘇生させたよ♪」

 

団長も本体の姿に変貌していく。金色の鬼の姿に、純白の翼を背中に展開し、頭上には金色の輪を3つ浮かべている。

 

「何…神だと…」

 

「逃がさないよ。ここ、僕の専用フィールドだから」

 

いつの間にか強制転移をさせたようだ。そう言えば、堕天使と団長と僕しかいないフィールド。

 

「神が悪魔の学校へ子供を通わすな!」

 

まぁ、誤解されるよね。でも、セーラは神と悪魔のハーフだから…

 

「あぁ、お前…あの時の…サマエルの下で修行をしていた天使見習いか…」

 

って、何時の話だ?あっ!そうか…神様形態になったから、神様だった頃の記憶が甦っているのか…

 

「え…まさか…あの…サマエル様が信仰されていた名の無き神…まさか…死んだはずだ。それも遥か昔に…」

 

団長は隣にサマエル様を召喚した。

 

「おぉサタ坊じゃないか…元気だったか?」

 

「サマエル…様…では…」

 

「あぁ、この方は、そうだよ。あの方だ。ここは専用フィールドですか。サタ坊が迷惑をお掛けしましたか?」

 

「あぁ、イッセーに危害をな。で、サマエルにコイツの処遇を決めて欲しい」

 

「では、サタンよ、我らの神に従いなさい。お前に出来ることはあるはずだ。いいな」

 

「はい…サマエル様」

 

団長のチートな存在感に完敗な僕。

 

◇

 

サタンさんは、飛鳥了という大学生の姿になった。

 

「そうなると、お前と共に復活した二人が危険なのか?」

 

「悪魔の英雄と魔界の女王です」

 

「お前が裏切ったと知れば、問題が多いなぁ」

 

「えぇ」

 

「じゃ、潜入スパイってことで、頼む」

 

「出来るだけ、情報は集めます」

 

「あぁ、頼む」

 

◇

 

翌日…学校へ…知らない一団に取り囲まれた。

 

「お前が兵藤一誠か?」

 

「違います」

 

「本当のことを言わないと、あの女達がどうなるかな」

 

あの女達?セーラとヴァーリであるが…どうなるんだ?

 

「違うのにそうだとは言えない」

 

「強情だな!仕方ない」

 

何かの魔法を二人に放つ、リーダー格の生徒。だけど、彼女達に効果は無い。知らない一団のリーダーを除く全員が、藻掻き苦しみだした。ガード役にネギさんを貸してくれた団長。放たれた魔法はフルカウンターの3倍返しにとなり、彼らを襲った。

 

「フルカウンターだと…」

 

「式森和樹君だよね?隣のクラスの…そっちの藻掻いているのは、式森家の関係者かな?」

 

って、ヴァーリ。

 

「どうして、それを…」

 

「あんな魔法を放つのって、式森家くらいだしょ。イッセー、行くよ!遅刻しちゃうよ~」

 

僕達4人は教室に向けて、走り出した。昨日の一件で、レム、シェラ、アイズ、ティオナは、欠席した。当分、様子見ってことらしい。その代わりにネギさんが学校へ来たのだった。

 

「本格的にイッセー君を狙いに来たわね」

 

「スルーが一番だけど…魔法使い相手では、そうもいかないかな?」

 

ヴァーリの中には、セーラの自慢の姉であるガイラさんがいるので、セーラはヴァーリの妹のように接していた。

 

「二人で、イッセーを護るよ。ネギさんもいるので、安心かな」

 

いや、ネギさんは不安要素である。防御に徹してくれれば、無敵なガードなのだが、攻撃に転じると、味方も危険だから…

 

団長曰く『ネギの行動は予測不能だ。敵への攪乱には持ってこいだが、味方も攪乱されるのが難点』だと言う。

 

◇

 

昼休み、また知らない男子生徒が声を掛けてきた。

 

「兵藤一誠君だな?」

 

「違います。人違いですよ」

 

「そんなはずは無い…」

 

僕の何かに確信を持っているようだ。

 

「イッセー違いだ。お前は神城龍牙か?」

 

神城って…神器持ちか?

 

「そうだが、貴様は?」

 

「イッセーの姉のような者だ。お前の思っている人物はでは無い」

 

「ジャマだ!俺は兵藤一誠と話をしているんだ」

 

「イッセー、どうした?!」

 

サイラオーグさんだ。

 

「この人が、人違いをしていて…」

 

「あぁ、魔力無しの悪魔か。引っ込んでいろ!」

 

「そうもいなかい。俺の弟のような者なんだ」

 

ヴァーリとサイラオーグさんが、龍牙に対峙している。と、

 

「おい!兵藤!ちょっと来い!」

 

って、式森だ。

 

「だから、違うって…兵藤って、誰だ?」

 

一触即発って、こういうことか?

 

「イッセーを護るのは僕のお仕事♪『コキュートス』」

 

って、ネギさん。龍牙と和樹は、その場で固まった。意識だけを凍結したのか?直立不動で、動かない二人。

 

「ジャマだね。じゃぁ、『強制転移』」

 

って、二人が一瞬で消えた。どこへ飛ばしたんだ?

 

「ネギさん、どこへ?」

 

「うん?理事長室♪」

 

う~ん、何か遭ったら、そこで送り込めって言われているのかな。

 

◇

 

放課後、オカルト研究部へ。旧校舎の裏庭で、サイラオーグさんと組手をしている。鍛錬は怠ってはいけないから。サイラオーグさんと一緒なら、安全だから。

 

そこへ団長が、龍牙と共にやって来た。

 

「イッセー、コイツをガード役に追加する。コイツの兄とは話しは着いた」

 

「イッセー君、先程はすまない。事情を知らずに…今後は、俺もガードとして、活動する。よろしく頼む」

 

って、僕達に頭を下げて来た。

 

「龍牙、先程も言ったが、イッセーの正体は悟られるな。狙われているのは確実だ」

 

「わかりました」

 

「で、式森の方は、まだわからない。注意しておけ」

 

そう言い残すと、一人で転移していった団長。

 

「で、イッセー君、すまないけど、君の家に同居していいかな?」

 

と、龍牙。なんでもホテル住まいだったらしく、予算を削減したいらしい。で、僕を護る理由だけど、龍牙の兄が、僕の父さんと母さんにお世話になったからだと言う。

 

 

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。