---リアス・グレモリー---
この私が…性の下僕って…名門グレモリー家の箱入り娘の私が…
想い出すだけで、腹が立つ。アイツは何者なんだ?
「朱乃、アイツをボコれるヤツをスカウトしてきて」
「まだ刃向かうの?」
朱乃が呆れている。
「舐められてばかりでは、いられない」
「でも、気持ち良かったんでしょ?恍惚な表情を浮かべていたわよ」
うっ!陵辱された記憶が甦る。乳首を舐められた。アイツのアレを舐めた…あぁ、もっと欲しい…では、無く
「名門グレモリー家として、アイツらに一矢を撃ち込むのよ」
「負けたら、準備無しにぶち込まれるわよ。乾いていると痛いらしいわ」
そうなの…気持ち良く無いのか…って、
「なんで、負けるのが前提なの?」
◇
翌日、掘り出し物を見つけた。『兵士』の駒が8個も入ったし。有望な新人である。
そして、放課後、アイツらがやって来た。
「ようこそ、人間風情とそれに味方する者達よ。お前達の高飛車な態度は、今ここで終わるのよ。一成、アイツらをボコりなさい」
「うん?まさか…」
鳴神一成がヴァーリの方へと近づいて行く。
「ガイラか?」
「ガイラさんの魂を受け継ぎました。ガイラさんの先生ですよね?」
ガイラって誰?
「そうか…ガイラ…優しくて強い魔王を目指していたものな。ヴァーリの為に…わかったよ。俺もイッセーを護るよ。お前の分もな」
って、早々と裏切った一成。なんで…
「リアス、悪いけど、彼らを護る側になるよ。リアスへの忠義よりも、エロ神への恩義の方が俺には重いんでね」
なんで…どうして…って、目の前にイッセーがいた。
「ヴァーリ、鳴神さんと別室へ行って、ガイラさんを解放してあげてくれ」
「わかったわ。鳴神さん、結界を張れますか?」
「あぁ、まかせてくれ」
一成とヴァーリが部屋を出て行った。あ…
「リアス…今日はどんなプレイがいいんだ?」
イッセーの目に笑顔成分はまるで無かった。殺されるのか?
「殺さないよ。死んだら、そこで苦しみが終わる。そんな簡単に終わりにはしない」
コイツ、私よりも悪魔成分が濃くないか?
「悪魔?そんな生やさしい生き物じゃないよ」
恐怖から身体が動かない。服を脱がされる。なのに抵抗すら出来ない。抵抗すれば痛い目に遭いそうだ。
「今日は聖プレイにするか?」
聖プレイ?シアとイッセーが私を十字架に磔にしていく。悪魔に十字架って…鬼か…
「そうだよ。僕達の師匠は最凶なる鬼だからね」
闇の世界の者が師匠なのか…悪魔よりも残忍なのは、そのせいなのか…
「あぁぁぁ…」
身体が熱い…ロザリオを首に下げられた。谷間に埋められた。乳首が立っていく。その立った乳首に交差部分に穴の空いた十字架を吊した。今までに感じた事の無い感覚…気が遠くなっていく。
◇
「ぷっはぁ~」
呼吸をしている。まだ生きているようだ。ここはどこだ?バスタブの中にいる。上にはイッセーがいる。体内が焼けるような感覚を感じた。
「ここは?」
「聖水を貼った湯船の中だよ。痛みが気持ち良いのかな?」
聖水?死んじゃうよ~
イッセーが突く度に、体内に聖水が押し込まれていく。意識が遠ざかる感覚だ。もう、ダメなのか?瞼を閉じると走馬燈に今までの人生…あれ?陵辱シーンが浮かんでは消えていく。私、好き者じゃないわよ~
って、ここはどこ?オカ研の部室では無いようだ。身体はまるで動かない。四つん這いなんですが…
「おぉ、意識が戻ったようだね。僕のオナペット君」
オナペットですって?うっ!体内にイッセーが入って来た。体内は動くようだ。イッセーのアレを私の体内が歓迎している。なんでよ~。突かれる度に、気持ち良い感覚の波が、私の脳に押し寄せ、浸食していく。口の端から、ヨダレが流れ落ちているようだ。
「リアスのここって、気持ち良いなぁ。性格が良ければ、彼女にしたいけど…無理か」
なんで、諦めるの?なんでよ…性悪女って思われていたの?私はプライドが高いだけよ!
◇
真っ暗な部屋に一人だけ…みんな、食卓を囲んで、和気藹々として、就寝かな。なんで、こんな目に?
股間に冷たい風が吹き込む。それだけの刺激で、頭の中は真っ白である。
『お前に、現状のお前の未来を見せてやる』
脳裏に響く声…この先の未来が見える。最終決戦を経て、周囲はガレキの山になる。私はガレキ埋もれている。誰かに掘り出され、置物として売りに出され、得体の知れない化け物に買われ…毎日弄ばれていく。そして、星の寿命が尽き、私以外誰もいなくなり、宇宙空間に放り出されて彷徨い、異性物に拾われ…いやぁぁぁぁぁぁ~!
『いやなら、改心するんだな。まだ、やり直しが利く』
改心…うぅぅぅぅぅ…素直になればいいのか?プライドを捨てて…立ち振る舞いを演じることなく…ソーナのように…
---イッセー---
1週間後、リアスに掛けた術を解いた。だけど、リアスは動かない。どうしたんだ?一応、警戒はしているけど。突然、キレた場合の為に。
「イッセー…好きにしていいのよ。もう、プライドは捨てる。イッセーの好きなようにして欲しい」
あぁ、鬼に調教されたようだ。未来のビジョンをこれでもかって、見せられたようだ。精神が壊れる寸前のようだし。
「シア、癒やしてあげて。精神がイッているよ」
「え!リアスが?何もしないのが、ダメージだったのかな」
まぁ、それもあるんだろな。かまってちゃんなのかもしれない。
「イッセー…お願い…私を責めて、虐めて。ねぇ、イッセー」
ドエムになったリアス。ドエムを責めてもなぁ…
◇
リアス問題は片付いた。もう僕達に刃向かう事は無いだろう。って、矢先、問題が発生した。和樹が行方不明らしい。数馬さんの元へ向かった。
「デートに行ったきり、戻らないんだよ」
「駆け落ちですか?」
「交際に反対はしていないからな。駆け落ちは無いだろう。で、彼女の家に連絡をしたのだが、連絡が取れないんだよ。一緒に来てくれないか?」
って。数馬さんと共に、和樹の彼女である宮間夕菜の家に向かった。そこは家というより、お屋敷であった。何か嫌な物を感じる屋敷だ。
「数馬さん、まだ入らないで。何か仕掛けられているかもしれない」
「なんだって?」
なんだろうか、これ…結界でも魔法でも無い。魔法陣の類いでも無いが、僕の中で危険シグナルが灯っていた。分析系の仲間は誰だ。悩む僕の近くにセーラさん、鳴神さんが転移してきた。
「うん?これは…イッセー君、防御結界を張れる者達を呼び出してくれ」
鳴神さんが分析できたようだ。朱乃さん、小猫ちゃん、シトリー眷属の皆さんを呼び出した。
「この屋敷の周囲に防御結界を張り、中の物が飛び散らないようにして欲しい」
「中に何があるんですか?」
ソーナさんが訊いた。
「ウィルスだ。どこかの研究所で開発された、この世界には無かったウィルスだよ」
「わかりました。みんな、この屋敷を結界で包むのよ」
ヴァーリが転移してきた。
「フルアーマーを装着出来る者だけ、一緒に来てくれ。魔法使いは、絶対に入るなよ」
「どういう意味です?」
数馬さんが訊いた。
「魔力を食い尽くすウィルスだ。食い尽くされた魔法使いは灰化するようだ」
殺人ウィルス系か…僕とヴァーリは禁手化した。そして、三人で屋敷の中へと入っていった。1階にも2階にも生き物はいなかった。魂すらいない。
「地下があるかもな」
ゾラートの能力で、空間を斬り裂き、地下へと侵入した。無数の魂が漂っている。屋敷にいた人々のようだ。
「この空間を御炊きあげした方がいいな。ウィルスはこの空間に封じ込まれている。宮間家の人々が封じ込めたようだよ」
鳴神先生は魂と会話出来るようだった。
『俺に任せろ、イッセー』
ドラゴニールの声…『ドラゴンブレス』を発動した。何かに触れると燃え上がる息を吹きかける術のようだ。
『護りは任せてよ』
ガイラさんの声。僕達を浄化した空間で囲んでくれた。
「ガイラ…」
鳴神さんが呟いた。
地下室の浄化が終わると、ガイラさんの結界空間が消えた。
「和樹、いるか?」
呼び掛けてみた。
『イッセーか…父さんにゴメンって伝えてくれ』
「一緒に帰ろう」
『ダメなようだ。俺と夕菜は自殺扱いだって』
自殺…地獄行き決定なのか…
「どうして?」
『この地下で、宮間家は魔力の増幅剤の研究をしていたようだけど、何かの拍子で、逆の効果である、魔力を食い尽くすウィルスを作ってしまったらしんだよ。それを厳重に保管していたらしいのだけど、夕菜が魔力増幅剤と勘違いして、封印を解いて、感染したんだよ。俺の前でね…その時点で俺も感染したしまったようなんだけど、目の前の夕菜の魔力が激減していくことにあせって、俺の魔力を譲渡していたら、俺も夕菜も魔力が空になり灰になっていた。封印を解いたことは、センサーが感知して、宮間家にいた人達が、この空間に封じ込めることに成功はしたんだけど、皆魔力を食い尽くされて…』
「地獄に引き釣り込まれたようだ。彼女の方は元凶として、彼の方は自殺扱いだ」
鳴神先生にだけ、師匠からの念話が届いたらしい。
「心配するな。お前の師匠がいずれ蘇生してくれる自殺では無く、自殺扱いだからな」
地獄での懲役明けだろうな。僕達は、地上へと戻り、僕は数馬さんに、真相を話した。
「魔力を食い尽くすウィルスに感染したのか…宮間家は、そんな物を開発してしまったのか…」
その場で、力無く膝を付く数馬さん。もし、蘇生しても、もう当主になる権利は無い和樹。蘇生しても空になった魔力は、二度と増えることは無いから。
『悪意無き結果悪意ほど危険な物は無い』
師匠から念話が届いた。結果的に悪意になるって危険だよな。本人は良かれと思って…まさか、魔力量の少ない和樹の為に彼女は…だけど、結果的に和樹は二度と魔法は使えない。彼女は地獄で後悔の毎日を送るのだろうか。
---リアス・グレモリー---
5月の連休前、私に悩みが舞い込んできた。両親から、彼氏を連れて来なさいって…彼氏?いないのに?誰が、そんなことを耳打ちしたんだ?
『サーゼクスに訊いたわよ。仲の良いボーイフレンドが出来たそうじゃない』
お兄様かぁ…なんて、嘘を吐くんだ?
「出来てません」
『あらあら、顔が赤いわよ、リアス』
これは怒りで赤いのだが…
『じゃ、楽しみに待っているわよ』
って…う~ん…身近な男性は、祐斗、ギャスパー、一成とイッセーかぁ…ギャスパーは問題外として、祐斗かな?いや、ライザーもいるか。
無難な線でライザーに声を掛けた。
『はぁ?もう、カンベンしてくれよ、リアス。俺を関わらせるなよ』
って、大量に詫び状を一族に書かせて、生き返ったそうだ。イッセーの師匠に頼み為に…祐斗ならどうだ?って、まだ退院が出来ないらしい。
眷属の一成に命じてみた。
「眷属が彼氏はマズいでしょ?」
って、忠義から進言をしてくれた。そうなると、あの男かぁ…
◇
翌日の放課後、部室に行くと、あの男が大画面モニタで、私の陵辱の記録を映しだして見ていた。
「よぉ!リアス。いいねぇ、この表情が」
自分の恍惚なる表情を始めた見た。この男に、こんな顔で接していたのか。耳が熱い。
「で、今日はどんなプレイにするかな?」
って、胸の収まりが悪くなり、股間が涼しくなった。まさか…
「帰宅するまで、ノーブラノーパンで過ごしてよ」
うっ…ド変態ヤローめ!そうだ。あれを話さないと…
「ねぇ、5月の大型連休なんだけど、一緒にグレモリー邸に来ない?」
「あぁ、シトリー邸に行くから、遊びには行けるけど…」
そうだ。こいつ、シトリー家の関係者だったんだ。
「私の身体を玩具にしているんだから、私の親に挨拶しなさいね」
「はぁ?お宅の娘さんを玩具にしていますって?ケンカ売っているみたいじゃん。僕達はケンカは買うが。売り出しは禁止されているんだよ」
そうじゃない。どう言えばいいんだ。
「う~ん…彼氏にしてあげるから、一緒に来なさい」
「ノーパンノーブラな彼女か…直ぐに出来る利点はあるなぁ」
直ぐに…まさか、みんなの見ている前でか?
「今だけよ。こんな姿は…」
「家に帰って、相談してみるよ。一応、シトリー家の者だからね」
って、興味は有るのかな?