---シュウ---
ドクターの娘さん達のことを、よく知ろうと一人ずつ呼び出して、話をすることにした。まず、最初はナンバー1番『スカリエッティの秘書』ウーノさんだ。
紫のロングヘアの女性で、IS(先天固有技能)は、「不可蝕の秘書」フローレス・セクレタリーで、通常に行動していてもレーダーやセンサーの類に引っ掛かることの無い高性能なステルス能力と高度な知能加速・情報処理能力向上チューンが行えるそうだ。
現状、ヤマトとレビアさんから仕入れた情報を整理してもらい、予測などをしてもらっている。
「ウーノさんはやりたいことはありますか?」
「私はドクターのお世話ができればそれでよいです」
ドクターにとっての初号機らしく、ドクターの補助的な役割を担っているそうだ。機械的な人に見えるけど、心は優しい色をしていた。
僕は、彼女の予測できない行動を取ってみる。いきなり抱きしめ、キスをして、頭を撫でる。意味はない。意味がないからこそ、予測ができないのである。
彼女の心に変化があった。少し蠢いている。僕から口を離し、
「ど、どうしたんですか?急に。」
「ウーノさんでも、動揺するんですね」
「え…それは…予想できないことをされたから…」
「ドクターのお世話をすることも大事ですが、ウーノさん自身がされたいことができると、心の暖かみの幅が厚くなると思います」
「先日、あなたを分析しようとしたら、オーバーフローを起こして、気を失いました。あなたは不思議な方です。私の持っているデータベースの範囲外な要素が多数あるようです。私は、あなたの事がもっと知りたくなりました」
まだ、しゃべろうとするウーノさんの口を口で塞ぎ、優しく抱きしめる。ぎこちない彼女の動きが段々しなやかになり、僕の事を優しく抱きしめてくれた。僕の口は、彼女の下唇を挟み、柔らかさを確認し、次に上唇を確認する。彼女はアピールするかのごとく、胸を押し当てたり、腰を押し当てたりしている。僕は、口を離して、額を額に当て、彼女の目を正面から見た。
「僕のぬくもりを少しわかってもらえましたか?」
「はい。暖かく、心が穏やかになります。今まだの私は張り詰めていたみたいですね」
「ドクターのお世話をしなくてはいけない、じゃなくて、してあげたい程度の方が良いですよ。眉間に皺のあるウーノさんは、魅力が半減しそうだから」
「ありがとうございます。私を真剣に見てくれたのは、あなたが初めてです」
そして、ウーノさんと交わった。
「交わって、僕の事を知り尽くせましたか?」
「まだまだです。また、お願いしますね」
彼女の方から、僕の口にキスをしてきた。
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余韻を楽しみ。そして、少しお仕事の話もした。
「僕達の情報網に入り込もうとした、不届き者の位置は分かったかな?」
「勿論ですわ」
「お仕置きして来るね。僕達の間に入る前に」
「はい、お願いします」
そして、もう1ラウンドした。
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ウーノさんと楽しんだあと、ヴァイラから文句が来た。
あのバカ親二人は、期限までに入金しなかったらしい。最高神のお叱りも、単なる神族や魔族の王には効果なしのようだ。さて、そう来るなら、こっちにも考えがある。
アウロスの寄宿舎に転移した。そして、バカ娘4人衆を集めた。
「お前らの親は、お前らの学費を払うことを拒否した。なので、ここでの学習はできない」
「え?支払を拒否?」
シアが声をあげた。
「あぁ、王なんだから、タダにしろってな。特例は認めない方針だ。なので、お前らには稼ぎならがら学んでもらう」
「え?働くの?」
「夜の客相手の商売だから、昼間の学生生活に問題はない」
「夜の客相手の商売って…私達未成年だよ」
「若い方が稼ぎやすいんだ」
「イッセー君以外とは嫌」
「はぁ?何を勘違いしているんだ?エロ娘よ」
「え?」
「お前らには、教師相手の疲れを取るマッサージ嬢になってもらう。2週間は見習い期間で無給だ。3週目からは稼ぎの2/3を学費として払って貰う。いいな。マッサージのやり方は、白音、黒歌、アーシアが先生になるから、良く学べよ。成績が良い者はイッセーのチーム入りも検討する」
「「イッセー君のチーム入り?がんばります」」
現金なバカ娘達を、こうしてマッサージ嬢にした僕。
---イッセー---
しばらく、修行の旅に行くことになった。アウロス学園の園長、副園長の連名でシュウさんに通達が届いた。
『しばらく、旅に行ってきてください。出逢った女と遊んでも良いからね。お小遣いも出すから、しばらくアウロス学園には出入りしないでください』
って…先生、講師からの出入り禁止要請の抗議が多数あった模様だ。ははは。
そうして、僕とヴァーリと百代とガイアさん達兄弟と共に旅に出ることになった。
まず、最初に向かったのは、サハラ砂漠のオアシス。なんで?
「このオアシスに、不審な人物がいるはずだ。たぶん、建物中で情報収集しているはずなんだ。手分けして探すぞ」
シュウさんの指示で、不審な建物を探す僕達。戦闘以外は興味のない百代が、ヤシの木の間に隠れようとして、何かにぶつかった。
「痛てぇ~。なんだ?これ壁にかかれたヤシの木か」
「おっ、モモヨンでも探し物が出来るんじゃん」
シュウさんが喜んでいる。たぶん、偶然見つけただけだけど。シュウさんは、入り口を探して中に入った。僕達は後に続いた。部屋の中は、1つのベッド以外は機械類やコード類が所狭しと置いてあった。
「ふ~ん、お前が侵入者だな、ハーフガーゴイルよ」
シュウさんが片手で、ガーゴイルの首根っこを押さえた。
「痛い…首の骨が折れる…」
見た目は、スレンダーボディで、豊満な胸の人間の少女のようだけど。シュウさんは力を緩めたようだ。
「はぁはぁはぁ…よく、ここを見つけたわね」
「僕達のチームを舐めるなよ!お前はどこの勢力だ?」
「現魔王のファルビウム様に見つけた情報を上げているだけよ」
それを聞き、シュウさんが、どこに、会話用魔法陣で連絡をしている。
「あっ、ファルビーさん。今サハラ砂漠のオアシスにいるんだけど…そうだよ…見つけたよ。ファルビーさんの部下みたいだけど…本当なのか…うん?いいのか。有り難いです、はい…ちょっと、待ってね」
シュウさんは首から手を離して、ガーゴイルに伝えた。
「ファルビーさんが、お前と話したいって」
「はい、ナヴィです…え?…配置転換ってことですか?…はい、わかりました。今迄ありがとうございました」
魔法陣を閉じた、ガーゴイル。
「私は人間とガーゴイルのハーフでナヴィというの。シュウの仲間になって働けって辞令が出たわ」
「ハーフだと、神器持ち?」
「えぇ、『千里眼』よ」
「で、僕達の何を調べていたんだ?」
「戦力よ。あっ、私の興味本位で、ファルビウム様の命令ではないからね」
「じゃ、クロウ・クルワッハはどこに行けば会えるか、調べみて。今すぐにだ」
「了解!…イタリアみたい」
シュウさんは誰かに念話を送っているみたいだ。
「強制転移で来るぞ」
転移陣から金髪に黒メッシュが美しい女性が現れた。
「クロウだな?」
「よく見抜けたな。どうやって、俺をここに転移させたんだ?」
「企業秘密だ。それより、お前は、この少年の仲間になれ」
シュウさんは僕を指差している。
「おい、貴様。邪龍筆頭格の俺に命令か?」
「あぁ」
「断るとどうなるんだ?」
「お前を喰らう。そして、お前はこの世界からいなくなる」
「ふふふ。面白い事を言うな。俺を喰らう?無理だ。お前では無理だ」
「ふふふ。誰が僕が喰らうと言った?お前は、僕の世界のクロウと同化してもらうんだよ」
「何?お前の世界の俺?」
「そうだよ。お前には勝てないぞ。僕の世界のクロウは歴戦の勇者だからな。弱い方が同化して消えるんだよ。ふふふ」
うっ、腹グロ度全開のシュウさん。怖っ…周囲を見ると、ナヴィさん、ガイアさん達も顔色が良くない。シュウさんが醸し出す、腹グロなオーラにタジタジ状態だった。
「おい、クロウよ。試すか?試した瞬間にお前は消えるけどな」
「…」
「しょうがない」
シュウさんは龍門を発現させた。その龍門を見たクロウは、驚いていた。
「俺の龍門だとぉ…」
「開けば、お前は消える。どうする?僕はどっちでも良いよ」
決して、クロウの目を視線から外さずに話し続けるシュウさん。
「あっ、僕は焦らされるのが嫌いなんだ。3カウントで決めるろ。スリー ツゥー ワン ゼr」
「待ってくれ…わかった。その少年の仲間になる」
クロウ・クルワッハがシュウさんの軍門に下った。そして、シュウさんは剣を取り出し、クロウ・クルワッハの額に紋を刻み込んだ。
「これで、お前は、イッセーの仲間、下僕だ。良かったな、イッセー」
僕にはいつもの暖かい笑顔を向けてきたシュウさん。
「ナヴィ。次はアジ・ダハーカだ。どこにいる?」
立て続けのリクエストに恐怖に顔が歪んだナヴィさん。
「まだ、下僕にするんですか?」
「時間がもったいないだろ?早く探せ!」
ナヴィさんにはきっと、鬼の形相で睨んでいるんだろうな。ナヴィさんの表情から読み取った僕。
「え…」
「はぁ?僕の秘密を暴露して、僕を脅すつもり?なら、僕はお前の秘密を暴露しても良いんだよ。ふふふ」
更に恐怖で顔が歪んでいくナヴィさん。腹グロなシュウさん。ナヴィさんの心を熟読したんですね。かわいそうなナヴィさん。
「読心能力は反則よ~」
「おい、どうするんだ?ファルビーに報告しても良いんだよ、僕はね」
物凄い涙目になっているナヴィさん。クロウもタジタジの鬼のシュウさん。
「邪龍より怖い人なんて初めて会ったわ…シナイ山の洞窟に封印されているわ」
「座標はわかるか?わかるのなら、念話で送れ」
目の前の空間が揺らめき、次の瞬間、僕らは洞窟にいた。
『レミーラ』と、シュウさんが唱えると、洞窟は明るくなった。
「ナヴィ、どっちだ?」
ナヴィさんが、先頭を歩いて、アジ・・ダハーカを探す。と、ナヴィさんが立ち止まった。シュウさんはナヴィさんの前に進んだ。
「おい、アジ・ダハーカよ。あの少年の仲間になれ」
僕を指差すシュウさん。
「は?いきなり来て、何を言うんだ?俺は封印されているんだぞ」
「封印は解いてやる。だから、あの少年の仲間になって、暴れないか?」
え?暴れるのが前提?シュウさん…
「わかった。ここに居てもヒマだし。良いぞ」
「ふふふ。封印を解いたら裏切って逃走する気なんだな。僕は心が読めるんだよアジ・ダハーかよ」
「なんだと…」
シュウさんは剣を取り出して、アジ・ダハーカの額に紋を刻んだ。
「これで、彼の仲間、下僕だ。さぁ、自由にしてやる」
シュウさんが封印に触れると、封印、捕縛していた鎖が次々に爆ぜた。
「『結界無効』結界も封印も意味をなさない、最凶の部類に入る能力よ」
ナヴィさんが僕に呟いた。シュウさんが杖を振るうと、巨体のアジは黒髪の女の子に変化した。
「巨体だと目立つから、その姿でいろ。その姿でも、能力はほとんど使えるからな」
シュウさんがナヴィさんを見た。すると、ナヴィさんは
「もう無理です。一日に何度も使うと、精度が落ちてきます」
半泣き状態だった。
「さて、今日はここまでで、帰るか」
また、空間が揺らいで、次の瞬間、ベースキャンプにいた。
---ナヴィ---
部屋を貰った。希望した通信機材がほとんどあった。
「今日から、ここで必要な情報を仕入れてくれ。質問はあるか?」
「ここはどこですか?色々な情報が取れるんですが」
「ここは次元の狭間だ。同じ並行世界、同じ時間軸上の情報ならばとれるはずだ。手に入れた情報は些細な物でも報告するように。情報の価値はお前が決めるな」
次元の狭間…地上から情報が取れない訳だ。すごいセキュリティである。
「私以外に情報を収集している方はいるんですか?」
「あぁ、いるよ。ビジョネイルの能力者は2名と、情報処理が得意な者3名だ」
「ビジョネイル?」
「電脳世界に自ら入り込んだり、ネットに繋がっている端末を勝手に操作できる能力だ。現在は人工衛星を4個を乗っ取って、情報を収集している」
「そんな量の情報データは処理仕切れないでしょ?」
「できる。スーパーコンピュータ数台分の処理能力がある者が3名いるから、問題ない」
「え?そんな能力者もいるの…私なんかノミの糞だわ」
「いいや、ピンポイントで情報を得るには『千里眼』は必要だよ」
私の後ろから抱きついて、胸を弄んでいる彼…久しく忘れていた感触が、私の女の部分を刺激し、彼を受け入れてしまいそうになる。
いつの間にか上半身が剥かれて、半裸にされていた私。彼の口が色々な部分を刺激して、更に私をメスへと導いて行く。
気づくと、下半身も剥がされて、全裸にされていた。そして四つん這いになっていた私は後ろから、責められていた。
「あん…あっ…いっ…い…もっと…」
厭らしい声で吠え、厭らしい言葉を吐き散らかしている。私の理性はどこに行ったのよ。
背筋がエビ反りして電気が走ったような感覚…久しぶり満足です。