※この作品はR-18です。

ハイスクールD×D(改)リライト版   作:もっち~!

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カオスな環境

---イッセー---

 

また、会議室に呼び出された僕とヴァーリ達。

 

「中学生組をほぼ決定した。全員3年生で編入させる。メンバーは、神原駿河。見た目年齢を落とした白音、ギャスパー。あと、僕のオヤジの再婚相手の連れ子の九重。彼女は妖狐だ。イッセーに宿る狐よりも、格位は上になるので、いると少し安心かと思う。で、気がかりだった問題、忍、オーフィス、アポなんだけど…イッセー達と同じクラスになりそうだ」

 

シュウさん…無理でしょ。あの規格外トリオは…

 

「無理です。いきなり高校なんて…」

 

「あの高校は、多種族共学なので、問題が少ないと思うんだ。理事長はサーゼクスだし」

 

「それにしても…」

 

僕は難色を示した。

 

「普通の中学に入れる方が、問題が多いと思わないか?」

 

そもそもの疑問を口にした。

 

「あのトリオの学生生活は決定なんですか?」

 

「だってさぁ、あいつらをラスボスにはしたくないだろう?」

 

あぁぁぁ…シュウさんを前にしてキレたんですね。

 

「僕としては、アイツらと戦いたくないし。僕以外で抑え込めるのは、イッセーくらいだろうかと。まぁ、問題を起こしたら、忍はドーナツ、オーフィスはバナナを食することを禁止に、アポは次元の狭間での遊泳の禁止にする刑だと伝えてあるので、壊滅的な被害にはならないと思う」

 

好きな物を禁止に…そこまでしないとダメな状況なんですか。

 

「言葉遣いとかは大丈夫ですか?特に一人称が…」

 

「大丈夫だ。羽川に指導してもらっているから。怪物の直感みたいなもので、羽川がキレると危険って三人とも思っているので、アイツと一緒にいればキレることはないだろう。イッセーもだろ?」

 

うっ…正解です。翼さんといると、心が穏やかになるというか…

 

「でだ、その羽川がキレた場合は、僕と白音で対処する」

 

なんか、入学前から波乱な状態だな…

 

「あとは…あっ、リアス、シーグヴァイラ。ソーナは1学年上で生徒会長だ」

 

「「えっ?同級生でないの?」」

 

ソーナさんと友達である二人が驚きの声を上げた。

 

「ソーナは鍛錬をしていないので、ストレートでの進学だからな。お前らは留学扱いで1年過ごしていることにしてある。あと、リアス。お前の眷属候補を何人かリストアップしている。と、言ってもレーティングゲームできる相手はソーナくらいしかいないけどな」

 

「眷属候補?どの位のスペックですか?」

 

「う~、『兵士』1個くらいだ。まぁ、今後の成長しだいかな。う~んと、イッセー。3階にある教育部屋なんだが、あれはお前も使って良いから。あれは、お前に性交を教育する部屋なんだから」

 

はぁい?なんですか、その部屋は…ヴァーリ達から、熱い視線を感じるし。

 

「精子の放出には封印をしてあるが、精液の放出はできる。あぁいうものは使っていないと退化するんだぞ」

 

確かに使わない器官は退化していくけど

 

「胸キュンした子と徐々に慣れろよ♪」

 

は?あっ…翼さんとのことを見られたかな?

 

「誰に胸キュンしたんだ?」

 

ヴァーリ達の様子が変だ…僕に近寄り、掴まれた。

 

「さぁ、一緒に教育を謳歌しよう♪」

 

って、連れていかれちゃう~僕はその場から転移して逃げた。

 

 

---シュウ---

 

ヤマトからリアを借りて、事務処理仕事をまかせた。入学する人数が多いため、提出する書類の量も多い。

 

あと、サーゼクスに頼んで、制服を縫製している業者を紹介してもらい、家に来てもらって各人の採寸をして貰った。団体で買い物に行くと、なにかしらの騒動が起きるから。

 

入学準備って、こんなに大変だったかな?僕の場合は、全部自分で準備した。一人暮らしだったし、友達もいなかったし、知り合いはアジュカ父さん、サーゼクスお兄さん、セラフォルーお姉さんしかいなかったから。昔を思い出して感慨に耽っていた。

 

「ちょっと、いいかな?」

 

メイビスが声を掛けてきた。

 

「うん?何か問題でも起きたか?」

 

「いや、そうでなくて。サーゼクスから入学者のリストを貰って、チェックしていたのだけど、この式森和樹って、式森家の者かな?」

 

式森家…イッセーの母親、一香が元当主をしていた家系。たしか、現当主は、一香の弟だっけかな?名前は式森数馬だっけかな?

 

「その生徒の父親の名前は分かるか?」

 

「えぇっと…数馬…です」

 

「なら、問題の家系の息子だ。イッセーとは従兄弟に当たる。あと、気になる生徒はいるかな?」

 

「エスデス…イッセーがヨーロッパ修行で知り合っています。カリン…イッセーが浮遊大陸で知り合っています。神城龍牙…『九十九屋』という組織のボスが実兄の間神龍斗だそうです」

 

「ちょっと待って、『九十九屋』って?ナヴィ、情報あるかな?」

 

「えぇっと、所謂何でも屋ですが、殺しまでこなします。メンバーは、人外が多いです」

 

「この神城龍牙も人外か?」

 

「実兄は人外のようです。種族は不明。なので、龍牙も人外だと思われます」

 

「そうか。ナヴィ、サンクス。何やら波乱が起きそうなメンバーだねぇ、メイビス」

 

「そうですね。イッセーの味方になってくれれば良いですね」

 

「イッセーの敵になるなら、僕の出番だ。ナヴィ、すまない、その間神龍斗って、どこに住んでいるんだ?」

 

「『幽界』のようです」

 

「わかった。メイビス、ちょっと、挨拶をしてくるね」

 

って、転移した僕。

 

 

------

 

『幽界』に転移してみた。『幽界』とは、地上に近い霊界の最下層にあたる場所である。死んだ場合に最初に訪れる場所で、地上と同じような風景が見られる。ここにいる人、いや霊達は、死んだ時の姿でここに飛ばされてくる。ここで、霊界の基礎やルールを学んで先に進むことになる。死に戻りが起きるには、ここら辺に霊がいない、難しいであろう。

 

で、僕は、間神龍斗という人物を探し歩いた。

 

「おい、お前!何者だ?死んで、ここに来た訳ではなさそうだな?」

 

見た目は人間、オーラは鴉天狗っぽい人物が声を掛けてきた。それをスルーして、目的の人物を探すことに専念するが、

 

「スルーするとはいい度胸だな。俺は、烏間 翔。ここら辺を取り仕切っている組織の者だ」

 

組織?もしかして…

 

「『九十九屋』か?」

 

一瞬、たじろいだ烏間。

 

「生きてここに来て、その名称を知っているのか。貴様、何者だ?」

 

「間神龍斗という人物を探している。居場所を知らないか?あぁ、下っ端のお前にはわからないか」

 

目の前の相手は、怒っているみたいだ。

 

「大将に用か?俺は大将の側近だ。だが、貴様の正体と、目的を知らないと、会わせられない」

 

相手は刀を抜いて構えた。

 

「おいおい、鴉天狗君。物騒だな。僕の正体は、知らない方が良いと思うが…」

 

聞き耳持たずで、斬りかかってきた。僕は妖刀の二刀流で応戦した。

 

「妖刀使いだと?1本は魂喰いか。何者だ?貴様は」

 

「良い剣筋だね。美しいラインを描いているし。中々の手練れだな」

 

素直に相手の剣筋を誉める僕。

 

「質問に答えろ!」

 

イラ立った相手は、わずかな隙を作った。見逃さないよ、悪いけど。彼の魂をもらった。消滅した烏間。

 

「手荒な歓迎をしたことは謝る。烏間を返してもらえないか?」

 

やっと、探し人が現れた。僕が烏間の魂を解放すると、彼の姿が現れた。

 

「大将…すみません」

 

龍斗に土下座して謝る烏間。

 

「しょうがないさぁ。相手が悪い。九尾の姉さんの義理の息子だ」

 

あ、正体がバレていた。

 

「え?鬼の若ですか?」

 

「そうだ。鬼の若っていうのも仮の姿だ。そうでしょ、遣い人様」

 

「僕の正体は、バレてんのかぁ、流石、何でも屋の総大将だ」

 

驚いて僕を見る、烏間。

 

「こいつが、鬼畜なエロ神…」

 

そこまでバレているのか、ははは。

 

「略して鬼神だ。覚えておいてね、烏間君」

 

「で、俺に何の用かな?」

 

龍斗が質問をしてきた。

 

「総大将の弟は、兵藤一誠の敵か?」

 

「敵だと、俺を、いや『九十九屋』を壊滅にするのかな?」

 

「そうなりますね」

 

「う~む、弟は兵藤一誠のガードと思ってくれて良い。誠殿、一香殿は良きライバルだったが、敵だと思ったことはない」

 

「昔の話で恐縮ですが、彼らの暗殺に関わっていたでしょ?『九十九屋』は」

 

少し間を開けて、龍斗に質問した。

 

「あぁ、関わったよ。でも、知っているとは思うが、途中で手を引いた。はぐれ悪魔共も関わっていたからな」

 

「それでも、一誠のガードをすると信じろと?」

 

「それだから、弟にガードをするように命令したんだ。償いって事ではないが、まぁ、そんな事だ。それに、お主が関わっているならば、弟の成長の為にも良いかと思ってな。お主を敵に回すほど、俺はバカではないぞ。そうだろう?天国と地獄の王よ。これでも、俺はお主を買っているんだ。権力に固執せず、仲間とエロを愛するお主をな」

 

それは、エロ神として買ってくれているのかな?

 

「むしろ、お主よりもお主の仲間の方が脅威だ。お主が統制してくれているおかげで、この世界は平和だと思う。アイツらが暴れ始めたら、この世界は地獄になるだろうに」

 

忍とかオーフィスとかアポの事かな?いや羽川とモモヨンもこの世界では脅威になるかもしれない。

 

「では、敵ではないってことで良いな。ウソだったら、『幽界』に住めなくするからね♪」

 

「天界にも冥界にも住めなくなるだろうな。まして人間界にも」

 

「いや、女のいない世界に送る」

 

龍斗の顔が一瞬ゆがんだ。

 

「それだけはカンベンだな。俺もエロは大好きだ。なので、お主のことは同類と思っている。なっ、わかるだろ?」

 

僕が指を鳴らすと、龍斗が一瞬消えて、すぐに顔を真っ青にして現れた。

 

「あんな惨い世界があるのか?筋肉隆々の男の娘だらけって…拷問すぎだろ」

 

「ウソ付いたら、あの世界に強制転移させる。あなたにとっては地獄だろうし」

 

龍斗が頷いている。

 

「絶対にウソはつかん。あんな世界は2度と行きたくないわ」

 

その後、龍斗とエロ話や、エロプレイの話題で盛り上がって、随分と時間が過ぎてしまった。

 

「では、そういうことで、今後も頼むよ」

 

「また、遊びに来て、エロ談義の相手を頼む。烏間では相手にならんから。あっ、そうそう、烏間を連絡係に使う。態度が悪くても、屠らないでくれ。コイツはこういうキャラなんだ」

 

僕は手を振り、家に転移した。

 

 

------

 

「ただいま」

 

僕を待っていたメイビスに挨拶をした。

 

「お帰りなさい。どうでしたか?」

 

「イッセーの味方らしい。ウソついたら、彼にとっての地獄に、永住させる約束をしてきた」

 

「おに…」

 

「そうだよ、メイビス。僕は鬼の子だ。あと、気になる名前は合ったかい?」

 

「高校1年に阿良々木火憐、中学3年に阿良々木月火がいます」

 

「うん?阿良々木家が引っ越しをしてきたのか?ナヴィ、情報はあるか?」

 

「えぇっと、シュウさんの言う通り、両親の転勤に伴い、姉妹が引っ越してきました。阿良々木暦は、あちらに一人残り、地元の大学に進学しています」

 

「ナヴィ、サンキュー。そうなると、月火と神原が同学年になるなぁ。阿良々木姉妹から見たら、神原は2年若返ったことになるのか?まぁ、いいか」

 

「問題は起きそうですね」

 

「まぁ、月火の方は、リアスの眷属に狙っていたから良いけど…そうなると、忍野メメの動向が気になるな」

 

「姫島神社に居候しています」

 

ナヴィの声が聞こえた。

 

「朱乃の家にか?それもやっかいだな。あのおっさんは、非力だけど知識だけはあるからな」

 

家の奥から騒がしい声が聞こえてきた。家の奥には転移の間があり、他の世界との出入り口になっている。誰かが転移してきたようだ。

 

「ヘスティア、ベル、アイズ、フレイヤ。無事に到着しました」

 

って、ロリ乳の声が聞こえた。はぁ?なんでアイズとベルが…声のした方がすると、笑顔に鋭い狩人の目付きのアイズと、ロリ乳達がいた。

 

「なんで、ベルとアイズが?予定になかっただろう?」

 

「ベル君とアイズさんが学校に通いたいそうです。一般知識を学ぶ良い機会だって」

 

ロリ乳がノー天気なことを言っている。ベルは良いとして、アイズはあかんだろ?コイツのツンデレは苦手なんだよ~

 

「シュウ、受け入れてくださいね。えへっ♪」

 

って、かわいい声で言いながら、愛剣を僕に突きつけている笑顔のアイズが目の前に。

 

「わかりましたから、剣を収めてください。はぁ…」

 

「何か問題でもありましたか?」

 

僕の凹みっぷりを見て、ロリ乳が尋ねた。

 

「戦闘狂はいらない…忍とオーフィスとモモヨンで手一杯なのに…アイズまで暴走したら知らないよ~」

 

「私は暴走しませんよ。シュウ次第ですけどね」

 

メイビスに目配せをすると、その場からキッチンへと逃げ込んでいったメイビス。をい…

 

 

-------

 

ロリ乳は忍とオーフィス専任のメイドというか養育係になった。フレイヤは僕の秘書で、スケジュール管理と天界との連絡係となった。

 

アイズは高校、ベルは中学に入れることにした。

 

 

---イッセー---

 

入学を前にして、益々賑やかになっていく我が家。住む人数が増え、拡張されていく家。両隣のおじさん達から没収した資金で、土地を買っているそうだ。どんだけ、没収したんだか。

 

二人のおじさん達は、あの日以来、乱入して来ない。シュウさんの「消しても問題ないよな」的な発言が効いたみたいだ。

 

没収騒動後に、両隣の娘さん達が帰国した。で、我が家に遊びに来て…

 

「しばらく、来ない間に…何?このカオスっぷりは…」

 

って、驚いていた。様々なオーラが混じり合い、戦場並の闘気が渦巻いていた。

 

「なんか、怖い…イッセー君の家なのに入れない…」

 

悲鳴にも似た声が震えている。僕達は慣れているので問題はないけど、多少の戦闘能力のある者にとっては、つらい環境かもしれない。

 

ドラゴン、吸血鬼、エルフ、鬼、悪魔、女神、神…など、戦場でもこんなに多種族は集まらないかもな。

 

「で、お前らは勉強して来て、為になったのか?」

 

シュウさんが彼女達に質問した。

 

「なったかな…マッサージはうまくなりました。でも戦闘は無理かな」

 

って、4人を代表してシアさんが答えた。

 

「マッサージは戦地で大切な仕事だぞ。前線で戦って来た戦士達を癒やすのが、お前らの仕事になる。ヒーリングもできるようになったんだろ?」

 

「えぇ…回復能力は上がっていると思います」

 

「それでいいんだ。お前らを護るのは、コイツらの仕事だ。前線で戦いつつも、後方の回復部隊を護りながら戦うことが大事なんだ。後は、高校で連携を学んでいけば、一緒に戦えるようになる」

 

シュウさんは、一人ずつ全員の頭を撫でていく。すると、我が家のお馴染みの風景。頭を撫でてもらうために、長蛇の列が…え?メイビスさんまで?

 

「でだ、お前ら問題児は同じクラスになるように、サーゼクスに頼んだ」

 

僕達って問題児なの?

 

「イッセー、みんな何かしらの問題を持っているんだ。いや、逆に問題がないとつまらないだろう?学校で楽しんで来いよ」

 

「鍛錬しにまいりました」

 

転送の間の方から、声がした。僕の声に似ているけど。

 

「一番の問題児が来たな♪紹介する。とある世界のルシファー家当主の兵藤一誠なんだ。イッセーが二人だと呼びにくいので、イッセ・ルシファーという名前にした。みんな、よろしくな。見た目はイッセーと似ているのでイッセーの影武者要員だ。種族はドラゴンと悪魔のDNAを持つハイブリッド人間になる」

 

え…規格外すぎるでしょ?その種族って…

 

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